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アソシエイト



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【この小説が収録されている参考書籍】
アソシエイト〈上〉 (新潮文庫)
アソシエイト〈下〉 (新潮文庫)

アソシエイトの評価: 3.00/5点 レビュー 9件。 Fランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(2pt)

時間つぶしにはなった。

相変わらずのグリシャムらしい?リーガル・サスペンス物語の展開だが、サスペンスがないから期待外れだった。
前作からの印象で、今作を読むのを迷っていたが、”やはり”との思いが残ってしまった。
「奇跡のタッチダウン」から変だとは思っていたが、才能の枯渇やスランプは誰にでも何時かは来るのだから仕方がないと諦めながら読んでしまった。
これからアソシエイトになる人物を、すでにパートナーのスパイが存在している法律事務所へ送り込む必然性がないのではないのか?と思いはじめてたら気が乗らない時間つぶしの読書になってしまった。
ただ、下巻の解説で、香山ニ三郎氏がアメリカの抱えている門題や裁判制度などを語っていたのが印象に残ってしまった。
香山氏の話から、今作、「アソシエイト」のテーマであったアメリカ軍産複合体を、グリシャムがもっと緻密に面白く仕上げてほしかったなー、と残念でならない。
今作は、前作の「謀略法廷」より多少はましか・・な?
アソシエイト〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アソシエイト〈上〉 (新潮文庫)より
4102409270
No.2:
(1pt)

敢えて読む必要は無いかも

残念。

ジョン・グリシャムであるから 取りあえず買ってみよう。
読んでみよう。 誰でもそう思うはず。
ましてや「全米でベストセラー」などの惹句も帯に踊る。

テンポは極めて悪い。 話は遅々として進まず。
主人公は何もせず。 

大手法律事務所の勤務実態はこんなに忙しいんですよ。の説明が
これでもかこれでもか と色々な切り口、登場人物、エピソードで
繰り返し紹介されるが。 飽きる。 

「分かった」「それはもう分かった」 話を前に進めてくれ。

グダグダの進行と余りのダメ駄目ぶりに主人公カイルには感情移入出来ず。

上下二巻の大部の作品だが半分以下のボリュームで十分。
しかも ラストがダメ駄目。

もしかしたら伏線か とも思われた幾つかの挿話も
ただのエピソードとして 回収もされず何も起きず 終了。

読後感が良いとか悪い を超えた。  
はあ これで終わりですか・・。 みたいな。

本を読み終わったという満足感の欠けらも得られない。

本格リーガルサスペンス は幾ら何でも言い過ぎであろう。

申し訳ないが お勧め出来ません。
アソシエイト〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アソシエイト〈上〉 (新潮文庫)より
4102409270
No.1:
(2pt)

サスペンス要素が希薄過ぎ

これはリーガル・サスペンス、と言うより法律事務所でアソシエイトと呼ばれる新人が如何に大変か、如何に大手法律事務所が出鱈目なことをやっているか、を書いた本と言えると思う。
過去の疵をネタに強請られた主人公が大手事務所に潜入し、ある秘密を盗み出す様に強要される。謎の男達の登場でかなりサスペンスフルな展開かと思いきや、何と上巻は全くその秘密に絡む展開がなく、ただ主人公の苦悩や、忙しい毎日の描写ばかり。
その後も、話はちっとも進展せず、主人公の反撃もあっさりとしているし、終わり方も拍子抜け。二転三転、裏のかき合いを想定していると、かなりじれったく感じる。
敵も凄腕なのか間抜けなのか良く分からないし、主人公の過去の行いから同情して感情移入することもできない。
ペリカン文書の様な迫真のサスペンスよりは一歩も二歩も劣った作品だと思った。
文字通り、アソシエイトがいかに苦労が多いか、と言う点について描かれたドラマと思った方がいいのではないだろうか。
アソシエイト〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アソシエイト〈上〉 (新潮文庫)より
4102409270

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