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大統領特赦



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【この小説が収録されている参考書籍】
大統領特赦〈上〉 (新潮文庫)
大統領特赦〈下〉 (新潮文庫)

大統領特赦の評価: 2.94/5点 レビュー 16件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.94pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

うーん、評判悪いなあ。。。楽しめたんだけど

正直言って、上を読んだところで、イジイジしながらも、急いで下を手にとった。
このイジイジ気分をよしとするか、アカんとするか。ここらが評価がわかれめだとは思う。
僕は、結構気に入っていたんだな。

確かにイタリアの古い歴史や名所、旧跡がもういいというくらい語られる部分が結構だるい。
でもまあ、そんなものは嫌なら、適当に読み飛ばせばいいと思っている。

この話をどうまとめるのか。
徐々にあらわれてきた人物たちは、どんな役割を果たすんだろうか。どんな役割でもない、ただの通りすがりのような人達でしかないのか。
正直言って、興味を持って、下を手にとった。
で、やはり満足したんだな。これが。

かなり厳しい評価が多いけど、僕は、おすすめしますね。
大統領特赦〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大統領特赦〈上〉 (新潮文庫)より
4102409211
No.2:
(4pt)

サバイバルサスペンスとイタリア語入門・ボローニャ観光

元辣腕ロビイスト、ジョエル・バックマンのサバイバルサスペンス物語。司法取引に応じた刑務所収監から、突然の大統領特赦。特赦は、フィクサーとしてバックマンが手がけた軍事衛星(通称ネプチューン)に関わるソフト情報の存在究明とバックマン殺害を企てる国・諜報機関がどこかをつかみたいCIAの画策の囮にされるためだった。マルコ・ラッツェーリとしてボローニャでイタリア語を学ぶ境遇に投げ込まれる。陰にCIAの監視を感じつつ、己を標的に狙う数多の敵を意識する生活がここに始まる。前半は、CIAを含む全ての敵から自由になるためのマルコの綿密な計画と行動が日々のイタリア語学習過程と織り交ぜながら、冗長なほど詳細に描写される。ここは読者にとってイタリア語入門かつボローニャ観光案内にもなっている。後半はボローニャからの脱出行、スイス経由でアメリカへの隠密帰還と大胆かつ緻密な駆け引き。真の自由を獲得するためのマルコことバックマンの戦略行動のスピーディなストーリー展開が読者を引きつけて行く。緩急の組み立ては巧みである。バックマンを標的とした各諜報機関の行動の終焉のしかたに少しおさまりと詰めの甘さを感じるが、フランチェスカの許に旅立つエンディングでほっとする。
大統領特赦〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大統領特赦〈上〉 (新潮文庫)より
4102409211
No.1:
(5pt)

一気。

久々のグリシャムのエンターテーメント。主人公バックマンは、ある意味、知りすぎた男。知りすぎたために、弁護士の職を追われ、刑務所に入れらた。でもなぜか、CIAの陰謀で、10年以上早く刑務所から釈放された。そして、CIAに連れて行かれた先は、なんと、イタリア。カナダ人ビジネスマン マルコとして、イタリアで、イタリア語のレッスンを受けながら、連絡手段もたたれ、金もなく、常に監視されて暮らす。そんななかで、知恵を絞り、味方を作り、追っ手をまいて、、、、。

 なんでイタリア?とか、息子夫婦が優しすぎる、とか、設定の甘さ、無理さに茶々を入れながらも、特に後半部分の逃避行は、一気読みだった。まあ、読んでみてください。

 今回は、訳がよくて、日本語が日本語らしくて、安心して読めた。翻訳ものは、訳者も大事。
大統領特赦〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大統領特赦〈上〉 (新潮文庫)より
4102409211

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