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大統領特赦



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【この小説が収録されている参考書籍】
大統領特赦〈上〉 (新潮文庫)
大統領特赦〈下〉 (新潮文庫)

大統領特赦の評価: 2.94/5点 レビュー 16件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.94pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全16件 1~16 1/1ページ
No.16:
(4pt)

うーん、評判悪いなあ。。。楽しめたんだけど

正直言って、上を読んだところで、イジイジしながらも、急いで下を手にとった。
このイジイジ気分をよしとするか、アカんとするか。ここらが評価がわかれめだとは思う。
僕は、結構気に入っていたんだな。

確かにイタリアの古い歴史や名所、旧跡がもういいというくらい語られる部分が結構だるい。
でもまあ、そんなものは嫌なら、適当に読み飛ばせばいいと思っている。

この話をどうまとめるのか。
徐々にあらわれてきた人物たちは、どんな役割を果たすんだろうか。どんな役割でもない、ただの通りすがりのような人達でしかないのか。
正直言って、興味を持って、下を手にとった。
で、やはり満足したんだな。これが。

かなり厳しい評価が多いけど、僕は、おすすめしますね。
大統領特赦〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大統領特赦〈上〉 (新潮文庫)より
4102409211
No.15:
(3pt)

緩急を交えて描かれた、“グリシャム流”国際謀略小説

リーガル・スリラーのベストセラー作家ジョン・グリシャムが’05年に発表した国際謀略小説。しかし物語のメインストーリーは主人公バックマンの逃亡劇を中心としたサスペンスである。

CIAの陰謀によって、関係諸国を巻き込む偵察衛星をめぐるスキャンダルで禁固刑に処せられていたバックマンはある日突然、選挙で大敗を喫してホワイトハウスを去ることとなった大統領の特赦でもって釈放される。彼は、別の名前をあたえられ、異国の地イタリアで厳重な監視の下、新生活を始める。

物語の中盤は、ボローニャでのバックマンのイタリア語習得のレッスン場面が延々とつづき、それは北イタリアのアペニン山脈の麓に位置する風光明媚な学生の町ボローニャの観光小説の趣がある。

終盤、バックマンが一連のトラブルに自らけじめをつけるため、監視の目をかいくぐり行動を開始するに至って、物語は急転回を見せる。かつてスキャンダルに巻き込まれたイスラエルや中国といった国から放たれた刺客のプロフェッショナルたちが迫るなか、彼はCIAの意表をついて逆襲に転じるのである。

本書は、しびれるようなサスペンス小説というわけでもなくて、運命に弄ばれ、流転を重ねるバックマンの、思いもかけない人生を、緩急を交えて描いた作品であり、グリシャムとしては異色作ということになるのだろう。
大統領特赦〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大統領特赦〈上〉 (新潮文庫)より
4102409211
No.14:
(3pt)

緩急を交えて描かれた、“グリシャム流”国際謀略小説

リーガル・スリラーのベストセラー作家ジョン・グリシャムが’05年に発表した国際謀略小説。しかし物語のメインストーリーは主人公バックマンの逃亡劇を中心としたサスペンスである。

CIAの陰謀によって、関係諸国を巻き込む偵察衛星をめぐるスキャンダルで禁固刑に処せられていたバックマンはある日突然、選挙で大敗を喫してホワイトハウスを去ることとなった大統領の特赦でもって釈放される。彼は、別の名前をあたえられ、異国の地イタリアで厳重な監視の下、新生活を始める。

物語の中盤は、ボローニャでのバックマンのイタリア語習得のレッスン場面が延々とつづき、それは北イタリアのアペニン山脈の麓に位置する風光明媚な学生の町ボローニャの観光小説の趣がある。

終盤、バックマンが一連のトラブルに自らけじめをつけるため、監視の目をかいくぐり行動を開始するに至って、物語は急転回を見せる。かつてスキャンダルに巻き込まれたイスラエルや中国といった国から放たれた刺客のプロフェッショナルたちが迫るなか、彼はCIAの意表をついて逆襲に転じるのである。

本書は、しびれるようなサスペンス小説というわけでもなくて、運命に弄ばれ、流転を重ねるバックマンの、思いもかけない人生を、緩急を交えて描いた作品であり、グリシャムとしては異色作ということになるのだろう。
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410240922X
No.13:
(3pt)

よく考えると……

読み終えてよくよく考えると「こんな結末でよかったのかな?」という気分になりますが、
特別な状況に置かれた男が自分らしい自分を取り戻すまでの奮闘記だと思えば、まずまず
の出来ではないでしょうか。

少なくとも、ボローニャの街の魅力とCIAの胡散臭さを伝えることには成功しています。
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4102409211
No.12:
(1pt)

なんといいますか・・

恥ずかしながら、この著者の本を初めて読んだのですが、いつ面白くなるのかと思っているうちに読み終わってしまいました。
語り口等はいいのですが、内容がぐずぐずで、上下巻を一緒に買わなくてよかった・・・という感じですね。
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4102409211
No.11:
(2pt)

ノンストップ・スリラー?

と帯にはキャッチコピーが書いてあるが…。このコピーを書いた人はほんとうにこの本、読んだのか?ほとんどがボローニャ1箇所にとどまっているし、別に怖くはない。歴史と文化に憧れるアメリカ人の「イタリア讃歌」とか「ヨーロッパコンプレックス」はたまた「純愛モノ」ではなかろうか?
ネタバレしない程度のツッコミでも「コピーとればいいのに。」「X国は許さないぞ。」「教授が怪しい。」「息子が従順すぎ。」と満載。こんな安易でいいのかな・・・。
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4102409211
No.10:
(3pt)

読みやすかった

あっという間に読み終わってしまった。緊張感が感じられることはなかった。これでは映画にはならないだろう。主人公の動き回る範囲が広がっただけだった。
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410240922X
No.9:
(3pt)

ハラハラしない

どうしてこんなにも淡々としているのか?もっとハラハラしなければ、先に進めない。個人が巨大な秘密を持つことが出来る国だと言うことは理解できるけれども、もっと内容をしっかりと描いて欲しい。読み進めない自分が悪いのか、内容がそうなのかは疑問のままだ。
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4102409211
No.8:
(1pt)

あえて書くが

私はこの本は全く評価できなかった。確かにちょっとは笑える場面もあるが、本の60%くらいは、ただただイタリア語を習得する話。諜報機関からの逃避行も安易で、中国・イスラエル・ロシアに追われる割には淡白な印象である。少なくともハラハラドキドキはしない。同氏が著した他の作品に比しても評価はできないと思うのだが・・・。
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4102409211
No.7:
(4pt)

サバイバルサスペンスとイタリア語入門・ボローニャ観光

元辣腕ロビイスト、ジョエル・バックマンのサバイバルサスペンス物語。司法取引に応じた刑務所収監から、突然の大統領特赦。特赦は、フィクサーとしてバックマンが手がけた軍事衛星(通称ネプチューン)に関わるソフト情報の存在究明とバックマン殺害を企てる国・諜報機関がどこかをつかみたいCIAの画策の囮にされるためだった。マルコ・ラッツェーリとしてボローニャでイタリア語を学ぶ境遇に投げ込まれる。陰にCIAの監視を感じつつ、己を標的に狙う数多の敵を意識する生活がここに始まる。前半は、CIAを含む全ての敵から自由になるためのマルコの綿密な計画と行動が日々のイタリア語学習過程と織り交ぜながら、冗長なほど詳細に描写される。ここは読者にとってイタリア語入門かつボローニャ観光案内にもなっている。後半はボローニャからの脱出行、スイス経由でアメリカへの隠密帰還と大胆かつ緻密な駆け引き。真の自由を獲得するためのマルコことバックマンの戦略行動のスピーディなストーリー展開が読者を引きつけて行く。緩急の組み立ては巧みである。バックマンを標的とした各諜報機関の行動の終焉のしかたに少しおさまりと詰めの甘さを感じるが、フランチェスカの許に旅立つエンディングでほっとする。
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4102409211
No.6:
(3pt)

グリシャムの本にしては・・・

ジョン・グリシャムの久しぶりの新刊ということで、事前の期待感十分に読み始めた。司法取引で有罪を認めて刑務所に収監されていた主人公が、CIAの謀略によりいきなり特赦を受け、別の名前を与えられてイタリアに匿われたものの、世界各国の情報機関から命を狙われてしまい、逃げ続けるというストーリーである。ただ、いつものグリシャム節があまり見られず、特に前半がもたもたとスピード感がなく、ようやくストーリーが動き始める上巻の後半部分まで読み進めるまでがちょっと大変だった。後半はちょっと描写が雑であり、やっつけ仕事で書いている印象。グリシャム標準からは明らかに平均より下だが、一般的な外国小説の水準でいえば、そこそこという感じだろう。
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4102409211
No.5:
(3pt)

グリシャムの本にしては・・・

ジョン・グリシャムの久しぶりの新刊ということで、事前の期待感十分に読み始めた。司法取引で有罪を認めて刑務所に収監されていた主人公が、CIAの謀略によりいきなり特赦を受け、別の名前を与えられてイタリアに匿われたものの、世界各国の情報機関から命を狙われてしまい、逃げ続けるというストーリーである。ただ、いつものグリシャム節があまり見られず、特に前半がもたもたとスピード感がなく、ようやくストーリーが動き始める上巻の後半部分まで読み進めるまでがちょっと大変だった。後半はちょっと描写が雑であり、やっつけ仕事で書いている印象。グリシャム標準からは明らかに平均より下だが、一般的な外国小説の水準でいえば、そこそこという感じだろう。
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410240922X
No.4:
(3pt)

巨匠久々の登場であるが>>>

グリシャムの新作を新潮文庫で、しかも白石朗さんの翻訳で読めるとは、本当に感激です。

確りした文体、すらすらとスピード感十分なストーリー展開は、まだまだ一級品のグリシャムでした。しかし、物語的には、ハイテク、CIA絡みのサスペンスで、今までのグリシャムというより、なんかTクランシーっぽい感じがしました。元弁護士:バックマンが特赦により、隔離されたイタリアのボローニャでの場面が印象的な中盤、そしてエンディングまでの快速感と、まだまだグリシャムの実力は、捨てたものではないのですが、「依頼人」、「ペリカン文書」といった傑作と比較すると、星3つが良いとこかなーと思った作品でした。
大統領特赦〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大統領特赦〈上〉 (新潮文庫)より
4102409211
No.3:
(3pt)

久々の話

今度の主人公は、かってワシントンで弁護士事務所を率いて

フィクサーとして活躍し、富と権勢を誇った男です。

とある案件で牢獄入りして惨めな扱いを受けていましたが、

10年以上刑期を残した突然の釈放と政府機関による海外への

移送と逃亡者としてセーフハウスを転々とする生活です。

陰謀の臭いの中、主人公が慣れぬイタリア語を四苦八苦して

学びながら、持ち前の頭脳と度胸を生かしてどう罠を潜り

抜けるのか、主人公だけが知りうる牢獄入りした案件の

秘密とは何かと、どきどきしながら読めます。
大統領特赦〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大統領特赦〈上〉 (新潮文庫)より
4102409211
No.2:
(3pt)

すっと読める小説です

ストーリーも人間関係も複雑ではないため、すらすら読める小説です。
ワシントンでフィクサーとして権勢を極めた主人公が、6年間の牢獄生活と
その後の海外での生活で通じていかに変化していくのか、最後まで一気に
読める小説でした。
上巻では権力者の陰謀に巻き込まれた主人公の慣れぬイタリア生活話で
したが、下巻では陰謀が大きく動き息の詰まる展開となります。
個人的にはまだまだ多くの展開を残した幕の引き方で残念ですが、
続刊を期待というところでしょうか。
大統領特赦〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大統領特赦〈下〉 (新潮文庫)より
410240922X
No.1:
(5pt)

一気。

久々のグリシャムのエンターテーメント。主人公バックマンは、ある意味、知りすぎた男。知りすぎたために、弁護士の職を追われ、刑務所に入れらた。でもなぜか、CIAの陰謀で、10年以上早く刑務所から釈放された。そして、CIAに連れて行かれた先は、なんと、イタリア。カナダ人ビジネスマン マルコとして、イタリアで、イタリア語のレッスンを受けながら、連絡手段もたたれ、金もなく、常に監視されて暮らす。そんななかで、知恵を絞り、味方を作り、追っ手をまいて、、、、。

 なんでイタリア?とか、息子夫婦が優しすぎる、とか、設定の甘さ、無理さに茶々を入れながらも、特に後半部分の逃避行は、一気読みだった。まあ、読んでみてください。

 今回は、訳がよくて、日本語が日本語らしくて、安心して読めた。翻訳ものは、訳者も大事。
大統領特赦〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大統領特赦〈上〉 (新潮文庫)より
4102409211

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