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陽だまりの彼女
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陽だまりの彼女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.47pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全184件 141~160 8/10ページ
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新聞広告で反響があるようなので、読んでみました。 中学校の同級生の男女が、共に社会人となった10年ぶりに再会。 愛を育む過程で、過去のエピソードとリンクし、隠された彼女の秘密が、解き放たれていきます。 単なる恋愛モノに留まらない、日本昔話をも想起させる味わい深さがあり、大人向けのおとぎ話と言えるのでは。 読後には、淡いあたたかさに満たされますよ。 | ||||
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佐藤優さんの紹介で本作を知り、一気に読みました。 作品の舞台となった土地で数年間生活したことがあったり、懐かしい地名や名称を目にしたこと、他にもいろいろと私と共通点があったこともあって、すごく感情移入してしまいました。 読後は、もうヒロインの真緒が愛しくて愛しくて。私はどちらかというと感情が希薄なほうだと思っていたのですが、途中2、3回ほどジワッときてしまいました。 ヒロインの真緒は少し訳ありな子で当初は「?」な感じなのですが、次第に不器用なところ、気まぐれなところ、主人公にすごく懐いているかと思えば、変なところで(あるいは不意に)距離を置いたり・・という面が見え、また、作中で何度か感謝の言葉を口にするのですが、それがすごく大袈裟に聞こえるのは、終盤で真緒が真緒だからだったからなのか・・と気づかされました。 終盤はすごく切ないです。もう既に多く書かれていますが、ラストは意外でした。これで救いなのか、という意見もあるでしょうが、私はこのラストに救われました。 文句無しの一冊です。 | ||||
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恋愛小説は普段読まないのですが(もう中年なので) 新聞の広告を見て興味が湧き購入しましたが久々に一気に読めた小説です。 前半は普通のラブストーリーという感じでしたが後半からこれはなにか違う というストーリーの展開に引き付けられてしまいます。 途中2回ほど感情移入で不覚にも涙してしまいましたが自分でも不思議なほど 現実味があって(よく考えるととてつもなく非現実的な物語ですが) ここまで読ませる作者の見事な手腕に感心しました。 「真緒」の人物描写が実にうまく愛すべき存在としてひかります。 愛する人が傍にいたら抱きしめたくなるような読後感です。 最後まで読むとこの「陽だまりの彼女」という意味がわかります。 同じ小説は2回読まないですが、これはもうもう一度読んでみようと思います。 | ||||
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テレビで紹介されてたからちょっと気になって読んでみました。 正直一回読んだだけだと「ふーん、悪くないけどそんなに絶賛するほど面白いかな?」って感じでした。 でもここで色んな方が泣けたとかすごいよかったってレビューを拝見して自分の感受性が足りないのかなともう一度読んでみました。 すると一回目では何とも思ってなかった場面でボロボロ涙が出てきました。 こんなに一人の人を純粋に愛せる恋愛がしてみたいと思いました。 | ||||
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帯の「女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1」という見出しと、表紙のデザインで購入してしまった私だったが、あっというまに読めました。あまり頭を使わなくて済むので、長期スパンでゆっくり少しずつ読んでいけると思います。内容は、真緒と浩介という中学生の同級生が社会人となり、偶然取引先の企業として出会う所から物語は始まります。しかし、真緒には重大な秘密があった…。読んでいて心がポカポカする内容でした。また、恋愛小説は展開がベタなのでで読むのが嫌いな私なのですが、この小説のラストの展開にはしてやられました。いやー、全く私の考えていた、ラストとは相反するものでした。ぜひ、アニメで映画化を希望します。 | ||||
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新聞の書評を読んで久しぶりに小説を読んでみた。 率直な感想としては、非常に感動的であり、非常に優しい気持ちになれた。 前半は普通の恋愛小説のようであるが、登場人物が成長していく姿が印象的であった。 後半は多少強引なストーリー展開であるように感じたが、全体的には感動の連続であった。 この本を読むと家族との接し方も考えさせられた。 何度も読みたい一冊である。 | ||||
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久しぶりに無我夢中に呼んだ作品でした。 最初は二人の恋愛がどんな展開になるかドキドキしてました。 読み進めるうちに、だんだんと真緒の不思議な行動が気になりはじめ ラストにあんな展開が待っているとは・・・ 読んでいてとても面白かったです。 個人的に映画化してほしいですね | ||||
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諸所の事情により、初めて読んだ恋愛小説でした。 人物設定がしっかりとしています。現代の若者による純粋な恋物語を見せつけられました。 甘酸っぱくて胸がキュンキュンする、主人公とヒロインの2人の恋路は本当に心がほっこりします。 読んでいて思わず微笑んでしまうような作品です。 しかし、中盤からどうもファンタジー要素が入り込みます。 ベッタベタに甘い恋愛小説を読みたい人や、現実主義者の方にはどこか腑に落ちないかも。 一応読みきって泣いたんですけども(笑)、なにかモヤモヤ感が残ります。 それでも、陽だまりのようなぽかぽかしたストーリーが素敵ですね。2,3回読み直したい作品です。 | ||||
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帯にある巻末解説抜粋がネタバレで酷いです。これから読む人は、帯は読まずに即廃棄をお勧めします。帯のせいもあって半分強読んだ頃にはだいたいのオチが読めてしまいましたが、それでもラスト2ページが良すぎたので楽しめました。「○○○だよ」の一言が目に飛び込んできた後、急に何も見えなくなってびっくりです。表紙が可愛くて買いましたが、この表紙を気に入る人にとっては期待を裏切らない内容と言えそうです。帯が酷いので★マイナス1個、それを除けば★5個あげたい。 | ||||
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2人の甘〜い生活 ラブラブっぷりに ついついにやけてしまいました// 時々浩介が心の中でつっこんでる所も とても面白くて好きです 一度読み始めると、途中で中断できないほど引き込まれます。 いっきに最後まで読みたくなりますよ! 途中でのいくつかの疑問が、最後に全て解決するので終わりはすっきりです。 その先も気になるなあと思える結末でした! 読むときには1回目は、ぶぁーっと いっきに 2回目は、物語のあちこちにある要素を あぁ、なるほどーと納得しながら読むと、更に深く入り込めて面白いです。 この作品、まさに「素敵じゃないか」ですね! | ||||
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いい歳をした、おっさんですが、涙をながしてしまいました…。 心から思います、良い作品とは、このことです。 | ||||
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この手の小説はほぼ読まないのですが、何か惹かれるものを感じ 書店にて購入しました。 とても軽いテンポの恋愛小説くらいの感覚で読み進めていくうちに、 著者の術中にはまります。描写がリアルというわけでもなく、これといって 斬新さも感じないのですが、妙に人の心(私だけかもしれませんが)を暖かせてくれ、 懐かしい感覚を思い出させてくれるのです。 気づけば浩介に自分を重ね、まるで小説の中にいるかのように引き込まれていきました。 いい年(36歳)して恋愛小説の描写に一喜一憂し、心を揺さぶられ、 涙まで流してしまうとは、正直自分でも驚きました。 エンディングには賛否両論ありますが、私は賛です。 「真緒は真緒」それが幾度か文中にもあり、浩介の決意だったのだから… そしてその過程が、非常に美しいと感じました。 特に浩介が駅のホームで、真緒がしきりにハミングしていた 「素敵じゃないか」の 歌詞を待ちきれずに見て号泣するシーンは、二人の育んだ時間がいかに素晴らしいもので あったかを彷彿させてくれます。 実際に The Beach boys の 「Wouldn't it be nice」 を聞いてみると、まさにこの小説にふさわしい名曲だと感じます。 著者の訳もとってもいいです。 真緒と浩介が自然に互いを思いやっていたこと、失われた日々がウソ偽りのない 本物であったことを、そして間違いなく幸せであったこと。 あのホームでの浩介の気付きが、私的にはこの小説の最も美しいポイントだと感じます。 久しぶりに心を揺さぶられる良書に出会えて良かったです。しかし論理的な見方や、 斜に構えている人達には不向きな小説だともいえます。 心をきゅーっと締め付けられられる快感を久しぶりに与えてくれた著者に感謝です。 | ||||
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「読んでよかった。」 それが読み終わって一番に思ったことでした。 前半のくすぐったくなる関係、後半から忍び寄る影。 二人の生活に吸い込まれるように読んでいき、完結して泣きました。 二度目を読むと彼等の日々の中にちりばめられた言葉がそれぞれ意味を成し、自分の中の「?」が消していき、爽やかな印象を受け、一度目より感動しました。 終わり方について自分は、ハッピーエンドだと受け止めました。どうなのかな、とは思うもののやはり最後の彼の言葉で笑いながらも、「あぁ、この人なら大丈夫だ。」と感じさせてくれました。その後を考えるのは読者の特権だと思うので、人間に戻ったもよし、猫のまま一生付き添ったでもよし!自分は……ご想像にお任せします。 あと、大人だと泣ける、という方がいましたが、高校2年生の自分も泣けました。 ただ、大人になれば自分の過去を振り返り違った感覚で見れるかもしれません。 振り返れるような今だからこそできるまっすぐな恋愛をしてやろうと思いました。笑 | ||||
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数十年ぶりの恋愛小説です。 30、40歳台であれば、「ひいて」いた類の小説だったかもしれません。 が、50歳台に入って数年も経つと、不思議と、こんな「やさしい」世界があってもいいよなぁ、 と素直に思えます。そんなふうに思えるようになった自分を見つけるのもうれしいですね。 浩介と真緒の二人(?)の中学時代、再会してから過ごした時間 ...臨場感や緊張感を絡ませながら、とてもやさしい時間をプレゼントしてくれます。 真緒の失踪...でも、悲壮感はないんです。 なぜか?、ですか。 タイミングはずれることはあっても、二人とも、相手にやってあげられることはすべて、やって あげたから。「あの時、あぁしておけば...」という後悔が少ないので安心できます。 再再会。 「きたな」っていう感じで、ほっとさせてくれます。 ゆったりすごせる冬の休日に、窓の近くの陽だまりで... こんな恋愛小説もいいもんです。 私は、この小説がもっている雰囲気、 とても好きです。 | ||||
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渡来真緒(この苗字も名前も意味深長だ)と奥田浩介の驚くべき愛の物語。根が単純な評者は、最後まで作者の仕掛けた謎々(謎かけ)が解けず、大いに笑いそして泣きました。(最後まで、彼女が普通人よりも年齢をとる(老化する)のが早い病気にでも罹患しているのかと思っていました・・・)私にとっては、大当たりの一作そして周りの人に薦めたくなる佳作でした。(それにしても、13掛ける9ということは117年ですよね。これは確かに「百年続きます」ね!) | ||||
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なかなか読み易くて、一風変わった、でも実は古典的な(?)オチも効いた良質なエンターテイメントだと感じました。 ライトノベルというコトバを最近良く耳にしますが、対象年齢や表現、作風からするとジュブナイル系を彷彿とさせます。 万人にわかり易く、平易な文章を書くほうが、作家技術を要するのだと思いますので、今後が楽しみな作家さんでは ないでしょうか。 結末を知ってから表紙のイラストを見ると、なんとなく、そういえば・・・と思えますね。 こういう寒い季節には、彼女達はそういった場所にきっと・・・。 タイトルも、表紙を含めたパッケージも、良く企画されてるなと思いました。 紙媒体が不振と言われる昨今、こういったアプローチもアリではないでしょうか。 先入観を持たず、自分の心が何を感じるか、素直な気持ちで向き合って読んでみると 佳作と感じる方もおられるのではないでしょうか。 | ||||
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西島大介のイラストが好きで購入した本。 中学以来10年振りに再会した幼なじみは、 かつてのいじめられっこではなく、 モテ系のできる女性に変わっていた。 啓文堂書店おすすめ 及び女子が男子に読んでほしい本ナンバー1だそうです。 ベタな恋愛物語と思いきや、ミステリー的な伏線、 虚を突かれるファンタジーな展開により紡がれる 切ない物語は読んでいて引き込まれます。 「女子が男子に〜」というキャッチコピーで 賛否が分かれるようですが、個人的には 読んでよかったと素直に感じた作品でした。 | ||||
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本作は越谷オサム氏による異色ラブストーリー。 中学以来10年ぶりに真緒と再開した浩介。 かつて、真緒は浩介の通う中学に転入してきた、少しおかしな子だった。 ずば抜けた知能の低さから、イジメの標的とされていた真緒を、浩介は救う。 10年ぶりに再開した二人は急速に距離を縮め、結ばれる。 しかしここから徐々に、真緒の行動に不審な変化が見え始め…… どんなに読書が苦手な人でも、本作は二度読むべきである。 一度目、真緒の不審な行動や描写に首を傾げつつ、ラストへ急ぎ、納得。 二度目、ラストを知った上で張り巡らされた伏線の山を拾いつつ、途中から切なくなる。 同じ作品でこうも違う顔を見せられるとは思わなかった。 確かに甘い。読んでいて途中まではとても甘ったるいラブストーリーである。 しかしその甘さには深いワケがある。 是非、老若男女問わずに読んで欲しい作品。 (ちなみにラストについて賛否両論あるようだが、私は「賛」に一票) | ||||
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2〜3時間で一気に読める本でした。 行きつけの書店で「女の子は好きな人に自分のすべてを理解して受け入れてほしいと思っています。この本をすべての男性に読んでほしい!」というようなポップとともに売られていたので興味を持ち、購入しました。 主人公と彼女のほほえましいやり取りがつづられていて、読む人を優しい気持ちにしてくれます★ またラストもおもしろい仕上がりになっていますよ(^−^) 女性も男性も楽しめる本ではないかを思います 星4つにしたのは恋愛小説はドロドロしたものが好きという個人的な理由からなのであしからず | ||||
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中年の域に差し掛かり、時間は有限なんだと 実感する日々。不覚にもラストの養父母の話で 泣かされましたぁ(涙) あとどれくらい我が子と話せるかな?とか 夫婦で旅行とか行けるのも今のうちかな?などと 漠然と思いつつ一期一会を忘れる私。 去年の大震災で命とはどれだけ儚く 日常がどれだけかけがえのない物に溢れていたか 思い知らされたのに・・・。 この作家の方は初めての作品と言うことですが 上品な所が良いです。チェックシートという表現が 洒落てます。処女とか初体験なんて言葉を使わずに 表現する所とか、中学生の気恥ずかしくも 瑞々しい風景など、暖かくて切ない気持ちに なりました。 主人公の彼女がなんとも魅力的だし浩介君も 純朴だけど屈折した中学生の自分を抱えてる様が よく分かりました。 新聞の書評で興味を持って近くの書店に行ったら 売り切れ、アマゾンでも未入荷。 沢山の人が読まれて色々な感想を持たれるでしょう。 甘い、あり得ない、とか。 でもこの話は私たちの周りの「限りある日常」の お話しでもあるのです。切なくて優しいお話しの お陰で家族に優しくなれます。 素敵な物語でした。 | ||||
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