■スポンサードリンク
夜風のベールに包まれて
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
夜風のベールに包まれての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
確かに、リンダ・ハワードにしては濃くなく、さらっとしていますが ロマンスあり、ミステリーあり、コメディあり、と様々な角度から楽しめる話です。 ホットなシーンはあまりありませんが、その分ヒロインが自分の気持ちを抑制している のがよくわかるし、 ここまで憎たらしい女性はいないでしょう、というくらいの人物描写には感心するし、 アメリカ南部の様々な結婚式のやり方は興味深く、 ラインダンスやカントリーミュージックが出てくるのも楽しめました。 そういう意味で、色々な人、リンダ・ハワードを読んだことがない人にも 素直に読める物語ではないかと思います。 冒頭から読者を引き込むのはいつもながらの文章力で、 さすがリンダ・ハワードはプロだなぁと思います。 よいタイミングでヒーローを登場させてヒロインにからませてくれますし。 やはりリンダ・ハワードは安心して読めます。 後々まで残る切なさやズッシリ感はありませんが、 さわやかな映画を見たような気分になれました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あっと言う間に夢中で読んでしまった.。今後の作品も楽しみにまっています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
コミカルなロマサス仕立て。 お互いにほぼ一目惚れな、エリック・ワイルダー刑事とウェディングプランナーのジャクリン・ワイルド。二人が出会った翌日に、ジャクリンに殺人容疑?ジャクリンの取り仕切る6つの結婚式と、殺された花嫁を巡り、これまたこじれまわった二人の恋はどこへ行くやら? いろいろありまして。ヒロインは男性との人間関係をしっかり築くことができません。 エリックに惹かれるものの、事件の担当者がエリックだったため、親密になった彼に事情聴取をされる=殺人容疑者と思われている→裏切られたような気持ちのヒロイン。 逆にエリックは、さっさと彼女の容疑をはらして、彼女をがっちりつかみたいと思っています。 二人の軽快なやりとり、皮肉合戦が楽しめます。 特に、お上品なはずのジャクリンが、エリックに激怒して啖呵を切るところ。 ヒロインの繊細な心の描写が丁寧にちりばめられた中の、啖呵! スバラシイ。 ちょっとしたすれ違いや、ちょっとした心境変化、なかなか素直になれなくて、ジレンマでもがくヒロインが愛おしいです。 仕事となると、ぱっきんぱっきん自信をもって差配する、芯の通った実にかっこいい女性。 だけど、恋愛に関しては、父親の影響から、おどおどした面もあり。 このヒロインの描き方、設定といい、実に魅力的。 さすがリンダ・ハワード。 すっと自然にヒロインに共感できます。 素敵ですね。 全体の流れとしては、はじめに殺されたブライジーラ(自分の思い通りに結婚式の準備が整わず、癇癪をおこしてゴジラのように暴れまくる花嫁のこと)があまりにも印象強く、その後のサスペンス、例えば、殺しの動機とか、ジャクリンが執拗に付け狙われる理由付けあたり、薄いなあーと。 薄いおかげで、サスペンスとしての説得力が、イマイチ。 おかげで、二人のロマンスも思ったようには際立たず、ちょっとばかり精彩に欠けてしまったかなあ、と。 エリックの、朝コーヒーのエピソードは大好きなんですけど。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!