二度殺せるなら
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二度殺せるならの総合評価:
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昔読んだ本の在庫の中から適当に選んで本書『二度殺せるなら』を手にしてしまった。 もう15年も前に評者が読んだ作品であるが、例のごとく記憶の残滓もない。 まず訳者あとがきを読んでみたら、著者のリンダ・ハワードは、ペーパーバックで本書を含め九冊、五百万冊以上を売り、ロマンス小説の部門で八つの賞を受賞している、と書かれていた。 訳者は、このあとがきでロマンテック・ミステリの女王、アイリス・ジョハンセンが、「熱く激しく情熱的で、なおかつ品のよいベッドシーンのうまさには定評がある。」などど賛辞を贈ってるそうである。 が、本書を読み進みながらロマンス・サスペンス風ミステリも一歩誤るとポルノ小説のようになってしまうと感じてしまったのである。 本書の主人公は、カレン・ウィツトロウという看護婦とその恋人になるニューオーリンズ市警の刑事マーク・チャスティンの二人である。 かってベトナム戦場で優秀なスナイパーであったカレンの父親デクスター・ウィツトロウは、戦場から帰還後鬱状態となり家族から遠ざかり身を隠してしまった。 鬱になったベトナム時代の秘密を記した手帳を隠すため何十年も離れて暮らす妻のところに郵送するところからこの物語は始まる。 悪徳上院議員も登場し、CIAも絡んでくるから、おおよそこの物語の行く先と粗筋も想像することはできてしまった。 サスペンスとロマンスという二兎を追うような作品は評者の好みではなく、著者のほかの作品が一冊も在庫にない訳を納得しながら本書を読み終えたのです。 | ||||
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関連作品の「青い瞳の狼」より、こちらの方が断然よかったです。 あちらは、思わず首を捻ってしまう部分があったのですが、こちらは最後まで、違和感なく物語に没頭できました。 死や暴力の描写が、それらの人々の持つ背景に思いを馳せてしまうような描き方で、ところどころで涙が滲んてしまいました。 邦訳の質の高さが、リンダ・ハワードの良さを更に高めているという印象です。 ところで、作中で「完璧」とリンダに言わせている、「青い瞳~」のヒーロー、ジョン・マディーナですが、どちらの作品の中でも、完璧とは思えない失態を犯します。 作者は失態とは思っていないかもしれませんが、彼の行動は周囲の人間の安全を軽視してる!みたいな。。。 素敵なヒーロー・マークが、お陰で大怪我をしたじゃない!と、なんとなくムカムカ。 | ||||
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行方知らずだった父が殺されたと知らされたヒロインは、身元確認のためニューオーリンズに向かい、そこで担当刑事のヒーローと出会います。お互い急速に惹かれあい、わずか二日でベッドをともに。堅物だった彼女はその事実に耐えられず逃げるように彼の元を去ります。しかし自分の街に戻ってきた矢先に理由も分からないまま命を狙われるようになったヒロインは、気まずさを残しながらも再びヒーローを頼ることに・・・。 手を変え品を変えてヒロインに迫りくる魔の手に何度もヒヤヒヤさせられ、最後にいたっては「もうだめだ〜」と肝を潰されること数回!ハラハラドキドキ、ラブシーンでもドキドキさせてくれる一気読み作品でした。長さは350ページぐらいの中編ですが中身はいっぱい詰まっている作品だと思います。 | ||||
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すごい可愛いです。よくできてるし、どこから見てもおもしろい。これは本の域を越えています!!大切にします☆あたしもこんな素晴らしいものが作れるようになりたいです | ||||
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最近、リンダ・ハワードにはまって読みまくっていますが、 サスペンスとしては今一のものが多い(それでも満足、人物が魅力的だから)中で、これは最後まで息をつかせぬ展開で、面白く読めました。 ホットなシーンは、さすがリンダ・ハワード。うまいなぁと思いつつ、 主人公2人の一目ぼれの展開は、スピーディーすぎてちょっとできすぎ感がいなめません。 ま、ロマンス系はこれぐらい早く展開しないとベッドインまで時間がかかって面白くないのかもしれませんが。 いろいろあっても総合評価は4つ★です。 | ||||
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