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(短編集)
歪笑小説
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歪笑小説の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全105件 101~105 6/6ページ
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<未読の方へ> 本作の感想の前に一つだけ。 前作『黒笑』の登場人物がけっこう出てくるので、これを読むか迷っているなら、 とりあえず『黒笑』の「もうひとつの助走」〜「選考会」だけは読んでから、 この本に進むことをおすすめします。 『怪笑』『毒笑』とは繋がっていないので、『歪笑』を読むにあたっては、 この2つはパスしても問題ないです。 <感想(読後の方だけお読みください)> この『歪笑』は単なるギャグ小説に終わっていないのが良いです。 作家や出版社や編集者などなど、本に携わっている人々の日常を、おもしろおかしく描いているものの、 けっこうリアルな部分も多いと思います。 1冊の本を作り上げるために、それに関わる人たちがどれだけ苦心しているのか、 すごくよく伝わってきます。 基本的にはギャグ小説で、途中・途中に出てくる微妙な表現やセリフが笑えますが、 ラストに感動できる話も多くて、それがすごくジーンと来ました。 「読書が好き」「本が好き」という人に、ぜひ読んでもらいたいなと思える内容でした。 登場人物に触れると、『黒笑』のときから熱海が好きでしたが、今回もおもしろさ健在! まさか『撃鉄のポエム』の続編が出るなんて(笑)。 『銃弾と薔薇に聞いてくれ―撃鉄のポエム2―』が、『撃鉄2』と略されているのが妙にツボでした。 その他、今作では編集者たちが大活躍で、そのあたりも見どころ。 ギャグっぽく書かれているけど、「作家から原稿を得るのに本当に苦労しているんだろうな」 というのが伝わってきます。 それと登場人物と言えば、実在の作家さんをモデルにした人がたくさん出てきて、それもおもしろい。 東野さんは本当に大沢さんと仲良しなんだなぁ、というのがわかります。 (玉沢って・・・笑) 書き下ろしの巻末のオマケもウケました。 唐傘ザンゲ『魔境隠密力士土俵入り』を読んでみたい(笑)。 東野さんのシリアスな作品ももちろん大好きですが、このシリーズも本当に好きなので、 ぜひぜひ続けてもらいたいと思っています。 | ||||
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3時間もあれば読めるので、旅のお供にお勧め。 本書を読んで、作者を好きになりました。 戯画化され揶揄された登場人物、でも読後は爽やか。 作者の人間を見る目のあたたかさが基本にあるからでしょう。 とくに駆出し作家への暖かい眼差しを感じました。 出版関係に就職しようとしている学生さん、 作家志望の方、 笑いながらもいろいろ学べますよ。 ただし、 本書で描かれている世界も近い未来、 ああ、こんな時代もあったよなぁと感慨を込めて振り返られることになるのかもしれませんね。 作家と編集者の関係って、もっとビジネスライクになるかも。 あいだに女房や亭主ではなく、プロのマネージャーを挟んでね。 | ||||
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推理もの、シリアスな東野圭吾さんばかり読んでいましたが、 こんな面白い小説久しぶりです!!是非ドラマ化して欲しい!! 頭の中でキャストが浮かんできました。 私の中では獅子取さんは古田新太さんのイメージです。 あ、でもサラリーマンNEOのメンバーでもよさそう。 それぞれのオチが一番最後までくまなく読むと見つけられて にっこり微笑んでしまいました。 みんながハッピーになるお話です。...” | ||||
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喫茶店でひとりで読んでいて声をだして何度も笑ってしまった。こんなに笑える小説は初めて。最高に面白いギャグマンガみたいだった。作家と編集者のかけひきや心理も新鮮。働く編集者の小学生への言葉は涙がでた。 | ||||
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タイトル通り、最後のページをよく読んでみてください。 本編中で唯一全く救いが訪れなかった人物の顛末を読み取ることができます。 | ||||
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