緑の毒

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評判

緑の毒の評価:

3.43/5点 レビュー 54件。 D ランク

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平均点3.43pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全55件 21〜40 2/3ページ
No.35
(2pt)

うーん?うーん…?

テーマはとても興味深い。
川辺も十二分に吐き気のするような嫌な男に描かれている。
けれど、このテーマ、この嫌な男…という材料が揃っていながらも、何か物足りないのは何故だろう…。
『グロテスク』『OUT』のような、容赦のない世界が見たい。
かさぶたを無理矢理剥がすような、桐野作品独特の容赦の無さが見たい。
ラストも個人的にはポカーンでした。
緑の毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 緑の毒 (角川文庫)より
4041019532
No.34
(2pt)

うーん?うーん…?

テーマはとても興味深い。
川辺も十二分に吐き気のするような嫌な男に描かれている。
けれど、このテーマ、この嫌な男…という材料が揃っていながらも、何か物足りないのは何故だろう…。
『グロテスク』『OUT』のような、容赦のない世界が見たい。
かさぶたを無理矢理剥がすような、桐野作品独特の容赦の無さが見たい。
ラストも個人的にはポカーンでした。
緑の毒 Amazon書評・レビュー: 緑の毒より
4048742353
No.33
(2pt)

らしくない

多くの方が書いているように、いつもの桐野作品の深さとか、毒々しさがない。
被害者たちが簡単に繋がり、あっさり犯人の身元が割れる。ミステリとしての意外性がない。
読みやすいけど、何が書きたかったのか、よくわからない。
最後の発表時期を見ると、最初の章を書いてから、完結するまで時期がずいぶん掛かっている。
作家本人も、実はあんまり発表したくない作品だったんじゃないのかなあ、と思ったりする。
緑の毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 緑の毒 (角川文庫)より
4041019532
No.32
(2pt)

らしくない

多くの方が書いているように、いつもの桐野作品の深さとか、毒々しさがない。
被害者たちが簡単に繋がり、あっさり犯人の身元が割れる。ミステリとしての意外性がない。
読みやすいけど、何が書きたかったのか、よくわからない。
最後の発表時期を見ると、最初の章を書いてから、完結するまで時期がずいぶん掛かっている。
作家本人も、実はあんまり発表したくない作品だったんじゃないのかなあ、と思ったりする。
緑の毒 Amazon書評・レビュー: 緑の毒より
4048742353
No.31
(3pt)

重いテーマなのにやけにアッサリした作品

重いテーマなのにやけにアッサリしている作品。開業医の川辺は妻の浮気への仕返しをするかのように昏睡レイプを繰り返す。ネットを通じて知り合った被害者女性たちは…

桐野夏生の作品は絡み付くようなじっとりした感じのものが多いように思うのだが、この作品は主人公の川辺とレイプ被害者女性たちの視点で描かれているせいなのか、焦点が絞り切れておらず、じっとり感が余り無かった。

文庫化にあたり、加筆・修正、エピローグを追加とのこと。
緑の毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 緑の毒 (角川文庫)より
4041019532
No.30
(3pt)

重いテーマなのにやけにアッサリした作品

重いテーマなのにやけにアッサリしている作品。開業医の川辺は妻の浮気への仕返しをするかのように昏睡レイプを繰り返す。ネットを通じて知り合った被害者女性たちは…

桐野夏生の作品は絡み付くようなじっとりした感じのものが多いように思うのだが、この作品は主人公の川辺とレイプ被害者女性たちの視点で描かれているせいなのか、焦点が絞り切れておらず、じっとり感が余り無かった。

文庫化にあたり、加筆・修正、エピローグを追加とのこと。
緑の毒 Amazon書評・レビュー: 緑の毒より
4048742353
No.29
(3pt)

風呂敷広げてみたものの…

目を背けたくなるような人間の悪意は面白く描けていると思う。おかしな「文学的ひねり」がないのがいい。

ただ、登場人物を広げ、いくらでも伏線になるようなエピソードをたくさんちりばめておきながら、あの「とってつけたような」終わり方はない。

奥付を見ると、初出誌はばらばらで、掲載時期も中断含めずいぶん長きにわたるようだ。

そこまでしてこのテーマに拘り続けたのなら、大団円も周到に用意して欲しかった。

あの終わり方だと、むしろ「試合放棄」に近い。
緑の毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 緑の毒 (角川文庫)より
4041019532
No.28
(1pt)

今までと違うが浅すぎませんか

何冊かこの著者の本を読んでいますがこの本は人物もラストも中途半端で軽さを感じてしまいました。
書名から受けたドロドロ系ではなく非常にあっさり系だったので読みやすい反面不完全燃焼した気がします。
特にラストは数十ページで「やっつけ仕事しました!」的で物足りないです。
書名の意味も私にはわからなかった。
次回はもっと濃いのを期待します。という事で★ひとつです。
緑の毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 緑の毒 (角川文庫)より
4041019532
No.27
(3pt)

被害者の悔しさやつらさ、復讐の話じゃないんですね・・・

桐野作品のわりはあっさりと読めました。
レイプ被害者の女性たちの復讐がメインなのかと思いきや、
そのへんは詳しく描かれることなく終わっちゃって、ちょっと肩すかしをくらったような気が・・・。
妻と不倫相手が亜由美によって川辺のおそろしい行為を知らされる場面は
この不倫カップルに対しては爽快感があったけど、
肝心の川辺に対してはラストもそこまでの気持ちよさはなくって・・・
うーん、もう少し先まで描いてほしかった。
被害を受けた女性たちの苦しくつらい思いも丁寧に描かれてるかんじはなかったなぁ。
川辺のいやな男っぷりはムカつくほど伝わるんだけど。

なんだかレイプ云々がなくっても、
川辺クリニックの憎悪にまみれた人間関係だけで1冊の小説が書けそうですね。
緑の毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 緑の毒 (角川文庫)より
4041019532
No.26
(3pt)

展開の面白さはあります。

桐野夏生さんは掲げるテーマが孤高的で中身への切り口が鋭いので好きでよく読ませて頂いています。
この小説も猟奇的な犯罪をテーマにわかり易い文体で書かれておりスイスイと読みました。
しかし代表作と言われる作品群と比較した場合、突っ込み具合がやや淡泊で
比較的短時間で仕上げたのではないか…と感じました。
“やっつけ仕事”とまでは言わないまでも、話の骨子がまとまってから仕上げるまでに要した時間は
それほどなかったのではないでしょうか。
結果的にこの小説を通して見えたものは“エリート医師の転落、そして破滅”という事であって
最初から性犯罪の非道性を訴えるような類の重たいテーマを掲げて書いたものではないと感じます。

しかし娯楽作品としての愉しみ方は充分に出来ます。
登場人物のキャラクターもそれぞれに立っており、全体的にメリハリの利いたタッチは
いつもと変わりません。
時間さえ許せば、1日で読み切れるくらいにグイグイ引き込まれる面白さは健在です。
緑の毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 緑の毒 (角川文庫)より
4041019532
No.25
(2pt)

奇妙な失敗作というべきか

タイトルに魅せられて読んだが、奇妙な失敗作というべきか。

開業医が水曜日の夜に手当たり次第に住居に不法侵入してスタンガンで気絶させ、麻酔薬を注射して婦女暴行するという話には大いに興味を抱いたのであるが、いったいどうしてそういう事に及ぼうとしたのかという動機が最後まで不明であった。

もしかするとそれは「当方の不明」によるものかもしれないが、いくら同業の医師である妻との関係がおもわしくないからといって、この若くて、お洒落で、金離れのよい東京の開業医が、なにを血迷ってだか連続レイプ事件を引き起こす「遺伝子異常」以外のなんらの必然性も感じられず、そんなことは頭の良い著者だって充分分かったうえで書いているに違いない。

だとすれば、これは暴行された女性たちの被害者同盟や復讐を誓う者たちの怒りや悲しみがいちおうもっともらしく描かれているとはいうものの、お話の本質は医師や病院を舞台にした一種の通俗娯楽小説であって、ここには最近著者が提起した「東京島」や「ナニカアル」などの文学的人生的サムシングは皆無なのであった。
緑の毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 緑の毒 (角川文庫)より
4041019532
No.24
(3pt)

Green-eyed Monsterが英文タイトル。

買わずに読もうとしたら図書館蔵書が300人まち
だったので買ってしまった。

表紙のこの絵はなんだろう。凝った装丁だ。

ジルサンダーをはじめとする

ブランド名が結構つぎつぎでてくる。
主人公の医師がブランド好きなのだ。

少々あっけない結末がまっていたのだが、ずるずると

購入後24時間以内に読んでしまった。

映画化されるかどうかわからないが

なかなかおもしろいモノができる

可能性も。ただ、作りようによっては

安っぽいバイオレンス怨念ものにもなりうるかも。

人物描写で共感可能な部分は多い。そこはいいのだが、
著者が別々にこまぎれにかいて角川の「野生時代」に発表したパーツを
寄せ集めた、それもまとめるにあたって
加筆修正とかがおこなわれなかった可能性が
たかいこと、それで、いつもの「毒」が
だせなかった、そのような気がする。
(チャプタータイトルには一部手が加えてあるが本文はもっとも古いのが2003年の作品)。

脇役(邪悪な存在)だか主人公だか、とにかく、開業医=rapist の 川辺 39歳。

対比的に勤務医がでてくるところがメディカルっぽい。

結末をもうすこしなんとかしてもらえれば

もっとよかったのに。現代のさまざまなツイターだの、ツールを

盛り込みすぎの感はいなめない。それで完全に焦点がぼやけてしまった。

チャプターの初出にあたって、長さの制約でもあったのだろうか。

読み終わって、拍子抜けがしてしまったのが

残念である。せっかく買ってよんだのに、と。
緑の毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 緑の毒 (角川文庫)より
4041019532
No.23
(2pt)

効かない毒。

まず一言。

桐野女史の毒って、こんなものだったっけ?

まぁ、敢えて、主人公が場当たり的というか、根っからの
悪として、浅知恵しかない短絡的設定にしたのかもしれないが、
心の闇とまでも全く言えないし、ドス黒さ、不気味さも皆無。

レイプに至る動機も中途半端で、犯行も穴だらけ、近場で
済ます上に、証拠も残し放題。
最後だって、「痛快」ってほどの盛り上がりはない。

追いつめられていく過程もご都合主義満載で、ここまで
滑稽な主人公(犯人)、軽薄な被害者、特徴の無い関係者で
ライトな小説を書かれると、至極がっかり。

レイプという絶対許されない所業も、簡単に出来てしまう
設定、レイプ被害者のトラウマや恨みの描き方も上っ面だけ。

ネットを利用して、現代的な設定とでも言えば、それなりの見方も
できるが、それは桐野女史があえて書く必要はあるまいにね。

結局のところ、レイプや不倫はいけませんよっていうテーマ
なのか、それとも何か言いたいことがあるのか、理解不能な
作品でしたな。
緑の毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 緑の毒 (角川文庫)より
4041019532
No.22
(3pt)

ちょっと残念

桐野夏生の作品は好きでほぼ読んでいます。

今回のは期待外れでした。

リアルな人間のどっろどろな心の闇を丁寧に書くのがこの作家の持ち味なのに、

浅〜くあっという間に終わってしまった。Twitterが絡んでくるラストの部分、私には非現実的な気がしました。

現代の流行りものと無理矢理結びつけてる感じがした。

もう少し掘り下げてほしかったです。

ハードカバーを買うこともなかったかなと思います。
緑の毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 緑の毒 (角川文庫)より
4041019532
No.21
(3pt)

最後の展開が一気に加速しすぎた気がする

夫婦で医者をしているが、妻に浮気をされてその腹いせにレイプを繰り返す医者と、レイプされた女性たちの心の闇を描いた物語。

約300ページあるのだが、レイプ魔川辺の心の闇や、浮気している妻とその浮気相手の男の情事、警察ざたにせずネットでやりとりするレイプされた女性たちの様子などがうまく描かれており、あっという間に読み終わるほど読みやすかった。

ただ、最後の展開が一気に加速しすぎた気がする。ここまで描いているなら、最後はもっと激しく修羅場になるような展開がほしかった。
緑の毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 緑の毒 (角川文庫)より
4041019532
No.20
(3pt)

お茶漬け桐野亭

300ページ弱という決して短くはない作品ですが、桐野作品としてはサラサラと読み進めらるので、あっという間に終わってしまうという感じです。
この料理人がよく出してくれる胃もたれするほどのステーキを食いに来たつもりが、あっさりお茶漬けで〆られたというか、食い足りないというか、もう閉店なのっていうか・・・
話はもちろん面白いです。若干薄くはありますが各キャラクターの造形や、後半の展開における小説ならではの技法等、光るものはあります。
とりあえず、また食いに来ます。
緑の毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 緑の毒 (角川文庫)より
4041019532
No.19
(2pt)

どうも

最近のこの著者との相性が悪いらしい。
読後、見事に何も残らない。
情念の部分がどこか中途半端で、このぐらい書けばいいだろう・・的な匂いを感じてしまった。
帯にあった医療業界の裏側みたいなものを期待したが、まったく描かれていない。
緑の毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 緑の毒 (角川文庫)より
4041019532
No.18
(2pt)

申し訳ないですが

「レイプはだめだよ〜」「不倫はだめだよ〜」
と言っているだけな気がしまして…
きちんと読み込めてなくてファンの方には失礼なんですが、
どうも…
何も残らないというか…

いや、主人公が転落してからの転がりっぷりは
読んでて爽快ですし、
構成も面白いんですけど、
でも…
それだけ…。
いやこのジャンルの本に何か求めるのも違うのかもしれないんですけど、
もうちょっと何かあってもっていう残念な読後感でした…
うまく言えずすみませんが。
緑の毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 緑の毒 (角川文庫)より
4041019532
No.17
(2pt)

物足りない

人間のジワリとした邪悪さにぞくりとくるが、さらにその奥底に潜むものの造りこみがモノ足りない。帯の「医者にも階級が…」の世界はほとんど描かれていないので、医療界の闇、を期待されるなら、おススメしません。作者のこれでもか、これでもかという邪心への粘性が、残念ながら今回はモノ足りないかな。
緑の毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 緑の毒 (角川文庫)より
4041019532
No.16
(3pt)

なんだかもったいない…。

私は最近本をよく読むようになったので、いかにも初心者的意見になると思うのですが…。

まず登場人物たちの心理描写はさすがで、すぐに引き込まれました。
ただいくらネット社会になった現代とはいえ、犯人である主人公を追い詰める過程が、
あまりにもうまくいき過ぎのように感じました。
もちろん現代ならこういった偶然はありえることだと桐野さんは言いたかったのかもしれないが、
それでもちょっと無理があるかなと思いました。

また被害女性たちの描きかたが少し物足りないかな…と。
そのため復讐を遂げる女性たちにリアルさが感じられないように思いました。
主人公も実は普段から周囲に邪悪な雰囲気を醸し出していた男として認識されていたのですが、
自らの邪悪な心の闇に堕ちていく主人公を描くのなら、普段はいい人、平凡な人で通っている人間が、
実は凶悪なレイプ犯だったという二面性をもっと描いた方が良かったのかなと思いました。

何故なら主人公の周囲の人間が、明らかに主人公が怪しいと皆が皆、思い過ぎのようにも感じるからです。
そこも犯罪を重ね続けたことでそうなったというなら分かるのですが、以前からそういう男だったと読み取れるので…。

あとラストは盛り上がったものを無理やりまとめた感が否めませんでした。
やはりちょっと全体的に中途半端かな。
あくまで私個人の意見ですが…。
緑の毒 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 緑の毒 (角川文庫)より
4041019532