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容赦なく
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容赦なくの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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ライアン・シリーズには欠かせない存在とも言える、ジョン・クラークの若き日の物語。前々から興味のあるキャラクターだったので即購入した。期待を裏切る事なく、展開される事件とは裏腹な、彼の繊細とも言える内面を知る事が出来る本だった。 | ||||
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元海軍特殊部隊員ジョン・ケリーは妊娠中だった愛する妻を交通事故で亡くし失意 の日々を送っていたが、偶然にヒッチハイクしてきたパムという若い女性と出会い再 び生きる気力を取り戻す。実はパムは麻薬組織から脱走してきた麻薬中毒者であった が、ケリーは知り合った医者夫婦の協力で彼女をリハビリして麻薬中毒から克服させ ることに成功する。 その麻薬組織は脱走したパムの他にも麻薬漬けにされた若い女性が何人もおり売春 をさせられていることを知ったケリーは、地元警察へ相談に行く途中で麻薬組織に見 つかり襲撃を受けた。ショットガンの銃撃でケリーは瀕死の重傷、パムは組織に連れ 戻され陵辱され死体となって発見される。再び愛する者を奪われたケリーの怒り。病 院での治療と懸命のリハビリで驚異の回復力を示した彼は、麻薬組織への復讐を開始 する。 映画「狼よさらば」のブロンソンばりに悪者を次々に抹殺していく主人公ケリーだ が、ストーリーはこれだけではない。もうひとつ主要なプロットとしてCIAと国防省 (ペンダゴン)からの要請で、ヴェトナムで捕虜になっている空軍大佐救出作戦の立 案及び尖兵役という国家的最重要任務を任される。(ジャック・ライアン・シリーズ のCIA工作員ジョン・クラークの誕生) なんとも忙しいヒーローだ。 なおジャック・ライアンの若き姿が数ページだけだが登場する。処刑人となったケ リーの犯行事件を捜査するボルティモア警察警部補がジャック・ライアンの父親とい う設定の為。さすがライアンの父親だけあって、なかなか優秀な刑事ぶりを見せ連続 殺人犯の正体に迫っていく。 ジャック・ライアン・シリーズを時系列(年齢順)で読み始めようと考えて、まず この作品から読みました。 読む順番は「愛国者のゲーム」→「教皇暗殺」へと続きます。 | ||||
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ずっとライアンシリーズを読んでいた方にはおすすめです。 若き頃のクラークが描かれています。 タイトルの通り「容赦なく」ですので、結末としてはすっきりするのですが、途中の描写なので女性はちょっと嫌悪感を感じるかもしれません。 これでクラークの過去もわかり、改めて今までの本を読んでみるとまた一味違うかもしれませんね。 番外編とはいえ、ずっと気になっていた謎がいくつか解決されすっきりし、読み応えもありました。 | ||||
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一連のライアンシリーズに登場し、「クレムリンの枢機卿」ではソ連の重要人物を脱出させ、「今そこにある危機」では、コロンビアで現地指揮を行った第一級の重要人物であるジョン・クラーク(本書ではケリー)とは何者か語る本である。 キーワードは、「麻薬組織との戦い」、「ベトナムに捕らわれる捕虜の奪還」、「機密の漏洩」である。 題名にあるとおり、これでもかと「容赦なく」彼に不幸が襲いかかる。妻とお腹にいた子供の交通事故死、麻薬からの更正に成功しかかった暁に殺された彼女。 復讐に燃えるジョン・クラークにCIAのグリーアからベトナムで捕虜となった重要人物の奪還指令(ボックスウッド・グリーン作戦)がもたらされる。 強襲作戦はここまで大がかりなものかと驚くが、うまくいかなければあっさり撤収するのも日本ではないことのように思う(いったん立案すれば、石にかじりついてもやれというのが日本的か)。 メンバーはレコン・マリーンズ(強襲偵察海兵)メンバーから選抜され、クアンティコ海兵隊基地で訓練を受ける。 いざ、出陣と言うときは、アンドリュース空軍基地からダナン(ベトナム?)までエルメンドーフ空軍基地経由でC141で空輸され、そこからC−2Aグレイハウンドで作戦行動に入っている空母コンステレーションに向かう。 さらにCH-46シーナイトで水陸両用艦オグデンに移動し、最終作戦準備に入った。 これに加えて、巡洋艦ニューポート・ニューズが艦砲射撃で露払いをして強襲作戦を開始するという壮大なプロジェクトである。 なお、マックスウエル、ポダルスキー、リターの役柄がわかりにくいが、アメリカ海軍中将(提督。愛称ダッチ、元太平洋艦隊航空司令官、現作戦部次長、リトル・ダッチがクラークに救出される)、海軍少将(提督。愛称キャス。空母コンステレーションに乗務)、CIA情報工作員である。 | ||||
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この本に関しては、余計な美辞麗句を並べるよりも、ただ一言「読め」と言わせてもらいたい。 余りに悲劇的な運命を突然、しかも重ねて背負い込むこととなった一人の男の孤独な戦いを、精細な筆致で描き出すトム・クランシー渾身の一編である。あなたがもし男ならば、主人公ジョン・テレンス・ケリーに共感あるいは共鳴して、瞬く間にこの世界に引き込まれることだろう。 本書はジャック・ライアンシリーズのようなハイテク軍事スリラーではない。 銃弾とナイフだけと言うローテクによる迫力に満ちた世界である。 とにかく最初のページをめくってみること。 必ず気に入るに違いない。 | ||||
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クランシーが育ててきたヒーローライアンが大統領になってしまい、今度は別口のヒーローの登場である。 今回はタフな元海兵隊シールのメンバーの過去が描かれる。 悲惨な過去、秘密を持つヒーローは、ライアンとは一味違う。アクションの展開はクランシー流の展開の速さで、一気に読ませる。 | ||||
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