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容赦なく
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容赦なくの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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訳者は故人ですし、あまり細かいことを言うのも憚れますが、ひらがなが多すぎてイラっとします!小学生でもわかるような漢字を敢えてひらがな表記にしている意図がわかりません!この傾向は訳者全般に見受けられますが、個人的には読みにくくて内容の理解が半減します!日本人の作家でこのようなことはあまりないので気になります!ひねくれ者ですみません | ||||
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トム・クランシーの作品です。訳は村上博基さんです。 どうやらベトナム戦争中という時代背景のようです。 主人公ケリーは、元シールズ(デモのほうじゃなくて、アメリカの本家本元の方ね)のムキムキマッチョ。 しかし、身籠もっていた妻が死に、偶然助けた少女パムとやりまくり。 そのパムは、麻薬組織によって弄ばれていた過去がある。 ひょんなことから、その麻薬組織に見つかり、ケリーは銃撃され、パムは連れ去られる。 連れ去られてから、パムはさんざんぱらオモチャにされ、悲惨にも殺される。 銃撃されたケリーは、それを知り、怒りのアフガンに。 容赦なく、パムを弄んで殺した麻薬の売人を殺していく…。 一方、アメリカはベトナムで捕虜奪還作戦をおこなうべく、ケリーと接触し、作戰への協力を求めていく…。 とりあえず、ケリーが必殺仕事人ばりに、一人一人の売人を殺していく、というのが、おもしろいですねぇ。 こういう復讐譚というのは、日本人は大好きですよね。 やたらとマニアックに、バレないよう殺していくんですよね。 さらに、あのアメリカンおおざっぱ警察が、やたらと綿密に捜査して、どうやらプロ(軍隊)出身者じゃねえ?というところまで推測するんですが、 うーん、アメリカの警察って、もっとアバウトなんじゃねえの? と思わないではないですね。 ただ、ベトナム戦争のせいで、たくさんのそういう殺人者を野放しにしている、という事実もあるわけなんですよね。 パムはさんざん弄ばれたあげくに殺されるわけなんですが、 でも、どうやらケリーも似たようなことをベトナムで(好むと好まざるとにかかわらず)していたようで、むしろケリーが麻薬の売人を殺していくのは、同族嫌悪的な感覚があるのかな、と思わないではなかったです。 ちょろっと、ベトナム戦争の闇といいますか、病理が描かれている作品だな、と思いますが、それはあくまでちょろっとで、主軸は復讐のスリルを楽しむ小説のようです。 | ||||
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