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京伝怪異帖
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京伝怪異帖の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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このシリーズを楽しみして読んでいます。でもこれはちょっと難解です。 | ||||
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山東京伝という漢、俗にあってもそのさま軽妙洒脱、寄のヒトであったと思う。石燕を滑稽な言葉で揶揄し、一方で安積沼を書く男である。稀代の奇人であったろう。その意味において「俗」ではなかった。しかし、本書では凡庸な一黄表紙作家として描かれる。「売れた」という記述はあっても、そのヒトトナリは、普通の範囲の男として終始描かれている。少なくとも皮肉の効いた筆を持つ「奇人」として描かれていない。 本書のホームズに平賀源内というこれまた大奇人を持ってきてしまったために、ワトスン役である京伝が凡庸な男になってしまったのだろうか。怪異譚として面白くないわけではないが、蔦屋と組んで幕府に毒舌を浴びせ、結果没落してゆく飄々とした漢をモチーフにしたにしては、お行儀が良過ぎる。 | ||||
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