I'm sorry,mama.

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評判

I'm sorry,mama.の評価:

3.59/5点 レビュー 83件。 B ランク

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平均点3.59pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全45件 1〜20 1/3ページ
No.45
(5pt)

めちゃくちゃ面白かった!

桐野ワールド炸裂でした!
200頁ぐらいの薄い小説ですが、これでもかと登場するありとあらゆる邪悪さは普通の毒ではなく凝縮された猛毒でした!
この猛毒さが癖になる。
I'm sorry,mama. (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama. (集英社文庫)より
4087462307
No.44
(4pt)

最高

フォローしてますが、独特の表現力で読みながら引き込まれてしまいます。
I'm sorry,mama. (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama. (集英社文庫)より
4087462307
No.43
(5pt)

救いのない事実

『人物の描写に深みがない』と言うような意見も見られたのですが、深みがないことこそが、この物語の主たる人物のその人らしさということだと僕は思いました。その『らしさ』と言う深みのなさ(洞察力、想像力、思いやり等のなさ)が大そう薄っぺらくも見え、耐え難くて嫌な感じなのですが、このような『目先の利にかなうこと以外何も考えない(考えられない)』感じこそが彼女の核だったわけで、そうなるのはなぜなのかと言うことはきちんと綴られています。恨みつらみと自らの欲望を満たすことしか考えておらず、そのためには他人を傷つけようが自分をないがしろにしようがどうでも良く、世界を馬鹿にし、もはや一般人と心を通じて話すこともできません。救いようがなく、同時に害毒はまき散らし、言いようがない。そしてそこに理由があるという。
救いようのないこの世の嫌な部分をえぐり出すような話でした。僕は日頃から男って嫌だなぁと思ってしまう質なのですが、やっぱりこの世界の不幸の根元は男なんじゃないか、なんてことも思ってしまいました。まぁ、男と言うか、男の命に植え付けられている質感と言うか…。こういう書き方すると偏ってると思われてしまうから嫌なのですが…。
やっぱりこの世界は基本的に酷いんじゃないかな、なんて考えたりもしてしまいます…。実際こういう事実はあるだろうし、いったいどうすればいいのだろう。
I'm sorry,mama. Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama.より
4087747298
No.42
(4pt)

初めての桐野作品

レビューでは結構ボロクソだったので、構えて読みましたが面白かったです。
I'm sorry,mama. Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama.より
4087747298
No.41
(5pt)

家には何冊大、小グロテスクがある事か

まだ観てませんが桐野夏生の小説は結構観てますので。私的にはグロテスクから始まりミロシリーズ、柔らかい頰的な考えさせられたり後味悪いのが好物です❤️
I'm sorry,mama. (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama. (集英社文庫)より
4087462307
No.40
(4pt)

大当たり!

古本屋で一冊200円、3冊なら1冊あたり100円という本で期待せずによんだけど、最初の20ページで想像を超える展開に出くわして、この本やばいと思って、心を落ち着けてからその後を読んだ。嫁によると、この著者の書く内容は結構えぐい内容、有名だとか。そうだったのか、どおりでと進む。

たぶんストーリーとしてはありがちで、小説らしいイっちゃってる感じの主人公と登場人物達なんだけど、イッちゃってるその人たちにあって、主人公だけはどこか他と遊離しているんだよね。そこがラストに向かっての哀愁を感じさせる。途中、ホテル経営者に主人公の事を警戒せよとメールが来るあたりで、読んでる方のアドレナリンは絶頂に。やばーい、一冊100円でいい買い物したなとおもいながら読んだ。しかし、最後60ページはちょっと展開を急ぎ過ぎか、もう少しこの世界を味わいたかった。よって、星は一つひいて4つとした。

とにかく登場人物がみんな濃い、映画化したら面白いと思う。あと、この表紙もいい感じで、好きだ。
I'm sorry,mama. Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama.より
4087747298
No.39
(4pt)

悪くない

届けるまで時間がちょっとかかりますけど、商品はなかなか悪くないです。
I'm sorry,mama. (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama. (集英社文庫)より
4087462307
No.38
(5pt)

ごめんなさい、お母さん

確かにアイ子は悪い女である。
しかし、ここに出てくる他の女だって悪いし、アイ子を作った周りの大人たちも悪い。
悪さ加減に差はあるが、ほとんどの人間が“悪い”のである。
そして自分だってそのような人間の一人であり、アイ子との差は、実は紙一重なのではないか…

この感覚こそが桐野夏生の神髄であり、その怖れを確かめるためには、また彼女の本を読まずにはいられないのだ。
I'm sorry,mama. (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama. (集英社文庫)より
4087462307
No.37
(4pt)

ヌカルミハウスに泥の会

残虐記
グロテスク〈上〉 (文春文庫)
OUT 上 講談社文庫 き 32-3
柔らかな頬〈上〉 (文春文庫)
を、読んで、本作を読みました。

最初は、美佐江先生の話なのかと思ったら、いきなりの展開にビックリしました。
アイ子さんのお話?なんですね。。。

他の方も書いておられましたが、やはりこの文章量だと
内容的にもうひとつというか、長く書いてこそ、桐野さんの良い面?が
発揮できるように思い、これももっと長編だったら良かったなぁ〜と思いました。
色んな登場人物がいてこのページ数だとおさまりきれないっていうか…。

最初に出てきた、女装壁のある里親?のおじいさんや
星の子学園卒のやっちゃん達などが後半には何も出てこないし…。

しかし、これだけ人を簡単?に殺しまくって、つかまらないものなのかな?(笑)

感想としては、もっと読みたいという感じでした。
でも、先に先にと読者をすすませるのは、すごいと思います。

しかし、娼館関係が、「ヌカルミハウス」に「泥の会」ってどういう
ネーミングセンスだろ?(笑)徹底的に落ちてるね〜☆(笑)
I'm sorry,mama. Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama.より
4087747298
No.36
(5pt)

どこまでいくのか、桐野夏生

著者近影がいずれもゴージャスな装いにハイセンスな髪型、自信たっぷりな笑顔ばかりなのですが、それも納得。そうでなきゃ嘘だ! と思えるくらい、もうコテコテの邪悪。あまりにも悲惨、ものすごくひどくて逆に笑ってしまうようなおそろしい本です。

登場人物の視点を章ごとにいれかえながら、養護施設と置屋という、ある意味極限の設定の中で濃密な人間関係をクロスさせ、ホテル王(女性ですが)の子息誘拐(ちゃちすぎる)など、主役のアイ子のいきあたりばったりで無計画で何も考えてない「気分」のままに繰り返される悲惨な事件。

これだけヒドい内容を疾走感すらもたせて一気に読ませてしまうのはさすがです。きっと若書きの作家だったらこの本の1章ごとに1冊書いてしまいそうなハチャメチャな内容。

しかし「現代」をこれほど端的に表現した本もないのではないでしょうか・・・「その先」への危惧を一番強く感じさせられました。
I'm sorry,mama. Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama.より
4087747298
No.35
(4pt)

タイトルが深い。

40代の女性、アイ子が主人公。
これ以上最悪な状況で生まれ育った人はいるのだろうか。
主人公は、人を殺すことにマイナス感情を持つどころか、プラスの感情を持っている。
自分のためなら、人を殺す事はなんてことない!という雰囲気でストーリーが展開した。
最後になって盛り上がりが欠けてしまった感はあったが、ストーリーとしては結構引き込まれてどんどん読み進めることが出来た。

主人公のアイ子を見て感じたこと。
人は、やっぱり愛されて育つことがどんなに幸せなのかって感じました。もっとアイ子が愛されて育てば、誰かにその存在を認められていたら、、、?もっと、ちがったオトナになれたんじゃないか?って思います。

そしてこの本のタイトル。
このタイトルのママとは?
そしてアイムソーリーとは??
誰に伝えたかったのでしょう???
何通りにでもとらえられるこのタイトル。奥深いです。
I'm sorry,mama. Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama.より
4087747298
No.34
(4pt)

ページを繰る指が止まりませんでした

これ以下はないんじゃないか?と思ってしまうくらい救いようの無い境遇の主人公。薄汚く生々しい登場人物。行間から思わず悪臭すら漂ってきそうだった。しかし、読むことがやめられなかった。「グロテスク」のときと同様、ものすごい負のパワー、邪悪なものを感じながらもページを繰る指が止まらなかった。不幸、邪悪、陰険さ、おどろおどろしさなどなど人間の負の部分を描くと桐野さんはピカイチだと思う。

I'm sorry,mama. Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama.より
4087747298
No.33
(5pt)

畠山鈴香容疑者を思い出しました。

アイ子=スズカ容疑者という感じです。
↓2人はこんなことを思ってそうな気がしました。

私が信頼に値する人間なんていない。
将来的展望――。そんなもの考えているほど
私は馬鹿じゃない。
瞬間、瞬間に生きてやる。
私はそのとき東京に行きたいと思った。

どうせ短い人生なのに。
お前らにはできないだろう。
希望というコトバは私が終わらせてやる。
凡人はすぐに意味を見出そうとする。
不条理という言葉を知っているか?

私が育った環境。
すぐに原因を探す者よ。

一貫性を持たないという一貫性を持って私は生きている。
刹那に生きる私の切実さを持ってお前らは持っているか?

I'm sorry,mama. Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama.より
4087747298
No.32
(5pt)

純粋邪悪

暗黒小説といってもいいほどのハードボイルド小説です。なんといっても語り手は、ずーっと殺人者アイ子の目線。そして、そのアイ子は、誰の子供でもない、邪魔者としてこの世に生まれ落ちただけの人間。モンスターという映画がありましたが、それよりハードな人生です。社会派だけど、問題提起型とはとうていいえない。女は世間と個人としてどうやって戦っていくものか?て感じ?いや、戦っても負けは見えてるんだけど、どうやって、朽ち果てていくのか?っていうのが淡々とかかれているんですね。グロテスク・残虐記の一連のシリーズですが、ここまでいくと、邪悪も一本すじが通ってます。色恋、生き死に、の小説が多い中、結構本格的な小説を読めたなていう充実感があります。
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4087747298
No.31
(4pt)

純粋な殺人鬼

発売当初から注目していて読みたかった本です。

宣伝文句では、アイ子は邪悪、怪物と言われているけれど、
読んでいる限り、そんな風には思いませんでした。

そこにいるのは、純粋に、欲望のままに動く、子供。
純粋な殺人鬼。

アイ子はどんどん人を、ためらいもせず、後悔もせず、殺してゆきます。
だけど、そんなアイ子に抱く感情は、憎悪ではなく、哀憫でした。

この、かわいそうな子供が、いつか、幸せになりますように。


I'm sorry,mama. Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama.より
4087747298
No.30
(5pt)

ちょこっとハード

桐野氏の「グロテスク」「残虐記」と同時期に書かれた作品です。上の2作が、文字通り人間の内面的な葛藤、心理的な闇を掘り下げたものだとすれば、本作品はそれをアクトアウトした女の話。主人公のアイコは、内面的思索にはふけりません。本能的に行動することのみによって、生きています。心の闇ではなく、行動することのみが存在になってしまったアイコを作り出した「ある社会の闇」を感じる本です。桐野氏のハードボイルドな一面が色濃く出ています。「OUT」よりも、よりハードボイルド。少し猟奇的な描写もみられるので、じくじくと内面葛藤を読むのが好きな方には不向きかもしれません。
I'm sorry,mama. Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama.より
4087747298
No.29
(4pt)

桐野夏生と言えば『怪物』

この著者の作品は後味が悪いです。
でも面白い。
どれだけ後味が気持ち悪くても、
他の作品を読みたい!!と思わせる衝撃が常にある。

今度の『怪物』は見た目は何の変哲もない中年女性。
松島アイ子。

置屋で産み捨てられ、
やり手婆や娼婦に邪険にされながら育った子ども時代。

長じて養護施設にはいってからも皆に邪険にされ、
小狡く生き抜いていくことを体得していく少女時代。

やがてたどり着く場所は最悪の現在。
気に入らないヤツ、都合の悪いヤツは消してしまえばいい
それはとても刹那的で衝動的な生き方。

何かを学ぶことなく、ただ動物的にその場その場をやり過ごす日々。

ここまでグロテスクではなくても、自らを顧みるとうそ寒くなります。
とりあえず、とか、いちおう、って言葉で自分をほったらかしている現状。
面倒くさいヤツだな、って思ったらケータイメモリからそいつを削除。
はい、ばいばい。

自分の中の『松島アイ子』を、
見なかったことにして
いなかったことにして
ばいばい、するのは恐ろしいです。
I'm sorry,mama. Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama.より
4087747298
No.28
(4pt)

怖いよ~

リアルでグロテスク、読後は重たい~ 登場するアイ子が本当に怖い。人が愛を知らずに育っていくとここまで恐ろしい人間になれるのか・・・他に出てくる人物もとてもリアリティがあって、読むたびに自分の中で映像となって浮かんでくる。桐野夏生さんの本は凄みがある。どうしたらこんなにリアルな文章が書けるのだろう、と感心するばかり。でもこの本を読んだあとはしばらく胸焼け状態だった。アイ子のどろどろしすぎに圧倒されてしまった。重たいパンチを食らったような感じ。
I'm sorry,mama. Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama.より
4087747298
No.27
(5pt)

毒にあたって腹痛がおきながらも、一気に読みました

冒頭はなにげなく始まって、なにげなく主人公のアイ子が登場します。そのペースでなにげなく読んでいたら、すぐに驚愕の展開。
 アイ子って、アイ子って、いったいどういう人なんだろうか、とどきどきしました。
 多くのエピソードの中でアイ子について語られるうちに、またそこで登場してきた多くの人物たちがアイ子にかかわって、こちらもアイ子のことを知ってはいくのですが、逆にアイ子の謎も深まります。
 そして、ラストのころ。多くのエピソードの中でぼやけてしまったアイ子がくっきりと姿を現し、物語もきゅっと絞られたようにまとまる。
 おお、そうであったか、と膝を叩いたら、物語が幕を閉じます。
 作中で語られる現在の日本の世相や、そこで生きる人たちの様子に身につまされながら、一気に読んでしまいました。
 アイ子の邪悪はその成り立ち方も発展の仕方もすごくリアルでした。納得がいく邪悪。納得がいくだけに、より怖いのですが。
I'm sorry,mama. Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama.より
4087747298
No.26
(5pt)

こわ~い。でもどこかにいそう。

これほど主人公に感情移入できないお話もめずらしいと思った。サイコホラーではなくミステリーでもなく、でも怖い。怖いやつ。でも読み出したら止まらない。私もあまりよい育ちはしていない方だけどアイ子は本当に最悪だと思った。現実では最悪な環境で育ったからといって悪人になるわけではないと思う。ただの意地悪な人やただの考えの足りない軽薄な人物ではなく根っからの悪人は現実に存在するんだなと大人になってから確信したのでアイ子が本当にどこかにいそうな気がする。こういうタイプの本は私には新しかったので星5つだけれど全ての人におすすめできるかというとそうではないです。文章は軽快で読みやすいけれど内容は重たいです。
I'm sorry,mama. Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama.より
4087747298