I'm sorry,mama.

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

I'm sorry,mama.の評価:

3.59/5点 レビュー 83件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.59pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全38件 1〜20 1/2ページ
No.38
(2pt)

これは失敗作だなー

再読したが、2回目もおもしろくなかつた、著者の作品にしては、物語も、単調で、飽きてくる。残念!
I'm sorry,mama. (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama. (集英社文庫)より
4087462307
No.37
(2pt)

「邪悪で残酷な女の生を・・・

・・・痛快なまでに描き切った問題作。」という惹句に惹かれて読んだが、どうも誇大にすぎやしないか。冒頭からしてのんびりした様子で、ロマン・ノアールがもつ切迫感や追い詰められ感が欠落している。というか、ホテルの女性経営者像にしても、元娼婦の名前がガス自殺したロリコン文豪と一字違い(史上二番目にワルい首相の名前とも掛けているかも)との設定にしても、むしろコミカルな部分が多い。一方で、養護施設における「子供の序列」など、ナルホドとは思うが、それだけ。(いや、人間、ここまで悪たり得るのか)と、こちらの想像を絶するような悪への剔抉というか、作家としての鮮やかな一振りが、ない。過酷な出自ゆえの防衛本能から「動物的な勘」で悪を為しても官憲の手をすり抜けてきたというのも、雑駁すぎる。ラストで大どんでん返しがあるかと期待したが、ここもドタバタ劇で尻切れトンボ。各章の副題も必要なのか、疑問だ。むしろ即物的にノンブルのみを振り、次の展開へのドキドキにつなげるべきではないか。とはいえ、その肝心要のドキドキ感がないのだが…。輪をかけてひでェのが島田雅彦の解説。「ディーテイル」「汚わい」は、文を鬻ぐことを生業としている身としては酷すぎやしないか。と思ったら、その後は「ヒューマニズム」なる手垢まみれの言葉の連打ときた。「何としても」「広げに広げ」「がんばります」といった、どこかの党の十年一日の紋切り型とおっつかっつで、げんなりした。解説で★一つにしようかと思ったが、小説自体はちょっとしたライト・ノヴェルにはなっているので、おまけで★二つとした。
I'm sorry,mama. (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama. (集英社文庫)より
4087462307
No.36
(3pt)

助走のまま

助走のまま飛び立たずに話が終わってしまったかのような感じが。
ただ、相変わらず、物語の雰囲気は読ませます。
I'm sorry,mama. (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama. (集英社文庫)より
4087462307
No.35
(2pt)

ちょっと雑な社会病質者像

売春宿で産まれたアイ子は成長して次々と犯罪を犯していく.
最後にたどりついた自らの出生の秘密とは?

主人公のアイ子の言動は,
短絡的かつ他者への共感がまったくなく,いかにも社会病質的なキャラクターであるが,
桐野作品に通底する平凡と狂気の境目の危うさみないなものは
この作品からはまったく感じられない.
典型的すぎてあまり面白みがないとすら言える.
I'm sorry,mama. (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama. (集英社文庫)より
4087462307
No.34
(3pt)

桐野さんらしい・・

桐野さんらしい 小説です。

主人公は 次々と 犯罪を重ねていく・・・
この子が生まれてきた「意味」は 何だろう。。

読者の寛容力を試しているとの評がありましたが
まさに そうです・・

桐野さんが好きな人は、まだしも 始めて 桐野さんを 読む人には
辛いでしょう・・・
I'm sorry,mama. (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama. (集英社文庫)より
4087462307
No.33
(1pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

がっかり。

桐野夏生さんの本は何冊か読みましたが、これはお勧めできません。がっかりでした。
I'm sorry,mama. (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama. (集英社文庫)より
4087462307
No.32
(3pt)

ちょっと

最近 著者の作品にはまっていろんな作品を読んでいますが
これは 設定とストーリー展開にちょっと無理があるように感じる。
まあ 小説だから面白くするのはしょうがないが、
安易にやりすぎると 白けてしまう。
著者の作品の ドロドロした毒の部分がハイレベルであるがために
いまいち ものたりなさを感じてしまう。
I'm sorry,mama. Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama.より
4087747298
No.31
(3pt)

微妙に中途半端

この人の本は作品によってムラがあるが、この作品はこの作品の中でムラがありすぎな感じで、なんだかついて行くのが大変だったが、一気に読んでしまったのは、作品の中のセクションごとそのものは面白かったからか。しかし、話が横道にそれることが多く、あまり引っ張るので、もしかしてこれから重要人物なのか?と思ったら全然関係なかったりと、なんか散漫な印象もぬぐえず。ちょっと欲求不満の残る終わり方だし、登場人物を描き切ってない印象もあって、読後の「残尿感」(笑)が結構あったけど、一気に読んだので、まぁよしとしよう。
I'm sorry,mama. (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama. (集英社文庫)より
4087462307
No.30
(2pt)

これは・・・

どうしようもなく気持ち悪い本だ。
いや、気持ち悪いというより嫌悪に近い。

裏社会的物語だが、この作者のつくるキャラはどれも同じに思えて仕方がない。
心に傷をもち、ドロドロとした卑屈な考えを心に宿した女性キャラばかりで正直うんざりする。
グロテスクはそれなりに読ませる作品だったが、これは手を抜いた感があるように思った。
少なくとも、新しさはない。
I'm sorry,mama. Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama.より
4087747298
No.29
(2pt)

いまいち・・・

暇つぶしの小説としては良かったです。
一気に読んでしまいました。ページをめくるのが楽しみでした。
ただ、すごく暴力的なのは桐野さんのスタイルなんでしょうか?なんか
すごくとんでるというか・・・
始まりがすごくよかった。 幼稚園の先生と教え子のカップルの話かと思えば
主人公はアイコといういきなりの展開には驚いた。

すごく個性的で登場人物がたくさん出てくるんですが
その人たちが一体どうなったのか その後殆ど姿を現さないし
その点はすごく中途半端な気がしました。
こんな人殺されてなんでバレないんだ・・・・?!
リアルさはないですが、むしろ それが楽しめました。
他の作品も読んでみたいと思います。

I'm sorry,mama. Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama.より
4087747298
No.28
(3pt)

母と子の様々な形、作品としては大成功ではないかもしれないが

親が子を育てられない施設と売春宿を軸に、様々な親子が登場する。孤児院の先生と生徒。娼館の娼婦と娘。未亡人と自分の腹でない子。親子ってなんだろう。親が愛情を注がないとこういう子が育つのか?血が繋がっていないのに、愛し愛される関係もあれば、血が繋がっているからこそ、憎く思う関係もあるわけで、二つの愛憎の形が示されているが、どちらも不完全燃焼に終わっており、ちょっと残念。著者が殺人鬼アイ子に毒を盛りきれず(恐らく)、モンスターなのに少々同情する余地のある人物像にしたことがその一因か。モンスターばかり求める読者にも問題があるけどね。
I'm sorry,mama. Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama.より
4087747298
No.27
(1pt)

グロテスクは傑作、これは失敗作ですね

グロテスクには驚嘆した私ですが、同系列の作品として数段見劣りがします。

不幸な虐待を受けて人間性を欠落して成長していく過程、その結果共に安易に流れている感触です。アイ子の出生の秘密も陳腐です。

暗部を描く作品ははずすとただ汚らしいだけのものにしかなりません。




I'm sorry,mama. Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama.より
4087747298
No.26
(3pt)

切ないですね

アイ子が、もしたった一人にでも愛されて育ったのなら・・、と思わざるをえません。誰にも愛されず必要とされず、その結果がこのアイ子を造りだしたとしたのならば、ひとつの物語としては納得できますが、一人の人間としては切なくてたまりません。稚拙な殺害方法、先々に対する場当たり的な行動、アイ子は紛れもなく子供であり、愛情という大切な感情を知らない欠陥人間だったのかと思わされます。ただ、終局の部分で彼女が殺害してきた人々が描写され、彼女の思考にその人々が登場したことによってアイ子の罪悪感が浮き彫りになるのは良かったと思います。アイ子の終末がどんな形でもいいからもっと愛情に近づいたものであれば、私的にはもっとよかったです。
I'm sorry,mama. Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama.より
4087747298
No.25
(3pt)

中高年の女たちの物語

特異な経歴を持つ42歳の女性の無鉄砲で刹那的な生き様を描く中篇。ヒロインを中心に据えて、同世代(またはそれ以上)の女性たちも数多く登場する。軽いテイストだけれど暗黒小説に分類されると思う。登場人物たちはみなどこか歯車が狂っているような気がする。そしてそれを受け入れて、あっさり(結果的にはということだけれど)開き直っているところに力強さを感じるのだろう。ただしかなり浮世離れした物語なので、共感することはないが。テンポよく話が進んでいくので、サクサク読み進めることができる。物語自体が迷走しているのでどこへ向かっているのかわからないスリリングさがある。ラストを読み終えても、まだまだ物語はこれから続くのだ、という感じである。
I'm sorry,mama. Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama.より
4087747298
No.24
(3pt)

後味が・・・

桐野さんの作品は毎回必ず読んでしまいます。
面白いんだけど、後味が悪すぎると言うか・・・
ああ、いいもの読んだ♪みたいな気分にはなったことがありません。
でも読んじゃうんですけどね、面白さはあるから。
今回のも人間の邪悪な部分ばかり強調されている様な気がしてしまいました。
前半だったと思いますが出てくる里親の老夫婦って
いつかまた絡んでくるのかなぁ、と思っていたのに
絡んでこなくて、あれ〜?って思いましたが私だけでしょうか?

I'm sorry,mama. Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama.より
4087747298
No.23
(2pt)

ん~難しい・・

アイ子の邪悪さが生い立ちによるものか?
それとも親の遺伝子によるものか?嫌悪感を抱きながら読み進めて行きました。
一点の光りさえも見出せない暗い暗い物語です。
読んでいくうちに心の中が澱んでいくような・・・。自分に不都合な存在をすべて消し去っていくアイ子。
殺人をゴミを蹴飛ばすくらいの軽い気持ちでやっていく。
周りの全ての人間を憎んでいるアイ子。
途中の子供とのエピソードは、唐突。
しかもあってもなくてもいいような感じに思えたり(爆
ラストも。。。どうなんでしょう?これが桐野夏生ワールド???
I'm sorry,mama. Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama.より
4087747298
No.22
(3pt)

平均点

桐野氏の作品としては、平均的なものである。
作者には怒られるかもしれないが、一読者としては、登場人物・設定は異なるものの、近年の「残虐記」「グロテスク」と同じような世界観、展開であるように思う。
しかしながら、この毒々しさと、怖いもの見たさでページをめくる感覚は、桐野氏の作品の特徴であり、他の作者にはまねができないものだと思う。そういう意味では期待を裏切られることはないだろう。一方で、「OUT」や「柔らかな頬」に感じた斬新さを感じることはできなかった。未読の方がいたら、むしろこちらをお薦めしたい。
I'm sorry,mama. Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama.より
4087747298
No.21
(2pt)

こわいもの見たさ

~ この作者の本ははずれがなかったので、まあ読んでみたというところ。なかに出てくる方は、みんなグロテスクで気持ちの悪い人々だが、なかでも、アイ子の気持ちの悪さ、グロテスクさが一人歩きしていて、すごく読後感が悪い。これでもか、これでもかという、グロテスクなものの連続で、読んでいてつらくなった。どこか、現実逃避がしたくて、読書をするのに~~、地獄絵をみにいったみたいで、、、後味が悪い。
 試みとしては面白い本であるが、楽しみとしての読書にはむかない。~
I'm sorry,mama. Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama.より
4087747298
No.20
(3pt)

ちょっと物悲しい・・・

「人の命を何とも思わない。」思いやりをかけられることも、かけることもなく育った。愛情に飢えていた。誰も頼る人がいなかった。彼女の不幸な生い立ちが、彼女の人格をゆがめてしまった。そんな彼女が、ある日自分の母親が誰なのかを知りたいと思う・・・。人間知らないほうが幸せなこともある。アイ子の場合も知るべきではなかったのかもしれない。憎みきれない。実の母親を慕う気持ちがやはりあったのだろう。そう考えると、この本の題名が物悲しく見える。
I'm sorry,mama. Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama.より
4087747298
No.19
(3pt)

設定や展開のインフレーションがリアリティーを削いでいる

ここ2作、誰もが知る猟奇事件を小説のモチーフとすることで、「“想像を超える現実”をさらに超えていく想像」に果敢に挑んできた桐野夏生。本作は久しぶりにその図式から離れた作品である。ただし扱っている主題は前作同様“現代の闇”であり、出自、貧困、醜、愛の欠如...と負の要素をこれでもかと抱え込んだ女主人公が感情もなく人非人の限りを尽くす、いわば現代のピカレスク小説である。
 前2作は“想像さえ超えてしまった現実”という挑むべき相手が明らかで、それが作品のフレームにもなっていたのだが、本作は自ら、現実に拮抗するような悪意や不可解や陰惨を構築する必要から、設定や展開がインフレーションを起してしまっている。前2作はいくら過剰な設定、展開、解釈があっても“実話”という説得材料があったが、今回はそれがないため、あまりに戯画的でリアリティーが感じられない。
 なぜ女主人公のような“悪”が生み出されるのかといった点も、輪姦で男親もわからない出生、売春宿での幼少期といったディティールでは、昔からある「遺伝か?環境か?」といったレベルの論議に収斂してしまい、現代との接点が見えてこない。
 主人公と思わせた人物がいきなり一章で焼け死んでしまう書き出しのギミックや、誰もが得体の知れない興味を感じているあの格安シティホテルグループの女社長を現実から引用するセンスには才能を感じるし、次作への期待はつながる。
I'm sorry,mama. Amazon書評・レビュー: I'm sorry,mama.より
4087747298