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幸福な食卓
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幸福な食卓の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全130件 81~100 5/7ページ
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人間関係の複雑な世の中。その人間関係に悩む人は少なくないはず。会社や学校、家族、恋愛。楽しい人生の裏に素敵な人間関係があり、そのまた裏に複雑な人間関係があります。 人間関係につかれてしまったとき、ふっと現実から逃避したくなったときに、実社会に戻る強さをくれる一冊です。 正直に生きる等身大の女子高生の姿に強く生きることための勇気をもらいました。 | ||||
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この話の、家族の愛や学校の悩みや甘酸っぱい恋、そういう青春って感じの雰囲気はとても好きです。その雰囲気のまま結末を迎えていたら、星5つでした。でも終盤、ある人の死で話の雰囲気が、ガラリと変わってしまった気がします。そして煮えきらない終わり方。なので星4つにしました。ん〜結末が本当に惜しい。 | ||||
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とても良い話でした。誰でも考えられそうな話でしたけど、瀬尾まい子さんだけが描く世界観に感動しました。僕は読み終わった後、心が温かくなりました。ごく普通にありそうな話だったけど、普通だからこそ幸せと感じれる話だと思います。今度の瀬尾さんの作品が楽しみですね。 | ||||
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あったかい感じがしました。全体を通して、午後の陽だまりに包まれた感じ。あくまで感じですが。 ストーリー展開的には、決して「あったかい」場面ばかりではないんだけど、それでもどこか余裕があって、お昼寝って感じ。悪く言えば、臨場感がない?悪く言う必要なんてないのですがね(苦笑)それが作品にいい影響を与えてる感じなのでね。 家族のあり方、大切さ。生活の中での人の「役割」。人それぞれ持った悩みと解決方法。等など、それぞれの登場人物を見ると面白い。というか共感できたり考えさせられたり、「人間」が見える。 実際、世の中そんなに簡単ではないと思うけどなぁって思うとこもあるし、あっけない感じのとこもあったし、「作り物」を感じさせるところもたくさんあったけど、でも、それでも作品の持つ優しさとかあったかさが勝ってます。「なんかいいな」って思わせてくれる作品でした。好きです。 | ||||
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映画化になると知ってから読みました。 本のなかの世界はすごくゆったりとしています。 読みやすいし、なにより直ちゃんと大浦くんの存在は 読む人の心を暖かくしてくれます。 兄のいない私ですが、こんなお兄ちゃんいたらいいなーと思います。 でも直ちゃんの暖かさって、どの家族でも持ってるものなんですよね。 決して中原家だけの特別じゃなくて、私もあなたも誰かに守られてる。 愛をもらってる。 そんなことを気付かせてくれる本です。 何回も何回も読み直していきたいと思います。 | ||||
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男性人が良かった。 直ちゃんの話すことは、実践で試してみようかなと思うくらい魅力的だった。 ぜひ注目して読んでほしいです。 大浦くんも素敵でした。 だから、彼が亡くなってからがあっさりし過ぎていて寂しかったです。 坂戸くんもナイスでした。 最後出てきてくれないかな・・・って、期待してしまいました。 もっと出番を増やしてほしいくらいでした。 あと、お話のなかに出てくる食べ物が美味しそうでした。 表現がとても素晴らしかったです。 作ってみようかなと思うくらいでした。 ・・・久しぶりにいいお話に出会いました。 読み終わって、自分のなかで何か変わったような気がします。 今自分の周りにいる大切な人を、もっと大事にしないとな。 失う前に、後悔する前に、出来る限り実行しよう。 この一冊で多くの想いが膨らみました。 | ||||
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毎日朝食は家族4人そろって食べる。 その食卓から物語は始まる。 父の自殺未遂、母の家出、兄の大学進学断念、 そして、一応「普通」と位置づけられている妹。 こんな4人家族の日常を淡々と描いているだけなのだが、 それが温かくもあり、切なくもある雰囲気を醸しだしている。 「家族っていいな」と 重くなく、さり気なく気づかされます。 | ||||
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新聞で映画の評を見て原作が読みたくなったので注文した。結局勘違いしてコミックになったものを買ってしまったのだけれど……。 やっぱりコミックだから、たぶん、原作よりは軽かったのではないかと想像している。そのわりに、読み終わったあと、ちょっとふわっと自分も救われたような温かいものを感じた。自分が主人公と同じ年代だったら、もっと感じたものが多かったかもしれない。 自分と同年代の父親・母親の葛藤が描かれているかと思ったのだけれど、その部分が軽かったので☆4つ。……でも主人公じゃないから仕方ないかぁ。 | ||||
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大浦くんみたいな人がいたらいいのに。 新聞配達しないでほしかったな。 映画はどんななのか。 映画は見てないのだが、気になるのは坂戸くんだ。 坂戸くんもとっても重要な存在なのだ。 私は映画化するとのことでこの本を読んだけど、 配役すごくいいと思う。 大浦くんが亡くなってからの家族の回復があっさりな感じがした。 でもそれが家族の良さなのかな。 | ||||
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この作品の見所といえば、直ちゃんと特に大浦勉学の二人の魅力的な登場人物にあると思う。しかし大浦勉学が居なくなってからは、面白くない。大浦勉学を居なくするなといいたい。それまでは★5つで良いんだが…しかし映画の方はしっかりフォローしてあるのでOKである(色んな意味を含めて)。ぜひ映画の方もお勧めする。 | ||||
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読みやすく「あっ」という間に読みきってしまいました。主人公中原佐和子は清々しく、知的で、恋愛もさわやかで、今の日本の女性にないものがあり、懐かしさを感じました。 文中に出てくる食べ物がどれもおいしそうで、リアルに表現されており、このこだわりは面白かった。 少しサビというか盛り上がり部分にかけるところが星4つになったところです。 | ||||
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のほほんと始まりのほほんと終った感じがしました。友人は「私はファンタジーものが好きだからつまらなかった」といいましたが、私は日常モノが大好きなので、「のほほん」が好きな方にはとてもおすすめです。また、学級委員をしてる方にもおすすめで、とても共感できますよ。映画もみましたがこちらは本を読んでからの方がよいかもしれません。映画は時間が限られている分、登場人物の細かい心境の変化が表しずらいのか、少し浅い感じにつくられている部分があると感じました。 | ||||
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久しぶりにいい本に巡り会えました。 ここの評価をみるとイマイチなのかな?って思ってたんですが、いざ読みだすと止まらなくなりました。 読み終わると、なにか伝ってくるものがあります。 是非、読んでみて下さい。 | ||||
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「父さんは今日で父さんを辞めようと思う」。 冒頭のこの一行で、この小説のすべてが表されているような、そんな本でした。 その大きな契機となっているのが、父親の自殺未遂です。 母親は、この自殺未遂を感知し止められなかったということを苦にして、精神的にまいってしまい、別居状態をしています。 兄は、進学校でTOPを通しながら、大学へ行かず、農業へ。 それに父親も、教師生活にピリオドをうって、改めて大学進学を目指しています。 どう考えても、普通の「家族」の状態ではありません。 これを引き起こしているのが、「役割」という問題です。 「父親」としての、「母親」或いは「妻」としての、「長男」或いは「優等生」という役割等々です。 人は、何らかの「役割」を持って生活をしています。 これが長く続くと、そうした「役割」に疲れてきます。その時、どうするかということです。 大学を卒業して定年まで仕事をするとすると、約40年間仕事をすることになります。 今、身体的には元気なので、60歳で仕事を止めるのは早すぎるという議論もあります。 でも、この約40年間の「役割」は、精神的にはかなり辛いものがあります。 そういったことを考えると、やはりどこかでリフレッシュが必要になるのでしょう。 その上で、もう一度その「役割」に戻るということが、必要なのかも知れません。 この本でも、異常な「家族」の状態から、元に戻ろうとするような形で終わろうとしています。でも、この時、同じ「父親」の役割でも、このインターバルがその性格を変えてしまっているのかも知れません。 長い「役割」に対しては、意識的にピリオドを設けて考えるようにする必要があるのかも知れません。 | ||||
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父さんをやめる」そう宣言した父親もすごいけど それを受け入れる家族ももっとすごい。 父親は自殺未遂を起こし、 母親は父親が自殺するまで追い詰められていたことに 気づかなかったことで、自分を責め、 家を出ることで心を平静に保っている。 兄は大学に行かず、農業をし、自分の好きなように生きている感がある。 妹は梅雨の時期にやってくる体調不良(父親の自殺未遂が原因)と闘い、 家族一見ばらばらに見えて、 でも実は根っこの部分ではしっかり繋がっている、 お互いのことを思いやっている、 家族ってそうなんだよな、って語りかけるような物語。 ただ・・・ 最後がね、 そういう終わり方って、あまり好きではないので そこは減点ポイントです。 そういう結末を持ってくることで 家族とのつながりを強調したかったのか、 それとも別の意図があったのか、 分からないけど、 一番「お手軽」な終わり方だったと思う。 それで感動は・・・しないだろうな、とも思うけど。 文章自体は瀬尾さんらしく読みやすいものでした。 でも、読後感は・・・やはり本当のハッピーエンドで終わってほしかったなぁ〜。 | ||||
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瀬尾さんの文章は、とても読みやすい。 回りくどいところがなくて、さっぱりしていて。 でも、ちゃんと心に残る・・・ 初めての感覚に、一瞬で虜になってしまいました。 一見バラバラで、違う方向を向いているような「家族」4人。 だけど、ちゃんとどこかで繋がっている。 ちゃんとどこかでお互いのことを思ってる、そんな気がしました。 不思議な家族だな、という印象だったのが、 読み終える頃には普通の家族に思えました。 でも、ちょっとクライマックスは意外でした。 意外すぎて涙が止まらなかった。 | ||||
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小説の一行目がどんなに重要な物であるか感じさせます。 新聞でそのくだりを読んだ時、本屋に行こうと思い買いました。 ちょっと不思議で温かい家族の姿。 お母さんは家を出て、お父さんはお父さんを辞めて、何かが欠けてしまったお兄ちゃん、梅雨になると体を崩す妹。傍目には家庭崩壊しているといえるのに、ちゃんと家族をしている。 こん家族のな形であってもいいのかもしれない。 始めは嫌な人に見えたお兄ちゃんの恋人のヨシコだって、最後には悪くないように思える。 各タイトルもストレートだけど意味深で好きです。 最後の話は涙が出ましたけど、「プレゼントの効能」か。 最後の話の最後のシーンは心温まります。 | ||||
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少し重たい話をユーモラスに描き、肩の力が抜けつつも頑張れる気にさせてくれるそんな作品。 作者の人間愛への眼差しは前に紹介した「ポプラの木」にも通じるものがあるような気がします。ただしラストは若干作りすぎな気もします。感動したけど… 誰かが勝手につくり上げた、ありもしない生き方に無理してあわせて苦しくなっている人。そしてその事にさえ気づいていない人。そんな「こうあらねばならない症候群」にかかってしまったすべての人に効く、胃にやさしい処方箋です。 | ||||
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親による子殺し、子供による親殺しといった痛ましい事件が こう毎日のようにマスコミを騒がせるようになると、 一体、家族ってなんだ?と、 到底答えの見出せない思考のスパイラルにはまり込んでしまいそうになる。 多分、いつからか、多くの家族が壊れて始めているのだろう。 でも、じゃあ、普通のお父さん、普通のお母さん、普通の子供って? そんな漫然たる疑問を日常的に抱える私たち現代人が 何の気なしに、この小説を手にすれば、 複雑なスパイラルから知らず知らずにふっと抜け出て、 「なぁ〜んだ、いいっか、このまんまで。」と 肩の力がすとーんと抜ける、そんな感動的な1作だと言えよう。 子供にも、そして、大人にも読んでもらいたい。 すると、読んだ人たちが、家族問題の袋小路に、 優しい風穴を少しずつ開けてくれるのではないだろうか。 小説が社会を救う、おそらくこの可能性を信じるのは私だけではないはず。 この作品を読んで、共に「幸せな社会」を少しずつ取り戻していきませんか? | ||||
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こんなに心地よく感動できた本は、ここ最近ではありませんでした。 素直でさわやかな文章。ボロボロ泣いたというのではありませんが、読んだあとに温かい波が押し寄せます。 はっきりいって、最後は展開がよめます。ああ、こうなるんじやないかなって。でも、よめたところで、この感動はとまりません。 それまでの経緯がすばらしいからです。 人を思いやり、思われる事を改めて感じさせてくれる作品です。 はっきりいって、人が死ぬことで感動させる作品は好きじゃありません。 世界の中心で・・然り、今会いに行きます・・然り。 これは違います。 | ||||
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