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幸福な食卓
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幸福な食卓の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 21~22 2/2ページ
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瀬尾まいこの本はこの本がはじめて。評判になっているので読んで みたけど、読み終わっての感想は「読んで損した」とまでは思わない けど「なんかなあ」といったところ。「父さんの自殺」の背景なり原因のようなものが一切、書かれていな いし、人物造形が曖昧というか「浅い」というか。たとえば大浦君だけ ど、全然、ピンとこない。ふっと思いついた言葉が「瀬尾まいこってカマトト(ブリッコ)なのかぁ」。この本、借りて読んだんだけど、他の作品を自腹で買って読もうという 気には全然ならない。帯にある作家たちの「ほめ言葉」が白々しい。 | ||||
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インパクトのある出だしに惹かれて読んでみましたが、全然いいと思えませんでした。キラリと光る表現だとか、思わずはっとするような演出は全くなし。ただひとつ精彩を放っていたのは、主人公が合唱の練習のときに仲間はずれになってゆく過程だけ。これは作者が現役の中学の先生だから、中学生の生態を描くのはお手の物なのでしょう。自殺未遂とか家出とか最後の方で主人公を襲う悲劇とか、こういう衝撃的なネタに頼らなきゃドラマが作れないというのは作者としての腕がない証拠では? 背伸びしないで、現実の中学教師としての地道な生活の中で体験したことをもとに、話をつむいでいったほうがいいのにと思います。父親が自殺未遂して母親が家出した家庭なら、もっと何か葛藤があるはず。あまりにも影の薄い父と母、それに兄。書き割りのような家族。それは家族としての形態が壊れてしまったからというんじゃなくて、ひとえに作者の腕が未熟だからだとしか思えません。そう、まるで出来の悪い少女漫画を読んでいるようです。父親、母親を「父さん」「母さん」なんて呼ばせてるあたりですでに少女漫画丸出しです。それに、一部『世界の中心で愛をさけぶ』とかぶるような気もします。とにかく、読んで損した、時間の無駄だったと感じました。この作者の作品は二度と読むことはないでしょう。 | ||||
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