■スポンサードリンク
(短編集)
クルンバーの謎
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
クルンバーの謎の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
北原尚彦・西崎憲編の「ドイル傑作集」の第3弾。前冊の「北極星号の船長」が2004年だから、随分と間があいてしまったが、どうしたのだろう。 「競売ナンバー二四九」「トトの指輪」「血の石の秘儀」(『ドイル傑作選』'T・'U、翔泳社から転載)、「茶色い手」(『怪奇小説の世紀』2巻、国書刊行会から転載)、「クルンバーの謎」(新訳)の5篇が収められている。ちなみに「クルンバーの謎」も、これまで何回か訳されている。 収録作品に目新しいものがないのが残念だが、いずれも物語としての出来は上々。軽妙なオチのあるもの、不気味な雰囲気に満ちたもの、不思議な結末と、ストーリーテラーたるドイルを存分に楽しむことが出来る。 今回はエジプトやインドから、危険な何かがイギリス(orヨーロッパ)にやってくるという話が多い。19世紀末イギリスのゼノフォビア(外国恐怖)を反映しており、興味深かった。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!