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恋物語
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恋物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全157件 21~40 2/8ページ
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30歳は過ぎている。ともすると40歳代とも表現される貝木が語り部。 戦場ヶ原に頼まれて囮物語での千国と戦場ヶ原の取引をなんとかちゃらにしてもらうように要請。 貝木おじさん本当に今でも戦場ヶ原にそれなりに未練たらたら見栄も張っている。 まあ、蛇神様になった撫子ちゃんとネゴシエーションするため仲良くなっていく。バカな子と言っているのが強がっているようでもあり2人で神社で綾取りをしている図を想像するとこのショタとにやけてくる。まったく、表紙の戦場ヶ原の儚い風情のイラストと題名とこの本書の内容はミスマッチ。これも一種のギャグかと私は思って思わずニヤリ。リアルタイムで本書を心待ちにしていた読者は裏切られただろうな〜。可愛そうに。ルサンチマンと一部の恋情が会い混じった戦場ヶ原が鼻眼鏡をかけっぱなしで貝木との会話している様はツンデレでほんとかどうかはわからないけど想像するだけで噴き出す。 貝木の語り口はくどいというが、私自身は最近劣化が富みにひどく冗長とロリに脱線気味なアララギ暦の語り口よりあっさりして好きだ。 しかも、撫子ちゃんをあっさり貝木が人間に戻すにあたって詐欺は成立しなかったけど、口で解決する部分がかっこよく大人。まあ、『偽怪異』を使ったけどね。 この本読むとアララギ君、きみって暴力でしか解決できない蒙古斑丸出しの若者なんだねー。600歳弱の幼女を従えて。しかも、次の話がそのつけが回ってくるということを作者が伏線とする話となってしまっている。この物語、作者が主人公たちより年齢的に物語の怪異関連の大人たちの感性に近くなっているから面白く読めたのかもしれない。親でさえ言ってくれなかったことを撫子に言って撫子のほのかな将来の夢を肯定した貝木はかっこいい。そしてラストボコられるところがなんともブラックで面白い。 あ、ちょっとだけバサ姉が出てきていろいろ情報提供してますね。 とことん、作者がアララギ君を軽んじている1冊でしょう。 | ||||
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前作の「囮物語」シリアスなラストからの続きとして考えると、どうしてこうなったというくらい拍子抜けな感じはしました。 語り手もガハラさんではなく、まさかの貝木。 この貝木の語りは、最初くどすぎてイライラしてしまいますが、なれてくると味わい深く楽しくなってきます。 ジワジワきます。 恋物語というタイトルは、誰視点でのものだったのかと色々と捉えることができるストーリー展開になっていました。 千石との問題もクリアになるし、賛否はあるとは思いますが、きちんとした結末になっていると思います。 十分に楽しめる作品だと思います | ||||
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貝木は謎が多く、掘り下げるところのたくさんある魅力的なキャラクターなので、 彼が語り手を務めると分かって、読むのが非常に楽しみになりました。 また、貝木はいわゆるツッコミ型のテンプレ的な主人公キャラとは違って、 かなり癖のあるキャラクターなので、彼を語り手にすると執筆の難易度が上がってしまうのではないかと思っていたのですが、 そこはさすがは西尾維新で、物語は綺麗にまとまっています。 | ||||
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とても素早い対応で安心して購入することができました。また、内容も良く とても気に入りました。 | ||||
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貝木視点のストーリー展開。最後には詐欺の被害者に復讐される。 | ||||
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思い返せば私が化物語を最初に読んでからもう数年が過ぎました。当時高校生だった私は、日々の娯楽に飢えていました。 ある日学校の図書館に置いてあった化物語上を、何気なく手に取りあまりの面白さに夢中になって読んだことは今でも覚えています。 その日のうちに当時、数千円だった月の小遣いを使って上、下とも揃えました。本のキャッチコピーとして書いてあった「青春に痛みは憑き物だ」の言葉に なんだかわくわくし、「この小説は100パーセント趣味で書かれています」の言葉にただすごいと感心しました。 その後、セカンドシーズンが出ているのは知っていましたが、なんとなく手が出せずにいました。 そして、最近偶然にも機会があり今日セカンドシーズンを読み終えました。 内容は私にとってひどいものでした。 そもそも化物語シリーズはファーストシーズンで終わっていた物語でした。セカンドシーズン以降は、アニメなどの成功によるただの後付でしかありません。 それも、主人公である暦がまるで脇役のように書かれているものもありました。私が好きだった化物語は、つっこみの冴えわたる少し変態ぎみな暦と個性的で一筋縄ではいかない魅力的なヒロインたちとの掛け合いがあり、少しシリアスだけど読み終えたときには心があったかくなるような、そんな本でした。 セカンドシーズンは、主人公たちの周りにいた脇役たちが後付によって個性を付け足され、巻が進むごとに色あせていくヒロインたちと少しからんで終わりです。そしてなにも進展しないままファイナルシーズンへ・・・・・。 読んでいる最中はかつて自分が好きだったあの魅力的な登場人物たちが、ご都合主義の犠牲となり、輝きを失っていくのをみて悲しい思いでいっぱいでした。 西尾維新は今や大人気作家であり、その中でも人気がある化物語シリーズは書けば売れるでしょう。アニメや映画になればファンの方は喜んでお金を使うでしょう。 それでも私は、あの魅力に満ちた化物語のままこの物語を終えてほしかった。 | ||||
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面白かった。 そして思うのは やっぱり恋の物語でした。 で、 ひたぎエンド 戦場ヶ原ひたぎの恋の区切の回でした・・・ いや、戦場ヶ原ひたぎへのなのかもしれません。 人の多面性の重要性が見れたり、 思いの重さを感じたり、 それでいて青臭い青春だったり。 良い締めくくり、最終巻だと思います・・・・では無いらしい・・・ 新たな話しの前振りで終わってるし・・・ どーやらファイナルシーズへ続く、後3冊出るようです。 | ||||
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花物語でも描かれていた貝木さんの意外な一面や、傾物語からの新キャラ忍野扇の不穏な動きなど、内容それ自体は楽しめました。しかし、囮物語の続編として見るならば、少し肩透かし感を否めません。私は囮物語のラストシーンから物語がどう展開していくのかを期待していたので、その点を考慮すると評価はやや下がります。 だからといって、つまらないって事はないですし、おそらく3rdシーズンの鍵を握る忍野扇の重要な伏線にもなっていると考えられるのでお勧めです。 | ||||
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この物語は、あぶく銭を掴んだ貝木おじさんがキャバクラ『北白蛇』の ナンバーワンというかオンリーワンの撫子嬢に入れあげて、お小遣い あげたりお酒のませたりしてモノにしようと頑張ったあげく、全く信用 されていなかった事に気付き落ち込んだりもしたけれど、趣味の話題を 振ってなんとか更生させ実家に帰す事には成功し「いい仕事をした」と 悦に入って帰宅途中、撫子に惚れていた客に恨まれフルボッコにされる という、聞くも涙語るも涙の恋物語です。嘘ではない( ̄ー ̄ ) | ||||
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化物語シリーズを友達に貸してもらい、ハマってしまい、ようやく此処まで読みました。 本を読み始めて、貝木さんの視点からの物語。正直あまり好きではなかったのですが、阿良々木くんからの視点から読んだので悪役としての印象になってしまったんだろうと本を読んで思いました。 まぁ貝木さんが語り部なので、この物語どこまでが本当だったのかわかりませんが。 恋物語を読んだ後に花物語をもう1度読みました。なんだが、ただの世話好きのショタコンのおっさんにしか見えなくなってしまったのは嘘ではありません。 | ||||
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貝木への印象がガラリと変わってしまった。ネタバレですが、千石の問題は解決したが、貝木がまさかの・・・だなんて。びっくりー | ||||
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とても面白かったです! セカンドシーズン完結とのことなので、まだ謎がいろいろ残ってるので サードシーズンもやると勝手に期待してます。 | ||||
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おもしろかった。 ただおもしろかった。 買ってよかった。 さくさく読める! | ||||
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まぁ皆さんの言うとおり貝木さんでしたね まぁ花物語でもありましたが見方が替われば善にも悪にもなるんですね 自分は駿河に優しい貝木さんが好きですね 撫子はまぁ幸せになって下さいとしか言えないですし… 個人的には扇=メメ(ラスボス)的な事にはなって欲しくないですね 恋物語 ★5つです | ||||
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物語、作品を全部読みましたが戦場ヶ原と貝木のやり取りが最高すぎる。ただ、この作品だけを読むのは絶対にお勧めできない。 ここまでの、人間のキャラクターを含んだ上での読み取りが必要となる。文字ではない心の読み取りが必要となる。 貝木が「言葉なんて全部ウソだ」と言っている。嘘なのか本当なのか、読み手はどっちにとってもいい、任されている。 文字通りに読むと面白くないかもしれないが、貝木と戦場ヶ原が二人ともひねくれ者で嘘つきだと言う事を考え、思いめぐらせてほしい。 | ||||
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全体的に囮物語の続編ぽっい作品だと思います。ものの見事に裏切った作品だったと思います。ちょっと残念だったのが、化物語と作品構成が被っていたところが、評価4にしたところです | ||||
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「予想は裏切るが、期待は裏切らない」という言葉がある。 新作を待つ読者に対して、作家は如何にその期待にに応えつつ、 足元を見透かされないような「裏切り」を仕込み、読者もそれに応えて 活発な反応を返す、という丁々発止の関係があったものだ。 今のノベル界で、西尾維新ほどそれを誠実に行おうとしている作家は少ないし、 その語り口の方法論の多彩さなど、若くしてまさに職人の域だ。私はてっきり 西尾と多くの読者の間には、そういう幸福な関係が築かれていたとばかり 思っていたのだが… 悪評が結構あることに驚いた。まあしかしこれは、オタク消費者にありがちな、 只の一般消費者(しかも重度の依存症であることに無自覚) に過ぎないのに、マイノリティの趣味に入れ込む自分を「センスのいい人間」 「もはや作者と同レベル」という哀しい勘違いをして、何様気分で上から批評し、 期待通り、あるいは「自分が設定したあらすじ」に沿っていないことで、作品を 「断罪」するかのような安っぽい拒否反応を返す未熟者が多いところが微笑ましい。 “厨二の心理を描かせれば世界一(1?”)の西尾だが、勘違いしてはいけないのは 本当の中二にこんな文章は書けない。そこにアニメ化なんぞで本物の厨房が 擦り寄ってきたことをちょっと迷惑してるかもしれないね。 ラノベにありがちなセカイ系の語り口に見えて、実は背景には世界との距離感をしっかり 持っている作家性であることは一目瞭然なのだが。 脊髄反射で☆一つの評価をした人、多分、西尾維新は、そろそろそういう人種を選別する 作業に入っているんじゃないかとも思う。 本作の語り部が宣言する導入に、あれれ?と思うのもつかの間、語り口の上手さに 一気に引きずり込まれる。「化物語」からの流れからは確かに違和感はあるが、 セカンドシーズンを締めくくるに相応しい、屈指の名編であると思う。 ファイナルシーズン宣言も、実はもともと計算して描いていた可能性が高い。 あるいはかなり早い段階で決まっていたと想像する。 これは勝手な解釈だが、思春期の男子において、その存在が 相当に「不可解」であり、その存在を意識するがゆえに生まれる懊悩の原因である “ごく一般的な”「女子」「女性」というものの不条理さを、 “怪異”というものに投影させ、ある種の「バケモノ」として描こうとしたのが このシリーズの肝ではないかと思う。 あと、今回の落ちでも分かるように、作者は、このシリーズで、本質的に 世界がどうなる? みたいなシリアスなストーリーを描こうとは そもそもしていないんじゃないのかな。 | ||||
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語り部が貝木になることは知っていたので、出オチに終わるかと案じていたのですが、読み終えてみれば語り部が貝木でよかったです。 作者の嗜好によるものか、時折貝木のキャラが崩れてる気もしましたが、そもそも彼は詐欺師ですから僕が貝木に抱いてたイメージと食い違うのは当たり前でした。 というより、貝木の本心(?)が事のほか面白かったです。別ジャンルですが、国崎〇人をなんとなく思い出してしまいました。 それにしても、僕は基本的に捻くれた主人公や渋い中年というポジションが好きなので楽しめた口ですが、馴染まない人は途中でしんどくなる方もいるだろうなと思います。 読み進めてる間のイメージとしては、探偵物を想起させられました。 足しげく町を巡り、情報を集め整理して、ターゲットに接触し、探りを入れて、依頼者に連絡して、情報をまた整理して、繰り返し。 と言った感じです。 ぶっちゃけて言うと貝木格好よかったです。三木ボイスで脳内再生余裕でした。 一方正直、あの撫子の秘密には拍子抜けさせられました。 ある程度察せるくらいの伏線(撫子の性格とか)はあったと思いますが、クライマックスでの唐突なあの流れは笑ってしまいました。ネタバレは控えますが(笑) 最後に、今回のお話は探偵物であり、恋物であり、熱血教師物です。 語尾に語りを付けたら、長ったらしいですね。 | ||||
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恋物語には沢山の人が最終巻という事もあり期待し、内容について想像していたと思います。もちろん期待を良い意味でも悪い意味でも裏切るあたりが西尾節です。セカンドシーズンは特にそれが濃い作品で一冊目の猫物語白は羽川視点で始まり、セカンドシーズンは一人称が変わるのかと思いきや次の傾物語では阿良々木君に戻って、しかも肝心の八九寺が最後の方まで出て来ない。花物語はうって変わってギャグ少なめで一年の時が経った状態。囮物語では一人称が変わり内容も撫子についての物になり、最後にはストーリーが動いたかと思わせるようなオチ。そしてこの恋物語です。多くの方が今までの伏線が解決し、ひたぎさんの魅力も味わえるのではと期待したでしょう。ですが想像の斜め上のまさかのキャラによる一人称でセカンドシーズンは幕を下ろすこととなりました。 さてここからが本題のセカンドシーズンの意味です。私が思うそれはヒロイン達が阿良々木君と決別するた為の物語だったという事です。まず羽川は阿良々木君に叶わない恋をし続けています。それはブラック羽川によって忘れてていましたが羽川がもうブラック羽川に頼らず、阿良々木君の好きでいてくれた自分ではなく本当の自分になる為阿良々木君に振られました。次に忍は阿良々木君とは離れられない、決別したのはキスショットです。忍というあやふやな存在ではなく阿良々木君が怪異に関わるきっかけともなった彼女の死こそがそれだと思います。神原は憧れの人を奪った人ではなく本当に尊敬する人として阿良々木君を見る為1人で怪異と向き合い決別出来た。撫子は阿良々木君を好きでいるフリをやめた。 つまり長々と書きましたが私が言いたいのは阿良々木君にとってメインヒロインのひたぎさんとヒロイン達と分ける為のセカンドシーズンだったと読み終えて思いました。そう思いながら読んでみたらまた印象が変わるかもしれません。 | ||||
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あとがきの「物語は嘘だ!」は、もう本編はなにも信用できないと同義。 筆者の気分次第で「実は真実はこうだったんだよー」でなんとでも言えてしまう。 完全に筆者のその時の気分次第で過去はなかった事になり、巻を経て積み重なるものが無い。 良く言えば先の展開が全く読めない、悪く言えば真面目に読んでも意味が無い。 暇潰し程度に読むならアリですが「大好きな本!」とは口が裂けても言えない昨今の物語シリーズ。 とはいえ、それを差し引いても今回の貝木視点は非常に面白かった。 アララギ君視点だとメタとパロネタ雑談が酷いからなー、西尾はそこが嫌い。 なお、傾以降からの尻切れトンボ感は健在。 残るは「憑・終・続終」の残り三巻。 傾〜続終までで初めて一冊の本だと思うので、尻切れトンボ感が嫌いな人は後3冊まつべし。 | ||||
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