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恋物語
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恋物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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出だしこそ、語り部の立ち位置が決まり切っていない危うさを感じたが、その後は維新流という感じだった。小出しに出される小道具に、何で、と引っ掛かりを感じるも、後にそれが話しに関りを持って来る。幾つかは想定通りだったり、或いは、気付けなかったり。全く予期していなかったが、ちらっと見た覚えのあるアニメのシーンがこの巻だったと分かったり。 語り部側に近い年齢故に、自分を騙している詐欺師が滑稽に覚えたりもした。自分を騙し切れずにコーヒーをぶちまけ、それを正当化するのに持ち出した駿河を、ペナルティーで挙げた千石の5人に含まれてもほとんどスルーとかはその辺りなのだろうな。だからこそのタイトル、「恋物語」なのだろう。 いろいろ謎をばら巻いた一面もあるので今後へのつながりにもなっている。 | ||||
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あとがきの「物語は嘘だ!」は、もう本編はなにも信用できないと同義。 筆者の気分次第で「実は真実はこうだったんだよー」でなんとでも言えてしまう。 完全に筆者のその時の気分次第で過去はなかった事になり、巻を経て積み重なるものが無い。 良く言えば先の展開が全く読めない、悪く言えば真面目に読んでも意味が無い。 暇潰し程度に読むならアリですが「大好きな本!」とは口が裂けても言えない昨今の物語シリーズ。 とはいえ、それを差し引いても今回の貝木視点は非常に面白かった。 アララギ君視点だとメタとパロネタ雑談が酷いからなー、西尾はそこが嫌い。 なお、傾以降からの尻切れトンボ感は健在。 残るは「憑・終・続終」の残り三巻。 傾〜続終までで初めて一冊の本だと思うので、尻切れトンボ感が嫌いな人は後3冊まつべし。 | ||||
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現在放映中の【偽物語】初ヴィジュアル化の貝木の絡む話に、貝木が語り部の【恋物語】のCM。あざと過ぎる。これで出来レースを疑うなと言う方が無理。 おそらく、当初考えられて(?)いた【ひたぎエンド】が、偽アニメ化により語り部を貝木に変更されたのだろうな、としか思えない。 深く考えがあってなら良い。ストーリーに必要だったのなら良い。 ただ、単にフィーチャー人物を共通させる【遊び】のためだけに貝木をメインに据えたのであれば、作者含め関係者各位終わってる、と思う。 西尾作品でこの様なみっともない真似をされるとは思わなかった自分は、まだまだ未熟で青いのかもしれない。 | ||||
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まずシーズンファイナルと言われても…という内容です。 語りべが意外な人選でしたが果たして適役だったのかは疑問かなと。 他の方のレビューにも有ると思いますがダラダラ続けずに勢いのあるまま完結まで持っていって欲しいですね。 本巻のオチとしては終盤はわりと楽しめたものの前半の盛り上がりの無さとシーズンファイナルに相応しいか?という部分で★二つ。 う〜んファン心理でギリギリ★三つかな。 というかまだまだ続くんだ…(-.-;) | ||||
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結局何がしたいんだ… 悪人を善人のように描いているかと思いきや最後に『しょせん悪人は悪人、全てがチャラになるわけではない』みたいな書き方をしています あれだけ強敵としての威厳を見せてきたキャラクターにこの結末を与えるとは… 何がしたいんだ あ、因みに千石の事ではないですよ | ||||
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まぁなんというか まよいちゃんが成仏したりなでこが神様になったりと誰得(少なくとも俺得ではない)展開があった物語シリーズ サブタイトルは「ひたぎエンド」ですが、全然終わってません しかも読んだ後の後味が最高に悪いです また、あのテンポのいいギャグパートがなく、語り部の一人語りが長いのでダラダラした感じがします さらに引き延ばし感がすごくて、風呂敷が畳めなくなってる感じがします ぶっちゃけこれは傾の辺りから感じてましたが 個人的には猫物語黒やって終わってよかったのでは…と思います 面白かったには面白かったんですけどね とりあえず、残り3巻続くそうなので、それで扇ちゃんの正体くらいは明かして欲しいです 願わくは、これ以上引き延ばししてシリーズの面白みを損なわないように… | ||||
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いやー、発売と同時に買いはしたものの、最初5ページでどうにも気分が悪くなり そのまま触りもしませんでした。 あまりに暇だったので、仕方無く向かってみました。語り部の回りくどい喋りにイライラしながら 途中からはこの本読んでるのは、なんかの罰ゲームなのかなとかちょっと切なくなりました。 この語り部が、だんだんキャラが変わって、最後には阿良々木と丸カブリの行動を取る所は、失笑を禁じ得ません。 ラストシーンは、ねじまき鳥クロニクルを思い出しました。(効果には個人差があります) ☆3つとした理由は、掛け合いを封印して臨んだ作者の思い上がりに逆の意味で感心したので まー、御祝儀ですw 嘘です。 最悪の気分になるだとうと思ったわりには、「まー仕方ないかー」ぐらいの読了感だったので、 可もなく不可もない☆3つが妥当かな…と。 低評価の方が、作品に対しての温度があります。残念ながら、ボクにとってこの本は、 常温 です。 | ||||
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少し愚痴っぽいレビューになってしまうがご容赦を。 まず、撫子の扱いは全ヒロイン中最低だと思う。今まで翼、駿河、真宵と、結構綺麗にまとめられていて語り部だった二人に関しては心理描写も細やかだった。なのに撫子に関しては、蛇化の問題自体は解決しても、本人の心の問題については何一つ解決されないまま終わっている。 そしてアイツの語り部自体には特に不満はないし、暦では問題を解決できないというのも理解できたけど、だからといって今まで接点のなかったアイツが全部終わらせるのはやり過ぎだったんじゃないかと。全体的に希薄になってしまった感がある。申し訳程度にヒタギの悩みも絡めるから余計焦点がぼやけていたし…正直シリーズ中で一番納得できない巻となった。 長文失礼。 | ||||
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ちょっと評価しづらい感じです 西尾維新の言い回しなど、自分は好きなので苦にはならないですけど、肝心の話のほうがなんだかよくわからない まさかのラスボス撫子ということ、いくら力が戻ってなかったとはいえ、簡単に打ちのめされた阿良々木・忍がどのように闘うのか、楽しみはあったのですが 解決方法については、納得はいきましたが、そんなあっさり終わっちゃうのかい! って思いました あと三冊くらい出るようですが、どうなるでしょうか | ||||
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まず、語り部に仰天。西尾作品を読む上で、本当に「教訓」になりました。 本作は様々な意外性に満ちていたと思います。貝木の内面然り、千石の本当の願い然り...。 ただ、ストーリーの着地点や、今後も更に続編が出版されるという"意外性"は、私にとっては喜ばしいものではありませんでした。やはり、副題に沿ったかたちで、『恋物語』をシリーズの"エンド"にしてほしかったですし、この作品こそ、ひたぎと暦の物語であるべきだと思ったからです。 これに関しては、作者に対してではなく、むしろ講談社にもの申したいですね。作者は何度も引き延ばしを望まないという記述をしていますので。 商業的な利益を追及することに、決して否定的な意見を持っている訳ではありませんが、物語シリーズは、いささかやりすぎている様に感じます。 果たして作者の意にそぐわない形でストーリーを展開させていくことが本当に素晴らしい作品を生み出すことに繋がるのか、読者の期待を真っ向から裏切ることが今後の利益に繋がるのか...。講談社の編集部にはその点を是非一考していただきたいと思います。 | ||||
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ゆらーり。傷物、偽物以降は、 別に新刊情報が出ても面白い作品を期待してはいませんでしたが(ほぼ蛇足のため)、 今回の貝木さんのサプライズは嬉しかったです^^ 言うほどの中身はありませんが、貝木さんがいればokですww しかし、「100パーセント悪趣味」とは、 どこだったのでしょうか?? ひたぎ語りを期待していた人もいそうだから? 撫子の押入れの中身? 終わりがあんなだから? しかし、終わりについては戯言シリーズを読んだ方にはわかると思いますが、 あの程度のこと、何てことはありませんから別のことでしょうか。 | ||||
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囮物語がとても面白く、この物語が一つの節目となるのでとても期待していました。 しかし、期待していたものを超える作品だとは思えませんでした。 『阿良々木暦を守るため、神様と命の取引をした少女・戦場ケ原ひたぎ。約束の“命日”が迫る冬休み彼女が選んだのは、真っ黒で、最悪の手段だった…。』 この言葉に私は期待をしすぎてしまいました。 | ||||
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ひたぎエンドというサブタイトル(?)に期待して、満を持して読みました。 私がセカンドシーズンの締めくくりという心構えで挑んだのが悪かったのかもしれませんが、はっきり言って「これじゃない」感が強いです。 「片思いをずっと続けたら〜」、{彼女が選んだのは真っ黒で〜」、「青春は、きみに恋するためにある」 本の裏に書いてある通りのことを確かになぞっていました。 しかしあくまで「間違っていない」というだけです。あえて言うならこじつけがハンパないというか、騙された感じがしますね。まあそれこそが作者の今回の狙いかもしれませんが…。 これから読まれる方は、本の裏に書かれた台詞を、誰が誰に対して言ったり、想ったりしていたのかということを知って驚愕すると思います(笑) (ちなみにやたら緊張感をもって読んでいた私は、「そりゃあ ねえだろw」と突っ込んでしまうレベルでした(笑)) あえて言わせてもらうなら、2011年末に発売されるタイトルを「恋物語ひたぎエンド」と告知していた時には、恐らくこんなストーリーにする予定ではなかったと思われます。 このレビューのタイトルに決して駄作ではないと書いたように、物語自体がそこまで面白くないわけではありません。タイトルにとらわれず、見方を変えればあの人の意外な内面を見ることができて、とても楽しい作品と言えるでしょう。 2012年に完結ということですが、「猫物語」で見せてくれたような、「化物語」に劣らないストーリーを展開してほしいですね。 | ||||
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今までのシリーズでどれが面白いと言われればダントツで最初の化物語の上下巻、 そしてその後に続く数巻、それからは若干路線を踏み外した感じがしてました。 今回は物語の区切りとして、ヒロインの結末を掘り下げるのが順当かと 思いきや最初の数ページで「えっ?その感じでいっちゃう?」と 読者を迷わせるような立ち上がりで話がスタートします。 ですが、話を読み進めて行くと読み飽きる事もなく話が進み、 そしてシリーズを追いかけて来た読者の予想を裏切り・・・と言っても 予想を裏切る事を予想しうる展開でいろいろ話しにオチが付き幕が閉じます そして今までで回収できてない謎やフラグがファイナルシーズンへと続くと言った 感じでしょうか。 正直な感想を言えば、シリーズ途中で路線を踏み外してると感じてから 惰性でシリーズを読んで来た気もしてましたが、今回の話で作者の作品に対する方向性が 定まった、もしくは打ち明けた。そんな感じじゃないでしょうか? 今までとっちらかった路線の軌道修正がされ、これから続くファイナルシーズンに 話をまとめて行こうと云った感じに思います 次回作を期待させ楽しみです。 | ||||
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今回では貝木が語り部でしたがなんの違和感もありませんでした、むしろ「囮物語」の時の千石よりも個人的にはしっくりしましたし、話のつかみもかなり良かったとおもいます。 話の流れとしてはどちらかというと「戯言」に近い気はしましたが最後まで飽きずに読めました。 ですがこれが「ひたぎエンド」と言われたら俗に言う「これじゃない感」を感じてしまいます。 いままでにも鬼と傾の事例がありますがこの時には、それぞれ忍の過去回想や八九寺の救出など一応タイトルに名前が上がったキャラにスポットをあてていました。 今作では「ひたぎが命を助けてほしいら貝木を使って千石をだます」と一応ひたぎをからめていますが、話が進むうちに貝木の心理描写や千石がどんな人間なのかを貝木調べる話が大部分をしめるので これに「ひたぎエンド」というタイトルをつけてはダメなのでは?と思いました。 ですが確かに面白い事には面白いので読む価値は十分にあると思います。 | ||||
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シリーズの12作目.『囮物語』からの続きになり,あれから少し後の1ヶ月間が描かれます. 予想通りに予想外とでも言いますか,まさかの語り部役に始まり物語の中身までも予想外. このある意味適任の配役やタイトルの『意味』には,やられたとしか言いようがありません. また,その語り部が自らを問い詰めて決断をしていく場面にはなかなかゾクリとさせられ, 悪役であるはずの彼が,嘘か誠か損得勘定以外で動く様子はありがちながら印象に残ります. 序盤に多く見られる煙に巻く,あるいは予防線を張るみたいな言い回しはかなりくどいですが, そこさえ過ぎればこれまた予想外に読みやすく,口車に乗せられたかのように惹かれていきます. 反面,このセカンドシーズンを引っかき回した人物らについては最後まで何もわからず, あれだけラスボス感を演出した対決も,あの男らしいやり方とはいえあまりにもあっさり. いくつかの疑問も残ったままで,挙げ句にファイナルと称されるシーズンへの持ち越しには, まだ楽しめるという喜びや期待以上に,スッキリとなれない感情が湧くのが正直なところです. 他にも多くが期待したであろう物語と違ったことは,『囮』からの決着は確かにされるものの, タイトルはもちろん,シーズン完結作,キャッチコピーと儚げで美しいパッケージイラストなど, あれだけ煽っておいて…と,読み手側の勝手とはいえ肩透かしの思いが残るのではないでしょうか. | ||||
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話や発想は確かに面白い。 けどいかにも引っ張ってる感が強すぎて 特につばさタイガー以降は読者や作者の理想とかけ離れていってる気がする。 いくらライトノベルと言えど、小説という文化的財産が金によって汚されるのは気分が悪い | ||||
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暦を神と化した撫子から救うためにひたぎが取ったのはかつて自分の家族を崩壊に追いやった詐欺師の貝木泥舟に撫子を騙すように依頼するというものでした。以前のようなひたぎのツンドロぶりはあまりなく、暦がメインでないために物語シリーズの真骨頂である掛け合いもなくていささか物足りなさはあるかもしれませんが、読み終えて私は黒岩重吾の詐欺師の旅という小説の終わり方と重なり、物語シリーズというよりも一つのミステリー小説という印象を受けました。 本当の願いごとは人に言うものでなない……これを貝木に言わせるあたりが西尾先生が他の追随を許さない理由なのだと思います。 | ||||
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「物語は嘘だ」 言われるまでもない、こんなこと誰だって分かってますよね。 それを忘れて、嘘を本当と思い込んで読むから物語は楽しいんです。 わざわざ貝木泥舟という詐欺師を語り部に置き、「登場人物は嘘つきばかり」とあとがきに記し 読者に「全てを疑え」と呼びかける。 全てを疑っても嘘で出来た物語に本当なんて無い訳で、結局自分で好きなように解釈して楽しむしか方法は無いのですが。 なんだか一喜一憂しながら物語を読み進めてきたのが虚しくなりませんか? この作品によって物語シリーズは読者各々の解釈によって形を変える自由を得た代わりに、物語を楽しむ上での大事な何かを無くしてしまったように感じました。 | ||||
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貝木はイイ奴 に尽きる 今回は大活躍だし、今までのイメージがガラリと変わる物語だった 貝木と阿良々木が似ているんだとも感じた 撫子の話は、あれだけ狂ってたが最後あっさりと解決しちゃったなと思ったけど、きっかけとなった暦への恋心とは違うベクトルから解決したのは面白かった しかし多くの人が阿良々木や戦場ヶ原が中心に活躍する話を期待していただけに落胆の意見も多いようだ かく言う俺も、話がレベルが高く面白かったのは事実だが、落胆していたのも確かでスッキリしたかと言われると必ずしも頷けない…… ここから下は世間の この作品はファイナルシーズンありきの物語 って意見を聞いて初めて考えたことなんだが 明らかに伏線をファイナルシーズンに投げちゃってる気がするのも確かだなぁと ファイナルシーズンへ繋げる役割も重要であるのは確かだけど、ファイナルシーズンへ繋げる伏線は可能な限り少なく明確にしておくべきだったと思う けど恋物語では、その伏線を整理してファイナルシーズンへ渡そうって意気込みがあまり無い気がする 西尾の 『どぉせファイナルシーズンやらされるんだし、そっちで完璧にまとめりゃ問題無いな』 って心の声が聞こえてくるような、この作品に全力を尽くそうという心意気が足りないような気がして、ある意味雑な作品なんじゃないかって 実際、ファイナルシーズンへのバトンの役割を担いすぎていて、『セカンドシーズンの終り』、つまり節目としての役割は果たせてない気がする…… ここからは俺の推測だが、本来西尾維新自身、恋物語を上下巻にして完結させたかったのではないかと思う そう思うと、編集部に無理を言われた西尾維新を可哀相だと思えてしまう 作品のレベルが高く面白かったのは否定しないが | ||||
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