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デッドボール
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デッドボールの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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装丁が破れていたり日焼けしてたりで、とても良品とは言い難い。 | ||||
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6冊目にして急に飽きが来たのと、身体的危害は加えないとはいえ、子供を巻き込み、母親にとてつもない恐怖心を与える点で、主人公に肩入れできませんでした。 | ||||
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もう一気に読めました。 木内先生のお話、展開 とても好きです。 病み付きになっています。 どんどん新作出してくださいね | ||||
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木内の作品にしては、すこしパンチがなかったような気がします。 | ||||
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藁の楯の木内さん、と言ったらいいのか、ビーバップの木内さん と言ったらいいのか。 すでに時代は藁の楯の木内さんといった方が妥当かと思いますが。 水の中の犬などのほかの作品群も良好。スピーディーな展開と、 何よりワイルド。ダーティー。スペクタクル。そんな言葉が当てはまる。 その作品群の後の一冊。 期待はとても大きく、今回もあのわくわく感を。とページをめくり ました。 物語は、誘拐もの。時代を表すカリスマ主婦。最先端の誘拐理論? 普通の男子がいつの間にか誘拐犯。その誘拐犯がいつの間にか便乗犯に 騙されて。いつの間にやら殺人犯。 サイコパスと、貫く正義、約束は裏切らない、というノボルの対決。 ノボルの取った最終兵器とは。 という、今回もスピード感あふれる展開に、あっという間の二時間。 読み切ってしまいました。 ただし、藁の楯が凄すぎて、水の中の犬などの作品が良好で、この作品 は、それに比べると? この作品自体は、悪くはありません。ただ、どうしても取って付けた感が 否めない。期待した力量が、軽めの設定に、尻切れトンボになってしまった。 そもそも、ここまでが良すぎたので、期待が大きすぎた。かな? 65点。 面白いことは面白い。でも、木内さんの名前がなければ、評判になる 作品ではありません。 次回作、きっと藁の楯を超える作品を。それを書けるのは、現在木内さん しかいません。期待しています。 | ||||
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スポーツものを思わせる題名ながら、まったく違う展開で、この作品も楽しめました。毎回の木内サンの作品同様、サクッと読めてしまうストーリーです。 | ||||
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展開が非常におもしろく、納得がいきます。読者に考える暇を与えないと言えます。まさにスリルとサスペンスという感じの作品です。とにかく一読の価値は十分にあると思います。 | ||||
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11年11月の単行本からの文庫化で,マンガ家でもある著者の5作目にあたる作品です. 一つの事件をはじまりに,別の事件が重なり,関わる人間や思惑が絡み,進む流れは, 特に全体が見えていない序盤のうちは,物語を効果的に引っ張っている印象を受けます. また,メリハリがハッキリしており,場面や視点の切り替えもポンポンと小気味良いです. 反面,とある男の軽い口調は,イカレた設定とはいえ,年齢に不相応で違和感が強く, ラストで語られる女性の身の上話も,すでに主人公の不幸話がある分,二番煎じのよう. そのまま幕引きとなるため掘り下げもなく,ちょっと唐突で取って付けた感は否めません. その結末にしても,締める人物もその一言もこれまた軽く,消化不良でスッキリとはせず…. とはいえ,中盤を過ぎてから二転三転していく展開は,先を読ませず飽きさせませんし, 何より,相棒となった男のキャラクタと狡猾な立ち回りは,最後まで楽しませてくれます. テンポもいいですし,ポップなカバー絵と同じく,サラッと読める一冊ではないでしょうか. | ||||
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相変わらず木内一裕の小説は面白い。ツキというツキに見放されたノボルが佐藤という男と一発ホームランを狙って誘拐に手を染めるのだが…初打席で打席に立った途端にデッドボール! 身に覚えのない殺人犯となったノボルと佐藤は…テンポの良い展開とスリルとサスペンスがたまらない。 エピローグも面白い仕掛けになっており、救われないような犯罪小説のはずが、心地良い余韻を残す結末となっている。 一番悪いのは誰なのか… 作家・木内一裕さんは、あの『ビー・バップ・ハイスクール』の漫画家・きうちかずひろさんなのだ。最近、映画にもなった『藁の盾』を読み、いっぺんに木内一裕さんの虜になってしまった。『水の中の犬』『アウト&アウト』『キッド』と読んだ本は皆、傑作である。本書は『キッド』にも似た傑作である。 | ||||
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不良漫画の金字塔『ビー・バップ・ハイスクール』の著者である作家・木内一裕氏によるハードボイルド小説第5弾! 将来に何の希望も見出せない23歳の兼子ノボル。別れた彼女にきっぱりと借りたお金を返そうと思うも金策の当てがない彼に危険な先輩からの怪しい誘い。それはある男の仕事に2、3日協力するだけで一千万の報酬がもらえる話だが、その仕事とはカリスマ主婦の一人息子を攫う営利誘拐だった…。 前作『キッド』同様、今回も主人公が、自分の本意とは別に関わってしまった事から事件に巻き込まれる物語だ。 今回の主人公・兼子ノボルと怪しい話を持ってきた危険な先輩・源田ツトムの名前を読んで『ビー・バップ・ハイスクール』の読者なら思わずニヤリとさせられるだろう。ノボルの兼子姓は『ビーバップ』のヒロシとトオルの舎弟であったノブオの苗字であり、源田ツトムに至ってはトオルも恐れる危険な先輩で何度もビーバップに登場し、作中で何度も源田の危険な頼みを断るノブオの挿話が描かれている場面はまさに本書におけるノボルと源田の関係そのものだからだ。 ただ内容に関しては、前作以上に物語の展開がよりコミカルに仕上がっており、その辺は読者の受けとめ方次第だと思うが、私自身は受け付けなかった。前作『キッド』の時にも感じたが、今回は悪い意味でのコミカルさがより際立っており、最もそれを感じたのが主人公たちと対峙する成宮(なりみや)だろう。本作における一番の悪党であるはずの男だが、悪い意味での滑稽さが描かれていているが(木内先生ご自身が『仁義なき戦い』の大ファンであるので金子信雄氏扮する山守義雄のような要素も取り入れているのかもしれないが)、物語的にもあんまりハマッているようには思えなかったし、物語の求心力の弱さや展開や結末のまとめ方にも些か強引さが感じられて作品の出来自体も『キッド』(『キッド』自体もあまり出来がイイとは思わないが)よりもあまりイイとは思えなかった。 今回の物語の基本となるのが主人公・ノボルと営利誘拐を持ちかけた男・佐藤、そして彼らに対峙する悪党・成宮彰一郎とその愛人・愛海(まなみ)の4人だが、設定とキャラクター自体は悪くないと思うので木内先生も常に映像を意識して描かれているとの事なので『ゲッタウェイ』『突破口!』『バンク・ジョブ』『ザ・タウン』『スリーデイズ』といった犯罪映画の面白さを意識して木内先生にもそのような作品を描いてほしいし、木内先生自身映像向きに描かれているので読みやすい点では異論はないので次回作に期待します。 | ||||
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流れるような話の展開で本を離せなくなりました( ;'Д`) 先が読めなくて最後までドキドキ…。 流石木内一裕さんの作品でしたね(`_')ゞ | ||||
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犯罪小説の割にあまり不快な感じのない読後感でした。 クズのノボル、クレイジーな成宮、クールで頭のキレる犯罪者サイトウ。 誘拐に関するアイディアが過去読んだことのないもので面白かったです。 話にいいテンポをもたらしたのは、サイトウの存在です。 そしてメリハリをつけたのは、クレイジーな成宮です。 このメンバーのその後みたいなものを読みたくなるぐらい面白い登場人物でした。 もう少し各登場人物の心の動きを読みたかったです。 木内さんの本を読むのは初めてでしたが、もう少し読み進みたい作家さんです。 | ||||
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謎の男サトウからの提案で、誰も傷つけない誘拐事件を実行することになったノボル。苦労したにも関わらず結局身代金を受け取ることができず、なぜか殺人事件の容疑者に仕立て上げられてしまう。 誘拐事件を起こしたサトウとノボル、弁護士の成宮、成宮の愛人の愛海、いずれも特徴がしっかりと描かれていたので読みやすかった。また、全ての思惑が一筋縄ではいかず、状況が二転三転する展開は最後まで楽しめたし、読後感もよかった。 最後の終わり方は、今後も期待させる展開だったので続編にも期待したい。 | ||||
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前作キッドもそうだが、かなり筆力が、練りこみが素晴らしくなってきていると感じます。本作もかなりグイグイと読めます。 轢き逃げされたことから「絶対安全」な誘拐に手を染めた主人公ノボル。しかし、折角上手くいきかけた誘拐に思わぬ誤算が。 生まれつきの嘘つき弁護士と、誘拐コンビとの壮絶な対決劇の行方は! 展開もスピーディーだし、二転三転する話はかなり面白く読めます。最後が若干あっけなかったが、それでもよく考えられているストーリー。 立っているキャラたち。笑いも、ちりばめながら、サスペンスフルな話。 なかなかお勧めの一作です。 | ||||
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