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デッドボール
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デッドボールの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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木内の作品にしては、すこしパンチがなかったような気がします。 | ||||
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11年11月の単行本からの文庫化で,マンガ家でもある著者の5作目にあたる作品です. 一つの事件をはじまりに,別の事件が重なり,関わる人間や思惑が絡み,進む流れは, 特に全体が見えていない序盤のうちは,物語を効果的に引っ張っている印象を受けます. また,メリハリがハッキリしており,場面や視点の切り替えもポンポンと小気味良いです. 反面,とある男の軽い口調は,イカレた設定とはいえ,年齢に不相応で違和感が強く, ラストで語られる女性の身の上話も,すでに主人公の不幸話がある分,二番煎じのよう. そのまま幕引きとなるため掘り下げもなく,ちょっと唐突で取って付けた感は否めません. その結末にしても,締める人物もその一言もこれまた軽く,消化不良でスッキリとはせず…. とはいえ,中盤を過ぎてから二転三転していく展開は,先を読ませず飽きさせませんし, 何より,相棒となった男のキャラクタと狡猾な立ち回りは,最後まで楽しませてくれます. テンポもいいですし,ポップなカバー絵と同じく,サラッと読める一冊ではないでしょうか. | ||||
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11年11月の単行本からの文庫化で,マンガ家でもある著者の5作目にあたる作品です. 一つの事件をはじまりに,別の事件が重なり,関わる人間や思惑が絡み,進む流れは, 特に全体が見えていない序盤のうちは,物語を効果的に引っ張っている印象を受けます. また,メリハリがハッキリしており,場面や視点の切り替えもポンポンと小気味良いです. 反面,とある男の軽い口調は,イカレた設定とはいえ,年齢に不相応で違和感が強く, ラストで語られる女性の身の上話も,すでに主人公の不幸話がある分,二番煎じのよう. そのまま幕引きとなるため掘り下げもなく,ちょっと唐突で取って付けた感は否めません. その結末にしても,締める人物もその一言もこれまた軽く,消化不良でスッキリとはせず…. とはいえ,中盤を過ぎてから二転三転していく展開は,先を読ませず飽きさせませんし, 何より,相棒となった男のキャラクタと狡猾な立ち回りは,最後まで楽しませてくれます. テンポもいいですし,ポップなカバー絵と同じく,サラッと読める一冊ではないでしょうか. | ||||
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