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デッドボール



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【この小説が収録されている参考書籍】
デッドボール
デッドボール (講談社文庫)

デッドボールの評価: 3.93/5点 レビュー 14件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.93pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

まあまあ

木内の作品にしては、すこしパンチがなかったような気がします。
デッドボールAmazon書評・レビュー:デッドボールより
4062172844
No.2:
(3pt)

絡み合う事件と思惑が物語を引っ張る

11年11月の単行本からの文庫化で,マンガ家でもある著者の5作目にあたる作品です.

一つの事件をはじまりに,別の事件が重なり,関わる人間や思惑が絡み,進む流れは,
特に全体が見えていない序盤のうちは,物語を効果的に引っ張っている印象を受けます.
また,メリハリがハッキリしており,場面や視点の切り替えもポンポンと小気味良いです.

反面,とある男の軽い口調は,イカレた設定とはいえ,年齢に不相応で違和感が強く,
ラストで語られる女性の身の上話も,すでに主人公の不幸話がある分,二番煎じのよう.
そのまま幕引きとなるため掘り下げもなく,ちょっと唐突で取って付けた感は否めません.
その結末にしても,締める人物もその一言もこれまた軽く,消化不良でスッキリとはせず….

とはいえ,中盤を過ぎてから二転三転していく展開は,先を読ませず飽きさせませんし,
何より,相棒となった男のキャラクタと狡猾な立ち回りは,最後まで楽しませてくれます.
テンポもいいですし,ポップなカバー絵と同じく,サラッと読める一冊ではないでしょうか.
デッドボールAmazon書評・レビュー:デッドボールより
4062172844
No.1:
(3pt)

絡み合う事件と思惑が物語を引っ張る

11年11月の単行本からの文庫化で,マンガ家でもある著者の5作目にあたる作品です.

一つの事件をはじまりに,別の事件が重なり,関わる人間や思惑が絡み,進む流れは,
特に全体が見えていない序盤のうちは,物語を効果的に引っ張っている印象を受けます.
また,メリハリがハッキリしており,場面や視点の切り替えもポンポンと小気味良いです.

反面,とある男の軽い口調は,イカレた設定とはいえ,年齢に不相応で違和感が強く,
ラストで語られる女性の身の上話も,すでに主人公の不幸話がある分,二番煎じのよう.
そのまま幕引きとなるため掘り下げもなく,ちょっと唐突で取って付けた感は否めません.
その結末にしても,締める人物もその一言もこれまた軽く,消化不良でスッキリとはせず….

とはいえ,中盤を過ぎてから二転三転していく展開は,先を読ませず飽きさせませんし,
何より,相棒となった男のキャラクタと狡猾な立ち回りは,最後まで楽しませてくれます.
テンポもいいですし,ポップなカバー絵と同じく,サラッと読める一冊ではないでしょうか.
デッドボール (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:デッドボール (講談社文庫)より
4062775395

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