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(短編集)

ビブリア古書堂の事件手帖2 栞子さんと謎めく日常



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ビブリア古書堂の事件手帖2 栞子さんと謎めく日常の評価: 4.23/5点 レビュー 145件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.23pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全124件 101~120 6/7ページ
No.24:
(5pt)

本好きと鎌倉好きにはたまらない連作ミステリ

ヒロインの栞子が退院し漸くビブリア古書店の店長として仕事している姿が見られる様に・・・
ヒロインの母親にまつわる話も少し判ったが、とんでもない人だったらしいな・・・
島野書店は島森書店がモデルだろう。幾度か建て直されているが、ヒロインが買いに行っていた時は1995年だったと云うから、今の建物になつてからだろう。
あとがきで取材協力に名前の挙がっている公文堂書店て、笹目か由比が浜の辺りの本屋かな。だったら、この通りを江の電の踏切近く迄降りると、戦後間もない頃の古本がまだ残っている昔からの古本屋があったなあ・・・
ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)より
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No.23:
(4pt)

面白く、そしてまた貴重な作品

ビブリア古書堂の店主である栞子が、退院して戻ってきた。まだ慣れていなく悪戦苦闘する
大輔を見守りながら、彼女は再び古書堂を営んでいく。そこに持ち込まれる本の中には、さま
ざまなエピソードを持ったものや、持ち主の想いが詰め込まれたものもあった。大輔と栞子は、
本に隠された謎のひとつひとつに迫っていく。「ビブリア古書堂」シリーズ2。

この作品は、プロローグとエピローグとほか3編から成る。プロローグとエピローグは、栞子の
母に関する話だ。彼女の「クラクラ日記」という本に対する切ない想いに胸を打たれた。3編の
話も、本当に面白い。「時計じかけのオレンジ」という本に関するエピソードには驚いた。また、
「福田定一」「足塚不二雄」の話もよかった。本の好きな人にとって、本は単なる物ではない。
それは時には、その人の人生そのものになる場合もある。人と本、この関係はドラマチックな
ものだと思う。
本に隠されたさまざまなエピソードを読み手に伝えてくれるこの作品は、面白いばかりではなく
とても貴重だと思う。もっともっとこういうエピソードを知りたいものだ。このシリーズがこれからも
ずっと続いてくれることを切に願っている。
ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)より
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No.22:
(4pt)

この続編も、鎌倉あたりに土地勘のある人には特にお勧め

北鎌倉の古書店を舞台とする(ライトノベル風)ミステリシリーズの第2弾。

今回も主人公たちは鎌倉〜大船〜藤沢あたりをうろうろしながら、古書にまつわる謎を解いてゆく。前作と違って、探偵役の栞子さんも現場(?)に赴き、ばっさばっさと快刀乱麻を断つのだ(そう、前作では安楽椅子探偵だったのだ)。で、依然として手足となって駆けずり回るワトソン役の「俺」も、いろいろと心境の変化があったりして、そのあたりもちょっとほほえましく楽しめる。

とはいえ、個人的には前作と同じく、鎌倉あたりの風物がじゃんじゃん出てくるのが大きな楽しみの一つ。惜しくも昨夏に閉店してしまった島○書店大船店とか、手広にあるチェーンの新古書店(これ開店したの結構最近だよなー)、鎌倉駅近くの御成小の素敵な校門、北鎌倉駅付近が学区に含まれる市立小学校(読書感想文集の話は聞いたことないけど)、中高一貫女子校の名門・清○女学院とか、もうてんこ盛り状態。

ところでSF好きとして気になる点も一つ。「時計仕掛けのオレンジ」の早川文庫版(1977年版、完全版にあらず)の巻末解説には、最終章のいきさつについて簡単だが説明がある。なので、栞子さんが薀蓄ぽく延々と語るのは、ちょっと気負いすぎているような気もする。

ま、そんな固いこといわずに楽しむべきかも。続編も書かれる予定のようだし、楽しみに待ちましょう。

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No.21:
(5pt)

続きが読みたくなる古書をもちいた丁寧な作りのラノベ

古本屋の若い女性店主とトラウマで本が読めないものの強く惹かれるお手伝いな若者のラノベ

手元の本も第6版とラノベにしては大きく売れているようです
表紙のイラストもきれいで普通の文庫本とは大きく装丁が違うのを感じます

この巻はエピローグ・プロローグを除いて3冊分つまり3話の短編から
なりたっています。その短編をエピローグ・プロローグで扱っている
「くらくら日記」に係わる話でまとめています。
最初の話は「時計仕掛けのオレンジ」で私も読んでいたのですが
そんな仕組みがあったなんてというのを気づかずに読んでいました。
「名言随筆 サラリーマン」は亡くなった仲の悪かった父と娘そして元
彼女の思い出がうまく絡んでとても好きな作品です。
「UTOPIA 最後の世界大戦」は女性店主の失踪した母の話につながり
エピローグへのすばらしい序曲のような作品です。

前の巻は犯人を捕まえるため「事件」という感じがしていましたが
この巻は失踪した店主の母の話のような謎解きな雰囲気が濃くなって
きました。またこの巻全体で大きな謎解きのようになっている様は
まさに静かな「事件手帳」な気もしてきます。

やっぱりラノベな感じは変わらないので、ラノベが嫌いな人は
どうしても許せないものが有りそうですが、こんなに丁寧なつくりの
ラノベ、とても読みやすいのでおすすめではないかと思います

ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)より
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No.20:
(4pt)

第1巻に比べて圧倒的に良くなってます

主題となる『本』の持つ歴史を「本の所持者」の歴史と繋げてあります。
まず、『(主題となった)その本』に関する歴史(薀蓄)をしっかりと書い(逆の言い方をすれば歴史(薀蓄)のある本をしっかりと選定し)ているところが良いです。(読み手の興味・知的好奇心をそそります。)
そして、『その本』の歴史(薀蓄)と現在進行形の物語中の事件とを重ねあわせるのも、やや強引なところはあるにせよ、第1巻に比べ良くなってます。
第1巻は本に関する歴史も浅かったし、重ねあわせもあまり上手くいってなかったので、
正直、第2巻でここまで変わるとは・・圧倒的に良くなってます。

他の方のレビューにもありますが、妙に「胸が大きい」といった何の意味もない表現がでてくるところがあり、首をかしげたくなりますが、全体としては「〜古書堂」の題名に相応しい形になった第2巻だと思います。
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No.19:
(4pt)

日常の謎系ライトミステリ。2作目にして栞子の過去が明らかに。

古書店を舞台にいわゆる古典文学の名作を題材にした人間模様を描くシリーズ。野村美月の「文学少女」シリーズのパクリだが、内容は東野圭吾風でミステリー性よりは本にまつわる人々のエピソードを楽しむ作品。短編連作でストーリをつなぐ手法も気楽に読めてよいと思う.1巻が古典文学を題材にしていたのに対して、今回は「時計仕掛けのオレンジ」や司馬遼太郎、藤子不二夫など現代作家、漫画家のエピソードなので親しみが持てた.また、前作ではストーリと本の内容があまり関わりがなく、添え物程度だったが今回は題材の作品についてのウンチクもしっかり描かれている.また、シリーズを通して、主人公、大輔と栞子のラブストーリー展開も加わってきて、面白みがまし.久々に続編が気になるシリーズとなった。

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No.18:
(4pt)

直接謎に向き合うスタイルに。

前作同様、登場する本をめぐる話題は面白いです。
前作と違うのは、前作は現場に行かないで推理する安楽椅子探偵ものだったのが、そうでなくなっているところ。
この2巻を読んで、私は安楽椅子探偵の栞子さんが好きだったんだ、と気づきました。
今回はちょっと違和感、というか、少し普通の名探偵になってしまったような気がして…。
ですが、他のレヴューにもある通り、栞子さん自身の物語になっているということなのでしょう。
逆に、主人公五浦君が成長しているので、次作ではまた違った展開が用意されているのかもしれません。
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No.17:
(4pt)

徐々に明らかになっていく本作品の謎

前回と同じように、古本を通じての事件→解決
と話が続いていきます。
おそらく、準レギュラーとなるだろう、主人公の
旧彼女と前回問題を起こした女子高生の妹と
登場人物もあらかた出てきた感じ、ヒロインの秘密も
徐々にわかってきます。今回は連載初動で次回以降が
本番と思って楽しみにしています。
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No.16:
(4pt)

ヒロインの内面に迫った待望の第2巻

夏の鎌倉と古書と年上美人の取り合わせが光り輝いていた『ビブリオ堂』。
10月に続編が出たばかりと聞き、すぐさま購入したが、今回も期待通りの出来でおおむね満足。
ヒロインの可愛さや古書への愛着だけではなく、決してハッピーエンドだけでは終わらない、
治りかけの傷口をなぞる様なえもいわれぬ展開も本書の持ち味だ。

さて、肝心の本編は、栞子さんの能力の高さを読者に顕示することに重点を置いた前巻とはうって変わり、
今巻は、栞子さんというキャラクターの内面に深く踏み込んだ内容となっている。

本人にその気はないのだろうけど、栞子さんに好意を抱いている主人公に釘をさすような発言をしたり、
母の話を持ち出されて声を荒げるなど、可愛らしく凛々しかった彼女に別の面が現れてビックリ。
自分は、ただ可愛いだけはない―執着心や泥臭さといった人間味が感じられる―キャラの方が好みなので、
栞子さんがこういった一面をさらしてくれたおかげで、彼女をより身近な存在として感じることができて
良かったと思う。

次々と舞い込んでくる古書の謎解きだけではなく、彼女が母との関係性にどう決着をつけるのか、
見どころも増えてきたので、次巻以降も楽しみに待ちたいところだ。

ちなみに、今回題材として取り扱われた古書は、我々でも知ってるような比較的最近の作家の作品。
「あの作家にそんな一面があったの?!」とちょっと驚かされた。
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No.15:
(5pt)

続編が楽しみです。

これは本当に面白い。
一日でも早く第三弾が出版されることを祈っています。

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No.14:
(5pt)

古本屋探偵「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズ第2弾

ダニングの古本屋探偵「クリフ」シリーズ同様、はまりました。「クリフ」シリーズ以上に古本の薀蓄濃度が濃く、マンガありSFありで、古本好きにはたまりません。語り手「俺」の揺れる思いもせつなくて、いいですね。栞子さんの母校や子ども時代、家族の秘密も少しずつ明らかに。次回作が待ち遠しい。
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No.13:
(5pt)

今後も必ず手にしていくと強く決意させられた傑作短編連作集

『ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)』の続編にあたる短編連作集です。正編の最後にビブリア古書堂を去ったはずの俺(五浦大輔)ですが、就職に失敗して再び古書堂へと舞い戻ってきたのです。
 店主の篠川栞子さんと共に古書をめぐる4つの謎を追いながら、その果てに大輔は人間の浅はかさや優しさを目の当たりにしていきます。

 登場する古書はすべて実在のものばかり。そしてそれぞれに小説よりも奇なる摩訶不思議な物語が備わっているのです。
 特に第一話には驚かされます。アノトニイ・バージェス『時計じかけのオレンジ』にそんなことがあったとは全く不勉強で知りませんでした。キューブリック監督の映画を30年近く前にリバイバル公開で見ただけで、原作本にはあたっていませんでしたし、ましてや2008年に早川書房から完全版が出ていたとは。近いうちにぜひ手にしてみたいものです。そしてバージェスが暴力というものを実際にはどう見ていたのかをこの目で確かめてみたいと強く感じます。
 
 この続編では栞子さんと大輔の間に、正編よりも踏み込んだ心の交流が始まりそうで、読んでいてなんとも心くすぐられるのです。
 その一方で、実母との間にあった過去が栞子さんの心を頑ななものにしてしまっている様子が描かれ、若い二人の前途は一筋縄ではいきそうもない気配に包まれています。
 第四話で栞子が解く実母の謎は、痛ましく悲しいものであり、読んでいて言葉を失ったほどです。

 私はこの本の正編の書評で以前、「続編は紡がれないのでしょうか。そうだとしたら大変惜しいと思わせる佳品ぞろいです。」と書いたことがあります。そんな私にとってこの続編は思わぬ贈り物でした。
 そしてさらに、続編の著者あとがきは次のように締めくくられているのです。
 「物語はようやく本編というところです。次巻もお付き合い頂ければ嬉しいです」(261頁)。
 この言葉に私は欣喜雀躍。その次巻の出る日を期待しつつ、書を閉じました。

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No.12:
(4pt)

待望の2巻目

1冊だけで完結したのかと思っていたら2巻目が出ていてうれしかったです。
しかもこれから続巻が出るといううれしい報告つきです。

今回は栞子と大輔が少しですが、進展があるようなないような、そんなもどかしさの詰まった感じでした。
大輔が栞子のすることなすことにいちいち一喜一憂しているところが微笑ましいです。
栞子の発言もありますが、これから2人がどんな展開になるのか気になります。

星4つなのは、前作より話数が少なく、本自体が薄くなっているので−1引かせてもらいました。
すぐ読み終わってしまうのが名残惜しい。
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No.11:
(5pt)

好きですね

これは自分の好みにあってます。
1巻目を書店で衝動買いした本ですが、良かったので2巻も続けて読んでしまいました。
大満足です。
普段は人見知りしてまともに人と会話する事ができないが、本の事となると人が変わる栞子さん。
そんな栞子さんが店長を務めるビブリア古書堂でバイトすることになった大輔。
栞子さんの元には本にまつわる謎めく出来事が訪れ、謎を解き明かしていきます。
栞子さんと大輔の距離も近づいてきて、栞子さんも大輔とは、いくらかまともな会話もできるようになっていきます。
しばらくは、このシリーズが続いて欲しいです。
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No.10:
(5pt)

続きが早く読みたい!

『ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~』を読みました。
 前巻に引き続き、大変面白かったです。アントニイ・バージェンスの『時計じかけのオレンジ』の感想文があるのですが、これが実によく出来ています。感想文単体としても美事な出来なのですが、本巻の構成としても計算し尽くされています。実に素晴らしい構成力で脱帽です。早く3巻目が読みたいよ~~~。

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No.9:
(5pt)

第2作も良い出来ですね

サクッと読める本にまつわるミステリー。第2作もとても良い出来だと思います。メインの二人のエピソード展開、ストーリーが自然にふくらんだ感じです。著者はここまで仕込み済みだったのかな?
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No.8:
(4pt)

ミステリー好きとそうでない人に…。

書物をこよなく愛する栞子さんとある理由から本が読めない体質になってしまった五浦大輔との物語。
その第2弾。

今回は、大輔くんの元カノや栞子さんの○○のお話が書かれています。

今回も読みやすくて、あっという間に読み終わってしまった。

今回の不満点は、各話の表紙イラストがなかった点。
今後は、前巻(ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫))のようにイラストを復活させていただきたいなと思いました。

なので、星は4つです。
内容には大満足ですので、ぜひ読んで下さい。

ミステリー好きとそうでない人に…。
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No.7:
(5pt)

栞子さんの過去にせまる

前作からも栞子さんの古書の知識の深さと愛情をたっぷりと感じられました。
しかし、それは日本文学史の類が中心でした。
今回は、現代小説(エッセイ)やマンガが登場します。

古い本に詰まっている物語を丁寧に読み解いていく場面は、栞子さんの本に対する愛情が伝わってくるので一番好きです。
従業員の五浦大輔とのやり取りも相変わらず本のことばかりですが、不思議と心が和みます。

物語の終盤で栞子さんの過去が少し明かされます。
栞子さんの古書に対する膨大な知識とも関連があるようです。
今後の展開に期待したい本です。
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No.6:
(5pt)

危惧すべき問題

徐々に 二人の距離が
縮んでます

ただ このままでは
あと 2・3巻したら
付き合いだし
6巻位で
結ばれかねない
そして
完結されてしまいそう

唯一の 救済措置として
栞子さん
結婚しない って
言ってるから
少しは
付き合いだすまで
または
プロポーズされるまで

巻数を 稼げそう

続巻 早く 読みたいけど

完結してほしくない

作者が 妬ましい
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No.5:
(5pt)

栞子さんの謎めく日常

前巻では店に持ち込まれた古書から、持ち込んだ客、又はその関係者の人生等を優れた洞察力で解き明かしていった栞子さん。
今回もその洞察力は健在で、様々な客の謎を解き明かしていきます。
加えて謎に包まれていた栞子さんの人生も、間接的ながら解き明かされていくという構成になっており、
前巻では入院中で、描かれることの無かった店主としての栞子さん姿も含め、栞子さん「の」謎めく日常が描かれています。
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