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(短編集)
銀行総務特命
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銀行総務特命の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全60件 41~60 3/3ページ
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池井戸さんの作品を続けて読んでます。 これも読みやすく面白い。 TVドラマ化され、テレビも楽しく拝見してます。 | ||||
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ちょっと配達が遅いかも?けど、まずまず満足しました。また機会があったら注文したいです。 | ||||
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あえて結末を描かない形で展開される連作短編集。 一番印象に残った「遅延稟議」は中小企業融資を担当する銀行員なら誰しも経験するであろう 取引先と本部との板挟みを上手く描いており、一番リアルに感じた。 どの短編も二転三転するストーリーで飽きずに最後まで読むことが出来る。 | ||||
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銀行内部を知ることができ、銀行マンの大変さが分かる。短編で最後は読者の想像に任せる手法はその先をタラレバで進めることができ面白い。 | ||||
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帝都銀行の顧客名簿が流出しているらしいとの情報がもたらされた。銀行の信用を揺るがしかねない大問題に、総務特命はどう対処するのか?「漏洩」を含む8編を収録。 やってはいけないことだと分かっていても、やらざるを得ない状況に追い込まれる。だれかが困ると分かっていても、あえて行動を起こす。自分自身を破滅させる行為だとしても、それに向かって突き進む。さまざまな人間の悲哀が色濃く描かれているが、そのことが読み手をぐいぐい惹きつける。救いはあるのか?ないのか?解決策は?読みながら様々な思いが心の中を駆け巡る。8編の中でいちばん印象に残ったのは「ペイオフの罠」だ。人が人を信じる時代は終わったのかと、暗澹たる気持ちになった。唯一の救いは、唐木怜の存在だったが・・・。 どの話も面白く結末が気になる話ばかりだったので、一気に読んでしまった。味わいのある作品だと思う。 | ||||
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池井戸潤の銀行シリーズは基本的なパターンは決まっているように思います。 わかっていても話の構成が上手なのか、読んでておもしろくて夢中になってしまします。 最後は逆転・やり返す手法なのですが、おもしろくてドラマ化されるのも理解できますし、 楽しみです。 | ||||
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非常に軽快な筆致で、気がついたら、 読み終えていました。 取り上げられているテーマは明るいものではないのですが、軽快な筆致で場面毎に読み手も参加しているような錯覚を起こし、自分自身が引き込まれてしまっていました。 | ||||
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推理小説を読んでるようで、銀行業務におけるトラブル解決は興味深い。 | ||||
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半沢直樹以来、すっかり池井戸さんのファンになりました、この物語もテンポがよく読みだしたら止まらなくなりました。 | ||||
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銀行の無さそうでありそうな暗部に焦点をあてた短編集。主人公はその暗部の調査をする特命社員。 特命係長只野仁というドラマと構造が似ている気がするが、内容は硬派。行員のAV出演云々の事 件も起きるが、ドラマと違ってお色気要素は皆無。登場人物も個性が際立つタイプでは無いように 思う。しかし、起きた事件について淡々と真相を追っていく展開は素直に楽しめると思う。 半沢直樹の元となった花のバブル組に比べると、多少読み手を選ぶかもしれない。 | ||||
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池井戸潤さんの本は何冊が読んでいますが、どの本を読んでも物語の筋はだいたい同じですが、最後まで夢中になって一気に読んでしまいます。この本も面白く読んでしまいました。 | ||||
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指宿を通して、現在の銀行(会社)で起った問題に立ち向かい、真実の究明を行う短編集 いろいろな問題は現代社会で通常の会社でも起こりうる問題であり、面白く読めた | ||||
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指宿特命の我慢強く、冷静な調査により事件を解決していく姿が心地よく、また唐木女史の協力関係も良いし、胸がすっきりする。 | ||||
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銀行という組織の人事、出世、エリート意識というものいやというほど見せつけられる内容だ。総務特命などという組織は実際の銀行には無いと思うが銀行のあり方を考えさせれさせる。一般文学通算467作品目の感想。 | ||||
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大企業で仕事をしたことがある人であれば、多かれ少なかれ登場人物に姿を重ね合わせる人もいるのではないでしょうか。敗者復活戦のない人事など、あるあると思いながら読んでしまいました。週末の疲れた頭で一気読みがお勧めです。 | ||||
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帝都銀行総務部企画Gの特命担当、指宿修平調査役を軸に、若手の鏑木和馬、そして人事部から送り込まれた唐木怜が、行内の権力争いの中で様々な事件の解決に特命を受けて活動する短編集だ。同じ短編集でも江上剛氏の「社長失格」のようなテーマのないオムニバスよりは、本書のようにストーリーに一貫性ある方に軍配を上げたい。本書8話はいずれも意外な展開や犯人像、流れの緊迫感に短編ながら読み応えがある。 第1話の「漏洩」は、融資先情報がリストで外部に漏れた。しかも信用格付まで入っている・・。 第2話の「煉瓦のように」は、裏金作りで上司を庇う組織で働く者の悲劇・・。 第3話の「官能銀行」は、女子行員がAV女優で出演、週刊誌記事に・・。 第4話の「灰の数だけ」は、帝都銀行品川支店長の妻子が誘拐された。唐木怜が身体を張って活躍するが・・。 第5話の「ストーカー」は、渋谷支社の女子行員がストーカーの被害にあっている。しかし話は不正資金流出という展開に・・。 第6話の「特命対特命」は、債券部の花形トレーダーの20億円損失が発覚した。 第7話の「遅延稟議」は、支手決済日まであと10日という切迫した時期に50百万円の借入申込を受けた川崎支社の担当者。難しい本部稟議に・・。 第8話の「ペイオフの罠」は、京浜銀行久が原支店の担当者が独居老婆に他行の定期預金預け替えを依頼するが・・。 特に緊迫感があるのが、第4話の誘拐救出の場面と、第7話の運転資金の緊急借入れ場面だ。後者の「遅延稟議」は、担当者と取引先、担当者と課長・支店長、支店と融資部(審査部)という何段階ものハードルに、時間は刻々と過ぎていく。融資出来なければ不渡り発生となる。よくあることであるが担当者は板挟み状態になる。「握り込み」もあり得る。苦しさから不正に走る、特に「浮き貸し」もあり得る。こういうことも想定しながら、私は第7話が最もハラハラさせられた。 | ||||
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銀行の総務部で不祥事担当の特命を受けている指宿修平を 主人公とした一話完結の短編集。主人公である指宿修平の 年齢や外見などの描写が一切無いのでイメージが掴みづら かった。 短編なのであっさりと終わってしまう印象が残った。 ただ、一作ごとに上手くなっているというか、作者が短編に 慣れていった様な気がする。銀行という、一般企業より高い 規範を要求される組織での人間模様が描かれる。 気に入った作品をいくつか紹介してみます。 『官能銀行』 いまどき官能小説でもお目にかかれないようなベタなタイトル なので逆に期待してしまった。でもやや期待はずれかな。 作者には銀行ビジネスなけでなく、男女の機微や色恋なども、 もう少し勉強して欲しい。 『特命対特命』 どこの企業にも派閥やセクト意識みたいなものがあるもので、 似たような仕事をしている部門ほど仲が悪かったりします。 総務部に対抗して人事部でも特命部門を創設します。 巨額損失の捜査をめぐって激しく対立する中、はたして リミットの役員会までに真相は掴めるのか。 スリリングな展開を見せます。 | ||||
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銀行の危機管理担当を主人公とした連作短編集。全部で8篇からなるが、良かったのは「灰の数だけ」と「ペイオフの罠」の2編。 「灰の数だけ」は品川支店長の妻子が何者かに誘拐される事件。警察に協力する形で、特命の指宿と唐木も捜査に加わる。燃えカスの数字と社名の一部から、当該企業を推理する場面は金融ミステリーの面目躍如といったところ。更に良かったのが、現金受け渡しから人質救出までの緊迫感溢れる筆致。終始緊張みなぎる秀作。 「ペイオフの罠」では唯一女性調査役の唐木が主人公の作品。業務外で嘗ての顧客から相談を受ける形で係わるのだが、全く事件性が感じられない。しかし終盤に、隠された犯罪が明らかになるという仕掛けで、ミステリーの形式として意外性があり、面白味がある。 | ||||
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大手都銀帝都銀行総務部で不祥事調査を担当する指宿修平を主人公とする連作短編。今回から人事部から配転した唐木玲がパートナーとして加わり、最後の1篇では彼女が単独主人公をつとめる。 最初の2,3編が少しあっけない感じだが、尻上がりに調子をあげ、後半はこの作者らしい銀行内部のリアリティと豊かな娯楽色の調和でグングン読ませる。銀行ミステリ、というよりは銀行エンタテインメント、いっそ銀行アクションと呼びたいぐらいのダイナミックさだ。ただ、さすがにテーマはダークで重い。この1冊でいったい何人の銀行員が犯罪者・悪人として描かれただろうか。 | ||||
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一話完結形式。短編集はあまり好きでは無かったが、本作は主人公指宿を始めとする登場人物に妙なリアリティ(実際に特命専任などいるとは思えないが・・・)があって意外に楽しめた。 「銀行」という職場の焦燥感を痛いほど感じ、読み終わって若干のむなしさも感じたが、金融職場の現状を描き出している面は確かかもしれない。 都銀出身の作者に、経験と金融職場の知識を生かしたミステリアスな作品を今後も期待する。 | ||||
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