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第四の男
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第四の男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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ここのところ、作中の石崎さんが情けないギャグ担当で、性格も心なしか暗くなった感じがしていたが、初期の4作にあったキレが戻っている。やはり読者としてはミリア&ユリの保護者であってほしい。 | ||||
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石崎氏の女子高生シリーズの一編で、今回は誘拐事件がメイン・・・・かと思いきや最後は例のごとく孤島の密室での殺人事件の真相を探る本格推理テイストです。終盤まで引っ張ってきた誘拐事件の真相はこの種の推理ものではあまり意外性はないが、そこで終わらないのが本作の凄いところ。 あと数ページもないじゃないか・・という読者の心境を見透かすかのように急展開で推理が展開されていきます。またまたDNAがキーとなっています。DNA鑑定が謎の中心になるミステリーはこのシリーズくらいではないか。 このシリーズの特徴であるノベルス版で200ページ弱というコンパクトなボリュームなのですぐ読めて、尚且つ本格ミステリーとしての魅力は十分備えているのでお勧めです。 | ||||
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もう執念のように○○○検査と孤島が出てきます。古典アニメネタも出ます。石崎さんなんて何度殴られたんだろ(笑) これまた例のように、みっちりと推理合戦(というか集団推理だなあ)が行われて、伏線がきれいに回収されて終わります。パズルのピースのはまり方はなかなか良。それだけに帯にある「迷探偵・石崎幸二がシリーズ史上最悪の危機に陥る」というのが何か大体見当がつきますし、「危機」が明らかになった時点で、謎の解答もほとんど見抜けます。 それでいて飽きずに読めるのは作者がパズラーのツボを押えているからなのでしょうか、それともこちらがミリア・ユリ・仁美の○○トリオに毒されているからなのでしょうか。 | ||||
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ミりア、ユリ、石崎のトリオに仁美が加わって醸し出すトボケタ味と本格味が融合した本シリーズを私は愛好している。"孤島もの"に拘る姿勢も好ましいと思っている。読んでいて楽しい気分に浸れるのが良い。しかし、ミステリ的趣向に関してはデビュー作以来、単調減少の傾向が感じられ、少々寂しく思っていた。本作はそんな不満を吹き飛ばす久々の快作である。 全編、石崎イジメを貫いているのは通常通りとも言えるが、その徹頭徹尾振りが微笑ましい。そして何より、ミステリ的捻りが利いている。単に、誘拐、密室、過去と現在の事件の繋がりを組み合わせただけではない。終盤での畳み掛けには迫力を感じた。物語としても爽やかな仕上がりになっている。このレベルでシリーズが続く事を祈りたい。 | ||||
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