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告解者



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【この小説が収録されている参考書籍】
告解者
告解者 (中公文庫)

告解者の評価: 3.64/5点 レビュー 11件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.64pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(1pt)

着想はいいが・・・

非常に残念な作品だ。無期懲役者の仮保釈…元教会の
更正施設…マグダラのマリア…
これだけでも十分重くなるはずなのだが
残念なことに深みがありません。かなり説明不足です。
施設が元教会であったこと、これについてどのような経緯で
教会でなくなってしまったのか? 神父が死んだから…という
程度では教会はなくなったりしません。施設職員がクリスチャンだと
いうなら まだ納得いきますが…。教会というところは教会神父の私物
ではなく、神のものであるはずなので、他者に安易に譲ることはありません。

マグダラのマリアに関しても、イエスの母マリアではなく、マグダラノマリアは
多くの大罪を犯しながらも神の子イエスに許され以後、イエスとともにいたことなどを
仏教国の日本人に知らしめるくらいの説明があってもいいんではないかと…

そして23年の無期懲役仮釈放者久保島は、死んでしまった元恋人のために
人を殺したのである。しかしキャラ的に無理なのは、本人が敬虔なクルスチャン
であり… まだ許せていないのが信じられないのだ、

この著者はちょっとしっている専門用語(田中ビネー式とか、秘跡だとか)聞きかじった
言葉を羅列しているし、かかってきた携帯電話の表示はxxxxだ。
ってxxxって名前入れたの自分なのに… このくどい言い回し…残念

石川県の雰囲気は良かったです。
しかし2人を殺し、まだ復讐が終わっていないのなら
聖書の言葉を使うなり、もっと苦しみ、深刻さを表現すべき。
この程度の作品なら プロじゃない人でもかけるレベルの話である。
告解者Amazon書評・レビュー:告解者より
4120041492

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