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猫物語 白
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猫物語 白の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全99件 81~99 5/5ページ
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羽川翼が『羽』も『翼』も失って歩きだす話。ほんの5分前読み終わってスッと思い浮かびました。 と物語の本質にかかわるレビューはこれまでにして(殆ど何も語っていないという話もあるが)、本質に関わらないところを騙ります(誤字に非ず)。どうせ他の方が沢山してくれるでしょうし。 なんというか、戦場ヶ原『蕩れ』、『偽物語・上』より登場しなかった白ヶ原(ショートカットのがはらさん)さんが初登場。毒が薄まりちょっとまともな萌えキャラになってリニューアル登場。なにこれ、がはらさんじゃねーよと言いたいぐらいキャラが変わっていますがこれはこれで良し(色々属性が追加されてます)。いや、前がヒロインとはいえないヒロインというか、このお話のヒロインって羽川翼だよね、もしくは千石撫子+阿良々木姉妹、百歩譲って忍ちゃんだよねとか思ってたんですが。 といいつつ、黒ヶ原さん要素も残っていて私としては大満足です(阿良々木姉妹としてはがはらさんより羽川翼の方がいい嫁になりそうというか、近い未来に深刻な嫁小姑戦争をやらかしそうというか(うわ、すげー読んでみたい(ひたぎエンドに期待)))。 ………阿良々木君、その内妹に刺されそうだ。 | ||||
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うむ今回も笑えた、面白かったね、萌を与えすぎないイヤらしい分量がまたなんとも 中毒性感じるね。 変に考察しすぎると興醒め・・・かな?? | ||||
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これは、まず語り部が阿良々木ではなく羽川なのが驚きだった⁉ そして、これは偽物語の後日譚ということもあって、物凄い新鮮。特に羽川の考えや、羽川目線での各登場人物が阿良々木とは違った態度であるから、更に新鮮! 本巻では、阿良々木は何かの事件に巻き込まれて、ほとんど登場せず(それでも、最後の最後で物凄くかっこ良かったが)、羽川と戦場ヶ原を中心に、羽川の抱える問題と向き合い、解決していく話。 とにかく化物語の世界が今だ健在で、特にブラック羽川がとってもカッコ良く可愛すぎる、猫パーセントの話だった。 次巻は傾物語で八九寺の話、本巻で語られなかった話が絶対あるから、必ず読破しなくては。 | ||||
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まず、物語シリーズも新章に突入です。 そして、新章突入の先陣を切るのがコノ猫物語(白)です。 内容は伝えられません。伝えるコトができません。伝えるための言葉がみつかりません。 何色にも染まる。何色でもない白色。羽川翼。 私は、「この作品に出逢えて良かった」と言えるほどの身分ではございませんが、この作品を読んで感じたこの気持ちは“実に良いもの”でした。 これから、もう一度読みなおそうと思います。 以上 | ||||
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初めてレビューを書きます! 至らないところがあると思いますがよろしくお願いします。 『物語シリーズ新章開幕!』ということで、また阿良々木君とヒロインの楽しい掛け合いが見れるO(≧∇≦)oと思い購入しました。 しかし、読んでみると羽川さん視点でびっくり!! けれども阿良々木君がいないからこその会話や羽川さんの心情を読むことが出来ました。 更正?した戦場ヶ原さんも覗けてほほえましい限りでした。 ラストには思わず叫んでしまうようなカッコイイシーンもあり、大満足! 羽川翼が羽川翼として生きる決心をする物語。 自信を持っておすすめします。 長文失礼しました(^O^)/ | ||||
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『吾輩は虎である。名前は・・・。 どこで生まれたか見当は・・・。』 「この一節が書きたかったがために,この小説が編まれた」と言われたら信じる人が出そう。 化・傷・偽・猫・シリーズ最高の駄洒落・言葉遊び炸裂しっ放しに声をあげて笑った。 ・・・そして,涙を流して泣いた。 | ||||
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どちらも好きですが、「白」の羽川視点、かなり良いです。今までの阿良々木視点の話があってこその面白さもあるのですが、とにかく、これを読んで羽川翼のイメージが大きく変わりました。自分は今までどっちかと言うと好きではないキャラクターだったのですが、今回の話を読んで結構好きになりました。この話で変化した羽川翼を早く阿良々木視点で見てみたいですね。 まあ、あと羽川視点の違いとしては、八九寺や月火ちゃんとの会話も程よく切れるので、偽や黒で長いと感じていた人にもそういう意味でも良いかもしれません…(笑)。 そして、今回はガハラさんがやっと、やっと、いっぱい出てきます、が、残念ながら羽川視点ではツンドロは見れません。あれ、ひょっとしたらひたぎエンドまで見れないのかな? まあ、ツンドロでなくとも変化したガハラさんはそれはそれでかなり素敵です。 次の巻はまよいキョンシーということですが、つばさタイガーの裏側で起こっていたことが語られそうなので非常に楽しみです。 | ||||
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まず翼さん一人称として見事に成立してます。 将来的には、ガハラさんが翼さんの生乳について傷物語におけるアララギ君の「パンツ語り」より1P多く語る・・・・・・的な作品が読みたいです。 シリーズのこの先に期待出来そう。 | ||||
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本作は西尾維新の「物語」シリーズ最新刊にして、「化物語 つばさキャット」・「猫物語 黒 つばさファミリー」につらなる羽川翼の物語です。あとがきにて本巻からセカンドシーズンになると書かれるとおり、本作は既刊とかなり異なった手触りになっています。 最大のちがいは一人称が阿良々木暦から羽川翼に変わることです。これは非常に大きな驚きで、単に異なる視点人物によって暦に語れない出来事を記述できる、暦以外のキャラクターの内面を描けるというだけではありません。 「物語」シリーズはこれまで〈怪異〉を媒介としてあらわになるヒロインたちのトラウマを、主人公である暦が(対症療法的な場合もままありながらも)解決するというフォーマットをとっていました。しかし本作での語り手の交代は、羽川翼が自分の問題に自分自身で向きあう(作中の言葉を借りれば「自分で助かる」)ということを示しています。 その詳細は実際に物語を読んでいただきたいのですが、すばらしいの一言です。長く続くシリーズとしての骨格自体をジャンピングボードにすることで、羽川が自分の物語を生きていく決意をこの上なく美しく描いています。そしてその再生に戦場ヶ原ひたぎが陰に日向に力を添え、阿良々木暦が大きな役割を果たすいう点もシリーズ読者としては本当に泣けます。 | ||||
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羽川翼の物語がいよいよ完結します。 今回は初めて阿良々木暦ではなく、羽川翼視点で物語が進みます。 相変わらずの言葉遊びのレベルの高さで爆笑シーンも多々ありますが、今回はとにかく泣けました。 多くは語れませんが、羽川翼が「羽川翼」になる物語を是非、多くの方に読んで頂きたいです。 次の物語の複線ポイものがかなり張ってありますので、次回作の「まよいキョンシー」が非常に楽しみです♪ 最後に、この物語を読むと戦場ヶ原ひたぎのことが以前よりももっと大好きになれます! | ||||
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今回は羽川翼視点で描かれます。 一部のシリーズを除き結構な数の西尾作品を読んできましたが、 西尾維新さんがこれほど一人のキャラクターを掘り下げて書いたことはなかったんではないでしょうか? 他の本では殆ど感じたことはないのですが綴られた羽川さんの心のなかに作者本人の感覚や気持ちも感じました。 基本的に一人称で語られる西尾作品ですが主人公がいろいろな意味で一般人ではない場合が多く、内面描写に共感を感じることはあまりなかったんです。 頭が非常に良いとは描写されていますが羽川翼は今までで最も一般人に近い主人公だと思います、 その心の傷や怪異が引き受けた物も現実には他の形として現れることもある身近なものです。 過去を振り返り、心を辿り、周囲を見渡し、恐れながらも歩みを止めない羽川さんの物語に引き込まれながら読めました。 自分と怪異の物語を歩みきり、これからも先へゆく羽川翼というキャラクターに本を読んだあと拍手をしてあげたくなるような非常に読後感の良い本です。 | ||||
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おもしろかった。 前作、前々作としつこいアニメ発言・内輪ネタ連発・メタ発言連発・会話も似たり寄ったりで化シリーズももう駄目かなと思ってました。 正直、猫物語(白)は惰性でかったようなものでした。 でも、今回は素直におもしろかった。 予想外だったと言うか、視点を変えるだけで、語り手が変わるだけでこんなに新鮮に読めるとは思いませんでした。 メタ発言も所々見てとれますが、そこまでしつこくなく、読み流せる範疇です。 一度は、買うのを辞めようかとさえ思った化シリーズ。 ここに来て、次巻が楽しみになるとは思いませんでした。 買って良かったです。 大げさな言い方ですが、買わずにスルーしたら大きな機会損失をするところでした。 | ||||
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シリーズ7巻目にして初の語り手の交代、前作「猫物語・黒」まで物語を語ってきた暦は劇中序盤から行方不明。 そして語り手を務めるのは影の主人公(笑)、羽川翼。 暦とは違った視点で物語を語る翼の心中がこの巻で初めて明らかになるといっても過言ではないこの話。 二学期が始まり気持ちも新たにまさに新章といった感じ。 そして三度、翼に降りかかる怪異絡みの事件。 語り手が変わったということもあり、とても新鮮な気持ちで読むことが出来ました。 けれど、そこはやっぱり物語シリーズ独特の言葉遊びや掛け合いは無くなっていません。 今回暦が不在といったこともありシリーズ中のヒロインが総登場!(注:出番の多さはキャラによりけりですが・・・) また、ニヤリとするキャラなども登場したりします。 この巻から怒涛の物語シリーズ発刊ラッシュですがこの勢いを殺さず、突き進んでいってほしい所です! 次巻を待ち遠しく思わせる展開な「猫物語・白」でした。 そして私の一番のお勧めはVOFAN先生の見開きに描かれた翼のイラストだったりします。必見!! | ||||
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まさかのALL羽川視点だった今回の話。 偽物語から猫物語(黒)にかけて少々マンネリ化してきていたくだらない(けど面白い)会話も抑え気味で、すぐに本題に入ったのは好印象だった。 雰囲気としては傷物語に近いかも? ALL羽川視点と聞いて色々と不安に思う人もいるかと思うけど、心配はいりません! 面白いです! というかこの猫物語(白)は化物語シリーズの中で、1、2を争う出来の良さだと思います (阿良々木暦との変態的な会話を楽しみにしてた人には不満が残るかも?) まぁとりあえずオススメなのでぜひ読んでみてください! | ||||
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あとがきによると、このお話から「セカンドシーズン」だそうで。 まあ、確かに「傷物語」「猫物語(黒)」「化物語」「偽物語」(時系列順)でいったん話はまとまってるし、キャラ的には2周目だし、今までとはちょっと違うところがあるし(詳細は書かない)、後の物語の伏線(らしきもの)バリバリだし(汗) う〜ん、これ以上書くとどう書いてもネタバレになってしまいそう。 やはり1回めは予備知識なしで読んだほうがいいと思うので・・・・ 一言だけ・・・ガハラさんはやはりいいっす | ||||
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語り部が阿良々木君ではないです。過去このシリーズはすべて彼でしたから最初は面喰いました。 そのため西尾維新お得意のパターン<ギャグだらけの日常→怪異の世界へ>ではなく、かなり早い段階から怪異が出てきます。 話もいつもよりシリアスな気がします。 個人的に嬉しかったのはガハラさんの復活です。遂にデレてしまったと聞き残念でならなかったのですが、いい意味で変わってました。 暴力性の残滓もちゃんとありますし、羽川とのエッチシーンもありますよ(笑)。 完全無欠とされていた委員長が、本当はどんな人間でどんな思いを抱いていたか。是非知りたいと思う人は買って下さい。後悔はさせません。 そして阿良々木君。あなたは格好良すぎ!!! | ||||
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この物語を読み終えて、圧倒されました。羽川の過去や感情、虎の意味。これらがしっかり描かれ、最後の言葉に集約されていくストーリーの流れ。まさに圧倒される物語でした。 今回の主役は羽川翼。彼女が語り手というのはかなり新鮮でした。とゆうか、今回は定番の会話劇は少ないです。これは羽川が語り手だからなのかな? とにかく、暦の話を読みたい!!って思った自分は、すでに著者の策略に嵌まったんだなと('〜`;)この巻のあとがきにありますが、これからの新展開を期待させる物語でした。なぜ、彼はあんなにかっこよくなってしまったか。ホント気になる…笑 | ||||
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猫物語(白)は羽川翼自身の視点で物語られていきます。 これが今までの物語シリーズとの違いの最たるものでしょう。 これまでは阿良々木暦の視点でしか、羽川翼は語られなかったのであり、 それ故に彼女の完全無欠で、聖者のような、人間離れした、気味が悪い面がフィーチャーされてきたのでした。 本作では羽川翼自身が語ることによって、彼女の精神性が浮き彫りになったのではと思います。 羽川翼が自らの気持ちに向き合い、決別する。 人間らしさを垣間見ることができた。彼女も人間だったのだと、読了後、最も印象に残りました。 これは羽川翼が語りでなければ出来ない話ですね。 本作では羽川翼と戦場ヶ原ひたぎの2人がメインの登場人物です。 というのも、同時に春休み以上の厄介な事件に阿良々木は巻き込まれているとか。 実際にこちらの話が語られるのは後の巻で、となるみたいです。 途中で章の番号が大きく飛んでいる部分があるので、そこに挿入されるのかも。 筆者曰く、この巻からは筆者も予期していなかった、セカンドシーズンらしいですね。 とにかく今後の物語シリーズに期待です! | ||||
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完全無欠の委員長の中の委員長である羽川さんが不完全な人間に生まれ変わる話しです。 今までの視点である阿良々木君は話の端々で出てきますが、実際に登場するのは最後だけでずっと羽川さんの視点で話が進んでいきとても新鮮な感じです。 その中で羽川さんが徐々に自分と対面していく心情が強烈に印象に残ります。そして、最後に自分の弱さと向き合った時の表の羽川さんとその弱さを受け止め続けたブラック羽川ともう一人の羽川さんの邂逅がとても印象深いです。化物語(下)の「つばさキャット」、猫物語(黒)の「つばさファミリー」を締めくくる作品です。 さらに偽物語(下)の「つきひフェニックス」で阿良々木君の説明でしか出てこなかったデレている更生後の戦場ヶ原さんは今までと変わっていないようで変わっていて面白いです。 ただ、私個人が一番印象に残ったのは数ページしか出てこない戦場ヶ原父です。かっこよすぎます。化物語(下)の「つばさキャット」の中でも数ページだけの登場でしたがこれほどカッコいい中年男性はいないんじゃない。と、私は思いました。化物語のアニメを見ていた方は声優の立木さんの声で今回の登場シーンを脳内再生してみたらいいともいます。きっとわかりますよ。 少々値は張りますが一読の価値はあると思います。 | ||||
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