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猫物語 白
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猫物語 白の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全99件 41~60 3/5ページ
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自分は傷物語から羽川が好きだったのですが これで完璧恋に落ちました。 内容は羽川翼の物語です。 色々あった翼の違和感がこれですっきり解消という感じです。 黒猫と白猫は内容的にも作者的にも必ずしも対にはなっていないのですが、あぁこういう風に繋がってるんだど思わされます。ここら辺さすが西尾維新です。 語りが羽川なのでギャグパート少なめですが、最後10分w目が離せません。それは読んでのお楽しみ 自分的には傷のあとは猫物語をアニメ化してもらいたいものです。 | ||||
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偽では特に目立ちましたがいつもの長いくだらない雑談のなかから伏線、決着 ではなく一転して普通に怪奇、ミステリー。 文が稚拙すぎるといわれながらも伊達に売れているわけではない。 内容は化物語の羽川翼の後日談であると同時に新しい物語のはじまりとなるもの。今後が楽しみ。 アニメのヒットでダラダラやらされて涼宮ハルヒみたいになりたくないと遠まわしにいっていたくせに、 ちゃっかり続編。ファンとスポンサーの期待にしっかり答えますね。 ただお話や展開を変えることでマンネリ化をしっかりと防いでいます。 開き直ってアニメ準拠にキャラを変えていくライブ感がなんとも気持ちいい。 アニメで人気が出てしっまった、作者も気にいてしまった忍野メメをどうするのか、ケジメをつけて一切出さないのか。期待。 | ||||
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本当に素直によい作品だと感じました。 前作「黒」の出来に個人的に若干の不安と不満を感じて いただけに本当に良かったです。 突き詰めていけば一人の女子高生の切ない失恋のお話。 でも化物語を続けるに当たりどうしても避けては通れないお話。 前作で離れた読者にこそ本作を是非読んでほしいと思います。 なぜなら、これが本当の羽川翼の物語だから。 | ||||
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天才すぎます。 どうしてこんなに綺麗な、完全に組み合わされたストーリーができるんだろう。 どうしてこんなに繋がっていて、伏線満タンで、面白い話が天才すぎる。 もう、何度も読まないと伏線回収しきれないです。 そうでないと理解できないです。 読者が力量が足りないとわかんないっす。 君は読みきれるか? | ||||
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これぞ西尾維新、といった内容でした。 ギャグとシリアスを巧みに織り交ぜる技術もさることながら、語り部を変えて前作までとは違った面白さを提供してくれたと思います。 何より、最後の締めが見事。3分くらい目が離せませんでした。 文句なしの星5です。 | ||||
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−賞賛割愛− もはや作品自体が羽川翼への「虐待」と言える。 奪われ、傷つき、貶められ、ボロボロになり、 全てを無くし、全てを受け入れる彼女を、 我々は見届けなければならない。 そして満身創痍、およそ彼女らしからぬ無様な告白、届かない願いを、 だからこそ我々は見届けなくてはならない。 作者の持てる全ての愛で描かれた「虐待」を 羽川派は必ず読まなければならない。 | ||||
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ここ3作ばかり、脱線気味の会話劇だった化物語シリーズの最新作。 今回もそうかと思いきやうってかわって至極まっとうどころかとてもロジカルで緻密な物語。 人間の心をこんなふうに分析しちゃうんだと感心しきり。 過去作と一線を画し、あらたなフィールドに入った感があります。 続巻も楽しみですね。 | ||||
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毎回の読むのがめんどくさい作品ですが、今回もなんとか読み終わりました、次回作に期待。 | ||||
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羽川視点で描かれる今回の物語。 羽川の内面をこれでもかと掘り下げているのは言わずもがな、です。 羽川と言えば「人間味」という言葉とはまるで無縁であったように思います。そのようなキャラクターの視点で物語が進むのは長く続くこのシリーズにおいて新鮮な驚きを提供してくれました。 また羽川の内面を描くことによって、不思議なことに「阿良々木暦」というキャラクターも掘り下げられているのです。これには脱帽しました。ただただ感服するばかりです。 内側から見る羽川、外側から見る阿良々木。 私はこの本を読み終えた時に大変な満足感と共に興味深かった、という印象も持ちました。こんな読後感は初めてです。 物語シリーズファンには一切の文句なくオススメできる良作品です。 | ||||
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読み終わったあと、ついついため息を吐いてしまう。 そんな満足感がある作品でした。 内容については、西尾維新さんがネタバレに配慮した作品作りをしている以上、ここで書くわけにはいきませんが、羽川翼の一人称語り部調は従来の化物語ファンとしては新鮮で楽しめました。 | ||||
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物語シリーズの新作は羽川翼の自己を語る物語です。文章が巧みでとてもよみやすく、ツバサという女性視点の物語にもすんなり入ることができました。特におおきなエピソードはないのに、引きつけられ、一気に読ませる筆力は流石です。怪異と心理現象を絡ませるやり方も好みで「戯れ言シリーズ」よりこちらの方がいいかも。ときおりはさまれるアニメオタクネタはまあご愛嬌ということでしょう。次回作が楽しみです。 | ||||
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戦場ヶ原さんと阿良々木の悪口を言い合うガールズトークは、 最高だったのですが、羽川さんが阿良々木くんの家に行ってから、 話が面白くなくなりました。 基本的に、自分の中にいる猫と対峙しているわけなので、 面白くなくて当然なのですが、なんというか、自己解決というベクトルより、 人に頼っても良いというベクトルに変換できなかったかなぁ と、正直思いました。 そういう面では、家族以外に、重い荷物を背負い込んでもいいような気がします。 | ||||
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正直な話文章力は素晴らしいが、ストーリー性がだいぶ失われてしまったと思っていたxx物語シリーズだが、今回はかなり面白い内容でした。 何よりも哲学的内容、つまり完璧を非常に好むこの作者が、それを欠落だと主張しているのがすごい面白い。最後の熱さだけでも読む価値があるはず。 どちらかというと、ラノベというより文学な部分の面白さだと感じます。だけど重くなくて読みやすいです。 | ||||
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自分は化、傷、偽、黒と読んできて、今回の猫物語(白)が話の内容的には一番好きです。 正直これを読むまでは羽川が好きではありませんでした、むしろ唯一嫌いなキャラクターだったので猫物語(白、黒)発表時にがっかりしていました。 原作者の西尾さんは本当に羽川がお気に入りなんだろうな〜って思ってましたが(あと真宵も) 自分的にはもう羽川はいいから戦場ヶ原を正ヒロインで阿良々木とのやりとりを一冊丸々と読みたいと願っていました。 というか今もそういう話を願っています。 今作は従来の言葉遊びや人物たちの言葉の掛け合いは控えめです。読んでもらうとわかると思いますが、話の内容としては一番ありきたりで、よくある一般的な小説のように思います。 ただ自分が羽川に好感を持てず嫌いだった理由が全部書いてあり、そして読み進めるうちにそれらが全部消えていくのが自分的にぴったりハマりました。 今回で羽川を好きになった訳ではありませんが嫌いではなくなったかな。 聖人君子や完全無欠ではなくなった彼女が魅力的なのか、そうではないのかが分かっていくのが次作以降から(ただ時系列的に重なってるので数作以降だと) なので他のキャラクターのように好きになるのかどうなのか楽しみにしています。 あと今回は出番が最後の一瞬しかなかったけど、阿良々木のぶれない一途さすごくカッコいいです、しびれました。 最後にひとこと、今作は羽川を好きではなかった人ほど楽しめると思います。 | ||||
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素晴らしいです。 みなさんおっしゃっているように今回は(今回から?)語り手が変わります。 始めは違和感がありましたが、すぐに慣れ、むしろ羽川さんの心情をこれでもかと言うくらい掘り下げ伝えられました。 物語シリーズには欠かせないキャラ同士の絡みでのギャグパートも健在で、今回は珍しく目新しい組み合わせも多々あります。 このペースでこれだけのものが書ける西尾維新さんに驚愕。 西尾維新こそ怪異と呼ぶに相応しい!(良い意味で)…なんて。 | ||||
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阿良々木暦が不在の中、羽川翼は新たな怪異に出会う。それは巨大な虎の怪異だった。そこから起きる不審な火災。戦場ヶ原ひたぎや、阿良々木月火・火燐の助けを借りつつ、羽川が到る事態の真相とは? 物語の語り部は羽川翼であり、かつ、全く新しい怪異事件が描かれており、猫物語黒との直接的なつながりは全くない。暦視点では立派な人物として描かれる羽川の内面を語りきった作品といえると思う。 前作で明らかになった羽川家の実態と、それを何でも無いことの様に振舞っている羽川の異常性を、ひたぎが改めて突きつけることから、これまでは見ないで来た現実に羽川自身が気づくことになる。 暦がほとんど登場しないので、いつものような変体性はほとんどない。しかし、羽川翼という存在が、普通の人間として再生する様が徹底的に描かれる。そして彼女は、これまでには出来なかったことが出来るようになるのだ。 | ||||
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今までの西尾維新さんの作品も読んできて、言葉遊び以外にラストの追い上げが素晴らしい作家だとは思いますが、正直最近の物語シリーズはそれだけだなぁ……という感が否めませんね。 西尾維新さんがここまでキャラを掘り下げることは今までになかったですが、なんというか戯言シリーズみたいに隠したキャラの魅力みたいなのが感じられず、これからの彼女の人生はどうなるのか、みたいな期待的なものが感じられませんでした。こればかりは同じ作風を好まない西尾維新さんなので仕方ないですし、非常に個人的なことなのですが、とても残念です。 厨二からリアルな感動にといったところが、どこか作風はともかく今までの彼にあった「らしさ」を失っているかも……。進化というか新種になってしまったカンジです。 それでも私は西尾維新さんの大ファンなのでこれからも読んでいこうと思いますが、このままなら傷物語以降の物語シリーズはラストは良いくらいの評価にすみそうです。 とは言え、最初の方からシリアスなのは良かったと思うので、☆二つです。 | ||||
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これまでとは異なった切り口で物語が進みます。 猫物語(黒)まで読んで、そろそろネタ尽きたかな〜って思ってたら、やってくれましたよこの作者w 傷物語以来の会心の作品だと思います。 作者が猫物語(黒)の続編って分けでは無いって言ってるように、新章の始まりを予感させる部分がちらほら。 これからの話の続きが楽しみです(^-^) レビュー見るのも良いですが、ネタバレには気をつけようね^^(見るほうも書く方もね | ||||
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いや、素直に感動した。 この人昔はひたすら厨二臭い作品だったのに作家として一皮剥けた気がする、この辺はそこらのライトノベル作家とは一味違うな。電撃の密度(笑) | ||||
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西尾維新著、化物語シリーズのアマゾンでのランキング一位状態とか、べた褒めの書評とか見てると、何かすげーなーって想う。 ここまで漫画的な作品が受けるような土壌になったんだな、と感慨深いものがある。 俺は同じようなライトノベル的な作品なら、電撃文庫が発行している物の方が圧倒的に好みだ。 西尾維新氏の戯言シリーズは、リアルに追い掛けていた世代なのだが、刀語辺りから変な感じになってきて、お金が持たなくなって学生である俺は買い続けることが困難になった。 内容は薄い。 羽川が向かい合うトラウマの権化のネーミングセンスも、とてもチープで、中学生の発想なんじゃないか、と想ってしまう。 軽妙なキャラクタの掛け合いは、今作ではかなり抑えられているが、それでも羽川と戦場ヶ原の会話や、戦場ヶ原のファイアシスターズの篭絡は素直に面白いと感じた。 羽川が向かい合う怪異、虎の行動原理も、普通に驚いたし、なるほどな、と想った。 しかし、今作から衝撃的な感動を得ることは不可能だ。 阿良々木くんがラスト登場するところは格好良いし、羽川良かったじゃん、成長できてさ、前に進めてさ、と俺も想うよ。 しかしながら、全体的に作風が漫画的なのだ。 内容は薄い。 ほとんどはキャラ描写で占められる。 一つの人気作としては納得の出来だが――物語密度は正直電撃文庫が発刊しているものの方が、圧倒的に濃い。 なので、これが日本の傾向か……と言ってしまえばそれで終いなのだが、一応こういう意見も書いてもいいんじゃないか、と想い、書いてみた。 面白い作品だと想う。 しかし、それがここまでべた褒めだと、一瞬首を傾げたくなる。 | ||||
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