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スリープ
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スリープの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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ミステリーとしてとても満足できた✨ リピートやイニシエーションラブよりも個人的には楽しめた | ||||
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1人の少女が2つの人生を送る。一方が現実でもう一方は夢なのか、 それともある分岐点で2つのパラレルワールドにそれぞれ入り込んで、 その後は別の人生を送ったのかと思いながら読んだ。 なので、こういう結末は予想しておらず、意外だった。 | ||||
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乾さんは有名な『イニシエーション・ラブ』を以前読んで、仰天はしましたが好む作品ではないと感じ、 苦手な作家というイメージで読んだ2冊目でしたが、 個人的にはとても面白いSF作品でした! 狂気に感じる真相もSF作品としては見事ですし、 主要人物が、『天才中学生たちを集めてリポートさせる、子供科学番組』の天才中学生リポーターたちという設定も面白かったです! 天才故の行動や情熱や未来の顛末に、すっかり心を奪われました! ただ、作品の公式紹介で傑作ミステリーと謳うのは、個人的に違和感があります。他の作品でも多々ありますが、とりあえず『ミステリー』と冠しておきましょう。ミステリーの方が売れるから!というような浅はかな思惑を感じて嫌には思います。 ともあれ、SF作品としては面白くオススメです(^-^*)/ | ||||
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内容的に冗長な作品になるかな?と思いましたが近未来の様子をサッと描写してくれるあたりに作者さんの真心を感じました。 ラストはまんまと騙されましたね。 そして妙に心に残る作品です。 素晴らしい。 | ||||
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作者の作品は奥が深く、一度で理解できずに、あとから腑に落ちるって場合があります。 二度読みや、ネットで調べたりと、色々と読後の行程が大変です。(楽しみでもあります) ですが、この「スリープ」は読み終わった後のもやもや感はなく、しっかり「はめられたぁ」 って感じで、いつもと違いますが読みやすいことには違いありません。 ただ、気張りすぎて伏線だと思っていたものが幾つかスルーされていて肩透かしもありました。 第一カプセルの中身も伏線ではありませんでした。 | ||||
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乾くるみさんの作品が好きでこの本を購入しました!面白かったです! | ||||
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日本の作品よりも海外の、特に作品で語られる一昔前のSFのような壮大なストーリー。ハヤカワから出されたとしても納得出来る、懐かしい感覚を覚える王道のSFに夢中になれた。 フィクションとノンフィクションの境が曖昧になるこのノスタルジックな感覚を久しぶりに味わえた。 しかし、オチでテンションも落ちた。 コアとなる舞台装置の説明が必要なため、なんとなく着地点の予想がつく。 しかし、それで良かったのに、ラストに乾節が炸裂してしまった。 最後の文体変化だ。非常に後味が悪い。必要なのか疑問に思う。 SFとしてのストーリーは充分面白いのに、乾ファンに応えるために無理やりどんでん返された気分だ。やや残念。 とは言っても作品としてはやり尽くされたネタなのにここまで話を膨らますのは流石である。 乾作は何度も読む話ではなく、一発ネタのラストスパート系だと思っていたが、ガチSFにも是非参戦してほしい。 難点を挙げたが、最近見ない真面目系SFオススメです。 | ||||
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やはり乾くるみ作品は面白いというのが感想。一度で読み切って、ん?と思った箇所を読み返す。でも最後の本当の?オチが未だ分からない。悔しい!! とにかく頭が冴えている時に思考を巡らせながら読んでみて下さい。 | ||||
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結果的に、面白かった。 SFというか、現実的には予測不可能な未来を描く小説を書く事は 本当に難しいだろう。100年先200年先なら突拍子もない事を 書いても違和感はないかもしれないが、今回のように30年先 というのは、今と大きく離れた事を書いてしまうと現実離れして しまうし、かといって今と大差なければ、未来ではなくなってしまう。 特に今回のように未来に焦点をあてて書いている場合は尚更である。 そういう意味において、本作品はかなり難しい部分に挑戦したと感じる。 ただ、一方やはりどうしても、その展開はちょっと無理やりだろう、 と思う事は度々なので、読む側にも、大きな展開の流れで楽しみたい人 でないと、一つ一つの点で躓いて全部読みきるのが大変かもしれない。 なおかつ、辻褄を合わせるために技術的な話が結構続く場合があるので これも人を選ぶかもしれない。それでも、物語の構成は良くできているので SFとしてある程度許容できる気持ちがある人ならきっと面白い小説だと思います のでお奨めできます。 | ||||
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乾氏のリピートに続く、SF色の強い作品で、リピートが意識遡及のタイムトリップだったのに対して、本作は冷凍保存により30年後に目覚めた少女の話で、こちらも一種の意識だけ時間を飛び超えた形になる。 完全SF趣向と思いきや、イニシエーションラブ形の見事なこの種の意識ネタを扱った作品なら落ちはああだろうなという予想を見事に逆手にとったどんでん返しがあり、その質も非常に高い。 | ||||
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イニシエーション・ラブの洗礼を受けてから、乾作品を何冊か読んできましたが、私もだいぶ乾さんの思考に慣れてきたみたいです。『スリープ』というタイトルにはひっかけられませんよ(笑)。今回は第3章の最後に出てきた機械で、なんとなくオチがわかりました。でもSFとして面白かったですよ。乾作品だからと身構えて読んでしまう人がいけない。私も含めてですけど。要するにファンなんですよ。結局こうやって、片端から買って読んでいるもんね。普段は小説なんかまったく読まない人が。 | ||||
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本格SFとまではいかないものの、そこそこ近未来社会を予想したラヴ・サスペンス小説に仕上がっています。 読みやすい文体と終章近くでの種明かしは、いつもながらの“くるみワールド”ですが、本作品では題名そのものにトリックが仕掛けられているところがミソです。 本書は1週間の通勤通学途中の読み物として特にお勧めします! | ||||
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恋愛小説ってどうしても女性側の視点が多かったりしますよね。 感情をまっすぐに表現できるからかな。 乾くるみさんの作品は一貫して「男性目線」だと思っています。 ホントは女々しい気持ちを秘めつつ、表に出さない(出せない)気持ちなど 男が勝手に考える「男として」みたいな見栄の表現が素晴らしい。 この作品のどんでん返しといわれる(構成的な)トリックは 物語中盤辺りで気づく人が多いと思います。 作者もそのあたりで気づかせる意図があったのではないかな。 ※※以下わずかにネタバレの気があります。※※ 私の考えるこの作品の真のどんでん返しは 「主人公は誰なのか」ということにあると思っています。 地の文が第三者視点であることを考えると、 最後まで読んだときに「ああ、結局この人の物語だったのね」と気付かされます。 男は歳をとっても心は少年(悪く言えばガキ)のままで、 虚しくも周りの時だけが過ぎていくのです。 そんな男性の心を表現した、ちょっと切ない作品だと思いました。 | ||||
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批判的なレビューもありますが、結構面白かったですよ。 SFやミステリー好きの人には物足りないかも知れないですけど、そんなに謎的な要素に拘らずに軽く読めばいいよいではないでしょうか。 文庫だったら買って損はないと思います。 | ||||
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ストーリーは凄いんです 類いまれな頭脳と美貌に恵まれた少女がある陰謀?に巻き込まれ・・・さすが乾くるみ、ラストは全く予想できないものでした 専門的な話は難解でしたが、それでも突き動かされるように読了しました しかし!辛口のレビュー書いてる人と同じく、主人公の女の子に何か今ひとつ共感を感じられませんでした なので☆一つマイナスです でも乾さん、今後も期待してます・・・! | ||||
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『リピート』読後もじわじわ〜と面白さを感じましたが、今作もほんと面白かったです。 SF要素を取り入れた上質ミステリーです。 後半は加速度的に読むスピードがあがりました。秋の夜長におすすめです!!! 9章の章題が『胡蝶の夢』と題されているのですが、 『胡蝶の夢』ということわざ?というか故事の意味を調べてから 読み進めると一興です。(そんなの常識よという方はすいません。) 次に同じ著者の『セカンドラブ』を読む予定ですが、とても楽しみです。 | ||||
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「人は死んだらそこで終わり」という絶対的な常識を覆す冷凍睡眠装置によって、30年後の世界で生きることを許された少女の物語。 物語の序盤は未来科学研究所という施設の役割や冷凍睡眠装置に関する説明が中心なのだが、中盤から後半にかけて展開が加速して最後まで一気に読ませる作品だった。冷凍睡眠装置の仕組みや30年後の世界の情勢や法律などディテールもきちんと描かれていたし、ラストに至るまでの構成も考え抜かれていた。驚愕のラストシーンは本書のサブテーマともいえる「行き過ぎた科学への警鐘」という意味でも考えさせられた。 | ||||
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どんでん返しもので絶大な人気を誇る「イニシエーションラブ」の著者、乾くるみ氏の6年ぶりとなる長編書き下ろし作品です。 冷凍睡眠技術によって30年後に再び生を受けた14歳の少女の物語です。 ネタバレになるといけないので、詳細は控えますが、本作は、SFでもあり、ミステリー・サスペンスでもあり、恋愛小説でもある、様々な要素が詰め込まれた一冊です。 驚愕のラストは、やはり、乾くるみ氏の真骨頂と言えるでしょう。満を持して発表された本作は、読んで損無しと言える傑作に仕上がっています。 リーダビリティに溢れ、会話も背景もテンポ良く進んでいきます。次から次へページを送ってしまい、気がついたら読み終えてしまっていました。読後感も良く、テーマも秀逸。万人にお勧めできる作品だと思います。 | ||||
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