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十二の意外な結末



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【この小説が収録されている参考書籍】
十二の意外な結末 (新潮文庫)

十二の意外な結末の評価: 3.00/5点 レビュー 5件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

最高の作家

ジェフリーアーチャーは最高の作家である。絶妙の言い回し、計算された表現や作品構成。
ウィットに富んだ素晴らしい作品を世に送り出す天才です。
彼の作品の評価は世界中で認められているところであり、彼の作品を理解するには理解できる教養が必要なのでしょう。
十二の意外な結末 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:十二の意外な結末 (新潮文庫)より
4102161112
No.1:
(5pt)

何度読んでも飽きない短編集

ジェフリー・アーチャーは長編もさる事ながら短編が素晴らしい。十二の意外な結末を盛り込んだこの一冊は海外に住んでいて日本語の読み物に飢えている私には貴重な一冊で、二年間のうちに合計で20ー30回も読んでしまった。最初から最後までを一気に読むというより、気に入った短編を選んで読む、という感じだったが、‘お気に入り’というのもその時の気分によって変るので通算すればどの話も等しく二十回は読んでいるだろう。
ジェフリー・アーチャーの物語はそれほど飽きないのである。
‘意外な結末’とうからには、この12編は予想もしなかった最後のどんでん返しを楽しむものであるらしいのだが、20回も読めば話のすじどころか、台詞まで記憶してしまっている。それでも楽しめるのだから全くスゴイ。個人的には第一話目の「完全殺人」が面白いと思ったが、中年夫婦がトルコ旅行で掘り出し物のカーペットを手に入れるまでの経緯が書かれた「掘り出し物」、既婚の夫人達に手を出すことと、スキーが趣味の男に復讐を誓った男の物語「打ち続く事故」なども気に入っている。お気に入りを並べ上げ始めたら全て挙げなければならなくなるのでこの辺で終わりにしておくけれども、とにかく私はこの先あと十回分はこの本を楽しめるはずである。
十二編中十編は脚色をかなりふんだんに加えながらも実話を元にしているらしいので、どれだろう、と考えながら読むと更に楽しめる。まさかこれは実話な筈がない、と思えるのが二話以上あるものだから、やはりナントカは小説より奇なり、というのは本当なのだなあと考えてしまう。
十二の意外な結末 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:十二の意外な結末 (新潮文庫)より
4102161112

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