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(短編集)

ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たち



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ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たちの評価: 3.85/5点 レビュー 321件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.85pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全222件 161~180 9/12ページ
No.62:
(5pt)

京極堂の倒立像。

古書店の主人と言えば京極夏彦『京極堂』シリーズのあの仏頂面の男を思い浮かべるが、京極堂を倒立させれば栞になる。京極堂は中年の男であるが、栞は若い女性である。どちらもいわゆる「安楽椅子の探偵」であり、京極堂は座敷から滅多に動こうとはしないし、栞は病室から出ないのだが、前者は自らの信念において出ないのであり、後者は身体的な理由において出られないのである。京極堂はよく喋るのだが、栞は本以外のことについてはうまく喋ることができない。それゆえ栞は「反-京極堂」である。
 また、書店が舞台となる「日常の物語」としてはたとえば宮部みゆき『寂しい狩人』、大崎梢『成風堂書店』シリーズが挙げられよう。そして「日常の物語」の先鞭をつけた若竹七海『ぼくのミステリな日常』同様、一話ごとに明らかにされる「短周期の伏線」と、全編を通じて最後に明らかになる「長周期の伏線」という二種類の伏線も張り巡らされていて、構成においてもしっかりと構築されていて隙がない。しかも第二話のラストに典型的なように、「書かずに済ませる」手法も見事という他はない。
 さらに、これは蛇足であるが、主人公の名が「栞子」というところからはやはり諸星大二郎の「栞と紙魚子」シリーズへの連想も生じる。
 ともかくこれは徹夜本であると認定する。
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)より
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No.61:
(5pt)

読みやすくて 楽しい

とても読みやすくて、面白い本でした。
人に薦めたくなる本です。
テレビかされることを想像しながら読んでしまいました。
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)より
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No.60:
(5pt)

いい本に出会えました♪

本当にいい本に久しぶりに出会えた気がします。古本屋と本、
本好きなヒロインと本を読めない主人公。北鎌倉を舞台にした
新しい形のミステリーと言えるかもしれません。
古本として登場する作品も絡み、この作品に深みを出してます。
まだ読まれていない方ぜひ一読を。超お薦め!!
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)より
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No.59:
(4pt)

1が読み終わらない内に、2を買ってしまった

アームチェア・ディテクティブだが肩の凝らないライトミステリーなので、何日か間を置いて読んでもおおよその話の流れは判る。

本書には、1「夏目漱石『漱石全集・新書版』(岩波書店)」 2「小山清『落葉拾ひ・聖アンデルセン』(新潮文庫)」 3「ヴィノグラードフ・クジミン『論理学入門』(青木文庫)」 4「太宰治『晩年』(砂子屋書房)」の4篇が収録されており、一応一話完結であるが、二話、三話に登場した人物が四話に再び登場するあたりが面白く、また新潮文庫の紐の栞が小道具に使われている辺りの芸の細かさが嬉しい。

何れも本にまつわる話が挿入されているが、「そうなのか!」と納得させられる箇所もある。但しミステリーそのものに意外性はない。

それでも読ませるのは本好きの心理をくすぐっているのと、美人店主・栞子さんと、臨時店員・大輔との微妙な感情の流れが興味津々なのだ。特に栞子さんが魅力的に描かれているのが堪らない。

シリーズものの困った処は、面白ければ続けて読んでしまい、特に本書は廉価なので、1が読み終わらない内に、2を買ってしまった。いやはや、これからいつまで買うのか心配だ。
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)より
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No.58:
(4pt)

万能鑑定士シリーズが好きな方ははまるのでは?

本をあまり読まない人でも楽しめる作品だと思います。
私もこの中で取り上げられた本は、ほとんど読んでいませんが
本の内容を知らなくても、大丈夫です。
もっとマニア向けのうんちくが出てくるのかと構えていましたが、
どちらかというと「お宝鑑定団」のようでとっつきやすかったです。

中でも、前科もちの夫とかわいい妻の話は泣きそうだった。

多少、ヒロインの人格が破たんしていてアニメっぽいのと
主人公の出生の秘密がそうそうにあかされてしまうのが星マイナス1つにした理由です。
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No.57:
(4pt)

主人公が

主人公は読者の為の解説役みたいな扱いなんですが、普通に誰でも想定できる事などに気付かず
大袈裟に感心するのは馬鹿っぽすぎると思いました。
他に気になった事はありません
伏線が解りやすいので後から読み返す必要がないのでスラスラ読めます迷っているなら買ってしまう事をオススメします。
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No.56:
(5pt)

とても大好きな作品です。

普段、自分ではなかなか選ばない色々な名作の勉強にもなるし、栞子さんとその周りの人々とのやりとりが丁寧に描かれていて、自分もこの世界に身を置きたい気持ちになります。時間をおいて何度も読み返したい、大事な一冊になりました。今後もこのシリーズがずっと続いてほしいです。
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No.55:
(5pt)

久々のヒット

本を読むのは好きだけど若いときより理解力がなくなり((笑))最近読んだ本と言えばはん急電車くらいでした
ビブリアはとても読みやすくてそんな私にはピッタリな本でした
4つの話に分かれてるのですが、少しずつ話が絡み合っていて、なるほどなと思ってる自分がいました
続きが気になり一気に読めてしまいます
3巻ももうそろそろ出るようなのでそれまでに2巻を読破しようと思います
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No.54:
(5pt)

謎解きをしているようなおもしろさ

古書にまつわる短編が収録されています。古書を通して人間関係を読み解く栞子さんの観察眼の鋭さが面白いです。謎解きをしているような感じで読み進められます。そして、俺(大輔)と栞子さんの関係の行方も気になります。1巻と2巻一度に買ってしまいました。2012年春に3巻目が出るというので、楽しみにしています。
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No.53:
(5pt)

モチーフと表紙デザインのギャップがGood

本作はライトノベル作家・三上延氏による短編連作ミステリー。
鎌倉の古書店を主な舞台に、古書にまつわる物語を描く。

私は普段はライトノベルは読まないのだが、同じくライトノベルを読まないはずの知人から強く推奨されたので読むことにした。
そもそも私の中でライトノベルの定義があやふやなのだが、本作はそれほど軽い印象は受けなかった。
本を読めない大柄な青年・五浦大輔、本のことしか考えていない内気な美女・篠川栞子と、キャラクターも個性があってよかった。
本格ミステリーとまではいかないものの、よく練られ張られた伏線の回収も手際よい。
読後はスッキリできる。
また、本作のモチーフと表紙のギャップが面白い。
良い意味で騙された。

どうやら第二作も発行されているようなので、是非読んでみたい。
シリーズものとして愛読し続けられれば、とても楽しい読書生活になると思う。
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No.52:
(4pt)

アニメ的

表紙に引っ張られた感じはありますが、
アニメ的なイメージで頭の中が構成されていきました。

主人公とヒロインがいて、
主人公は情報収集担当、
ヒロインが安楽椅子探偵と言う感じでかかれていますが、
主人公のキャラ立てがいまいちでした。
主人公は情報収集担当で、
ヒロインの推理を「へー」と聞くだけなのですが、
ある意味で読者は感情移入しやすいかもしれません。
「本は読んでみたいけど、体質的に読めない」
と言う主人公のキャラ設定は、
漫画ばかり読んで小説を読まない人は共感できると思います。

主人公のキャラの反面、ヒロインの栞のキャラは見事だと感じました。
ヒロインは人見知りの美人古書店店主。
この、
「人見知り」+「本好き」
と言う設定がこの作品の本質であり、
ミステリ部分はおまけだとさえ感じました。

とはいえ、ミステリ部分も「論理パズル系」のなぞで、
謎解きのヒントもわかりやすく書いてありますし、
登場人物の行動をヒントと合わせて論理的に考えれば答えがわかるようになっているので、
ライトなミステリファンにはとっつきやすいと思います。

今後の栞子さんに期待!
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No.51:
(4pt)

さらっと気軽に読めます

話題になっているのと、ラジオで作者が話すのを聞いて
好感がもてたので気軽に読み始めた。

古書店の栞子、ひょんなことからそこで働き始める俺のお話。

殺人がないミステリー。
謎解き。
人物の設定がいいので違和感なくその世界に入り込み、すらっと読める。

表紙といい、ライトノベルというくくりの中にあるらしく、若い方がしぜんに
手に取れる本だと思う。

続きも読みたいなと思わせてくれる本。
2巻はすでに出版されているが、次もきっとあるだろうな。
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No.50:
(5pt)

しっとりとした読後感!楽しめます!!

繊細なイメージの表紙でほとんど内容は分ると言う感触。

読んでみた印象も同様でさほどダイナミックな展開はなく、ちょっと乱雑な印象もありますがしっとりとした一時が過ごせました。

「事件手帳」と言う程には「推理物」として凄い面はありませんが、結末では過去の人々の切ない恋模様が明らかになるとともに、それが「今」にも繋がっているという予想外の真実が明らかになって人の絆について考えさせてくれます。

メディアワークス文庫とは思えない「真面目さ」と、らしい「奇想天外」さのバランスが面白い作品です!
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No.49:
(5pt)

鎌倉市大船関係者必読。

主人公が鎌倉市大船に住んでいます。そして著者と同じ大船高校(明示されていませんが)の卒業生という設定です。
ビブリア古書堂の所在地も北鎌倉。地元民必読です。ちょろっとですが大船駅も出てきます。大船駅駅前の大通りや、
大船の病院、それに鵠沼などなど。ああ、あの場所かと思い、面白さが倍増です。
 地元じゃない方もぜひ、大船や北鎌倉に遊びに来て、小説の世界を楽しんでください。
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No.48:
(5pt)

栞子さんが実に魅力的!

異常なほどの対人恐怖症ですが、本のことになると鋭い洞察力で真実を見ぬいてしまう。持ち込まれた情報を論理的に分析し、活動的でないタイプの探偵さんは、ミステリーの場合、大概変わった人が多いのですが、この物語では巨乳で清楚で美人となれば、もう物語に引き込まれずにはいられないでしょう。

実はファミレスで読んでいたのですが、泣ける箇所がいくつかあり、いいオッサンがボロボロ泣いて読んでいるのが恥ずかしくて、慌てて出たんです。涙もろい方はそういう場所では読まないほうがいいですよ。
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No.47:
(4pt)

本好きにはたまらない作品♪

北鎌倉駅の近くにひっそりとそのお店はあった。「ビブリア古書堂」という名前のその店から
出てきた女性に、五浦大輔は興味を抱く。やがて大輔はその女性、篠川栞子と、祖母が所有して
いた本がきっかけで知り合うことになるのだが・・・。

幼い頃の体験がきっかけで、それまで大好きだった本が読めなくなってしまった大輔。かなりの
読書家で、膨大な本の知識を持つ栞子。ふたりは大輔の祖母が所有していた本がきっかけで知り
合うことになる。祖母が持っていた「夏目漱石全集」に隠された謎を、栞子はものの見事に解き
明かしてみせる。そこには、大輔にかかわる重大事も・・・。
ほんのわずかな手がかりから、実際に見たわけでもないのに鋭い洞察力や推理力で真実を探り当てる
栞子。その過程は読んでいてワクワクするほど面白い。物事を、一方的な見方をせず多角的に捉える
ことがいかに大事か、そんなこともあらためて考えさせてくれる。プロローグ、エピローグのほかに
4編の話が収録されているが、夏目漱石全集にかかわる話と、太宰治の「晩年」にかかわる話が特に
印象に残った。本好きにはたまらない作品だ思う。

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No.46:
(4pt)

万能鑑定士Qの古書版

人の死なないミステリで、個人経営の店舗の若い女主人で、雑学知識を駆使して謎を解決という点で、
とりわけ前半部分は「万能鑑定士Qの事件簿」「万能鑑定士Qの推理劇」に酷似しています。
Qシリーズの4巻目に、実在する映画作品のポスターやグッズを並べて鑑定する話がありましたが、
ビブリア古書堂はそれによく似てます。

篠川栞子という名前も、凜田莉子とか岬美由紀とか苗字と下の名の一文字目を同じ言葉にするという
松岡圭祐氏のパターンを踏襲しているから、刊行の時期的にもQをヒントにしたかもしれません。
けれどもトリックの面白さで読ませるQとは対照的に、ビブリアは叙情的な書物への愛着を、
すなおに表現する事に重きを置いていて、小説好きにはたまらないものがあります。
夏目漱石のサインや書籍に付いている紐を使ったトリックは日常の謎の粋ですが、
エピソードが情感豊かに描かれているので楽しく読めます。

文体も柔らかすぎず読みやすさとしては丁度良いのですが、Qと同じくこちらも著者の方は
40代ぐらい?とのことで、本来は一般小説の技巧をラノベに持ち込んだ作風ゆえ、完成度が高いのでしょう。
私としては万能鑑定士と同様こちらも楽しめました。続編も読んでいこうと思います。
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No.45:
(5pt)

古書に物語があるという内容の丁寧な作りのラノベ

訳あって店主が入院している古本屋を中心としたものがたり

この作者の作品はわたしはこれが最初だったのですがかなり
多くの作品を書かれているのですね、そのせいか稚拙な作品が
多いメディアワークス文庫にしてはとても読みやすいです。

あらすじは、古都鎌倉にひっそりと佇む古本屋を舞台にして、
まさに本の虫、内気なんだけど本について語ると止まらない
栞子さんと、就職浪人の大輔を軸に話が進んでいきます。
古本には物語がついているということでこの作品では
4冊の本について4つの物語がついています。
この就職浪人の大輔がこの古本屋に行ってはまり込む原因になった
漱石全集の話。なぜか全集のうち、一冊だけが違う理由が
面白い作品
安く売っている古本屋から高く買い取る古本屋に本を移動することにより
もうけをだす「せどり屋」にまつわる話
「論理学入門」を持ち込んだだんなと、それを取り戻そうとする奥さんの話
そして、この店主が怪我をする原因がわかる「晩年」
という4つの話で構成されています。

作者の丁寧な書き方は、舞台である古本屋、そして登場人物をわかりやすく
やさしく語っていっています。そして多くのラノベと違うのは、
奇想天外な設定や、めちゃくちゃなキャラクターでストーリーを
引っ張るのではなく、読みやすさはそのままで自然な設定から
紡いでゆく物語の面白さに満ちています。

難しい小説好きや、まるでアニメのようなラノベ好きには少し
評価が低いかもしれませんが、とても読みやすいこの作品
どんな人にもお勧めできると思います。
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No.44:
(5pt)

こりゃ売れますよね。

話題作になっていたのでちょいとタイミングは外しましたが読んでみました。
面白いです。
本好きの人が2倍楽しめる内容・ミステリー的な楽しみ方……
いろいろな魅力がつまった本だとは思いますが、
ちゃんとキャラクターを大切にしているところが一番よかったです。

まだまだ栞子さんのキャラクターも奥が深そうなんで
発売中の2巻にも手を出したいと思います!
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No.43:
(5pt)

娯楽として最高! 古書に興味がある方にも良い一冊

軽快な文章と古書の解説とミステリー。すべてが調和していて、本当に楽しく、あっという間に読んでしまいました。
背景描写も分かりやすく、物語の中にとっぷりと入っていけます。まさしく「2011年文庫No.1」だ、と思います。
この本で知り得た名作古書も、手当たり次第に物色したくなります。
もちろん「2」もすぐに購入しました。

五浦くんと栞子さん。2人の人物像は親しみやすくユニーク。TVドラマ化するとさらに人気が出そうですね。
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