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(短編集)

ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たち



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ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たちの評価: 3.85/5点 レビュー 321件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.85pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全222件 141~160 8/12ページ
No.82:
(4pt)

先に「2」を読んでしまったけれど

最初に申し上げておきますと、本書「1」より先に「2」を読んでしまいました。
そんな邪道な読み方ですが個人的にはそれほど問題ありませんでした。

物語は、北鎌倉の古書店に主人公がある日訪れ、美しい女性店主に出会う。
縁あって主人公はその古書店で働くことになり、謎が舞い込むというストーリー。
このミステリアスな女性店主は本のこととなると名探偵さながらの閃きを見せる。そこがミソです。

多くのレビュアーの方が指摘しているように、とにかく読みやすいです。
本にまつわる蘊蓄もしばしば出てきますが、能書きっぽくなく素直に楽しめます。
キャラクターもそれぞれ際立っていて、今すぐにでもドラマ化できそうです(笑)。

一点、展開がちょっとドラマチックすぎるというか出来過ぎな感がしました。
第一話の肝である主人公の話が第四話であのように発展するとは。ちょっとお腹いっぱい。
この点では、「2」のほうが無理なく自然で謎解きもスムースに楽しめた気がします。

さて、ドラマ化するとしたら栞子さんは誰でしょうね。意見割れそうだなあ。
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)より
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No.81:
(4pt)

この本なら売れても許せます。

本屋で平積みになっていて、表紙のイラストに興味をそそられました。

その時は、買わなかったんですが、やはり気になる存在でぺらぺらめくってみると、

軽く読めそうだったので、ライトノベルなど読まない私ですが、とうとうレジへ・・・。

古書店の店長、栞子さんが怪我をして安楽椅子探偵になるのは、ミステリ好きには、

少々いい意味でも、悪い意味でも「やりすぎだろ」な感もあります。

第一話の、鴨居のエピソードなどは、向田邦子の「思い出トランプ」を思わせます。

また、各所に常になにかしらの小説のオマージュといったものを思わせます。

古書についての、解説は説明的になり過ぎず、抑制も効いていて心地いいです。

「謎解きはなんとか〜」と言う本が売れましたが、あっちよりは良心的な小説だと思いますよ。

エンターテイメント作品ですから、他の難解な本の合間に、息抜きとして読む程度の小説(いい意味で!)かな?

新しさはあまり無いですけど、でも、「いい2時間ドラマを観た」というぐらいの読後感でした。

もうすぐ3冊目が出ますし、2巻からも面白そうですね。
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)より
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No.80:
(4pt)

一冊一冊にある物語

いい設定だと思います。 他人の読書感想文なんかを読んで次読む本を探すような私には好きな作品で、内容をより理解しようと登場作品は全て読んだりなんかもしました。 ただミステリー的には二流三流かも知れないです。伏線の張り方が微妙です。 その筋を期待して買った方には不満があるかも知れないです。
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)より
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No.79:
(4pt)

本と本の関係に驚きました!

本と本の実際の関係について、初めて知ったことばかりであったので、
驚きました!

 事実のみならず、ストーリーそのものも面白かったです。
表紙から、軽い読み物だと思い、手を出しづらかったのですが、
内容は深くて面白かったです。
クラシックな本にも興味を持ちました。
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)より
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No.78:
(5pt)

良作

本屋でやたらプッシュしてた作品でしたので買ってみました。初めて続きが待ち遠しくなる小説でしたね。オススメです。
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No.77:
(4pt)

ラノベでもミステリでもなく、青春小説として気軽に読めた良作

愛らしい作品です。
いろんな悩みや過去がある主人公たち。
お互いに対して大胆になれなくても、
真摯に一生懸命接するところに好感が持てます。
鎌倉の古書店が舞台になっているあたりがさわやかで
雰囲気があります。
知らなかった本の世界にも触れることができ、
大輔と栞子さんの今後の関係や、
各話に出てきた人たちとの絡みも含め、
今後が楽しみです。
すでに「2」も読了しましたが、
主人公二人の過去にも触れ、
より深い話になっており、今後が楽しみです。
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No.76:
(5pt)

古書を愛するひとのための作品

いいね〜これ。
まさに私のためにある本みたいだ。
けっして「コレクター」ではなく、「愛書家」という言葉がぴったりの栞子。
そのロジックは明快だし、その他の登場人物たちも、それぞれのスタイルで古書に愛情を持っている。
実によくわかる、私も同類だ。
さんざん評判になっていた本書だが、ようやく読んだ。
いや、読んでしまったという感じだ。
続編があるし、第三弾も6月くらいに刊行されるらしい。
いや、久しぶりに読了が惜しいと思える作品だった。
まさに愛書家のために書かれた作品といえる。
梶山「せどり男爵〜」がフューチャーされていることもまた、なんともいえないところだ。
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No.75:
(4pt)

最終話の完成度は高いが、もっと一つ一つの作品の完成度を上げてほしいとは思ってしまう

私は、本屋大賞発表前に本書を買い求め、読み進めている最中に発表日を迎えたのだが、本書が大賞を逃し第8位に終わった結果は、妥当なところだろうと思った。

本書は、古書にまつわる謎と秘密を解き明かしていく「古書ミステリ」なのだが、率直にいって、全四話のうち第三話までは、ミステリとして、格別、本屋大賞候補と騒ぎ立てるようなレベルにはない。第三話には、心温まる物語として見るべきものはあるものの、ここまでは、基本的に、主人公、篠川栞子のキャラの魅力で読ませている物語だと思う。 

本書の主人公、篠川栞子は、美人でありながら、極端に内気で人見知りが激しく、常におどおどとしている弱々しい女性であり、少なくとも男性読者なら、否応なしにその保護本能をくすぐられてしまうような可愛らしい女性として描かれている。そんな彼女が、こと本の話になると突如スイッチが切り替わって能弁になり、古書にまつわる謎と秘密を鮮やかに解き明かしてしまうという設定が、非常にユニークで面白いのだ。 

それでも最終第四話は、それまでの三話とは比較にならないくらいミステリとしての完成度が高くなっていると思うし、それまでの三話が、全てこの第四話のための伏線ないしは前振りの役割を果たしていたことにも気付かされ、全体を一つの連作短編集としてみれば、なかなか上手い作りの作品集に仕上がっていると思う。 

ただ、本書が、ぜひ続編の第2巻も読んでみたいと思うような作品だったかと問われれば、それほどの作品ではなかったといわざるを得ない。第2巻は、もっと一つ一つの作品の完成度が上がったものであってほしいし、そうでなければ、少なくとも、篠川栞子と五浦大輔の淡いロマンスに決着を付けるものであってほしいと思う。
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No.74:
(5pt)

作者の本好きが滲み出てくるところに好感が持てます。

昨年、なんだかすごくいっぱい売れていたらしいのを知り、ジャンルも好きそうだったので購入してみました。
久々に買って大正解!な本と巡り会った気分です。

主人公は大学を卒業したあと、内定していた会社が倒産したために無職で、そんな中死んだ祖母の荷物を整理していて、ある本に出会います。
その本を買ったらしき古書店に査定をしてもらいに出かけるのですが…といった内容。

古書には本のストーリーだけでなく、それを所有していた人の物語も持っているといった理由で、その本に秘められたちょっとした(?)事件や謎を解決していくお話でした。
相変わらず、古い有名な文学作品にさっぱり疎い私ですが、そういう知識がなかったとしてもしっかり楽しめました。

作者の本好きが滲み出てくるところに好感が持てます。
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No.73:
(5pt)

本を読まないという人にも

「漫画ばっかりじゃなくて本を読みなさい」
そう母親に言われたのがきっかけでした。春休み中の大学の生協に、これがぽつんと置かれていたんです。
ミステリーものが好きなので"事件手帖"というワードだけで選んで購入、帰ってから早速読みました。

もちろんきちんと読むに越したことはないでしょうが、これにでてくる本はこれを読むだけでとりあえず読んだ気になれてしまいます(笑)
栞子さんの豊富な知識は某小学生探偵を彷彿とさせます(笑)

これを読んでから、中高時代は授業で使う以外の目的では見向きもしなかった文豪たちのコーナーに行って、探してしまったり。

私自身活字を追うのは・・・・・という人間なのですが、資料となる本について難しく書かれているわけではなく、背景もしっかり書かれているので、そちらも楽しんで読めました。
本一つから様々なことを見抜く栞子さんが楽しくもあり、本が好きだとここまで読み解けてしまうのか!?と思ったり。

本は読まないなぁという人に、紹介されている分だけでも読んでみたいと思わせてくれる本だと思います。
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No.72:
(5pt)

本屋大賞を受賞したくせに酷評されてる某作より優れている!!

本屋大賞を受賞したくせに酷評されてる某作品より、優れています。

コバルト風(?)な表紙がもったいないっ!?

後半になると、ちょっと強引な展開(謎解き)になりますが・・・
1話(大学生の祖母の過去)は、秀逸です。
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No.71:
(4pt)

事件・古書の内容の重層構造が本好きには堪えられない趣向

北鎌倉で古書堂を営む若き店主栞子をヒロインとした連作中編集。栞子は古書に関する該博な知識と鋭い洞察力とを兼ね備えており、古書に纏わる身辺の事件の真相を次々と明らかにして行くという体裁。栞子は入院中という設定で、一種の安楽椅子探偵物だが、この種の物語に付きものの超人的推理に由来する嫌味・非現実性を感じさせない爽やかな印象。

まず、清楚な美人だが、少しそそっかしい上に、極端に内気な性格で古書関係以外では他者とまともに会話も出来ないという栞子の性格設定がホノボノとした雰囲気を全編に与えている。これが本作の展開を自然なものにしており、上述の一般的不満への巧みな緩衝材となっている。また、解き明かす秘密が殺伐とした物ではなく、人間心理の機微を扱っている点が好ましい。北鎌倉という舞台設定も本作のトーンに相応しい。

そして何と言っても、扱う各事件の内容と対象の古書の内容とが重層構造になっている点がミステリ的に秀逸である上に、本好きには堪えられない趣向。「古い本には中身だけだはなく、本そのものにも物語がある」との作中の言葉が作品の構成に見事に反映されている。全体構成にも工夫が凝らされており、本好きのみならず誰もが楽しめる作品に仕上がっていると思う。
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No.70:
(4pt)

力を抜いて読めて、おもしろい

いわゆる「本格派」ではないとは思いますが、
肩の力を抜いて読めて、かつ面白いと思います。
息抜きの読書におすすめな本です。
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No.69:
(4pt)

メディアワークス文庫という可能性

内容については、よく出来たミステリー短編集で、良い話だなぁ、といった印象。ミステリーといっても人死がないので、おどろおどろしい印象はない。
 古本の世界のちょっとしたトリビアも面白い。ストーリーに引きづりこまれる感じもある。何でもいいから何か小説が読みたい、っていう人にはお勧め。人情話ですね。

 個人的には、メディアワークス文庫というレーベルが気になる。

 キャッチコピーは、「ずっと面白い小説を読み続けたい大人たちへ――」
 対象読者はライトノベルを卒業した人、一般文芸の読者と、要は「読書が趣味」の大多数の人ということだ。

「大人向けを銘打っていますが、一般文芸と同じようなことをやるつもりはありません」と編集部部長の言葉だが、
・表紙のイラスト絵と短編ごとのイラストという「絵」を出すこと
・小説の書かれ方として、登場人物の「キャラ」を分かりやすくする、ルビが多めになっている、改行が多め(会話文の「」の中でも改行あり)
などが、ライトノベルレーベルで、読書慣れしていない中高生の読者に読ませる工夫としてやってきたことの応用か。

 その一番分かりやすい例が、
 「ノースリーブの白いブラウスに紺のロングスカートという地味な服装で、」
というプロローグの栞子の描写だろう。

 主人公の目を通しているので誤りではないが、「ノースリーブの白いブラウス」は、決して地味な服装ではない。
 腕から下、と露出が多いし、腋だとか無駄毛も剃らないといけないだろうし、そもそも白い服自体、下が透けやすく案外色っぽい。また、襟が黄ばんだり手入れが面倒で、日焼け止めだって塗る必要がいるだろうし、古本を運ぶような仕事で汚れやすい白いブラウス。やっぱり違和感がある。

 と、そのあたりは、作者の意図とは違って、出版社側が書き直しを要求した部分なのかなとも思う。表紙のイラストの良さと合わせて、「一般文芸」とはちょっと違ったものを打ち出そうとしている、と。

 純文学から一般文芸に行く「中間小説」という言葉があるように、ライトノベルから一般文芸に行く、という方法もあるのかなと思う。今後もこのレーベルには注目かな。

 「ノースリーブの白いブラウス」と、あと、これだけしっかりした性格の主人公が就職先が決まらない、というのが違和感があったが、それ以外は楽しめました。
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No.68:
(4pt)

続編も出ているがちゃんと1冊で読み終われる

病院に居る栞子さんに、事件のあらましを伝えて解決策を考える・・・と。
なんだか作りとしては桜庭一樹さんのGOSICKに似ていると思った。

ただし確かに内容は古書に纏わることで上手く表現されている。
そして短編連作風で最後にちゃんと大きな出来事が描かれて完結もする。
続編もでているが本書1冊でも十分読み応えがあるのでお勧めです。
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No.67:
(4pt)

お茶漬け小説(本・古本好きのための)

ライトノベルというと限りなくジュブナイル小説に近い、という印象で触手が伸びなかったが、この本はそれにJ文学の要素を盛り込んだ感じである。小説では類型しか書けていないというのは褒め言葉ではないが、むしろ類型を必要とするマンガやアニメに慣れた読者層には、それがしんどいかもしれず、こうした類型(キャラ)を使った小説の方が、今では寧ろ立ち位置がしっかりとしているのかもしれない。

ライトノベルというカタカナ言葉より、むしろ日本語で「お茶漬け小説」とグループ分けしてもいいようにも感じる。さらさらと食べられる、胃もたれしない。

栞子さんは、多分現代の中年男性(古書・本好き)が描く、これも現代に生きるひとつの理想の女性であり、暮らし方なの「かも」しれない。男の顔を潰す様な事はしない。線は細い、体力も無い。特殊な事情として療養中である。ひとつの事に関しては情熱がある。芯はある。

対する「俺」は経緯もあって表面的には対照的な人生である。多分「俺」に対しても栞子さんはある種の強い情熱を持って接していくのだろうと思われる。少し変わった形かもしれないが。

肩のこらない分、続編が出るのも頷ける。お茶漬けはお代わりしたくなる。

いずれにしても、登場人物は、作家の操り人形である。どう操るのか、楽しみにしたいと思う。

ちなみに、私の仕事をしているのが骨董屋(刀剣店)で、そちらに見えられる刀工さんが、お宅の主人に似ているから、と置いていったのがこの本。当の主人は時間の無駄とばかりに見向きもしないが、代わりに店員の私が息抜きに読んでみた。
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No.66:
(5pt)

栞子さんに惚れた(笑)。

色白メガネ美人で、すらっと細身なのに巨乳。
私は栞子さんのファンになってしまいました(笑)。
どうやら、コミック化のようですが、できるだけ原作感は保ってほしいです。
アニメ化・実写化も時間の問題でしょう。
ですが、安易に「巨乳」を理由に、綾瀬○るかをキャスティングしないでほしかったりもします(笑)。
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No.65:
(5pt)

古書店の薀蓄も楽しい

おすすめ文庫王国2011年度文庫ベスト10第1位とか。そして私の取っているあるメールマガジンでも奨めており、推理物は読み出したらきりないので、一切タッチしないのだが、古本が絡むとても面白いとの評判で買ってみた。本屋や古本屋はどんどん廃業している今、私の住む伊東でも一軒の古本屋も無い。郊外のブックオフのみだ。昔東京に居た頃、神田や高円寺などの古本屋に入るのが楽しみだった。奥の角に親父が居て、半端な金額を値切ると、大体負けてくれた。

ビブリア古書堂はかつて作者が住んでいた北鎌倉にあり、篠川栞子という美人が店主。人見知り激しくまともに口も利けないが、古書の事となると誰にも負けない知識と判断力があり、その薀蓄が随所に披露され楽しい。五浦大輔という青年がその店に雇われる事となったが、第1話「漱石全集」から第4話「太宰治『晩年』」までの事件にまつわる話の組み立ては、推理物の楽しさと共に、古本屋の世界が色々分って興味深い。次作を仄めかして終わるが、(2)が既に出ており、(3)も予定され楽しみだ。
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No.64:
(5pt)

面白い 本が好きな人は、読むべき本だ!

最初からはっきりとしていて、登場人物も個性的で分かりやすくまた、本の中に本の話があるのでその本の内容も少しは、把握できて「そうなんだ!!」とたまに関心してしまいます
だが、1つ1つのミステリーにもうちょっと苦戦してもいいのでは、と言うところも多数あります。五浦さんの性格も自分的に面白い
と、そんなわけで…この本のおかげでもっと本が好きになったと、言う実感が湧きました!!
ミステリー&ちょっと人間関係がいいです。
五浦さんと篠川さんがちょっとずつ2人の距離が縮まっていくところも読んでいて面白い場面です♪
まぁ凄く面白い&ためになる本だと思うので読んでみてください。
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No.63:
(5pt)

心優しき朗読者ミステリー

余りミステリーを読みませんが、古書堂の美しきオーナーとマッスル系店員の4冊の本に関わる小品です。 舞台は北鎌倉、本当にあるのではないかと思わせる設置で、本好き、癒やし系を求める読者にも広く受け入れられる内容で、評者は心から堪能しました。 シリーズとして成長して貰いたいと希望します。
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