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(短編集)
ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たち
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ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全222件 201~220 11/12ページ
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全体的に“当たり前だろ〜”と突っ込みたくなるようなやり取りが多すぎる。 全体の七割ぐらいはまるでコナンのような、分かりやすい展開。 最後の方でドキッとする急展開。ハラハラするスピード感。 こんな勢いどこに隠してたの?!って思うぐらい! 最後は一気に読んでしまって爽快感が残る一作。 | ||||
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表紙の絵と、タイトルの響きが良くて買いました。 古書をめぐる安楽椅子探偵ものです。 内容をあまり吟味せずに購入した割にアタリでした。 最初文章がいけていない気がしたのですが、四話中の最初の一話を読んでみて、 いい意味で安心して読めるリズムだったので、すぐに体になじんできたというか最後まで気持ち良く読めました。 古書って時間と人の手を経ているのでなんとなくミステリアスな気がします。 2巻目が出るようですが、ぜひシリーズ化していってほしいと思います。 | ||||
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作者のレベルが全然違いますね どちらが高いのか読んだ方にはわかってもらえると思いますので書きませんが とにかく密度の濃い一冊だと思います ありきたりな話を引き延ばして中身スカスカな最近のラノベにも見習って欲しいものです 続編を期待しております | ||||
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古本屋探偵といえば、 アメリカのジョン・ダニング「古本屋探偵クリフ」シリーズ、紀田 順一郎『古本屋探偵の事件簿』(創元推理文庫) 、乾くるみ『蒼林堂古書店へようこそ』 (徳間文庫) が著名ですが、ここにあらたな傑作が登場しました。古本屋好き、本好きは必読です。 極度の内向性を持ち、他人とのコミュニケーションが苦手な、でも本のこととなるとスイッチが切り替わったかのように饒舌となる、おまけに巨乳で美人の古書店主栞子さんが、いわゆる「安楽椅子探偵」として、古書にまつわる事件の真相を推理するというものです。語り手で、助手役である活字拒否症「俺」の「揺れる想い」もなかなかよいです。 | ||||
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古書店や古本に関する本も好きだし、ミステリーも好きなので、読んでみることにした。 全体の印象も読後感も悪くない。 登場する古書も、一般に知られたものから、少々渋いものまで幅広く、それなりに知られた古書の知識が多いものの、楽しく読めた。以前、他の著者が書いた古書店を舞台にしたミステリーを読んだが、古書についてもミステリーについても中途半端だったのに比べると、本書は、古書とミステリーがきちんと結びついていた。 また、語り手・五浦大輔と安楽椅子探偵のヒロイン・篠川栞子が知りあうくだりなども、自然で良かった。 ただ、栞子の容姿・スタイル・性格が、この手の作品というか、今時の作品の“定番”であるのが残念。 それと、プロローグは5ページから、第一話は11ページから始まるのだが、目次では、プロローグこそ正しいものの、第一話は35ページとなっている。私が持っているのは「4版」である。初版が正しく、4版から間違っているとはとても思えないので、おそらく初版からの誤植だろうと思う。ただ、それならば、なぜに訂正されていないのか? 本を愛する人たちの物語にしては、この手のことはひたすら残念である。 | ||||
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俺は大学を出ても就職口が決まらない。あるきっかけでビブリア古書堂という古本屋の臨時雇いとして働き始める。店主の栞子さんは足の骨折で入院中。客が持ち込む古書の根積りをしてもらうために病室に通う日々を送るうちに、栞子さんと俺は奇妙な客たちのかかえる事情を見つめていくことになっていく…。 本にまつわるミステリー小説と聞かされたら手にしないわけにはいきません。 梶山季之『せどり男爵数奇譚 (ちくま文庫)』、北村薫『六の宮の姫君 (創元推理文庫)』大崎梢『配達あかずきん (ミステリ・フロンティア)』と、書籍がはらむ、時にささやかな秘密や、時に壮大な企みを解き明かす物語は、読書を愛する者にはたまらない興奮を与えてくれるものです。 この『ビブリア古書堂』は4つの中短編を収めています。 亡くなった祖母が持っていた『漱石全集・新書版』(岩波書店)が明らかにする、秘めた恋。 小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』(新潮文庫)をめぐる高校生の淡く苦い恋。 ヴィノグラードフ・クジミン『論理学入門』(青木文庫)を売りたいという初老の夫と、それを阻止しようとする年の離れた妻の夫婦愛。 太宰治『晩年』(砂子屋書房)の初版本を追い求める男の歪んだ愛。 こうした4つの物語を読むと見えてくるのは、読書を愛するということは、とどのつまりその書に刻まれた物語に重なる自らの人生を愛することに等しいということ。様々な年齢層のお客たちが人生に抱えるものは、人生の半分が過ぎたこの私の経て来たものと多くが重なります。 読書の喜びとは書の中に自らを見つけることだ、という言葉を読んだことがありますが、まさにそれを実感させる小説です。 謎を解き明かしていくのは安楽椅子探偵・栞子と助手兼記録係的存在の俺。ホームズとワトソン、もしくはジョセフィン・テイの『時の娘 (ハヤカワ・ミステリ文庫 51-1)』のアラン・グラント警部を連想しながら、時の経過を忘れて頁を繰りました。 4つの事件はわずか1カ月という短期間に起きて、幕を閉じます。 続編は紡がれないのでしょうか。そうだとしたら大変惜しいと思わせる佳品ぞろいです。 なお、最後に一つだけ補足をします。 ここに収められた中短編は2010年が舞台です。第2編は新潮文庫に限られたある特徴が鍵となっていますが、その特徴は今年2011年に星海社文庫が登場したために、新潮文庫特有のものではなくなったことを追記しておきます。 | ||||
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本を読みたいのに活字恐怖症の主人公・大輔が、ビブリア古書堂の うら若き店主・栞子とともに謎を解いていく、というストーリーです。 ただし、栞子は怪我が原因で入院中のため、大輔が持ってくる情報を もとに推理し、解決していくという安楽椅子探偵物になっています。 古書堂が舞台ということで、収められている4作品は各々書名が タイトルになっており、その作品の内容が謎解きに関わってきます。 (と言ってもその作品の内容は本書の中で解説されているため、 作品の存在自体を知らなくても問題ありません。) 三上さんの作品は初めて読みますが、ライトノベル作家とのことで、 多少、背景やキャラクターの設定にその要素が垣間見えます。 ただし、本作については、ラノベが苦手な方であっても十分に 楽しめる良作であると個人的には思います。 北鎌倉や大船を舞台にした、爽やかなミステリー。 続編の発売も決定しているようなので、今から楽しみです! | ||||
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ラノベ系の「本の物語」どんなのか、と興味をもって読みました。 雰囲気は、紀田順一郎の『古書探偵の事件簿』(本格ペダンティックミステリ)と、小路幸也の「東京バンドワゴン」シリーズ(古書店ホームドラマ)の中間くらいです。 面白いネタがいくつも入っています。受刑者が読むことを許された本に捺されている判子とか、文庫本の栞をスピンと言うとか、「せどり男爵」や「二笑亭奇譚」が出てくるとか、本好きへの「つかみ」は見事です。 しかし、何だか後味がいまひとつな点もあります。 たとえば第一話で、昭和三十年代の本に漱石本人の署名が入っているわけない、ということを、なんで大学卒の主人公がその場で気づかないのだろう、小学生でも漱石が明治の人だ、ぐらいは知っているのではないか、と首をひねりました。 また三話で「論理学入門」を売りにくるおじさんとその奥さんの話は、すこしドラマティックなネタを詰め込みすぎではないか。その派手な筋のアクロバットが、ラストも着地しきれていない気がします。 そしてラスト、いかにすごい初版本にせよ、そのためにふいっと重大犯罪を犯すにいたるには、この犯人のバックグラウンドについて、もっと書き込みが必要なのではないか。など。 とはいえ、この種の派手なネタさばきはラノベの一方の特色でもあるので、否定はしたくありません。論理の目の詰まった一般の小説と違い、スカスカと風が吹いているところが、いいのではないか。 続篇が出れば、やっぱり読むと思います。 | ||||
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北鎌倉の古書店の主人(ただし美女)が、古書にまつわる人々の謎を鮮やかに解き明かす安楽椅子探偵もの。短編だが連作形式になっている。 表紙はいわゆるライトノベル風の体裁だが、中身はなかなかどうして面白いストーリである。主人公:栞子さんの性格がちょっと極端かとも思えるが、まあ目をつぶろう。古書に関する深い知識と、人間に対するすばらしい洞察力で、事件をバリバリ解決してゆく。それを助けて走り回る「俺」の心境描写がこれまた楽しい。美女と野獣風に描かれているのもちょっとコミカルで良い感じ。 さて、本作のメインの舞台が北鎌倉の一角にある古書店で、かつ、語り手役(ワトスン役)の「俺」がちゃきちゃきの大船っ子であるという設定であるので、大船〜北鎌倉付近のローカルな地名やら風景が冒頭からたくさん登場する。というより、そのエリアからほとんど出入りすることなく(あ、藤沢の鵠沼は出てくるな)物語は進行する。そういうわけで、ちょうどそのあたりに在住している読者にとっては、特段楽しいものになっているのだ。作中では固有名詞はあがらないが、「俺」が県立高校生の制服を見れば、神奈川県立大船高校の見慣れた制服が浮かぶし、小袋谷踏切から少し行って左に曲がったお寺の前のバス停、といえばあぁ常楽寺バス停だよね、とか。JR北鎌倉駅の改札が長いホームの向こうの端にしかない描写など、思わず笑いそうになってしまった。 というわけで、あくまでミステリですが比較的さらっと読めることもあり、軽く読むにもお勧めです。特に鎌倉あたりに住んでいる人には。 | ||||
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北鎌倉の坂に建つ小さな古書店。 そこの店主は黒髪、長髪の驚くほどの美女だ。 本を読むことができない「体質」の五浦大輔にとっては、縁のないお店、縁のない女性……のはずだった。 祖母が残した夏目漱石の「漱石全集」第8巻。そこに記された献呈署名と、ビブリア古書店の印。 古書店を訪れた五浦は、古い本に秘められた人の秘密に触れることになる。 ジャケ買い(死語??)した一冊。 本好きにとって、「古書」や「古書店」というのは何か感じるものがあります。 本好きの男にとって、「本好きの美女」というのは妙に惹かれるものがあります。 本を読み終えると、読んだことが何か自身の体の一部になった気がします。 古書を見ると、その本を読んだ人の何かが写っている気がします。 そんな、本好きの人が書いた小説だ……と思うだけで、読んでいてワクワクします。 物語は古書と、その古書の持ち主に関わる秘密を描いた短編連作集。 ビブリア古書堂の若く綺麗で、人見知りな店主が安楽椅子探偵のごとく、古書と持ち主にまつわる物語を解き明かしていきます。 ストーリー展開が強引なところもありますし、取り上げられている作品と物語のリンクがそれほど濃くありません。登場人物ももう少しアクが強くても良いかなぁと思っています。 ……芳崎せいむさんの「金魚屋古書店」のような感じの作品、あちらは漫画古書ですが。 それでも、個人的にはとても好きな作品です。 ビブリア古書堂の店主、栞子さんが活き活きと古書に収められたストーリーを話す雰囲気、顔つき、声質が浮かんでくるような気がします。 存分に楽しみました。 | ||||
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表紙の女性が探偵役ですが怪我をしている設定なのでいわゆる安楽椅子探偵です。実際の現場は五浦という長身で活発な男性が担当します。謎解きの部分には古書が出てくるのですがそちらの方面に詳しくない私でも充分楽しめました。短編でテンポがいいですし文章も読みやすいです。最後のほうを読むと「シリーズ化は難しいのかな?」と思ったのですが1冊ほど続編を読んで二人の関係を見守りたいと思いました。 また著者の作品ははじめてでしたがとても読みやすくファンになってしまいました。しかし既刊の作品を見るとファンタジーやホラーのジャンルが多いようです。今作のような作品がこれから増えると良いなと思います。 | ||||
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意味分からない タイトルで すいません が それほどに 面白い ていうか 凄い 店長さん ああ もう 言葉で 表せない 普段 ラノベしか読まないので 太宰 さん とか メジャーなの 一切 知りませんが 全く 支障なし …続刊は 出て欲しいけど この終わり方は難しいかも そして 長所にして 唯一の欠点 店長さんの 人物像が 綺麗すぎる | ||||
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大船駅のブックエクスプレスに平積みでプッシュされていたので,ちょっと興味をひかれて買いました。 一応推理物に分類されるのかな…?下地には恋愛があり,ラノベチックな部分もあります。巻末に行くに従って推理物としての構成はお粗末になっていきますが,短編集のようなものなので,これはこれでいいのかもしれません。 鎌倉や大船の各地がいろいろと出てきます。 この作者のことを知らなくても(私自身が知らないですし),十分に楽しめる作品でした。 この本は萌えを全面に押し出した俗っぽいラノベとは異なり,一般的な小説として読むことができると思います。変な挿絵もないですしねw。 割とお勧めの本です。この原作者の他の作品もちょっと手を出してみようと思います。 | ||||
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「栞」という名で古書店の娘ネタといえば諸星大二郎の『栞と紙魚子』が浮かぶ(正しくは紙魚子が古書店の娘だ)が、『ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち』は、古書店の娘が病院のベッドの上で安楽椅子探偵をするという物語。 それはさておき、本書はずいぶんと卑怯な作品だ。本を読む人間の多くは本が好きなわけで、必然的に本にまつわる小説も好みに合うはずだ。そこで、話を運ぶコンテナとしてミステリーが使われているのだから、本読みが喜ばないわけがない。『定本 二笑亭綺譚』や『書物の出現〈上〉』、『せどり男爵数奇譚』にサンリオSF文庫など、出てくる書名にも嬉しくなってしまう。おまけに、ワタクシ的には土地鑑がまったくないでもない鎌倉界隈を舞台にしているのもフックとなって、なかなかに楽しめた一冊だった。 | ||||
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表紙の絵が好みで購入しました。思いのほかアタリで買ってよかったと思います。 舞台は鎌倉です。他には大船・藤沢・川崎の名が出てきます。 湘南に住んでおり、本が大好きな方には間違いなくオススメの本です。ラノベっぽい感じがあるので中高生もすんなり入り込めると思うのでオススメです。 本をベースとしたミステリーですが、堅くないです。 なぞ解きの場面では栞子が少々チート並みの推理を発揮しますが、こじつけや無理やりな推理はなく、すんなり読めます。登場人物もよくキャラが立っており良いと思います。 星4つにした理由は少しボリュームが足りないことです。1日で読み終わってしまいました。あともう1話くらい詰め込んでもよかったと思います。それと、読んでいて先が容易にわかってしまう事ですね。4話構成ですが、全て先が読めてしまうのであっと驚くような仕掛けなどはありません。そういうのを望んでいる方にはオススメできません。 | ||||
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古本屋の一風変わった女主人とひょんなことから働くことになったアルバイトとの 古本にまつわる様々な事件、を解決していくというと推理小説みたいな感じですが 女主人公の驚異的な洞察力で解決される謎解きの部分よりは、古本を元に現れる 人間ドラマの方が見せ場になっています。 最後の方はちょっとあっけにとられますが、そこはお楽しみにといったところでしょうか。 良作です。 | ||||
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三上さんの新作と聞き手に取った。 気付くのが遅れてしまいなかなか書店で見つけることができず苦労したが、5月18日付けで3刷。納得の内容。 ◆◇◆ 一番目を張ったのは、登場人物の性格を踏まえ、そして活かしたうえでの巧みな物語の構成。どこか短編連作のような雰囲気を漂わせつつ、すべての話がキャラクターを作り、物語を創っていた。 そんなのどんな作品だろうと当たり前のことではあるのだけれど、人物達の行動や言動の端々、特に第四話の終盤には驚かされた。内容自体は驚くような物珍しさはない。全体としても地味な作品だ。けど、その登場人物が意識してやってたことを、主人公と同じようにこちらまで驚かされる演出だったのは間違いないと思う。 | ||||
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私は概して店頭で見かけて面白そうだった場合でも他に買う本がある場合は特にAMAZONで購入することを優先するのだけれど、AMAZONで品切れになっていたので仕方なく店頭にて購入しました。 書名からして本好きの人間には共感できるところもあるのかと思いましたが、たしかにそうです。特に栞子さんの可愛いこと。彼女の本好きは私もとても共感を覚えました。R.O.D 1 (集英社スーパーダッシュ文庫)以降、ライトノベル系統でも本が物語の中心を占める物語が増えているのはとてもうれしいことです。その中でもこのビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)は特に群を抜いておもしろいです。あまりにもおもしろいのであたりの本屋を何軒も何軒も巡って5冊、買い集めました。だいたい一店舗一冊しか置いていなかったのでこれだけ買い集めるのは大変でした。ですが、作者さんへの御布施、続編を書いていただきたいが故の御布施(それに初版はコレクション箱に収めて、再版は読書用と人に貸し出す用)ですから、まぁいいでしょう。 個人的にはこの物語が五巻を超えることがあったらアニメ化やドラマ化する可能性もあるだろうなぁという希望的観測を持っています。私がこんなことを言い、そして行動するくらいにはおもしろいです。 皆さんもぜひ読んでください。この作品を読んだあとには本編に出てくる漱石と太宰の本くらい読み返したくなるのではないかと思います。私も読了後には書架にある漱石全集を眺めてにやけたものです。そして久しぶりに『吾輩は猫である』を読みました。漱石先生もいいですね。 『ビブリア古書堂の事件手帖』は文句なく本好きの方には特にお勧めです。個人的には本が好きな人にはぜひ読んで欲しいです。もちろん、普通の方でも充分に楽しめることは請け合いです。皆さんもぜひ読んでください。 **物語としては安楽椅子探偵ものとして読んでもいいのだけれど、その視点だけに偏るとおもしろさが目減りするので探偵ものという視点だけに立って読むことはお勧めではありませんよ。それと、作者の遊びゴコロもなかなかいいなぁと、いっておきます。 | ||||
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冒頭の数ページで、「俺は、○○した」といった文体が続いて安っぽさと違和感を感じましたが、その後は一気に読めました。ライトノベルではなく一般の小説と同じ場所で平積みにしている書店があるのも頷けます。 物語の設定上やむを得ず暴力沙汰も起こりはしますが、あくまで人物描写に力点を置いている所が読後感の良さに繋がっているのかもしれません。 | ||||
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雨の日の午後に2時間で読了しました。 物語の舞台が知ってる場所なので、ついつい嬉しくなりました。 古書店店主の栞子は、店員の大輔から聞いた客のちょっとした所作から人物像やその来歴を推理します。 栞子をホームズ、大輔をワトスンに見立てると推理物の王道の形が見えてきます。 また古書店を中心に、登場人物達の運命が交差している様が丁寧に描かれています。 巧みに張り巡らせれた伏線が見事です。 また読み返そうと思います。 | ||||
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