■スポンサードリンク
(短編集)
ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たち
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全57件 21~40 2/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
全然ちゃいますがな。髪、胸、御目目、どこを比較しても栞子さん(表紙の美少女)に似ても似つかない。栞子さんはあんな狐目じゃないよ……。 ゴーリキーは厚かましくも、「髪は伸ばさず、短髪のままで演技する」とか何とかコメントしたらしい。 ゴーリキーが栞子さん役に決まった事に対する作者、三上廷さんのコメント「想像を越えた」。そりゃーね、ゴーリキー(笑)が栞子さんて……苦笑。放送局がウジテレビだから、まあ致し方ないよね。 作者さんはドラマ化と聞いて喜んだに相違ない。たが、栞子さん役がゴーリキーと聞いて絶望したに相違ない。 本作は面白かったです。ただ、ストーリーが上手く出来過ぎていて、リアリティがほとんどないのがマイナスポイントかな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伏線もたいしてなく 登場人物の描写も薄いため 読書途中の推理などが好きなタイプの 読者には物足りない内容 ミステリーではないですね | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
古書のうんちくと謎解きの部分はどれも面白かったが、小説の栞子さんのキャラクターを魅力的に感じるかどうかは、個人差が大きいと思う。 2話の「落ち穂拾い」で語られることが、栞子さんがこういうキャラであることの説明なのだろうと思って読んだ。 こういう女性が著者の好みなのか、読者ウケを狙って考えられたものなのかはわからないけど。 テレビドラマが面白かったので小説を読んでみたが、私はドラマの人物のほうが好みだった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2から先に読んだのだが、これは最初なだけに、ちょっと設定に手間取った感じもある。最初の二話はいいのだが、三話の出来が良くない。妻に前科を隠し続けるというのはかなり無理があるし、すっきり感がない。四話は重要な話ではあるが、少しこのシリーズの中では派手すぎる。あと三話で、明らかに看護婦なのに「看護師」と連発されたのにはまいった。つまらん「世間の流れ」に掉さすというのも、人気作家としては仕方のないところなのかなあ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とにかくTVドラマスタート前後の酷評と原作擁護の声が喧しかったせいで、むしろドラマの方を先にみはじめてしまった。『晩年』の話までドラマをみて、深読みのいらない気楽なミステリとしては十分なできだと思い、これを酷評するくらい原作は面白いのか、と変な期待をしてこの一冊目を読み始めた。そのせいで、肩透かしを食らった感は少なからずある。まあ、小説ならではの丁寧な伏線回収の手際もあり、小気味良く読めるという点で、TVドラマと同程度に面白いとは思ったけれど。逆にTVの方が上手く工夫してるな、と思えるところもあったし。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本蘊蓄は楽しめますが、ミステリー面は若干こじつけっぽく、ちょっと微妙です。 日常系ミステリーだとこんなもんかぁ……と、物足りなさを感じずにはいられません。 でも期待しすぎだったのかも? 面白かったですけど、絶賛されるす程かなぁという気がします | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
おもしろい。 本の好きな人にはおすすめです。 栞子さんも魅力的で、思わず3巻まで一気読みした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ドラマになったとの情報を得てミーハー魂に火がつき読んでみました。このシリーズはあと2冊あるようです。 さておき寸評へ。 この作品は安楽椅子探偵ものでしょうか。ストーリーやミステリー部分はなかなか面白いと思います。 ページ数は300ページ程で1ページの文字数は少なく、読み終えるまでそんなに時間はかからないと思います。ですから、あまり読書経験がない中高生にもお薦めです。 しかしながら、主人公であろう栞子のキャラクターがイマイチ。エピローグも爽やか過ぎてスレたおっちゃんには無理でした。 栞子がもっとドロドロしていて狡猾な女であったなら☆5つ。 続編はもう読みませんが、そのようなラストを期待します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
古本屋で起こる日常の事件を店主である栞子さんと主人公が解決していくお話です。 その二人の関係はうだつの上がらないホームズとワトソンといった感じで、それにライトノベル風の人物像を加えた感じになっています。 ですので、弱々しい女の子が嫌いな方は読んでいて苦痛かもしれません。 内容については、ライトノベルにある日常の謎モノから、少しの萌え要素と一般層に受け入れがたい部分を取り除いた感じで、ミステリーとしてみたら詰めが若干甘い気がして駄作と感じてしまうかもしれません。 その為、手の込んでる内容が好みだったりする方は読んでいてもあまり面白いと感じる事が出来ないかもしれません。 ただ、文章は読みやすいですし、日常モノとしてみれば佳作ではありますので、そういうモノが好きな方ならば一度手にとることをオススメします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ライトノベルとしては素晴らしいかと思います。 各エピソードごとに一つの書籍に焦点をあてるという構図も、わかりやすいですし、 登場人物の人物設定は、好感が持てる人ばかりです。 古書に関するトリビアも、作品のアクセントになっています。 特に、「論理学入門」のエピソードは秀逸でした。 辛辣な背景設定とラストのホロっとくる展開のギャップが、感動を誘います。 しかし、推理小説としてのシナリオ面での甘さは否めないかと。 想像を裏切らない展開は、物足りなさを感じました。 また、栞子さんを魅力的と感じられるかどうかが、 この作品に対する評価を大きく分けている気がしますが、 個人的には、あまり良い性格してないかと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本屋大賞のノミネート作品。 普段だったら手にも取らずスルーするような表紙ですが、母たっての希望で購入しました。 結果、内容は思ったよりも悪くはないけれど過大評価されすぎ……凡作でしょ、という結論に至りました。 まず、キャラがラノベ風(ってか、これラノベなんですね。レビューを見て初めて知ったよ)。 女性がおどおどし過ぎててイラッと来る事がしばしば。男性は胸を見すぎ。 まぁ、キャラに関することはどうでもいいや……そんなに大きな欠点じゃなかったし。 ですが、肝心のミステリー要素がかなり淡々としているのはさすがに気になりました。 淡々と。あくまでも淡々と。大きな山がラストにだけ用意されており、後は淡々と。ミステリー要素がとことん薄いです。 短編集になっているので飽きは来ませんが、これが星5を付けるほどの面白さか?甘めに付けても星3.8ってところじゃないか? あと、古本のウンチク要素がしつこいと人によっては感じてしまうかも。 本好きの私には目から鱗な事がいっぱいありました。ミステリー要素ではなく古本ネタで読みきったようなものです。 が、本がさほど好きではない人だと「だから?何?」となる可能性大です。 かなり読者を選ぶ本だと思います。 「私は本が大好きです。本に埋もれて死ぬのが本望です」という私のような変態は、存外おいしくいただける内容でした。 もう1つ言うならば、表紙絵はこれじゃない方が良かったかな。ラノベ臭を漂わせないほうが、私のような層が手を出しやすいと思いますよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
鎌倉にある古本屋ビブリア古書堂。 店主栞子さんが古書の謎・古書にまつわる秘密を解く4つの短編集。 謎解きのスキルは「謎解きはディナーの後で」に通じる位の高さ。 ただ控えめなキャラクタ−、古書を主軸にしている点は本書のポイント。 シリーズは続くようであるが、本書自体は連作短編の要素を盛り込み、 最後まで読者を飽きさせることはない。 気軽に読めるので、万人にお勧めできる小説。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本屋大賞ノミネート作品という煽りと表紙の絵が鮮やかで目についたので購入し読みました 「大賞」という言葉で期待しすぎていたからか読み終えたあとは少し残念な気分でした 読みやすさは4つの短編という構成かつ淡々と進むので文句なしです 私自身2時間ほどで読み終えることができました 残念だと感じてしまうのは登場人物に魅力をあまり感じなかったこととストーリーの起伏が無く伏線も無いことでした 日常物として見るにはいいのですがミステリーとして見ると空腹です キーパーソンである栞子の設定がエスパーを使えてしまうのと人間性が悪い意味でテンプレート 王道ではなくありがちと表現するのが相応しいのです エスパーというのはもちろんアイロニーで念力を使うような描写はありませんが、栞子のは「推理」ではないと感じた ネタバレになるので詳細は書かないが、「まるで見ているように言い当てる」と作中でも描写される彼女の推理力からは論理的なものを感じず、最初に答えを作者から教わっている人間がその過程をあれこれ説明しているようにしか見えませんでした あることが原因で部屋から出られないという栞子の特性を考えるとこうなってしまうのはしょうがないことと言えないこともないが論理の飛躍や妄想の範囲がことごとく的中してしまうのはエスパーとしか言えないかなと このエスパーのせいで読者側には伏線も見えてこないのも残念 読みやすいし絵も綺麗なので☆3としましたが、本をよく読む方 その中でもミステリーが好きな人には少し物足りないのではないかと思うね | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
うん、面白かったです。 本見ただけでそんなにわかるなんて、安楽椅子探偵かよ とも思ったけれど、話がよくできていたのでいいかな。 2話目の新潮社のしおりは「そうそう!」とうなずける内容だったし、 3話目はいい話だなーと思った。私もたくさん本読もうと思った。 作中に出てくる本にも興味が出て、読んでみようと思った。 ただ大輔と栞子さんのふたりの関係に発展がありそうでそこだけはめんどくさい。 もっと栞子さんがキョドってれば面白いと思う。いい人にしすぎかな。 ただ、大分装丁に助けられてるんじゃないかなー。 ラノベ寄りだからいいのかな?でも普通の装丁で読みたいです。。 でもドラマ化されても良さそうな内容だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文章力も高く読みやすいのですが絶賛するほどではないです。 一応、推理小説みたいな感じですが夏目漱石や太宰治など日本の歴史的作家が好きな人なら楽しめると思います。 ですがあまり日本の歴史的作家の作品が好きではない人はおもしろいとは感じられないと思います。 「ビブリア古書堂」の女店主である篠川 栞子が古書についていろいろと語るのですが理解できる人には理解できると思いますが私のような者からすると理解しにくいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
はっきり言うと、どうにも三浦しをんのまほろ駅前多田便利軒を思い出してしまいます。 パクリではないけど、都会ではなく郊外を舞台に依頼人との様々な人間関係が繰り広げられる点が似てるな、と。 あっちは便利屋でしたが。 さて、本編に関してですが、面白かったです。 古書に詳しくない人間にとっては、豆知識程度に触れられている点がよかった。 派手なアクションも予想外の展開もなく、淡々と静かに物語は進みます。 軽い読み物に最適かと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
レビューを見ると、これはライトノベルじゃないかと言って、評価の低い方が多いですが、この作品はメディアワークス文庫から出ている、ガチのライトノベルですw まあ、3巻で300万部なんてビビる様な売り上げみたいですが、古書の世界に触れるきっかけになったりするのには良いと思います。 非常に読み易く、栞子さんにはキュンキュンしますが、何故300万部も出てるかは不思議です…最終話で矛盾もある気がしますし(^_^;) 絶版本が何で高いのと安いのがあるか不思議な方には、良い勉強になるし、古書の魅力に触れられる作品かと思います♪ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公の一人は、訳あって入院している古書店の店長である栞子。 本のことであれば、すごい推理力を発揮する。 もう一人は、大学卒業後も就職が決まらない就職浪人である大輔。 二人の関係は、シャーロックホームズとワトソンに似ている。 栞子が推理して、大輔が奔走する。 栞子は、いわゆる「安楽椅子探偵」。 4話共に、ハートウォーミングな物語である。 サクサク読めるし、難しいところはない。 ただし、展開が主人公に都合の良いように感じた。 (申し訳ない気持ちがあるとはいえ、女子高生がホームレスにプレゼントをするかな?) また、20代後半である栞子に、とんでもない推理力があるのは違和感がある。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本好きの琴線に触れるタイトルと若者受けするカバーイラスト、本屋大賞ノミネートという話題性も相まって売れに売れた本。 古都鎌倉の片隅にひっそりと佇む古本屋を舞台にした四話の古本連作集。非常に読み易いが、それが全ての様な気もして少し物足りない。 最終話で可憐な文学少女の仮面の奥に揺らめく書鬼の炎を垣間見せることにより単なるライトノベルに終わるのを救っている。 但、書痴度では本作でも紹介されている『せどり男爵数奇譚』に到底及ばない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
車内吊りの広告を見て以来、気になっていまして つい先日購入に踏み切りました。 いわゆるライトノベルを読むような年頃でもないのですが 「売れているらしい」と聞けばどんなものか試してみたくなるのが人情です。 実際読み始めてみると、昨今のライトノベルと 比較すると非常に静かな、動きの少ない地味な内容でした。 中盤までは短編の古書にまつわる人情劇が展開され、 ヒロインや主人公、周囲の環境、設定を読者に刷り込むようなお話が続きます。 半分くらいまで読んで、はて、この小説のジャンルは何だっけ?と 訝しんでおりますと、突然とある章に入って「事件手帖」らしいサスペンスフルな出来事が起こり、 それまでの短編が、実はこの事件(お話全体のキモ)を盛り上げるための布石であったことに気づかされます。 このあたりで「おお、これは…」と期待させられたのですが クライマックス→オチでちょっとトーンダウンしてしまいました。 トーンダウンした理由は細かく書きませんが、個人的に物足りなさを感じてしまったのは事実です。 この作品に限らないんですが、読み手側がそれまで読んできた本の性質や量が、 感想に大きく影響を与えるのかなと。 自分は物心ついたときからSF、推理、ホラー、サスペンス、ジュブナイルなどなど 浴びるほど読んできた経緯があり、無論年寄りでもあるので 単なる場違いだったかもしれません。 自分がもし、中学生のころにこの作品に出会っていたら ヒロインのような女性に憧れただろうなぁ、とは思います。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!