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藁にもすがる獣たち



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【この小説が収録されている参考書籍】
藁にもすがる獣たち
藁にもすがる獣たち (講談社文庫)

藁にもすがる獣たちの評価: 4.50/5点 レビュー 12件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全12件 1~12 1/1ページ
No.12:
(5pt)

映画化に合わせて買いました

映画版予告を見て、予習のために買いました。
関係のなさそうな話が絡み合って最終的にまとまっていく感じ、
多くの方が思ったとは思いますがパルプ・フィクションのようで面白かったです。

昨今の映画事情を見るに、日本じゃなくて韓国での映像化でよかったと思います。
この期待感が裏切られないことを祈ります。
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No.11:
(4pt)

「沈底魚」とは違った、気楽に読めるピカレスタイプの小説

今までとは趣が変わり、小市民的な悪党?汚職刑事、その愛人でエステ経営者、DVから殺人に走る主婦、大金を拾ったサウナ従業員が少しずつオーバーラップしながら破滅的なラストにむかう。

とはいえ、それぞれ自業自得という趣があり読んでてあまり暗くはならない。
何より、凝ったそして時制が微妙にずれた物語は少しずつこちらの読みを上手くずらしていく。

やはりこの曽根圭介は本当に上手い。
しかし、こういう肩肘張らない作品もいいが、やはり「沈底魚」のような読み応えのある作品が読みたい。
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No.10:
(5pt)

途中から面白くなってきた

最初はテンポが遅くてつまらないけど、登場人物の事情を知っておかないとその後が楽しめないのでしばらく我慢が必要。話の展開が奥田 英朗の小説に似ていると思った。
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No.9:
(5pt)

これは、一読されたい

映像化不可能の面白さ。展開も早いし傑作だよ。騙されたと思って一読してよ
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No.8:
(4pt)

しょうもない人たちの群像劇

1億円ぐらいの大金を巡って、借金があったり、犯罪を犯したりしてしまって、あとのない人たちがみっともなく足掻く物語。
複数の登場人物のそれぞれの物語は独立したまま平行して進んでいき、最後の最後で繋がりが見えてくる。
登場人物はどうしようもないクズばかりなのだが、感情移入できる部分もあり、つい熱を入れて読んでしまった。
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No.7:
(5pt)

意外な結末にエッ!

著者については、本作品ではじめて知りました。(この手のジャンルはあまり読まないので。)
3人の設定に興味を惹かれたため、読んでみました。
意外な結末に頭が混乱して、また最初から読んでしまいました。
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No.6:
(4pt)

犯罪ミステリーの醍醐味

理髪店を廃業した過去をもつサウナ店でアルバイトする寛治、DVを受けながら風俗店で働く主婦美奈、暴力団から借金をし首が回らなくなっている悪徳刑事良介、3者3様の物語が一つに収束していく様は、予想がついていても気持ちがいいもの。
また、そこにもちょっとした仕掛けも加えられており、更に面白味は増します。

3人がそれぞれ追い込まれたり、騙されたり、振り回されたり、愚かだったりする様子も、人生の悲哀が滲み出ていました。

読後に、上手いな、と思わず唸ってしまう快作だと思います。
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No.5:
(4pt)

これも面白い!

こーいうしっちゃかめっちゃかなのは面白いっす。主人公も含め脇役もキャラが立って楽しいと思います。真剣に読む方にはおススメは難しいかも。
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No.4:
(4pt)

かなりシュール

こういう小説はなかなかないと思う。ある意味不平等で厳しい現実の世の中が描かれていてよい、
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No.3:
(4pt)

曽根圭介さんは変幻自在の作家なのか

大金の入ったバッグを預かった初老のサウナ店のバイト、デリヘルで働く主婦、暴力団に借金のある不良刑事という一癖も二癖もある三人が繰り広げる物語。そう来るのかという思わぬ展開が待っている。

曽根圭介さんの作品は『沈底魚』が最初。こういうハードな公安警察小説を書く作家なのかと思ったが、『鼻』を読むと、えっ!こういう作品も書くのかと驚いた。『熱帯夜』『本ボシ』と作品ごとに作風が変わり、この作品にも驚かされる。曽根圭介さんは変幻自在の作家なのか。
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No.2:
(5pt)

曽根ちゃ~~ん

曽根圭介さんは鼻を読んでハマってしまい買い求めました・・・こちらはえ?え?どうなるの?と夢中であっと言う間に読み終えてしまいました
小説も凄いのですが曽根ちゃんの経歴がまた興味をそそり・・・お顔見て見たいのですが全然ググってもヒットしなくて・・・曽根圭介と言う人間にも興味はがあります・・・
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No.1:
(5pt)

それぞれの主人公の藁にもすがりたい気持ちが痛いほど伝わってきた

著者の久々の新作は期待通り楽しめた。物語は、認知症の母親とともに暮らしながらサウナで働く年配の男、ヤクザに借金をしながら金策する悪徳刑事、旦那と不仲でデリヘルで働く主婦の3人の視点で展開されていく。

最初は独立した話のように展開されていくのだが、なかなか気づかない程度に少しずつ物語がつながっていき、最後はうまくまとまっていた。ただ、最後の終わり方は思ったよりもあっけなかったのが少し残念だった。

とはいえ、どの話も細かいところまでしっかりと考えられていてグイグイ引き込まれたし、それぞれの主人公の藁にもすがりたい気持ちが痛いほど伝わってきた。

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