不可能

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3.33/5点 レビュー 6件。 C ランク

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平均点3.33pt

Amazonレビュー一覧

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未読の方はご注意ください

全3件 1〜3 1/1ページ
No.3
(3pt)

もう少し


週刊ブックレビューで取り上げられていたので、拝読いたしました。
三島由紀夫が、生きていれば
という、挑戦的な作品・・・?
人生の週末に近いであろう主人公
まずは身の回りを落ち着かせてから
海外ブラブラ
老人たちとの交流・・・。

う〜ん
三島さん生きてて

こんな余生送るかな?

生前の交友関係など絡めていれば、もう少し現実味があったのですが。

この本を読んだだけでは

妄想老人?
なんでそうなるの?

読後感がすっきりしません。

もう少し〜
現実に足をつけた話だと、共感できたのかな?

なんだか、モヤモヤしました。




不可能 Amazon書評・レビュー: 不可能より
4062170280
No.2
(2pt)

松浦寿輝著「不可能」は 「不可解」

この本読みながらこの7月、5回にわたる「三島由紀夫と現代」と題した大学のエクステンション講座を近くの公共図書館で聴講していた。 講師のK・S氏は三島氏の霊が乗り移った如き「英霊の声」の朗読付きの名講義。 三島氏はgenieにしてbrillantにしてimbecileとの総括。 しかし、この三属性を兼備した稀代の人物ゆえ多くの人々に愛された。 昭和45年のあの事件は、日本社会の隅々にまで衝撃と影響を残
したーーーーそれでも年月は滔々と流れ、ウロボロスの地球の自転と公転は回数を重ねーーー気がつけば評者は回春(この小説中のROMSの悔悛ではなく)に実存を甦らせている俳諧(いえ、徘徊)老人。
 この小説、完成した三島氏の神話と伝説を、今はやりの脳科学や唯脳論を援用した自然科学のメスで「観念という解剖台」の上で腑分けしようと試みた「詩的暴挙」と思えなくもない。
 前掲の三属性でも、松浦氏はbrillantが突出して輝き、この小説と前掲の講座のおかげで、40年間の心理的フィードバックとタイムスリップの醍醐味を味わって、些かハイで躁な気分に陥った評者は徘徊老人であり続けるimbecileそのものでしょうーーー。
不可能 Amazon書評・レビュー: 不可能より
4062170280
No.1
(3pt)

共感できるところもありました。

本書の著者は、四方田犬彦『ハイスクール1968』2004
でねじめ正一などと共に「真に詩人としてアイデンティティ
を確立」した者として紹介されていた人です。その人らし
い異様な悪徳小説と、まずは言っておきましょう。
 前半での自宅やスコットランドでの主人公の過ごし方
には自意識過剰気味ではあるものの、とりあえずはごく
普通の老いの姿が描かれています。ところが、ROMS
というクラブに主人公が出入りするようになるあたりから
転調し始め、最終章で一気にヒートアップします。
 鬼面人を威すが如き結末には、主人公のモデルと思し
き三島由紀夫への著者の思いと国境を軽々と超える姿
には自身の老後への願いが込められているように思いま
した。

不可能 Amazon書評・レビュー: 不可能より
4062170280