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廃用身



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【この小説が収録されている参考書籍】
廃用身
廃用身 (幻冬舎文庫)

廃用身の評価: 4.23/5点 レビュー 97件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.23pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全80件 1~20 1/4ページ
No.80:
(5pt)

衝撃

映画が気になり、久坂部羊氏の作品を初めて読みました。
内容もフィクションと分かっているのにノンフィクションのように感じ、正直衝撃以外の言葉が見つかりません。
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4344003403
No.79:
(4pt)

久坂部氏ならでは

初めは実話かと思いました。凝った作りで一気に読みました。
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No.78:
(5pt)

はいようしん と読む

廃用身は久坂部羊先生の造語だそうです。
Audibleで聴きましたが、漆羽という医者の手記から始まり、「これって久坂部羊の本だったよな?」と思い返し、自分が間違えたのではないかと表紙を見直したらやはり久坂部羊の小説でした。

本書は漆原という医者が書いたエッセイに見えて、これは本当の話ではないかと錯覚に陥ります。久坂部羊先生の処女作だそうです。天才だと思いました。

主人公はAケアという、動かなくなった患者の手足を切断します。これには効果があり、動けなかった患者が両足を失ったことにより、脚の付け根で移動できるようになったり、床ずれが解消したりする。
自分は合理的な手段だと思いました。

それでいて漆原医師の手記は独善的でいて、客観的には院内で全ての人に賞賛されていたかと言えばそうでもない。社会から大きなバッシングを受けます。

神の手などを読んだ感想から、前々から久坂部羊氏は命の判断が早い、長生きは罪である、のうようなことを書いてあり、近藤誠と考え方が似ていると感じていたら、やはり本書は近藤誠のような著者が登場しました。

最後はちょっとした奇跡が起こったりするのが、粋な感じでした。
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No.77:
(5pt)

読みごたえあり

本の中に主人公の手記の本があるという独特な構成のスタイル。
物語は四肢麻痺の介護の問題と治療について多面的な切り口からの検討が入っている。

登場人物の証言は主人公との関係によって全く異なり、相手の勝手なねたみそねみや恋愛感情もあると貶める方向になる。どんな人だったかを引き出す証言は複数の人を取材する必要があると思った。

今後の少子高齢化問題の問題を先見の明をもって提起した作品。
何事にも陰と陽の側面とタイミングがあり、読み終えて爽快感はないが、オススメの内容です。
高齢者の脳血管障害や認知症の予防が大変重要だと思いました。
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No.76:
(4pt)

合理性を追求すれば良いんじゃね!?

元理学療法士です
リハビリしながら、切ればいいのにって思ったことありますよ
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No.75:
(5pt)

これは…ノンフィクションだったか?

読み進むうちに私の頭はこの話がノンフィクションになっていました。
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No.74:
(5pt)

現実スレスレのフィクション

あまり概要を見ずに読み始めたので、ノンフィクションと思い、本当にこんな画期的な医師がいるのか、今は存命だろうか、万一私や家族がのっぴきならない状況になったら、この先生に「ケア」してもらえるだろうか、と真剣に考えながら途中まで読みました。

中盤以降の急展開で、なるほどこれはフィクションであったか、と引き戻されましたが、しかし今後、超高齢化社会が来るのは確実ですし、介護の現場は現在でも相当に厳しいものだと聞きます。その部分の描写はまったくフィクションではないのですから、もし自分がその当事者になる時が来たら…と考えながら読むと、終始重い気持ちになりました。

漆原医師は確かに、隠されたサディズムが潔癖と完全主義を加速させた、表面的には高潔な人格者でも内心を解き明かしてみれば異常者とレッテルを貼られる人物かもしれません。
しかし、作中で何度か言及されているように、画期的で最先端な試み、特に人間の体にメスを入れるような外科手法はどれも、今では当たり前の事でも提示された当時は大変ショッキングでしたでしょうし、漆原医師のような「その時代には非難される異常なほどの開拓心」がなければ、為し得なかった領域でしょう。

これからの現実でも、「ただ生きていれば良い」と個人個人に介護の重荷を背負わせるのはやめ、感情的な忌避感や古い偏執を乗り越えて、「Aケア」や「Sケア」、そして作中冒頭で言及された安楽死についても、冷静かつ合理的な判断ができる成熟した社会になることを、望んで止みません。
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No.73:
(4pt)

題材

題材は面白いが…。
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No.72:
(5pt)

面白かった。

コロナでのステイホーム時間に、この作者の作品6冊一気に読みました。
廃用身、無痛、は特に面白かった。
ドキュメンタリーおたくの私は「本当にこんなsensationalな事件あったかなぁ?」と、思わずググってしまった程
リアリティの有る表現でした。
お医者さんなのですね。
天は二物を与えるものなのですね。
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No.71:
(4pt)

尊厳

三浦しおんのエッセイにおすすめの本として紹介されたので読んでみた。
考えさせられる。
高齢社会、みんな、いつかは高齢者になる。この本は他人事ではない。フィクションでありながらノンフィクションである。
いつ、自分の身体が動けなくなるか。
誰かの世話になるか。排泄。
自力できていたものができなくなる喪失。
喪失体験の連続。
そりゃー65年間も身体を使えばどこが痛くなるのは当たり前だろうー。
でも、誰かの世話にならないと生きていけない辛さ、惨めさ。
辛すぎる。
使えなくなったものを排除し、生活の質を高める。素晴らしいことだ。本当にそうか。排除すればいいのか。切断すればいいのか。
人間が生きるのに大切のは尊厳。
その尊厳はなにか。
答えはない。
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No.70:
(5pt)

忘れられない作品になりました

同じ久坂部羊の悪医を読んで非常に衝撃を受けたのでデビュー作の本作を読みました。内容だけでなく、その作品としての構成にも驚きました。医療に関する知識があるほど興味深く読み込めると思います。
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No.69:
(5pt)

現実ではどうなんでしょう

読み始めは、医者が介護についての現状の問題を書いているのかと思っていました。
後半に入りびっくり。
なかなか面白い構造です。
現状の医療ではこのようなことは行われているのでしょうか。
もし介護が軽くなるのであれば良いのではと思います。
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No.68:
(5pt)

考えさせられた。

介護の現場とその大変さを、少しかもしれないが理解できた。しかし、この手で本当にQOLが改善されるのであれば、手段の一つとしてありだと思うが、この検証が人道的な面から実施不可能と思われることが小説として成功している。QOLは何も患者だけにあるものではなく、介護をする人たちのQOLも考慮されなければならない。テーマは重く、他人事じゃない真剣さが要求され、一気に読むことができた。皆さんにもお勧めします。
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No.67:
(5pt)

何気なく

あまり詳しくなく読んでみたら題材が題材で重い内容ですが興味深く読ませていただきました。電車の中で暇つぶしに読んでいたのですが通勤の読書が待ち遠しかったです。買ってよかった!
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No.66:
(5pt)

(本はよく読むが)この本は古いが読者を欺く手法は今を以って斬新。この本は読了前にレビューを読まない方が楽しめる

前後半で書き手を分けて構成されている。前半はあまりにもリアルな医療現場の人々のやりとりがあるので、*Aケア*は久坂部氏が考案、実践したものとばかり思っていたが、物語途中、手足の切断手術の費用を保険診療で賄う為に保険点数の算定出来る病名をあてて手術を行うくだりで「こんな事書いていいのか?」という疑問が生じ改めて著者や発行者、発行所を確認すると「成る程そういうことか」と納得した。どういうことなのかは是非ご自分の目で確認して貰いたい。
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No.65:
(5pt)

凄いです。

凄いです!これからの時代を先取りした小説だと思いました。読んで良かったと思っています。流石にドクターだからこその記述はあるものの
日本の将来を見据えての部分には鳥肌が立つような感動を覚えました。多くの人に読んでもらうべき一冊だと思います。
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No.64:
(4pt)

読んでて引き込まれる。

この本小説なの?読んでて現実にあった話の様に引き込まれるストーリーでした。
後期高齢者の急速な増加をどうしていけばいいのかを考えさせられました。
お薦めできる作品です。
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No.63:
(4pt)

こんな事件があったかとつい検索してしまった

廃用身とは、梗塞などにより回復の見込みがない身体の一部のことである、と本の背表紙にある。
事実は小説より奇なり、と世間では言われている。
この本は小説だ。ノンフィクションではない。
だがどこかフィクションを超えた現実感が、ミステリーやホラーにない恐怖心を煽る。
それとともに悲しさと切なさも胸に溢れてくる。
それは、この本のテーマが超高齢社会や人間の尊厳や科学が果敢な挑戦者たちによって進歩してきた、など深くこれからの日本が背負うべき問題が扱われているからだ。
もし、回復の見込みがない身体の一部を切除しましょうと医師から告げられたら、それが介護をされる身にとっても、介護をする方にとってもメリットがある場合、私はイエスと承諾出来るだろうか?
星5の内容なのだが、答えが出そうもないので、4にした。
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No.62:
(4pt)

心地いい混乱

予備知識なく読んだのでノンフィクションノベルなのかと思った。
それくらい前半はリアリティーがあった。
Aケアのリアリティーというより、筆致のリアリティー。
医者がAケアを広く知らしめようとしたら、ああ書くよなという感じで、すっかりいい意味で混乱してしまった。
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4344003403
No.61:
(5pt)

今現在、5回読みなおしました。

なんという衝撃、なんという虚無感と焦燥、そして、なんという空恐ろしさと悲しみ。
1回目に読んだとき、小説だと認識して読んでいたのに、いつの間にかひきこまれ、現実の医師が書いた手記のように錯覚してしまいました。

内容の後半は編集者が書いた設定で、読み進めると何度も心臓をえぐられ、頭をガツンとやられた感覚をおぼえました。
臨場感あふれて、とても引き込まれるテクニック。読んでて飽きませんし、現代社会について身近に考えさせられます。

漆原医師は、何者だったのでしょうか、善なる医師か、サイコパスなのか。
人の心は何重にも折り畳まれているような・・・。
とても読みやすく、とてもとても深い作品です。
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4344003403

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