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廃用身
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廃用身の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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「頭は私の廃用身」ってホラーかよ! 「忘れ物、ぼくの頭」を思い出したわ(というこわい話があるのです) 突っ走った医師の突っ走った末路。 忙しい人だなと思った。 にしても、もしAケアが善か悪かを問うているなら、ナンセンス。 西洋医学は合理性と繋がっていると思うが、合理性は倫理や善悪とは繋がっていないと思うから。 医学と善悪は交わらないもので、Aケアも、そのケース(本人・家族等)にとってどれだけ良いか(有益と見込まれるか)が問題で、それを第三者が鬼畜だうんぬん言う話じゃ無いよね で、世論は集団意思だから、流動的だし、医師本人の嗜癖なんて、もちろんどうでも良い。 じゃあ、実際のところ結局有益だったのかって、症例数は少ない(有益と見込まれて手術されてはいる)、あと、本人の意思を汲むのって難しいよね。 (申し訳ないから、本当は切りたくないんだけど、迷惑もかけたくないから)切ってください、の括弧書きを読むのは難しい。仮に精神科医を間に挟んで、その括弧が読めてもAケアがスタンダードになってしまえば、スルーされるのがオチだし。 にしても、なんで医者は死ぬことになったのか。 Aケアについて正しい順序ってやつを踏まず執拗に糾弾されたからか?ここまで突っ走れる人なら、国外に行って引き続き突っ走れば良いのに。そしたら本当にノーベル賞行きだったかも知れないよ?まあロボトミー手術みたく剥奪されるかも知れないけど...。よっぽどサドって言われたのがショックだったの? 毅然としていた奥さんが子どもを道連れにしようとしたのも解せないし。で、子どもの命は助かったけど廃用身って、トンチのつもりかいな。 (2021年3月読了、当時の感想に加筆) | ||||
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やっぱり、身体の一部を無くすと言うのは、凄く辛いことに感じます。何とか動かしたいと言うかすかな願望まで、根こそぎ破壊される気がして辛すぎました。そんなことも言えないくらい介護現場と本人が大変ということを言いたい小説なのだとは思いましたが、何となく本能が拒否してしまいました。 今、膝の半月板を取らなきゃいけないかもと言うことで日々悩んでいる自分には無理だと思いました。 | ||||
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介護老人を往診で見ている内科医です。 レビューの評価が高い作品なので読んでみましたが、正直、不愉快! 医師がこの切り口で、何を問う?、何を論じたいのか?大変疑問に感じました。 脳梗塞後遺症の麻痺患者の麻痺側の手足の切断という衝撃ネタを、もっともらしく、 構成して作品にしていますが、これをネタにすること事態の違和感、おぞましさ を強く感じます。(日々、老人医療と接している人間として) 増して、四肢切断愛(Apotemnophilia)者の異常偏愛で物語を仕上げるのか、 それとも、介護問題に主軸を置き問いかけるのか? そこが明確でなく、どちらかというと前者に傾いた作品のため、読後感 極めて不快な作品です。個人的には、私に合わない、嫌いな作品です。 | ||||
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これを 面白いという人は 同じ作者の 無痛や第五番をつまらないと思うのでしょうね。 すごくつまらなくて 退屈で 途中でやめた!! | ||||
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友人に薦められて読んだが、記憶に刻まれる不愉快な内容でした。 思いのままにならない体の部分を取ってしまえばいい、というのは、不快なものに対してただ排斥することばかり考える狭量な発想です。 フィクションにしても、著者の立場から発せられるべきものではない、と考えます。 廃用身を切り取るという発想に、著者は多分膝を打つような思いだったのでしょうが、その後の話の展開も拙速でいただけない。 久しぶりに、即ゴミ箱に投げ込みたくなる本に遭いました。借りていた本でしたから返しましたが。 | ||||
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「Aケア」の発想の不気味さはなかなかいい。また前半、作中作のリアルな仕込みも、 福祉・介護・医療関係者なら思わずニヤリとしてしまう上手さだ。 だが肝心の後半が弱い。医師の真の性格や行動動機に全く驚かせるものがなく、 あっと驚くどんでん返しを期待した読者は裏切られるだろう。 前半の丁寧な作りと意気込みはなかなか良いのだが、読み物としての 「筋立ての面白さ」については、もっと作者に勉強してもらいたい。 今後に期待を込めて。 | ||||
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「Aケア」の発想の不気味さはなかなかいい。また前半、作中作のリアルな仕込みも、 福祉・介護・医療関係者なら思わずニヤリとしてしまう上手さだ。 だが肝心の後半が弱い。医師の真の性格や行動動機に全く驚かせるものがなく、 あっと驚くどんでん返しを期待した読者は裏切られるだろう。 前半の丁寧な作りと意気込みはなかなか良いのだが、読み物としての 「筋立ての面白さ」については、もっと作者に勉強してもらいたい。 今後に期待を込めて。 | ||||
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