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英雄の書
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英雄の書の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 21~40 2/3ページ
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引き連れられ感は半端なかったですが、時々、主人公の態度にイラッとさせられてしまって、共感を得られなかった(^-^;まぁそれだけ、自分が大人になってしまったって事かもしれないんですけど…。後は、もうちょっと広がりが欲しかったかな?と…… | ||||
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正直この本はおすすめできません。主人公の兄が本にとりつかれ、それを元に戻そう?とする物語なのですが、結末があまりにもまとまっておらず、かなりおざなりな感じです。英雄という生き方をなぞるように生きようとする行為がなぜ、それほど罪深く、いけないことかまったく分からないし、「宮部みゆき」という世界観を押し付けるようなやり方では一般の人には理解されないと思います。もう少し、丁寧に物語を作ってほしかったです。 | ||||
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架空の世界を描く時は、そうでない時よりもリアルな設定が必要だと思うのですが、この作品にはそれが感じられません。夕べ見た夢の話を聞かされているようで、ただ非現実的で、荒唐無稽。この世界の用語にもセンスを感じないし、作者はつくづくファンタジーに向いていないなぁと思いました。ゲームが大好き、ということなので、それっぽいものが書きたいのでしょうか。あるいは自分の小説観を発表したかった? | ||||
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登場人物や設定は違いますが、ストーリーの進み方はそのままブレイブストーリー。読んでて恥ずかしくなるような安っぽい魔法や戦闘シーンはそのままに、主人公の必死さと話の重さや広がりをブレイブストーリーから取り除いたような話でした。もうこの人のファンタジーは買いません。 | ||||
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このレビューを書いてる時点では、 まだ本書を最後まで読んでません。 残り70ページぐらいのトコロです。 けど、もうそろそろ限界です。 ストーリーに大した起伏がなく、 説明だけは長ったらしく、 主人公の幼稚さに苛つかされ。 もう主人公が兄貴と会えようが会えまいがどっちでも良いから、 さっさとエンディングを迎えて欲しい気持ちでいっぱいです。 宮部さんは元来、 風景や建物等の描写には結構な文字数を割くお方ですが、 昔はそれを冗長と感じさせないだけの言葉のリズム感みたいなのを持ってました。 模倣犯のあたりからかな? それがなくなって、 妙に説明臭く冗長な文章が目に付くようになってきました。 特に今作においては建物はもとより、 英雄だの輪だの領域だのの説明がただ長いだけで、 全く要領を得ない。 物語の核となる概念をイマイチ理解できないまま、 ストーリーに引きずられてダラダラ読むしかないとゆー、 ホントただしんどいだけです。 そして物語の進行を著しく妨げる主人公の分からず屋ぶり。 何かある度にヒステリーに喚き散らし、 その度に回りの従者がくどくど説得するパターンの繰り返し。 宮部さんの他の作品の幼年の登場人物達は、 やり過ぎってくらい聡明で物分かりが良いのに、 なぜコイツに限ってはこんな等身大の馬鹿ガキなのでしょうか。 小説を読んでて、 はっきりと『コイツ嫌い』と思わされた主人公は初めてです。 ってゆーか早く『ドリームバスター』の続きを書いて下さい、宮部さん。 | ||||
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宮部さんの本も、ファンタジーも好きですが、この本にはまったく魅力を感じませんでした。なんとか最後まで読んだけど、正直つらかった。読みなおすことも、思い出すこともないでしょう・・・。 難解で重厚な世界観と子供っぽすぎる主人公のキャラクターのアンバランスさ、「英雄」「黄衣の王」という魅力的な設定を潰してしまってる戦闘シーンの描写力不足、安っぽい魔法、呪文、道具だて。 どこもかしこもチグハグな感じで、本の世界に入り込めません。ファンタジーは(ファンタジーだけじゃないけど)、「異世界」に連れってくれてナンボでしょう! 「物語」「輪」「領域」といった世界観は面白いので、これを使ってどなたか別の方に違う物語を書いてほしいと思ったくらいです。 宮部さん、この設定、まだ自分の中で消化しきれてなかったんでしょうね・・・。 | ||||
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ほとんどの宮部みゆきさんの本を読んでいますが、これほどがっかりした本はありません。ファンタジーかと思って読みましたが、ファンタジーにしては話が重たく、非常にわかりづらい。そのうち面白くなるはず!と信じ最後まで読みましたが、残念でした。今までの作品がすばらしかっただけに残念。 | ||||
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世界観が難解で世界に入り込めなかった。 主人公の女の子が小学生なのも無理があるし、 兄が殺人を犯したのに、 親がちっとも悪びれていない(行方不明になった息子を案じるのみの描写)で尺然としない。 上巻のみでギブアップ。 もう宮部みゆきのファンタジーは手を出さないことにしよう… | ||||
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世界観は、上巻で語りつくした!ここからだ!とばかり 怪物たちとの戦い、村での探索、ヒントの取得、と ストーリーが流れるように進みます。 おかげで、上巻に比べて、読むスピードは格段に速くなりました。 が、肝心の中身は??? なんだか薄っぺらな感じがします。 小学5年生なら納得するのかもしれませんが 親世代の私はやっぱり兄がかわいそうでならない。 勧善懲悪を期待してはいけないのでしょうか。モヤモヤ感がぬぐえません。 | ||||
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主人公が小学校5年生の少女という設定に無理があった気がします。 ファンタジーと現実が上手く融合できてない感が最後までありました。 結局「兄を取り戻す旅」ではなく、「兄が帰らない事を納得させる旅」にすり替わっていて、 え〜そんな〜!!って気分ですよ。 ファンタジーって、もっと楽しい幸せな気分になるものなのに 読んだ後に暗〜い気分になってしまいました。 宮部作品ならでは、なのでしょうかね? | ||||
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作者の苦悩と混乱が伝わってくる下巻でした。 上巻と合わせて半分以上が世界観の説明に費やされ、肝心の物語が薄っぺらい。 ラストでユーリが狼になったというくだりを読んで、この本はいわばプロローグ、 作者が本当に書きたい物語はここからなのではないかと感じました。 だとすれば発刊の順が違えば・・・狼となったユーリの冒険からはじまり、 過去の物語やスピンオフとして読めたなら、もっと面白かったのではないかと思います。 途中で何度も投げ出しながら読み終えました。 兄の物語の内容としては「いじめはやる方より、やられてやり返す方が悪質」という結果しか読み取れません。 それはそのまま今の世の中を反映してると思いますが、苦い気持ちしか沸きませんでした。 | ||||
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上巻を一気に読んでしまったので、かなり期待したのですが…。 特に物語後半でクライマックス部分に迫力が無いと言うか、盛り上がりに欠けると言うか、何とも肩すかしを食らった気分です。 他の方が『新聞連載』だったと書かれてたので(残念ながら、私はその連載時に読んでませんが)、尻切れトンボのような印象は拭えません。最後に『単行本化にあたり加筆修正を行いました』とありましたので、著者か編集者も多少は???だったのでしょうか? 現時点で最新作の『木暮写真館』が出てるようなので、こちらに期待したいと思います。 | ||||
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人間の作り出す業としての「物語」は私たちが住んでいる世界に限りなく生み出され、役目を終えると「咎の大輪」によって「無名の地」に帰っていく。無名の地にはかつて物語を作っていた人が咎人「無名僧」として「物語」を循環させている。「物語」とは、つまるところ「嘘」であり、それをばら撒くことは大罪に値する。上巻で展開される世界観やアイテムは非常に面白い切り口だと思いました。 物語の着想、骨格は魅力的ではあるのですが、下巻で展開されるユーリの冒険は首を傾げてしまいました。先ず登場人物のキャラが書き込まれておらず壮大な舞台に対して薄っぺらさが気になります。小学5年生の主人公は感情の起伏が激しく、ややヒステリックに見え魅力的とは思えません。また主人公が自ら事態を切り開くことはなく、周りの計画通りに踊らされる人形に見えてしまいます。 作品自体の長さも適切なのか疑問が残ります。たとえ新聞連載の単行本であっても単体で出版するに当たっては贅肉をそぎ落とし、コンパクトにする作業が必要だったのではないでしょうか。この点は編集者の力不足も一因になっているように思います。 前半の世界観がよかっただけにもったいないと思いました。 | ||||
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下巻からは、モンスターが登場してきて一気にファンタジー色が強くなります。 個人的には、“物語”から見た世界観を生かして、現実世界の出来事を見ていく(主人公が体験する)、そのなかで“英雄”に魅せられた人と対峙したり…、というような展開を期待していたので、がっかりでした。 “物語”を軸とする壮大な世界観はすごく気に入っていたので残念です。ファンタジー色が強くなっていきなり子供っぽくなるというか、モンスターの登場で“英雄”がちゃちく感じてしまうというか…。 まあ、ファンタジーと知らずに読み始めたわたしも悪かったのですが。 | ||||
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上巻のレビューが皆さんベタ褒めだったので買ったのですが、正直この本は読んでて辛かった。 主人公のユリコの成長物語と言いながら、最初から最後まで、すぐ癇癪起こすわ、泣くは、グズるはとその言動にイライラしっぱなし。そのくせ、都合の良い時だけ異様に理解力が良くなり、妙に大人な対応をしたりする。 残念ながら、私には不快感ばかりが残る読書となりました。 | ||||
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完全に『ブレイブ・ストーリー』の作品構成と一緒、読む気がある方は文庫待ちした方が、懸命です。 | ||||
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宮部みゆきは「私の好きな作家ベスト10」からはずれたことのない作家です。今まで彼女の作品を途中で投げ出したことはなかったのですが、これがその初めての本となりました。 「ロード・オブ・ザ・リング」と「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を足して2で割ってぬるま湯で10倍くらいに薄めた感じです。残念っ! | ||||
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主人公・ユーリが小学生というのは、どうにも無理過ぎました。 オルキャストは、子供でなくてはならない。 兄が中学生だから、彼女は小学生にしなくてはならなかったとしても、やっぱり小学生じゃないですよね…。 作品の序章が長すぎて、なかなか物語に入っていけない。 世界観を描くためにページを使い過ぎたのでは…? 新聞の連載だったせいか、全体の配分が悪かったように感じます。 最初にページを割き過ぎた割に、尻つぼみに終わってしまったような…。 ブレイブ・ストーリーでも感じたのですが、物語の山の一つでもある戦闘シーンの描写が宮部さんは、あまりお上手じゃないかも…。 兄を追いやった中学生たちや、先生達に対する憤りは伝わるのですが、結局、犯してしまった罪が重すぎて救いがなかった。 ご自身が紡ぐ人である宮部さん、ファンは期待しております。 期待していただけに、ちょっと中途半端でザンネンでした。 | ||||
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無名の地の設定が甘いような気がする。 何もかも無、名前無きモノなのではないのか? キャラ設定も甘いような気がする。 物語、紡がれたモノが「善悪」を生み出す? 善悪の区別すら物語が決める? う〜ん、ついていけない・・・ 物語にこだわるのなら、もっと言葉(言霊)のような 設定が必要なような気がする。 本当はもっと長い物語にするつもりだったのでは? | ||||
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宮部みゆきは、「鳩笛草」や「火車」のころが一つのピークだったのではないだろうか? ヒーローやヒロインの苦悩を描くと、魅力的なリアリティーが醸し出ていた。。。 時は下ってこの頃の作品は、どうも吹っ切れていない気がする。 この一作に関しても、するすると字が追えず、読みながら他のことを考えてしまう。 新しい境地に、僕の方が付いていけていないのだろうか? | ||||
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