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スリー・パインズ村の不思議な事件
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スリー・パインズ村の不思議な事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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はやく着いて、本もきれいでした。 | ||||
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訳が下手との意見がありましたが、本当にそうでした。 作文みたいな文章です。 なんかつっかえて、すんなりと入ってこない。 | ||||
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ありがとうございました。 非常に繊細で良かったです。 またお願いします。 | ||||
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コージーミステリのような舞台で繰り広げられる本格ミステリと人間ドラマなシリーズ。 いい作品です。 気に入りました。 カナダの架空の村が舞台。地図にものっていないような小さな村で殺人事件。 もしコージーミステリだったら女性素人探偵が、村の噂話や住人の人間関係をたどって謎を解くんでしょうが… 今作は警部が謎をとくわけです。コージー主人公だったら村の人間関係のごたごたをよく知った人物が解くわけですが、村の外部の人間の警部が、そんな人間関係を聞きこんでいきます。かなり粘り強い。普段コージーミステリの素人探偵がやってることをいざ警部がやろうとすると「大変なんだなあ」と変に感心してしまいました。 警部の「人」への関心や愛がなせる謎解きですね。本格ミステリの警部なのに、優しく人間味がある。古風なミステリともいえるかもしれません。 どこか懐かしく、胸がぎゅーと苦しくなるような人間ドラマと、みっちりと細部まではられた伏線の回収。 人間ドラマと本格的なミステリのバランスがとてもいい。 訳が読む人を選ぶところもありますが、ぜひ多くの方に読んで欲しいとおすすめします。 | ||||
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表紙の挿絵からするとコージー・ミステリーではと推測してしまうのですが、内容はさにあらず本格物。 斬新なトリックはありませんが、構成は非常によく練られており、伏線の張り方もなるほどと思わせます。 小さくて可愛いスリー・パインズ村に住む人々も生き生きと描かれていて微笑ましいが、何よりガマシュ警部がいい。 知的で思いやりがあり、この作品に深みを与えている。 次作も期待できそうな、非常に奥深くて知的なミステリー。 何人かの方が指摘されている翻訳の問題は、自分的にはあまり気になりませんでした。 | ||||
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はじめの数ページを読んで驚愕!内容が頭に入ってこないよ!? 他の方も指摘されているのですが、超・直訳調の文章です。なので、英語やフランス語の文章に慣れた方には別におかしくないのかなと思われます。こちらのレビューでも文章が良いとほめられてる方もいらっしゃいますしね。が、やっぱりコレどうにも読みにくいですよ。この本を下書きにして、もう一回翻訳しなおしてほしいなぁ… お話はすごく魅力的です。緑豊かなカナダの田舎村、癖があるけど思いやりに満ちた村人たち、おいしそうな食べ物、そしてやたら仲の良い警察の人々w 事件の舞台や登場人物たちがこのみなだけにものすごく惜しい。今3冊出ているシリーズは同じ方が翻訳されてるようなので、あとの2冊の文章がどうなのか知りたいです。最近の翻訳ミステリってこんな感じで普通なんでしょうか?慣れるべきなのかなぁ?? | ||||
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凄く懐かしい感じのする本格ミステリーでした。地図にさえのってない小村スリー・パインが舞台。 そこで起こった殺人事件をガマシュ警部が捜査する事になるけど、我慢強く人の話を聞き相手の気持ちを理解できるので穏やかな気持ちにさせてくれます。 今流行りの科学捜査もなく古風な捜査方法がメインやけど、逆にそれがいいですよ。 一癖も二癖もある登場人物が登場して物語にアクセントを加えてるけど、新人刑事ニコルの言動には終始イライラさせられました。 ガマシュ警部の堪忍袋の緒が切れる前に読者の堪忍袋の緒が切れそうです(笑)。 | ||||
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内容はともかくとして,日本語の翻訳が下手すぎる,直訳のまま.日本語表現としておかしなところが多すぎる.もうちょっとどうにかなると思うのですが... | ||||
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カナダの田舎、それもフランス語圏のケベックの小さな村を舞台に描いています。アメリカともイギリスとも違う雰囲気です。風景や登場人物の個性、そしてプロットが緻密で楽しめます。鬼気迫る興奮はありませんが、主役のガマシュ警部は、P・D・ジェイムズのダルグリッシュのように雰囲気を備えています。翻訳したランダムハウス講談社はコージーミステリーが多いのですが、本書は、それらとは一線を画すものです。私は本書をとても楽しく読みましたので、翻訳が続いてくれるとうれしいです。また、欧米で評価の高い作品、あるいは何がしかの賞受賞した作品は安心して読めますね。 | ||||
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カナダが生んだ大型新進女流本格ミステリー作家ペニーの名だたる多くの新人賞を総なめで獲得した話題のデビュー作です。著者はあの英国ミステリーの女王クリスティー女史の後継者と目される逸材との各方面からの賛辞にワクワクしながら読み始めましたが、結果は期待に違わぬ出来栄えの堂々たる傑作であると確信し久々に大きな才能の手応えを感じました。本書は2005年に発表された作品ですが、良い意味で古き良き時代の古典探偵小説の匂いや味わいが濃厚に感じられます。初登場のケベック州殺人課のアルマン・ガマシュ警部は村人達への人当たりが良く部下の面倒見も良い人情警官と思いきや、反面なかなかに手厳しい態度で新米の部下を叱責し、己の信念を貫く為なら職を賭す事も辞さないという強い意志の持主で、個性的な将来の名探偵候補として大いに期待が持てます。二人の脇役を紹介しますと、警部の相棒を務める堅実で真面目なボーヴォワール警部補、出世主義でチームの和を乱しまくる新米女性刑事ニコルは愚かなはみ出し者なのですが不思議と見放されずに生き残る強運を持つ憎めないキャラです。 物語はケベック州の小村スリー・パインズで感謝祭の朝、森の中で老婦人の遺体が発見されて始まる。死因は矢を胸に受けた傷と見られ当初はハンターの誤射による事故死と思われたが事態は一転し、急遽ガマシュ警部が殺人事件の捜査に向かう。本書では被害者ジェーンの友人で勘の鋭いクララがヒロインとして活躍し、他にも個性的な大勢の村人達が物語に華を沿え大いに盛り上げています。真相は勿論申せませんが、物語巧者の罠にかかると用心していても見事に騙されるなあと実感しました。良いミステリを読むと何時も「物事は決して見かけ通りでは無い」事を思い知らされます。犯人隠しのテクニックや犯罪動機の人間ドラマに長けた本格派女流ミステリ作家の登場を祝福し、今後の活躍に大いに期待したいと思います。 | ||||
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“Still Life”の原題が示す通り、ストーリー展開も背景も、一言で言ってとても「静か」です。連続殺人が起こって、スリリングな展開があって、アッと驚く仕掛けがあって−−−というようなハラハラドキドキの内容を期待すると、肩透かしを食らうかもしれません。 けれど、何と言ってもプロットは緻密ですし、カナダという、英仏二ヶ国の文化的背背景を持つ登場人物の描写が丁寧で、読み進めているうちに、スリー・パインズという架空の町と、そこに住む人々にとても愛着がわいてしまいました。特に、新米刑事ニコルの存在がストーリーにスパイシーな味わいを加えていて面白かったです。 次回作も必ず読みます。翻訳も良かったです。 | ||||
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カナダでのフランス系とイギリス系の住人の対比や食べ物の表現などがとても興味深く、謎解き以外の部分も楽しめます。もちろん人物描写も詳細で主人公のガマシュ警部や脇役の部下たちも非常によく描かれていて、生き生きしています。バーナビー警部の翻訳本2冊のうち、私の大好きな「うつろな男の死」に表現が似ているかと思いました。(そういえば両方ともゲイのカップルが活躍しています。)ドライな文章のお好きな方には、まだるっこしいかも知れませんが、私には楽しめました。シリーズが楽しみです。 | ||||
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