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ジェノサイド
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ジェノサイドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全390件 141~160 8/20ページ
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ノーベル平和賞の大統領が、テロリスト?とはいえ、 作戦本部で手をたたいて暗殺成功を喜んでいる映像なんかを堂々と公表しているのを見たり, 例のスノーデンの情報漏えい事件やサイバーテロ、 コンゴ少年兵の現実、最近のエボラのことなどもつらつら考えたり 背景知識があれば、それはそれなりに批判的にも肯定的にもなりますが、 フィクションとしては充分楽しめました。 | ||||
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からわかるように、反日とか親韓とかそんなお話ではないと思うのですが…。 人間の根底部分に「他民族を排除する」因子があるというのが物語の基礎にあり、それは現人類から旧人類へのジェノサイド、現人類から現人類へのジェノサイド、そして、新人類から現人類へのジェノサイドに受け継がれていく。そんな愚かな人類でも、他民族(日本人と韓国人)が手を取り合って薬を完成させ、戦場では他民族同士が助け合って死地を抜ける。人間の業からはなかなか逃れられないが、それでも良い方向になるように地を這いつくばって、醜く、格好悪くのたうちながらもより良い世界にするしかないじゃないか。というお話だと思います。ヌースは現人類にとっては神と同じポジションなので、「守る」とか「わかり合う」とかよりも。「祟られないよう拝む」とか「祀る」とかしないとならない存在かと。そんなヌースも人の一番の美徳「親の無償の愛」によって、現人類のことを少し認めてくれたのではないでしょうか。 この本を読んで反日だ新韓だ民族どうこう言うのは、ちょっと信じられないというか…そういった選民思想が人間の愚かな部分だってしつこい程言われているのに…頭のいい韓国人だっているでしょう、どうしょうもない日本人だっているでしょう。その逆もまたしかりです。 他民族を尊重しましょうよ。それが日本を貶める事にはならないのだから。 …蛇足ですが、この話で一番おいしいポジションを与えられているのはヌースの母親役のあの日本人の女性ですよ。 そこだけでも作者は日本人向けに作品を作っているのが明白です。 | ||||
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新品に近いお品がこのお値段、有り難かったです!記載されていることに嘘はありませんし、現実には想像以上に綺麗なお品が届く可能性が。前々から読んでみたかった本なのですが、予想以上の素晴らしい内容に、購入して良かったと思っています。配送も早く、すぐにでも本を読みたい人間にとっては、最高です! | ||||
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とても興味深く読ませていただきました。 まずはSF・ミステリ小説としてはとても面白かったですし、その点は評価の高い方が多いのでSF好きなら一読をおすすめします。 ただ目を覆いたくなるほど悲惨な描写がありますので、そういうのがダメな方はご注意を しかし読み終わって気になったのは物語より、作者の歴史観に対してどのような批判が出たのかですね... レビューを見ると、やっぱり批判が続出してます。 これを自虐史観と取るか、あえてそう取られることを狙って書かれたと穿つのか個人の自由です。 この小説は民族や人種の対立を描いており、あえてそうしたという可能性があるのです。 そしてamazonのレビューを見る限りやっぽりこういう歴史観は受け入れないと取る人が多いように思います。 作品の中で「人間は、自分も異人種も同じ生物種であると認識することができない。肌の色や国籍、宗教、場合によっては地域社会や家族といった狭い分野の中に身を置いて、それこそが自分であると認識する。他の集団に属している個体は、警戒しなければならない別種の存在なのだ」という記述があります。 まさしく、この小説に思わず反感してしまう心理によってそのことを証明しているような気がします。 レビューを書いている人でどれほどの人が実際に韓国人と話し合った経験があったり、また自分の歴史観・双方の成した行為を正確に理解していると自信を持って言える人がいるのか疑問です。 一つ言っておきたいことはこの小説は反日とかどうでもよいほど、人の残虐性と人類愛を描いているということです。 人類は未知や理解できないものに対する恐怖を克服する日は来るのでしょうか? その答えがこの小説には詰まってます。 願わくは未来の世代が世界により寛容でありますように そして私たちも努力を続けていくしかないでしょう | ||||
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まだ読み途中だけど、ワクワク、ドキドキしながら読んでます。知り合いのススメで買ったので面白いのは間違いないと思って読み続けてます。 | ||||
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一気読みしました。 ああー、もったいない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー | ||||
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骨太のエンターテインメント小説である。人類の未来・平和を真摯に考え、その実現のためには、"身近な愛"や置かれた立場毎の個々人の努力が必要であるという作者の思いがヒシヒシと伝わって来た。初めはパンデミック小説と見せかけて実は「***」だったり、冒頭から幾つかの謎を用意しておいて、その謎でラストまで読者を引っ張ったりとの全体構成の妙にも感心したし、遺伝子工学・分子生物学、暗号理論を含むネットワーク技術、航空機関連技術、アメリカ上層部の体制や安全保障機構等の多分野に渡る事前調査の周到性にも感心した(多少の曲解や分り難さがあり、特に「南京大虐殺」に関する誤謬は酷いが)。約600頁を一気に読ませる快作である。 ブッシュによる湾岸戦争突入とその無残な結末(その余波は中東地図を塗り替える勢いで現在も続いている)が本作執筆の背景にあったと思うが、個人的には、これに浦沢直樹氏「パイナップルARMY」による"正義感に溢れた"傭兵(くずれ)というものの存在、古くなるが、ジョン・ウィンダム「呪われた村」の基本アイデアも付加的軸になっている様に思われた。これに加え、「アダムとイブの神話」、そして20数万年前のアフリカにおける人類出現及び「出アフリカ」に沿って物語を展開させている様である。また、作中に出て来る「ネメシス(復讐の女神の名前)作戦」というのは、作中でも説明されている通り、復讐作戦の意なのだが、恐竜絶滅の原因が巨大隕石落下である事を初めて提唱したリチャード・ミュラー「恐竜はネメシスを見たか」によってもいるのだろう。即ち、人類滅亡を恐竜絶滅になぞらえているのである。 エマの能力を持ってすれば、初めからアフリカでの戦闘、日本での新薬開発の努力は全く不要だったと思うが、それでは小説になるまい。本作はエマ等による人類使役の第一歩ではなく、何事に付けても人間の努力と信頼感が重要である点を描いたものと善意に解釈したい。 | ||||
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朝日新聞の広告で面白いとの記事を読んで購入してみました。これが銃やウイルス?が出てきて私の趣味と少し違ったので読み進みません。 本自体はきれいで全く問題ありませんでした。 | ||||
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井の中の蛙のような気持ちになりました。世の中本当にこのようなことが起きているとは信じられませんが、可能性も無きにしも非ずですかね? 最高に面白かったです。この系の作品紹介して欲しいです。 | ||||
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レビューの中で、作中人物が韓国人だとか、 思想が偏ってるとか書いている人がいますが、 実に残念。 作中で語られるヒトという種についてのシニカルな ユダヤ人碩学の考察と文明の進化をもとにヒトという種に 肯定的な希望を見ようとする若い碩学。 これらヒトという種についての考察が小説としての奥行きを与えていると思います。 その上で筆致は抑えられているので、 非日常的な舞台装置の傭兵視点と ごく日常的な舞台装置の薬学生の視点が見事に対比され、 かつ、退屈になりがちな日常的な薬学生視点には、 亡き父が残した謎という要素を配置されていて 両方の視点が違和感なく統合されており、まったく異なる 作中人物なのに、それぞれが魅力的かつ情景がよくわかる。 作者の他の作品が読みたくなる本でした。 | ||||
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アフリカ、日本、ポルトガル、アメリカを舞台に新人類 VS人類が描かれる超大作です。 読み応え十分で文句無しに面白いです。 唯、ストーリーと全く無関係な日本人蔑視、韓国人崇拝の描写が非常に不快です。 (日本人傭兵のミックの存在意義が全く不明、韓国人は日本人より思いやりがある等) これわざわざ書く必要あった?って感じ。日本では日本人を蔑んで韓国人を褒めると 何故かみんな喜ぶのでご機嫌取りにいれたのかもしれませんね。 この点を除けば価値ある作品だと思います。 | ||||
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愚息が読書用に何かないかと必死こいて探した一品。内容は別な人を参照ください。 | ||||
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愚息が読書用に何かないかと必死こいて探した一品。内容は別な人を参照ください。面白いらしく下巻も購入。 | ||||
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とてもおもしろく読ませて貰った。上巻の最初から、引きつける筆力はすごいものだと感じた。常に、はらはらさせながら、先を読ませない展開を久しぶりに楽しんだ。冒険小説とも言えるのではないだろうか? | ||||
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物語は同じテンションで続き、おしまいまで十分に楽しめた。上巻から読んできて思ったのは、ストーリーを展開させる過程での作者の「軌道修正」の巧みさだ。ジェノサイドというタイトルから予想される陰惨さは、徐々に物語から遠のき始め、代わって、明朗で前向きで人間肯定的なトーンが前面に押し出されてくる。そんな意味で、決してシンプルなストーリーではなく、よく練り上げられた、重層的な作品に仕上がっているように思う。 | ||||
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文庫に入ったことでやっと手に取って読み始めた。レビューを拝見すると、毀誉褒貶さまざま。ただ、評者は純粋にSF系フィクションとしての構成に感心し、薬学や人類史をめぐるウンチクを素直に楽しんだ。下巻は上巻よりさらに話がスピードアップし、スケールアップするとのこと。主だった舞台はアフリカ・コンゴと日本・東京とアメリカ・ワシントン。飽きさせない筆致なので、勢い込んで読み継ぐつもりだ。 | ||||
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映画化希望します。スピード感のある展開、ハラハラドキドキで最高です。 | ||||
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日本、アメリカ、アフリカと舞台と登場人物を変えながら物語はサクサク進みます。 テンポの良さと展開の早さ、胡散臭くない緻密なリアリティなどが相まってどんどん読めます。 本来なら星5つでも文句ない出来ですが、一部に著者の感情剥き出しの主義主張があり、やや不愉快になりました。 ただその点を差し引いても圧倒的な描写とスケール感に終始破綻の無いお話は読むものを夢中にさせる魅力があります。 薬学、軍事、アメリカの諜報機関や世界情勢など本当によく調べてるなと感嘆しました。 読後は少し賢くなったと錯覚するくらいです。 化学分野の記述は難しいし、前述のとおり思想の偏りも見受けられましたが、 心に残る部分もあり、読んで良かったです! | ||||
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久しぶりにスリル感とワクワク感を感じた作品。楽しかったです。次に楽しめる作品を探さないと。 | ||||
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面白かった。 嘘みたいな話だけど、ぐいぐい引き込まれていく。 ところで、一部の国粋主義的な人のレビューがあるけど、 私は左翼的だとも、反日的だとも思わなかった。 たとえ、、作者がどちらかに傾いていようが、 フィクションとしての性質を保つためならokだ。 なにわともあれ、満腹にしてくれる本だ。 | ||||
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