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ジェノサイド



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ジェノサイドの評価: 3.77/5点 レビュー 597件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.77pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全390件 381~390 20/20ページ
No.10:
(5pt)

ここ数年で一番の傑作!!

極上のエンターテイメント小説。
本屋の片隅にありましたが、何でもっとオススメしないのかわかりません。
小説を読んでこんな充実したのは久しぶりです。
男性は好きだと思いますが、女性の評価が気になります。
ジェノサイドAmazon書評・レビュー:ジェノサイドより
4048741837
No.9:
(5pt)

最高!

他のレビューアがあらすじを書いていますが、とにかく面白いです。
一気に読んでしまいます。
日本アフリカアメリカと3つの舞台が交互に登場し、やがて1つの焦点がまとまってみえてきます。
息をもつかせぬスピード、展開。映画を見ているような気分です。
本当に映像化してほしいです。
人類の本質とは何か、科学を探究することとは何か、いろいろなテーマが織り込まれていますが、まずはストーリーを楽しみましょう。
登場する人物で一人は明らかにモデルが分かります。
多少ネタバレですが、登場する4人の傭兵のうち、ミックの登場意義というか、そこだけがよく分かりませんでした。
小説中唯一いなくてもいい人物のように思えました。何かモデルがいるのかなあ。
ジェノサイドAmazon書評・レビュー:ジェノサイドより
4048741837
No.8:
(5pt)

書店の方、絶対に売らなければいけない本ですよ。

本の帯に書いてある書評家絶賛の文言や「一気読み必至」といった煽り文句はとにかく当てにならないことが多いです。
この本の帯にもそのようなことが書かれていますが、読み終えての感想は「この帯では控え目すぎる」。
正直、著者のここ最近の作品をそれ程評価できず、本作もあまり期待せずに読み始めたのですが、良い意味で、それもとんでもないレベルで裏切られました。これだけ知的興奮とスリルを味合わせてくれ、しかも抜群に面白い小説は希有だと思います。
夭折した天才作家 伊藤計劃氏の新刊が読めないことに対するSF小説ファンの悲しみと落胆は計り知れないものがありますが、この著者はその空洞を埋める存在になるのではないかと感じます。あまり事前に知識を入れずに手に取って下さい。正に必読、星10個つけたい傑作です。
ジェノサイドAmazon書評・レビュー:ジェノサイドより
4048741837
No.7:
(5pt)

久しぶりの傑作

今年一番の小説ではないか??正直、そう思いました。内容を書くと、これから読む方に申し訳なく思いますので書きません。最後までハラハラ・ドキドキして読ましてもらいました。一級のハリウッド映画を見ているような感じです。近くの書店にはこの本がなぜか並んでいませんでした。増刷が間に合わなかったのか??それとも本屋さんの店長がよほど間抜けなのか??そんな疑問を感じさせる一冊です。
ジェノサイドAmazon書評・レビュー:ジェノサイドより
4048741837
No.6:
(5pt)

読んでいる間、読み終わった後、体を動かせない衝撃

感想を述べることが浅はかに思えるほどの壮大な物語でした。
物語があぶり出す生命に対する絶望と希望の深さに震感し、体が動かせなくなってしまうほどでした。
レビューが少ないのは知名度が低いせいなのか、内容が濃すぎるせいなのか分かりませんが、とにかく一刻も早く多くの方に読んでほしい作品です。
ジェノサイドAmazon書評・レビュー:ジェノサイドより
4048741837
No.5:
(5pt)

傑作!!

ただ一言

近年稀に見る傑作!
ジェノサイドAmazon書評・レビュー:ジェノサイドより
4048741837
No.4:
(5pt)

最高におもしろい!!

スケールが壮大でかつ緻密な内容。
日本人作家がこうした話を書けるこことに感銘を覚えた。
約600ページという長編、密度が濃いが、途中でだれることも一切なく全編非常に楽しく読めた。
全ての複線がしっかりと回収されて収まっており、テーマもわかりやすく文章も読みやすい。
完成度の高さにおいてこうした本はそうないのではないだろうか。
本屋には並んでいるものの現在まだそれほどの知名度はないようだが
例えば近年では「1Q84」や「告白」が本に関心がない人にも広く知られたのと同様
(その2作より面白いと思うが)今後話題になっていくのではないだろうか。
ジェノサイドAmazon書評・レビュー:ジェノサイドより
4048741837
No.3:
(5pt)

インセプション観るよりお得です!

「百億の昼千億の夜」「石の血脈」〜「ハイドゥナン」及び「プリズナーno.6」「タイムトンネル」「謎の円盤UFO」「スタートレック」「スターゲイト」「バビロン5」「ブレードランナー」「甲殻機動隊」好きな僕としては、お勧めです。直近、読んだ本では「砂の王国」「欺瞞の法則」トップ「ジェノサイド」 やはり、本は映像よりイマジネーションくすぐる!
ジェノサイドAmazon書評・レビュー:ジェノサイドより
4048741837
No.2:
(5pt)

巷に溢れる軽薄小説に鉄槌を下す重厚長大エンターテインメント

待望久しい4年振りの新作小説。デビュー作の「13階段」以来一作一作に新しい趣向と工夫をこらして歩んできた作家の渾身の作品である。1頁1頁が重く、1行1行が緻密な取材と独自の発想、細部の細部まで手を抜かない職業作家のプロフェッショナリズム、読者に考えさせるメッセージがぎゅっと詰まっている。費やされた時間と労力を考えると、このような高品質な書籍が1890円で購入出来ることに価格設定の矛盾すら感じる傑作である。
お茶を飲みながら、音楽を聴きながら、何かをしながらすらすらと読める単なる娯楽小説ではない。
読者は重い直球を正面から受けなくてはいけない。
頁をめくる手が思わず真剣になってしまう程の体験となる。

しかし、単に重いテーマを扱い、訳のわからない専門家たちの高尚なお話しに付き合わされるのではない。
エンターテインメントとして一級。いや超弩級と言える世界を舞台にした構想力の極み。
マイクル・ クライトンに匹敵する世界に通用する質ではないか、と思う。
皆さんにお勧め。
ただ、お気軽軽薄小説を求める方には合わないです。
ジェノサイドAmazon書評・レビュー:ジェノサイドより
4048741837
No.1:
(5pt)

徹夜必須の傑作ノンストップ・ノベル

すごい!のひとことである。内容もボリュームも、現在のところ著者の最高傑作であろう。スリラー?サスペンス?SF?ジャンル分け不可能なノンストップ・アクションである。

 まず、著者の取材力とその努力に拍手を送りたい。この中身の濃さはただごとではない。また、その情報が単なる垂れ流しではなく、いずれもストーリーと緊密に絡み合っているというすさまじいまでの構成力も、“すばらしい”の一言である。正直、一言一句も読み逃すことができなかった。そのため、読了までに他の作品より時間を要したが、それは実に楽しい時間であり、読了が残念だった。

 ストーリーの軸は二つ。難病の息子を抱えた傭兵を中心としたサバイバル・アクションと、難病治療薬の開発を亡き父から託された薬学生を中心とした医療サスペンスである。これに米国(たぶんに前政権をモデルにしたもの)舞台のポリティカル・スリラーが微妙に絡む。傭兵アクションの方はまさに手に汗を握る、といった感じで、ハリウッド巨編にでもしたいものである。一方、薬学生サスペンスの方は、うまく作れば新薬開発に絡む秘話といった良質のドラマが作れそうでもある。
 この軸となる二つのストーリーは難病がキーとなって繋がるのだが、どのように繋がるのかは簡単に分かるようでいて実はなかなか分からない。後半に至って、この二つのストーリーは予想を超えた形で繋がる。そして最後は、全てのストーリーが落ち着くべきところにきれいに落ち着くという、何とも言えないカタルシスが得られる。読後感は実にさわやかだ。

 本作の裏テーマは父と息子の関係であろう。本作には、研究者の父と大学院生の息子、傭兵の父と難病の息子、そして、「ヌース」と彼の父親という三組の父子が登場する。著者の真意は分からないが、関係性の異なるそれぞれの父親が、それぞれのやり方でそれぞれの息子を守る。その、父親のやり方でしか表現できない不器用な父親としての愛情が、静かに、しかし実に熱く描かれている。
 父と同じ新薬の研究・開発という道を歩む薬学生の父親に対する思いは、ストーリーの進行とともに変化する。そして、最終的に落ち着くべきところに落ち着く。予定調和ではあるのだが、個人的にはこの父子の絆が最も感動的だった。私と息子の関係がこの父子と非常に良く似ていることもあり、“頑張れ研人!”という声援を、途中で何度も送りたくなった。この息子の名前には間違いなく父親の熱い思いが込められていることを考えて、恥ずかしいことに目頭が熱くなってしまった。研人は、いつの日かそれに気づくだろう、きっと。

 難点を言えば、「ヌース」と「エマ」の設定があまりに超人的すぎるところであろうか。設定上、仕方のないことではあるのだが。また、運命共同体の仲間に情報が最初から公開されていないというのは“どうなの?”って思う。でも、そういう細かいところには目をつぶって、ハラハラドキドキの楽しい時間を過ごせるエンタテインメント巨編である。

 そういえば、ルーベンスとハイズマンの関係も、ある意味では父子のようなものかもしれない。師弟というよりも、なにか知を介した強い絆を互いに感じていたのではないだろうか。こちらのスピンオフ作品も、かなりハイヴロウになりそうだが、できれば読んでみたいものである。

ジェノサイドAmazon書評・レビュー:ジェノサイドより
4048741837

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