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ジェノサイド
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ジェノサイドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全137件 121~137 7/7ページ
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高野作品は「13階段」に、おおっ、と唸り、「グレイブディッガー」に快哉を叫んだクチですが、今回はどうもいけません・・・専門知識と衒学用語で武装した重い鎧にあまりにも薄っぺらいシノプシスが押しつぶされそう。大量殺戮に人間の本質を投影するのは構いませんが、だからといって善性をその真逆に位置する美徳のように配するのは、甘すぎます。イエーガーの独白や古賀親子の歯の浮くようなセリフ回しにはシラケっぱなし。物語が終章に近づくにつれて人物造形が破綻していく様を我慢して読み進めたあげく、ハリウッド映画のラストシーンのような陳腐なハッピーエンドに持って行かれた日には、正直、期待が大きかった分、失望もメガトン級でした。トホホ・・・ 物語の材料にされたルアンダやコンゴの歴史的背景やサブリミナル的に挿入された南京事件に対する知的探求に、薬学の取材につぎ込まれた労力と同じくらい割いてくれていたら、また、今回の題目に触れながらまったく無視された旧ドイツナチズムや原爆による異人種殺戮に関する考察が少しでも盛り込まれていたら、異形のモノに対するSFとしての設定にそれなりの現実感があれば、映画「パトレイバー2」や小説「シャドー81」のカタルシスがあの逃走劇のクライマックスに感じられていたら、そして、少年兵オネカの挿話が、単なるワンシーンのフラッシュバックに使われるだけでなく、物語の根幹に深く絡み合うものになっていれば、などなど、考えれば考えるほど残念です。 話違いますが、前述「グレイブディッガー」は、文庫化にあたって何故加筆修正されたのでしょうか?あの説明的に変更されたラストを読んだときにも似た失望感を、今回も味わってしまいました。 | ||||
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読みましたが、、、 出張時とかも持っていって(かなり重い)読んだりして、、、 読了しましたが、、、 面白さがサッパリわかりませんでした。 誰一人として登場人物に感情移入することなく(出来なく)、 途中折れそうになりながらも頑張って読み進めたのですが、 無理でした。 確かに壮大なストーリーではありますが、 残念ながら私には合いませんでした。 あしからず。。。 | ||||
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全体的に高評価な様ですが、そのせいもあってのことか期待はずれでした。 一部のレビューにも書かれてあるとおり、既視感の伴うネタを材料に大雑把な物語を作り上げてしまったという印象ばかりが残る本でした。 出版業界のことを知らないのですが、書店関係者たちの誘導的書評がまずありきの販売促進活動が行われたかのような 意地の悪い見方をしてしまいました。 若しくは、(そのような事実がないのならば)エンターテイメントと割り切った表現が「言い訳」に過ぎないとさえ思われる 大変に幼稚なプロットを皆で高い評価をくだすことに残念さを受けます。 ずっと上質な「楽しめる」小説なら他にたくさんあります。 ちなみに他の方も言われてますが、これくらいの描写ならハリウッドで簡単に映像化できると思います。 | ||||
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『13階段』『幽霊人命救助隊』『グレイヴディッガー』のような作品を書いた人とは思えない。無駄に残酷な描写や胸くそ悪くなるような偏った思想。しかもそれが、本当にこの作品のストーリーに必要かというと必要無い。その他の部分を台無しにしている。ほんと、この作者はどうなっちゃったんだろう。読了後の疲労感といい、これだけ爽快感の無い作品は初めてだ。余りにも好評価が目立つので、自分は敢えて☆1。高野和明を、自分のお気に入り著者リストからすぐに消した。誰かの感想にもあったけど、もう二度と彼の作品は読みたくないと思った。本当に残念 | ||||
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なんか、とりあえず評価が高そうなので読んでみました。 第一印象、話がとっ散らかってる。いろんな有名なエピソードの引用が多いのだが、ありきたりで掘り下げ方も足りない。 所詮、ストーリーが少年漫画の域を出ていない。 全編を通して、「なんかこの話読んだことがある。」的なデジャブ感。(個別にタイトルをあげられるくらい) そんなに絶賛する程の本ではないと思う。 特に新しいテーマもなく、書き尽くされたジャンルを枚数使って再構築しただけに感じる。 あと、やはり、日本の作家がホワイトハウスを描くとマンガチックになるのはしょうがないのかな? なんか残念な一冊です。 帯に名前が挙がってる人の言うことは二度と信用しないw | ||||
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高野和明氏の小説は十三階段、幽霊人命救助隊しか読んでいませんでしたが、 幽霊人命救助隊があまりにも素晴らしく、好きな著者の一人として今作ジェノサイドを読みました。 結果は非常に残念です。 作品としては大変ワクワクし、面白いのですが 随所に挟まれる反日ともとれる歴史的解釈と、あったかどうかもわからない風説をあたかも事実であるかのように記述したり、日本人を不当に貶めるような表現をしている箇所が散見されました。 小説の中のことですから、主人公がどんな歴史観を持っていようが作品に影響はないと思います。 しかしそういった記述が本書の各所に散見され、これが本当にあの幽霊人命救助隊を書いた高野氏の著作なのかと目を疑いました。 読んでいる途中に、いくら話しが面白く好きな著者とはいえ次にこのような表現が出てくれば本を閉じようと思ったほどです。 幸い私がそう決意してからはそういった偏見を助長する表現は出てこなかったので読了することができましたが、 おそらく私は今後高野氏の著作を手に取ることはないと思います。 それでも幽霊人命救助隊は素晴らしかった。 あんな素晴らしい本を書ける著者が歴史的に偏見を持っていたとは、本当に残念でなりません。 | ||||
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「女性の性器に銃剣をつきたてる」のが日本軍のやりかただと。 ひどすぎる記述だ。 あとがきに参考文献が載っているが野中広務やシン・スゴではしょうがないか。 さりげなく「外国人を助けようと線路に飛び込む」とかいって人間の善意の代表みたいな書き方だが、日本人カメラマンだって助けようとしてなくってるよね、大久保だか新大久保の事故。 ちょっと普通じゃない自虐史観と朝鮮マンセー。 わざわざエンターテイメント小説にこんなこと盛り込む作者の精神状態は相当病んでいるでのはないかと心配になる。しかもそれが本論への伏線でもなんでもなく本当になぜここで日本人批判がでてくるのか全く理解できない。 まるで初めてでっち上げの自虐史観にふれて感化されたかのようなナイーブな中二病。 謝辞に名前があがった中に自分も名前を知ってる方が二人いる。 いいんですか? こんなふうに使われて。 | ||||
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途中までは面白いと思っていましたが・・・ 日本に対する自虐史観などちょいちょい混ぜてくるのが、なんだかこの本を読んでいるのがあほくさく感じてしまい、途中で本を閉じました。 日本と韓国のお話をしたいのであれば、別に本を作って欲しかった。 | ||||
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この本では、日本人によるジェノサイドとして、関東大震災の朝鮮人に関するストーリが出てくるが、実際は、始めに暴れたのは朝鮮人だった。現在も凶悪犯は朝鮮人(南北朝鮮人)が1位で、本国韓国でも放火や強姦は日本より何倍も多い。 実際の成り行きはこうで、当時の新聞を読めば、最初に朝鮮人が悪さをしてそれを日本人が応戦しただけと分かる。 朝鮮人過激派が首都圏を放火 ↓ 震災の混乱に乗じて、朝鮮人テロリストが殺人、強姦、掠奪、爆弾の投下といった悪事の限りを尽くした ↓ それに対して、首都圏の各地住民が、自ら自警団を結成し、朝鮮人過激派に対抗する ために自衛活動をした 日本人作家は当時の新聞をちゃんと読んでいるのだろうか?それとも、自分の国を貶めることが、謙遜とでも愚かにも考えているのだろうか? 自分の国や家族や民族を悪く言うことは、謙遜でも何でもない。ただの馬鹿。 いい加減、愚かな考え方は捨ててもらいたい。 | ||||
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凄惨な虐殺シーンを「日本兵が南京大虐殺で行ったことと同じだ」と書いたり、日本が韓国を植民地にしていたなどの誤った歴史認識が気になった。この著者が日本人ならばもう少し自国の正しい歴史を学んだ上で書いてほしかった。亜細亜の特定国が日本を貶め、攻撃するためのプロパガンダに完全にやられているようだ。 | ||||
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正直期待外れ。こんなに絶賛ばかりなのはどうなのか。せっかく面白そうな設定なのに唐突に何度も何度も作者の薄っぺらい主張が繰り返されるのにウンザリ。読み始めてすぐに嫌な予感がしたがやはりその通りだった。薬のくだりの描写が無駄に詳しいのはあとがきを読んでなるほどと。一生懸命取材しました参考文献も読みましたそしてその知識を全部入れました的な感じ。けなしてばかりですみません。つまり期待し過ぎた私が悪いのです。 | ||||
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他にもレヴューされている方が少し見えますが、所々で披露される意味のない反日文章が気になり素直に楽しめません。南京大虐殺など少し調べればいくらでも信用たる日本側の反対意見があるのに…。そんなところから平和賞などという政治色の濃い賞以外基礎科学の世界でノーベル賞受賞者を出していない韓国人を非常に優秀かつ人格的にも優れた協力者に持ってくるところに余計な邪推をしてしまい物語を素直に楽しめません。根底に反日感情があるんじゃないですか? | ||||
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浅薄なヒューマニズムと、低俗な歴史観の、くだらない作品。ただ、物語のスケールは大きく、文章は読みやすい。作者の知的レベルが低いのを、チェックできない担当編集者のレベルも低い。 | ||||
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超人類の登場前までは緊迫感・スリル満点の展開だったが、この超人類の登場によりその後の展開にどんな危ないこと、緊張の場面が出て来ても何とかなってしまうんだろうみたいな感じになってしまうのが残念。 あと気になったのは、いちいち南京大虐殺ネタを持ち込んだり、韓国人を親友に設定してみたり、イェーガー一団の日本人を酷い人間みたいに描写したりなど、反日色丸出しのところ。化学とか医学の面については知識が乏しいからどれだけ緻密に文献を調べて載せているかは分からないが、歴史認識については本当に文献調べが稚拙。南京の事件がただのプロパガンダだったっていうのは最新の研究では分かっていることだというのに。まあこの作者は移民問題にも触れているあたり完全に民主党のシンパでしょう。政治ネタとかを人前で話すのは良くないなぁと気付かされた点ではいい反面教師にはなったが。 ただ、一人の人間(権力者)の気分・性格などが世界全体に与える影響の描写は良かった。確かにその通りだなあと実感させられる。 全体的には面白い小説であることには変わりないが、13階段の方が断然面白い。 | ||||
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レビューを書かずにいられませんでした。読み始めてすぐに後悔しました。さらに3分の2ほど我慢して読み進めましたが、時間の無駄でした。陳腐、幼稚、拙劣…。耐えられずにたった今読むのを止めました。専門知識がなく筆力のない筆者のレベルに合わせる覚悟、忍耐をお持ちの方にお勧めです。 | ||||
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他の方のレビューが★5つばかりだったので、期待をして読みました。 薄いパッチワークのような印象で、何故そこまで高い評価なのか疑問です。 イエーガー編はどこかで見たようなハリウッド映画の小説版といった感じ。 研人編は、他に書いていらっしゃる方もいましたが、「聞きかじりの理系の知識」といった印象で、知的興奮はありませんでした。韓国人とのやりとりも薄く軽い。あまりにも有名な在日韓国人への迫害や、南京での件も、あたかも新事実のように書いてあるのに拍子抜けます。 ただ、唯一、胸に迫ったのは少年兵オネカのエピソード。これは胸に来ました。人間という種への途方もない絶望感を感じます。痛ましい事件が跡を絶ちませんが、人間という種が内包する暴力性なのかという諦観を感じてしまいます。 しかし、エピローグのアメリカ人学者ルーベンスとハイズマンのやりとりは人間という種への「希望」を感じさせてくれます。 人間の善なる部分への賞賛です。 人間の途方もない愚かさを直視しながらも、二人のアメリカ人学者の人間観を私も信じていきたいと思います。 | ||||
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評判が良さそうなので読んでみましたが、つまらなかったです。 かじり覚えの理系の知識と、新人類というパターンは飽きます。 勿体ぶって、違うシーンを後で繋ぐのも退屈です。 続編を考えているんでしょうね。 13階段の作者は、こちらの方面には行かなくていいのでは ないでしょうか。もっとシリアスに人間を書く方がいいので ないでしょうか。 | ||||
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