わたしを離さないで

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わたしを離さないでの評価:

4.11/5点 レビュー 714件。 B ランク

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平均点4.11pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,450件 321〜340 17/73ページ
No.1130
(5pt)

ハリウッド・メソッドだったら

ページが終わりに近づくに連れ「ああ、読み終わっちゃうよ」と悲しい気持ちになりながらの読書体験でした。
こういう作品はやっぱり電子より実本に限ります。素晴らしい作品に出会えたことに感謝。
もう一つ思ったのは、もしハリウッド映画やアメリカンドラマだったら、主人公たちがこの状況から抜け出ようと武器を取って戦ったり、オリジナルを暗殺するとか入れ替わろうとしたりするんだろうなと。
つくづく毒されている自分に嫌気が差しました。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.1129
(5pt)

ドラマより深い。

TBSドラマでは、水川あさみ(ルース)が綾瀬はるか(キャシー)に向かって、「わたしを離さないで」と叫んだが、原作にはなかった。原作では、キャシーが持っていたカセットテープの中にある人の歌の歌詞に、Never let me go という歌詞があるということだった。クローン人間として、臓器提供の運命にある人たちは、反乱を起こさないのか?
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.1128
(5pt)

ドラマより深い。

TBSドラマでは、水川あさみ(ルース)が綾瀬はるか(キャシー)に向かって、「わたしを離さないで」と叫んだが、原作にはなかった。原作では、キャシーが持っていたカセットテープの中にある人の歌の歌詞に、Never let me go という歌詞があるということだった。クローン人間として、臓器提供の運命にある人たちは、反乱を起こさないのか?
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.1127
(5pt)

小川洋子さんの『密やかな結晶』を思い出しました。

読みながら小川洋子さんの『密やかな結晶』を思い出しました。
どちらも、国家によってある冷酷な施策が執り行われているという共通点があります。
主人公は少しづつその秘密を知っていくのですが、その理不尽な施策に対して、抗議するでもなく、絶望するでもなく、日々の生活をおくっています。
そのニュートラルさのために、かえって感情移入してしまうのだと思います。

理性的で思慮深い主人公は、この世界の「不自然さ」に気づいて、無意識のうちにそれを解き明かそうとします。謎を解き明かそうという感じではなく、ふと気づくとそのことを考えている、といった感じです。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.1126
(5pt)

小川洋子さんの『密やかな結晶』を思い出しました。

読みながら小川洋子さんの『密やかな結晶』を思い出しました。
どちらも、国家によってある冷酷な施策が執り行われているという共通点があります。
主人公は少しづつその秘密を知っていくのですが、その理不尽な施策に対して、抗議するでもなく、絶望するでもなく、日々の生活をおくっています。
そのニュートラルさのために、かえって感情移入してしまうのだと思います。

理性的で思慮深い主人公は、この世界の「不自然さ」に気づいて、無意識のうちにそれを解き明かそうとします。謎を解き明かそうという感じではなく、ふと気づくとそのことを考えている、といった感じです。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.1125
(5pt)

想像力ってこんなに精密に現れることがあるんだと思いました。

素晴らしい作品でした。故にここで多くを語ることは憚られます。読むべき作品です。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.1124
(5pt)

想像力ってこんなに精密に現れることがあるんだと思いました。

素晴らしい作品でした。故にここで多くを語ることは憚られます。読むべき作品です。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.1123
(5pt)

犠牲になっていい命なんてない

誰かの為の命なんてありえない。
人はエゴの為、誰かを犠牲にする事を選択する。病気を治す為の臓器生産…そこには感情が産まれる、人間であるのだ。

人間であるのに、夢を持つ事を許されず、食事や思考を管理される。

どうして彼女たちは性欲に溺れるのか‥ 
(正直どうしてこの描写が多いのか、と感じたが)それは、閉ざされた人生だけれども、人としての本能‥生を意味する本能だから…

語り手が介護人であり、のちの提供者でもあるキャッシーである。
ストーリーもはっきりした言葉を示さず、いや、望まず、囲われた施設の独特な価値観が漂う。

たとえ命を与えられても、夢を持つ事を許されなかったら…?考える為の情報を遮断されたら…?

医療や技術の発展している現代に、人間だからこそ開発してならない領域を知る必要がある。この作品がノーベル賞を受賞する
世の中であってよかった。

多くの人がこの作品に触れ、自分本位に誰かを傷つける事を思い留まりますように。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.1122
(5pt)

本で胸が苦しくなる感覚を、久しぶりに味わった

久しぶりに、心が締め付けられるような、胸がいろいろな感情でいっぱいになる読書体験をした。
淡々としながらも、圧倒的なリアリティを持って登場人物たちの心情を描いているため、次第に明かされる、あまりに残酷な運命に、フィクションとわかっていても、なんとか彼らに救いが、どこかにないのかと苦しくなりました。
と同時に、こんな世界もありえてしまうのではないかと、ものすごくぞっとする物語でもあります。非常に繊細に、丁寧に描写されているため、物語の世界に深く入っていき、キャスの視点で彼女の人生を追体験している感覚に襲われます。そのため登場人物が、本当にいるように思えてしまい、読後、登場人物たちが哀れで、現実ではないのだからとホッとすることができませんでした。
イギリスの田舎の町をキャスたちと歩き、あのだだっ広い草原とどんよりした空が浮かんでくる。
繊細で、丁寧で、胸が締め付けられる。

確かに、なぜ彼らは逃げることができそうなのに、そうしなかったのか?過酷な運命を従順に受け入れてしまったのか、という疑問は湧きます。
もう一度、時間を置いて読んでみると、自分なりの答えを見つけられるかもしれません。
それほどの強さがある作品だと思います。

読んだあとカタルシスを得られるとか、気持ちが高揚するような作品とは違いますが、ずっと心に残る、素晴らしい作品です。

自分は、たまたま映画もドラマも知らず、全く予備知識なしで読み始めたのですがそれが良かったです。
できるなら何も予備知識なしの状態で読むことをおすすめします。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.1121
(5pt)

犠牲になっていい命なんてない

誰かの為の命なんてありえない。
人はエゴの為、誰かを犠牲にする事を選択する。病気を治す為の臓器生産…そこには感情が産まれる、人間であるのだ。

人間であるのに、夢を持つ事を許されず、食事や思考を管理される。

どうして彼女たちは性欲に溺れるのか‥ 
(正直どうしてこの描写が多いのか、と感じたが)それは、閉ざされた人生だけれども、人としての本能‥生を意味する本能だから…

語り手が介護人であり、のちの提供者でもあるキャッシーである。
ストーリーもはっきりした言葉を示さず、いや、望まず、囲われた施設の独特な価値観が漂う。

たとえ命を与えられても、夢を持つ事を許されなかったら…?考える為の情報を遮断されたら…?

医療や技術の発展している現代に、人間だからこそ開発してならない領域を知る必要がある。この作品がノーベル賞を受賞する
世の中であってよかった。

多くの人がこの作品に触れ、自分本位に誰かを傷つける事を思い留まりますように。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.1120
(5pt)

本で胸が苦しくなる感覚を、久しぶりに味わった

久しぶりに、心が締め付けられるような、胸がいろいろな感情でいっぱいになる読書体験をした。
淡々としながらも、圧倒的なリアリティを持って登場人物たちの心情を描いているため、次第に明かされる、あまりに残酷な運命に、フィクションとわかっていても、なんとか彼らに救いが、どこかにないのかと苦しくなりました。
と同時に、こんな世界もありえてしまうのではないかと、ものすごくぞっとする物語でもあります。非常に繊細に、丁寧に描写されているため、物語の世界に深く入っていき、キャスの視点で彼女の人生を追体験している感覚に襲われます。そのため登場人物が、本当にいるように思えてしまい、読後、登場人物たちが哀れで、現実ではないのだからとホッとすることができませんでした。
イギリスの田舎の町をキャスたちと歩き、あのだだっ広い草原とどんよりした空が浮かんでくる。
繊細で、丁寧で、胸が締め付けられる。

確かに、なぜ彼らは逃げることができそうなのに、そうしなかったのか?過酷な運命を従順に受け入れてしまったのか、という疑問は湧きます。
もう一度、時間を置いて読んでみると、自分なりの答えを見つけられるかもしれません。
それほどの強さがある作品だと思います。

読んだあとカタルシスを得られるとか、気持ちが高揚するような作品とは違いますが、ずっと心に残る、素晴らしい作品です。

自分は、たまたま映画もドラマも知らず、全く予備知識なしで読み始めたのですがそれが良かったです。
できるなら何も予備知識なしの状態で読むことをおすすめします。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.1119
(5pt)

ベイビー、ベイビー、わたしを離さないで。

医療目的の臓器提供のため作成されたクローンの若者たちの青春群像劇。

このように言葉に表すと陳腐なものにならざるを得ず、本書の魅力を文章で伝えることはほんとうに難しい。
近い将来起こる可能性のある未来における、「普通の世界」から隔絶された、生殖能力のないクローンの若者たちという設定で描かれる物語であるが、この物語において、圧倒されるのは、その心理描写の細やかさである。

ベイビー、ベイビー、わたしを離さないで。

子供を作ることができず、短命であることが予め定められている女性がその歌を心の拠り所として、親友の彼氏に恋焦がれ、悩みもがく姿を描く恋愛小説の傑作。

物語は淡々と描かれ、劇的な結末等を求める種類の小説ではないが、世界最高の文学賞にふさわしい圧倒的な文章力であると思う。これからもカズオイシグロの本を読んでいきたいと強く思わせる、素晴らしい文章であった。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.1118
(5pt)

ベイビー、ベイビー、わたしを離さないで。

医療目的の臓器提供のため作成されたクローンの若者たちの青春群像劇。

このように言葉に表すと陳腐なものにならざるを得ず、本書の魅力を文章で伝えることはほんとうに難しい。
近い将来起こる可能性のある未来における、「普通の世界」から隔絶された、生殖能力のないクローンの若者たちという設定で描かれる物語であるが、この物語において、圧倒されるのは、その心理描写の細やかさである。

ベイビー、ベイビー、わたしを離さないで。

子供を作ることができず、短命であることが予め定められている女性がその歌を心の拠り所として、親友の彼氏に恋焦がれ、悩みもがく姿を描く恋愛小説の傑作。

物語は淡々と描かれ、劇的な結末等を求める種類の小説ではないが、世界最高の文学賞にふさわしい圧倒的な文章力であると思う。これからもカズオイシグロの本を読んでいきたいと強く思わせる、素晴らしい文章であった。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.1117
(3pt)

通常人の人生を暗示している

主人公が語る思い出話が、あまりにも些細な悩みが多くて、勘弁してくれと言いたくなる。ただ、そのようなエピソードが延々と続くのも、作者の狙いなのかなとも思う。特殊な人間である主人公たちの人生を通して、通常の人間の人生の短さ・理不尽さを暗に示しているのかな。
本作の主人公たちは30歳くらいで死んでいくみたいで、短い人生を悲壮な思いで生きているのだが、普通の人間でも80歳くらいで死を迎えるわけで、長い目で見れば大して変わらない。歳をとってから新しいことを始めたくても、今からでは遅過ぎる、と思ってしまう。また、寿命を伸ばすためなら、怪しげな噂にわずかな希望を見出してそれにすがる、ということもあるだろう。根拠のない「死後の世界」にさえすがる。一方で希望が打ち砕かれれば、それを淡々と受け入れて生を全うするしかない。
些細なことに悩まずに、精一杯生きよう。そう言われている気がする。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.1116
(3pt)

通常人の人生を暗示している

主人公が語る思い出話が、あまりにも些細な悩みが多くて、勘弁してくれと言いたくなる。ただ、そのようなエピソードが延々と続くのも、作者の狙いなのかなとも思う。特殊な人間である主人公たちの人生を通して、通常の人間の人生の短さ・理不尽さを暗に示しているのかな。
本作の主人公たちは30歳くらいで死んでいくみたいで、短い人生を悲壮な思いで生きているのだが、普通の人間でも80歳くらいで死を迎えるわけで、長い目で見れば大して変わらない。歳をとってから新しいことを始めたくても、今からでは遅過ぎる、と思ってしまう。また、寿命を伸ばすためなら、怪しげな噂にわずかな希望を見出してそれにすがる、ということもあるだろう。根拠のない「死後の世界」にさえすがる。一方で希望が打ち砕かれれば、それを淡々と受け入れて生を全うするしかない。
些細なことに悩まずに、精一杯生きよう。そう言われている気がする。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.1115
(4pt)

希望が泡沫の夢のごとく消えていく

情報が封殺され空想が暴走する世界でシビアに生きていく様を日記調に書かれていた。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.1114
(4pt)

希望が泡沫の夢のごとく消えていく

情報が封殺され空想が暴走する世界でシビアに生きていく様を日記調に書かれていた。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.1113
(5pt)

魂が揺さぶられる覚悟は、おあり?

英検の面接官に、この小説を知ってるか聞かれた。当時は知らず、それをキッカケに読んだ。
ミステリータッチだか、ミステリー自体はあまり重要ではない。ただ、その前提があるからこそ、読んでいて、魂が揺さぶられる。愛とか人権、医療、お金、思い出、子供時代、ガラクタなどなど、そういったものがごちゃごちゃになって、読者の心を侵食していく。
いつまでも余韻の残る小説。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.1112
(5pt)

魂が揺さぶられる覚悟は、おあり?

英検の面接官に、この小説を知ってるか聞かれた。当時は知らず、それをキッカケに読んだ。
ミステリータッチだか、ミステリー自体はあまり重要ではない。ただ、その前提があるからこそ、読んでいて、魂が揺さぶられる。愛とか人権、医療、お金、思い出、子供時代、ガラクタなどなど、そういったものがごちゃごちゃになって、読者の心を侵食していく。
いつまでも余韻の残る小説。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.1111
(5pt)

今までに感じたことのないあらすじ ドキドキしながら読んだ

去年2月に読んで不安感をもって読み進んだ本 構成が素晴らしく ノーベル賞取ったら娘が興味もって
貸し出し 賞の日の名残りも少し年齢重ねたら勧めようと思っています。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517