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ジンジャー・ノースの影



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【この小説が収録されている参考書籍】
ジンジャー・ノースの影 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ジンジャー・ノースの影の評価: 3.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

「自分探し」の正しい指南書♪

「死の蔵書」など古書シリーズで有名な著者の傑作。
孤児院で育ち、生年も名前も何もわからない主人公は、あえて警察官や新聞記者という仕事を放り出し、自分の出自を求めて競馬の世界に飛び込む。
周到に準備を重ね、固く口を閉ざす関係者から情報を引き出していく様は見事である。
また、彼を助ける女性調教師も、あくまでも上司としてサポートする態度が好ましい。
すべてが明らかにされたとき、虚しさしか残らないところもいいと思う。

やはり「自分探し」というのはこういうふうに捨て身でやるものにしか使ってはいけない言葉だと実感。
ジンジャー・ノースの影 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ジンジャー・ノースの影 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151704051

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