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リプレイ



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【この小説が収録されている参考書籍】
リプレイ (新潮文庫)

リプレイの評価: 4.26/5点 レビュー 99件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.26pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全82件 81~82 5/5ページ
No.2:
(5pt)

時間遡行ものの最高傑作。

古今東西、時間旅行にかかわるSFや映画は山とある。なぜなら、ほとんどの人間が一回は(あるいは何回も)思うからだ。「あの頃に戻れたら……」。よって、これらの物語のパターンはやり尽くされていたかのように思われていたが、ここに全く新しいパターンでなおかつ究極の物語が現れた。先ず彼は過去の記憶をもとに大金持ちになって見せる。それが必ずしも幸せにつながらないとわかるや、次回の若返りのときには……。なぜ彼は何度も若返るのか。そしてあっという結末。誰もが自分の人生とこれからの生き方を考えざるを得ない、時間遡行ものの最高傑作である。
リプレイ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:リプレイ (新潮文庫)より
4102325018
No.1:
(4pt)

長い、長い、旅のゆくさきは…

傷のついたレコードをかけると、プレイヤーの針が傷のところで飛んで前に戻ってしまうことがあるように、人の人生も前に飛んでしまうことがあるのだろうか。そうしたら、人は別の人生を送ることができる。別のメロディーを奏でることができる。でも、必ず針が戻ってしまうとしたら? どんなに気に入ったメロディーが作れても、針が戻ればそれはどこにも残っていない。そして、針の戻る幅が少しずつ短くなっていくとしたら?  これは、そういう話だ。43歳の死という「傷」にさしかかるたびに針が戻るジェフの人生は、幾通りものメロディーを奏でる。その先はどうなるのか?  読み終えた後、自分の身に起こったら、と考えずにいられない物語だ。
リプレイ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:リプレイ (新潮文庫)より
4102325018

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