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黄昏の狙撃手
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黄昏の狙撃手の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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誤植誤字脱字が連発している。こんなに雑な翻訳本を手にするのはひさしぶりだ。編集部と訳者の間になんらかのトラブルでもあったのか初稿のまま校正せずに印刷してしまったという感じ。文章も長くてやたらと解説的にだらだらしているんだがこれは原著でもこうなのだろうか。だとしたらスティーヴン・ハンターも二流以下に落ちたなと。でもこれもなんとなく訳者と編集部の手抜き仕事のように思える。とにかくガッカリ。 | ||||
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最初の長ったらしい文で萎えて積んでたのを五年経ってから読んでみました。 アクションシーンの表現は、臨場感もあり引き込まれますが、訳がひどすぎます。 名訳は特になく、唯Google翻訳をそのまま載せた(もう少しはマシですが)くらい日本語の読みが難しいく、頭に入ってきません。 特に冒頭に出てくる「罪びと(シナーマン)」を次から「シナーマン」と書いちゃうのが、「あれ、シナーマンってなんだっけ?」ってなって初めのページをめくってしまいます。単語帳じゃないんだから、勘弁してください。 ついつい、状況説明と読みにくい役のおかげで特に重要じゃないと思われる部分は読み飛ばして一日でなんとか読み切りました。 なんだか疲れた一冊でした。 下巻は数十ページ読んで止まってます。 | ||||
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スティーブン・ハンターの小説の面白さは、スワガーという魅力的な主人公だけでなく、緻密なプロットと描写、そして魅力的というか強力な悪役の存在、にある。『極大射程』での緻密なプロット、そして、『ダーティホワイト・ボーイズ』でピカレスクロマン(悪漢小説)という形で悪役を造形する能力を発揮したハンター。ハンターはピカレスクロマンに転向したのか、いったいハンターはどこにいくのか、と当時は思われたものだった。 だが、それは杞憂だった。その後の『狩のとき』『悪徳の都』『最も危険な場所』などの傑作では、緻密なプロットに加えて、魅力的かつ強力な悪役・敵役が存在し、スワガーの活躍をよりスリリング、魅力的にしたのだった。 しかしながら、本書は、往年の傑作を知る読者には残念な作品である。プロットはお世辞にも緻密とはいいがたく、先の読めてしまうものであり、ある種の idiot plot (登場人物が利口ならばすぐ解決する事件)ですらある。一例をあげれば、冒頭の娘への襲撃事件の理由が謎であるのだが、プロットがすすむうちに、後半では犯人が最初の襲撃事件で娘に顔を見られたことがその後の襲撃の理由になる、と循環論法になっているのだ。(じゃあ最初の襲撃の理由はなんだったのだろうか?) 悪役の造型も魅力的とは言いがたい。おなじみの宿敵、グラムリー家とパイ家が合体したのが今回の敵であるが、最終的にはこの両家と関係ない殺し屋がメインの敵になってしまう。作品の中心になる強く、そして個性的な悪役は不在なのである。 破綻したプロット、つまらない悪役。ハンターの作品の愛読者でなければ、とうていおすすめできない。でも、ハンターファンには、ベトナムの少女がスワガーの危機を救う、などというホロリとする場面もあり、読まないわけにはいかないだろうね。ボブが活躍してくれるだけで、ファンとしては嬉しいのだから。 なお、訳者なのか出版社の責任かわからないが、この作品に限らず、ハンターの作品のタイトル、原題とは全く関係なく、そして的確に内容を表現しているとも言いがたいタイトルが多い。もう少し原題を尊重して欲しいと思う。 | ||||
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スワガー独自の敵との微妙な駆け引きシーンが皆無に等しく、印象に残ったシーンが、「ストロベリーのアイス…‥」といった敵役の男が少女にいかがわしい行為を求めるところ位しか残らなかったのが、残念。 従来と違い、限りなく「推理小説」的内容となっていたので、星一つ。 | ||||
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くろくまさんのレビューを見て読むのをためらったけども、また、あのボブ・ザ・ネイラーの世界が忘れられず、買ってしまった。その結果は、残念!の一語。まるで漫画の世界!突っ込みどころ満載!(最後まで期待しつつ読んだが) 冒頭のカーチェースの部分は引き込まれるもののあの「極大射程」の世界はもはやなくなってしまったのか! | ||||
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最初にお断りしておきますが、まだ上巻しか読んでません。 それなのに、なぜレビューしたかというと、あまりにも日本語訳がヒドイから。 訳者の公手成幸さん、最初にスワガー作品を訳してから10年以上のベテラン?で、10年前の「ブラックライト」や「狩りのとき」には迫力ある翻訳が作品を盛り上げてたのに、ボブ→アールへと作品を重ねるごとに翻訳のレベルが下がっていくってのはどういうこと? 今作品では、完全に日本語訳が作品そのものの足を引っ張っていると言っても過言ではない。 出版社も、気づいているのに目をつぶっているのか?、はたまた気づいてすらいないのか?(誤植も目に余るほど)その点は訳者と同罪。 それでなくても、初期の圧倒的な面白さがパワーダウンしてきているシリーズなんだから、このうえ翻訳までがそれに拍車をかけてどーすんだっちゅーの! | ||||
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アール&ボブ・スワガー親子の物語。 極大射程以来のファンの私としては、大河ドラマの風格もあったこの作品群が、回を追うにつれて陳腐な駄作と化していくのを見るのは辛い。シリーズとして品質を保ち続けるというのは、作家にとっても本当に大変なことだとは思うが。 ストーリーに惹きこまれるものがない。たとえフィクションとわかっていても、ついついボブ・ザ・ネイラーの世界に引きこまれてしまうだけの魅力が、これまではあった。もはやそのような臨場感はない。 日本語訳も相当に低レベルである。5行も6行も句点がないなんて、とても読めたもんではない。まったく意味を調べずにそのまま日本語に訳しただけの単語も頻出(円形馬場ってなんだ?)。ワープロミスもある(疾走と失踪を間違えたりしている)。訳者だけでなく編集者の責任も大きいと思う。もうちょっと真面目にやって欲しい。 老兵ボブはもう引退した方がよいのではないか。私が、読み飛ばしていた前作の日本編を買うことはないと思う。 | ||||
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