博士の愛した数式

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博士の愛した数式の評価:

4.32/5点 レビュー 849件。 A ランク

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平均点4.32pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全1,769件 1,121〜1,140 57/89ページ
No.649
(4pt)

たんたんと

話は、本当にたんたんとしていました。特に素数にまつわる話はとても興味深く、何気ない数字をすばらしい表現を用いて、なんともすばらしいものに仕立ててしまう作者の言葉のマジックに酔いしれました。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.648
(4pt)

父という存在

一人の女性が父性を取り戻す瞬間をみているかのようだった。 家政婦はもともと父親のいない家庭で育ち、そしてまた自分も夫のいない環境で息子を育てた。父性の喪失である。 そこに博士が現れ、自分の息子を溺愛するというのは、出来過ぎている。なぜ博士が家政婦の息子を大切にするか疑問ではあったが、家政婦の父性を補完する存在が博士と考えると、自然である。 博士の無邪気さはもちろん、家政婦の冷静さの裏に見え隠れする感情を読み解くと、面白い作品である。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.647
(4pt)

たんたんと

話は、本当にたんたんとしていました。特に素数にまつわる話はとても興味深く、何気ない数字をすばらしい表現を用いて、なんともすばらしいものに仕立ててしまう作者の言葉のマジックに酔いしれました。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.646
(4pt)

父という存在

一人の女性が父性を取り戻す瞬間をみているかのようだった。 家政婦はもともと父親のいない家庭で育ち、そしてまた自分も夫のいない環境で息子を育てた。父性の喪失である。 そこに博士が現れ、自分の息子を溺愛するというのは、出来過ぎている。なぜ博士が家政婦の息子を大切にするか疑問ではあったが、家政婦の父性を補完する存在が博士と考えると、自然である。 博士の無邪気さはもちろん、家政婦の冷静さの裏に見え隠れする感情を読み解くと、面白い作品である。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.645
(5pt)

ほんわか感動する

“何か特別”という訳ではないけれど、何となく温かくなれる作品だったと思います。見えないところから感動できて心にしみてきました。 人の1番悲しい部分や死についても書かれているはずなのに、こんなに優しい気持ちになれる本はないと思います。 数学が苦手とか本が嫌いとか、そういうことを抜きにして読んだもらいたい1冊。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.644
(5pt)

ほんわか感動する

“何か特別”という訳ではないけれど、何となく温かくなれる作品だったと思います。見えないところから感動できて心にしみてきました。 人の1番悲しい部分や死についても書かれているはずなのに、こんなに優しい気持ちになれる本はないと思います。 数学が苦手とか本が嫌いとか、そういうことを抜きにして読んだもらいたい1冊。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.643
(4pt)

感動の「絶対数」

「本屋大賞」、「映画化」、定価・・・。あまり本を読まない人にもハードルが低い文庫版である。学生時代、数学に拒否反応を起こしてきた人たちには話題作とはいえ単行本では手を出し難かったのではないだろうか?初めて読む作家の文体に不安を感じる人にも読み切れるページ数というのもありがたい。さて、この小説の素晴らしいところは「あとがき」にある。取材を受けた数学者の話が載っている。様々な参考文献と数学者への取材から主人公たちの人間性を表現し、このようなストーリーを組み立てたことに感動するだろう。「絶対数」「友愛数」のエピソードはため息が出るほど上手い!
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.642
(4pt)

感動の「絶対数」

「本屋大賞」、「映画化」、定価・・・。あまり本を読まない人にもハードルが低い文庫版である。学生時代、数学に拒否反応を起こしてきた人たちには話題作とはいえ単行本では手を出し難かったのではないだろうか?初めて読む作家の文体に不安を感じる人にも読み切れるページ数というのもありがたい。さて、この小説の素晴らしいところは「あとがき」にある。取材を受けた数学者の話が載っている。様々な参考文献と数学者への取材から主人公たちの人間性を表現し、このようなストーリーを組み立てたことに感動するだろう。「絶対数」「友愛数」のエピソードはため息が出るほど上手い!
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.641
(3pt)

読後感は悪くはないけど...

小川 洋子さんの作品をはじめて読んだ。女性に人気の作家らしい。数学を小説のテーマにした、知る限りわが文学史上初の快挙。数学に関するいろいろの工夫や仕掛けがあり、楽しく読むことができた。でも、著作からは残念ながら、数学の神秘さ、ゼロや無限の数がイメージできなかった。特別の感動もなかった。五木寛之の「さらばモスクワ愚連隊」や「海を見ていたジョニー」という初期作品には、確かにジャズやブルースが流れていた。レイ・ブラッドベリーは、色彩の表現が画期的であり、それは強烈だった。この小説を読み、フォレスト・ガンプだったろうか、レインマンだっただろうか、を思い出した。ラスベガスのカジノで、天才的な記憶力と計算力で大儲けをする障害を持つ悲しい男を演じたダスティン・ホフマン。家政婦のヒロインとその息子、そして博士。彼ら共通のヒロー、阪神タイガースの江夏豊。不世出の投手の思い出。江夏豊と博士、二人の才能、天才というべきか。しかし、何故、江夏なのか。よく分からない。そして、博士の義姉、未亡人、N。これも、よく分からない。作品は、殆ど、破綻しかけているのだが、数学の持つ不可思議さと、作者の腕力で読者を引っ張り、最後は「一杯の掛けそば」風にまとめるあたりはさすが芥川賞作家。読んで損はないということで星三つ。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.640
(5pt)

柔らかな風が心の中の「愛」に触れる

数学者の「研究者」としての苦悩をせおったっまま事故により時間を止められてしまった博士。そして博士を優しくつつみこむ母と息子ルート。読みながらずっと優しい音楽が流れ続けているようでした。作品中に垣間見られた二つの過去の傷は、数式の中でまるで溶解するようにも感じられるものでした。無償の愛情を今或るものへ注ぐことがこれほどまでに美しく表現されているこの作品に心が洗われたような気持ちです。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.639
(3pt)

読後感は悪くはないけど...

小川 洋子さんの作品をはじめて読んだ。女性に人気の作家らしい。数学を小説のテーマにした、知る限りわが文学史上初の快挙。数学に関するいろいろの工夫や仕掛けがあり、楽しく読むことができた。でも、著作からは残念ながら、数学の神秘さ、ゼロや無限の数がイメージできなかった。特別の感動もなかった。五木寛之の「さらばモスクワ愚連隊」や「海を見ていたジョニー」という初期作品には、確かにジャズやブルースが流れていた。レイ・ブラッドベリーは、色彩の表現が画期的であり、それは強烈だった。この小説を読み、フォレスト・ガンプだったろうか、レインマンだっただろうか、を思い出した。ラスベガスのカジノで、天才的な記憶力と計算力で大儲けをする障害を持つ悲しい男を演じたダスティン・ホフマン。家政婦のヒロインとその息子、そして博士。彼ら共通のヒロー、阪神タイガースの江夏豊。不世出の投手の思い出。江夏豊と博士、二人の才能、天才というべきか。しかし、何故、江夏なのか。よく分からない。そして、博士の義姉、未亡人、N。これも、よく分からない。作品は、殆ど、破綻しかけているのだが、数学の持つ不可思議さと、作者の腕力で読者を引っ張り、最後は「一杯の掛けそば」風にまとめるあたりはさすが芥川賞作家。読んで損はないということで星三つ。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.638
(5pt)

柔らかな風が心の中の「愛」に触れる

数学者の「研究者」としての苦悩をせおったっまま事故により時間を止められてしまった博士。そして博士を優しくつつみこむ母と息子ルート。読みながらずっと優しい音楽が流れ続けているようでした。作品中に垣間見られた二つの過去の傷は、数式の中でまるで溶解するようにも感じられるものでした。無償の愛情を今或るものへ注ぐことがこれほどまでに美しく表現されているこの作品に心が洗われたような気持ちです。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.637
(5pt)

あっという間に読めます。

読みやすく平易な文章でありながら、開いたページのあちこちで、キラキラと印象的な言葉が光っている。大人のためのファンタジーとも思えるようなストーリーの中に描かれた、美しいもの、本当のものに対して、やさしい気持ちになったり、どうしようもなく悲しくなったりする。読後感は「アルジャーノンに花束を」に近いものがあった。映画化されて話題だが、寺尾聡+深津絵里はうまいキャスティング。映画も見たいと思わせる。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.636
(5pt)

あっという間に読めます。

読みやすく平易な文章でありながら、開いたページのあちこちで、キラキラと印象的な言葉が光っている。大人のためのファンタジーとも思えるようなストーリーの中に描かれた、美しいもの、本当のものに対して、やさしい気持ちになったり、どうしようもなく悲しくなったりする。読後感は「アルジャーノンに花束を」に近いものがあった。映画化されて話題だが、寺尾聡+深津絵里はうまいキャスティング。映画も見たいと思わせる。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.635
(5pt)

こんな愛情もあっていいと思う。

なんでもない話なのにこんなにも人の心を暖める事ができる本はすごいと思います。数学博士とルートとルートのママである家政婦さんのお話で色恋沙汰が起こるわけでも殺人事件が起こるわけでもないのに読まずにいられないのはどうしてでしょう?読みはじめたら最後までいってしまいます。そして、読んでよかったなと最後に思います。第1回本屋大賞、受賞作品、全国の本屋さんが売りたかった理由をぜひ感じてみてください。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.634
(5pt)

こんな愛情もあっていいと思う。

なんでもない話なのにこんなにも人の心を暖める事ができる本はすごいと思います。数学博士とルートとルートのママである家政婦さんのお話で色恋沙汰が起こるわけでも殺人事件が起こるわけでもないのに読まずにいられないのはどうしてでしょう?読みはじめたら最後までいってしまいます。そして、読んでよかったなと最後に思います。第1回本屋大賞、受賞作品、全国の本屋さんが売りたかった理由をぜひ感じてみてください。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.633
(5pt)

あくまで文学

さすが第一回本屋大賞受賞作品。本屋だからといって文学的センスがあるとは限らないが、本に触れる回数は一般人より圧倒的に多いわけで、その彼らが選んだだけのことはあり、今までの本にはない感動があった。 物語のキーとなる人物が数学者で、タイトルに博士や数式が入っているるから理科系的要素が多いと思ってしまうが、表現の手段に数式を使っているだけで内容は完全な文学。数式を用いた文学的語り口がとてもわかりやすく、そして、人間的なのだ。 主人公の家政婦を一般人以下の数学レベルまで落すことで、数式の比喩がとてもわかりやすい表現となっている。そして、その数式を通して博士の人間性を実にうまく表現している。 内容は映画「メメント」と「ビューティフル・マインド」を足して、それを日本的情緒でルートしたような芸術作品。 読んだ後、何ともいえない感動に包まれた。しかし、それは決して私が理科系だからではない。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.632
(5pt)

あくまで文学

さすが第一回本屋大賞受賞作品。本屋だからといって文学的センスがあるとは限らないが、本に触れる回数は一般人より圧倒的に多いわけで、その彼らが選んだだけのことはあり、今までの本にはない感動があった。 物語のキーとなる人物が数学者で、タイトルに博士や数式が入っているるから理科系的要素が多いと思ってしまうが、表現の手段に数式を使っているだけで内容は完全な文学。数式を用いた文学的語り口がとてもわかりやすく、そして、人間的なのだ。 主人公の家政婦を一般人以下の数学レベルまで落すことで、数式の比喩がとてもわかりやすい表現となっている。そして、その数式を通して博士の人間性を実にうまく表現している。 内容は映画「メメント」と「ビューティフル・マインド」を足して、それを日本的情緒でルートしたような芸術作品。 読んだ後、何ともいえない感動に包まれた。しかし、それは決して私が理科系だからではない。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.631
(4pt)

いい話でした

【数学】を軸にしていることで、とても知的な雰囲気を作り出しています。そして、【野球】をもう一つの軸にしていることで、少年時代の憧れや夢を匂わせています。この2つが博士や家政婦の孤独をとても綺麗に包んでいきます。いい話でした。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.630
(5pt)

生半可ではない愛がつまっています。

ハードカバーだったときに一読して、すぐに知人に貸してしまって、もう一度読みたいと思っているうちに文庫になってしまったので、返してくれというくらいならもう1回かっちゃってしまっても、いいや、と、思って、文庫も買っちゃいました。この著者の本は他には読んだ事がありません。とても、すっきりした文章で、品を感じます。好印象を受けるスタイルです。そして、これは、愛の物語です。たくさんの愛が出てきます。数式に対する愛だけではありません。そして、それらの愛はどれをとっても、命がけの愛です。とてもピュアな愛です。とても一言では表せません。ぜひ読んでください。数学・阪神タイガースに関する真摯な取材と記述がこの小説に読むものを飽きさせないソースとなっています。それと、ごく、私的な意見ながら、80分しか記憶の残らない博士と主人公の家政婦との繰り返し行われる初対面のやりとりは、老齢に達して記憶の覚束なくなり始めた我が祖母との会話を思い起こさせます。それは一見面倒で無意味なやりとりかもしれませんが、少なくともそのために費やした時間やそのときに感じた気持ちは、決して無駄にはならないだろうと、信じたいです。少々感傷的になってしまいました。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235