博士の愛した数式

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博士の愛した数式の評価:

4.32/5点 レビュー 849件。 A ランク

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平均点4.32pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,769件 1,221〜1,240 62/89ページ
No.549
(5pt)

暖かく静かな時間

私にとって小川洋子さんの作品はこれが初めてです。その一行目から引き付けられ、一気に読みました。読んだというよりは読まされたと言うべきでしょう。主な登場人物は事故で記憶する能力を失った「博士」、シングルマザーの家政婦「私」と息子「ルート」、博士の義姉の「未亡人」。おお、忘れてはいけないのは阪神タイガース、江夏豊、背番号28。です。小川さんの文章はとても簡潔です。読む人の五感に刺激を与え、目の前に見せてくれます。博士が着ている古ぼけた背広の肌触り、その背広にクリップで留められた記憶代わりのメモ用紙の大きさ、めくれ加減。「私」が作る夕食の味。雨降りの土の匂い。そして心への刺激。小川さんの文章には常に暖かく静かな時間が流れています。普通の生活の会話には決して出てこない「数学」という非日常の言葉が逆に日常の営みや感情をゆっくりと際立たせます。ひとり一人の人物は優しく、心の中には悲しみを持ちながらも前を向いて生きています。(「ルート」君はちょっと出来すぎ。私もこんな息子が欲しい!)人生には別れは付き物ですから最後の数頁は涙で文字がぼやけて大変でした。けれど悲しいというのではなく、愛しい切なさというのでしょうか。この作品を原作とした映画が封切られます。この暖かい静けさがそのまま生きていてばいいなあと思います。巻末の、数学者である藤原正彦先生の解説も、とっても気が利いています。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.548
(5pt)

暖かく静かな時間

私にとって小川洋子さんの作品はこれが初めてです。その一行目から引き付けられ、一気に読みました。読んだというよりは読まされたと言うべきでしょう。主な登場人物は事故で記憶する能力を失った「博士」、シングルマザーの家政婦「私」と息子「ルート」、博士の義姉の「未亡人」。おお、忘れてはいけないのは阪神タイガース、江夏豊、背番号28。です。小川さんの文章はとても簡潔です。読む人の五感に刺激を与え、目の前に見せてくれます。博士が着ている古ぼけた背広の肌触り、その背広にクリップで留められた記憶代わりのメモ用紙の大きさ、めくれ加減。「私」が作る夕食の味。雨降りの土の匂い。そして心への刺激。小川さんの文章には常に暖かく静かな時間が流れています。普通の生活の会話には決して出てこない「数学」という非日常の言葉が逆に日常の営みや感情をゆっくりと際立たせます。ひとり一人の人物は優しく、心の中には悲しみを持ちながらも前を向いて生きています。(「ルート」君はちょっと出来すぎ。私もこんな息子が欲しい!)人生には別れは付き物ですから最後の数頁は涙で文字がぼやけて大変でした。けれど悲しいというのではなく、愛しい切なさというのでしょうか。この作品を原作とした映画が封切られます。この暖かい静けさがそのまま生きていてばいいなあと思います。巻末の、数学者である藤原正彦先生の解説も、とっても気が利いています。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.547
(4pt)

やさしさ

友人が読んだとの事で読んでみました。何と無く気になったので。今まで自分が読んだ事の無いジャンルだったので新鮮でした。好みは分かれるかもしれませんが・・・ゆったりと読むには良いのではないでしょうか。思ったよりは、数式の登場が少なかった感じがしますが途中に出てきた、数式を思わず紙に書いてやってしまいました。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.546
(4pt)

幸せってなんだっけ?

80分説には無理がある。なぜルートに情熱をかたむけるのか?そんな事は、どーでもいーのである。作者の設定した世界は実証性などに先にある。泣けばいい。笑えばい、パトスとはそういうもんじゃ?幸福とはそういうもんじゃ?
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.545
(4pt)

やさしさ

友人が読んだとの事で読んでみました。何と無く気になったので。今まで自分が読んだ事の無いジャンルだったので新鮮でした。好みは分かれるかもしれませんが・・・ゆったりと読むには良いのではないでしょうか。思ったよりは、数式の登場が少なかった感じがしますが途中に出てきた、数式を思わず紙に書いてやってしまいました。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.544
(4pt)

幸せってなんだっけ?

80分説には無理がある。なぜルートに情熱をかたむけるのか?そんな事は、どーでもいーのである。作者の設定した世界は実証性などに先にある。泣けばいい。笑えばい、パトスとはそういうもんじゃ?幸福とはそういうもんじゃ?
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.543
(5pt)

人間愛と研究者の本質を突いたよい小説です

一日で読みました。博士の純粋な学問に対する姿勢、弱い者を慈しむ人間性、それでいて病気のためか壊れやすいもろさが絶妙にバランスし、物語が続かなくなるのではないかという不安感をいざなう。結末がどう、ではなく、物語性そのものを楽しむ良い小説だと思いました。特に理系の研究者像をよく描いています。非常に素直で純粋だが、社会性に乏しい。しかしルートとの関わりがその狂気性を和らげる。一読をおすすめします。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.542
(5pt)

数式に込められた気持ち

この本を購入したきっかけは、自分自身も数学が好きだったからでした。数学の話しでベストセラーや映画化なんて信じられませんでした。数式は博士にとって愛情表現や会話の道具です。それは私たちが音楽や好きなものの話で盛り上がるのと似ています。本当にそれを好きだと、自然と口をついてしまうものです。博士は一般から見ると変な人ですが、その実、表現はとても豊かです。最後の方の数式は3回ほど読み返しましたが、未だ理解していません。でもその数式に込められた愛情は感じられました。きっとそれでいいのだと思います。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.541
(5pt)

人間愛と研究者の本質を突いたよい小説です

一日で読みました。博士の純粋な学問に対する姿勢、弱い者を慈しむ人間性、それでいて病気のためか壊れやすいもろさが絶妙にバランスし、物語が続かなくなるのではないかという不安感をいざなう。結末がどう、ではなく、物語性そのものを楽しむ良い小説だと思いました。特に理系の研究者像をよく描いています。非常に素直で純粋だが、社会性に乏しい。しかしルートとの関わりがその狂気性を和らげる。一読をおすすめします。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.540
(5pt)

数式に込められた気持ち

この本を購入したきっかけは、自分自身も数学が好きだったからでした。数学の話しでベストセラーや映画化なんて信じられませんでした。数式は博士にとって愛情表現や会話の道具です。それは私たちが音楽や好きなものの話で盛り上がるのと似ています。本当にそれを好きだと、自然と口をついてしまうものです。博士は一般から見ると変な人ですが、その実、表現はとても豊かです。最後の方の数式は3回ほど読み返しましたが、未だ理解していません。でもその数式に込められた愛情は感じられました。きっとそれでいいのだと思います。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.539
(4pt)

心がじわっと温まります

たまたま手にとった作品でしたが、読んで大感動!こんなに、色々な愛情に満ち溢れた作品はなかなかないと思います。人の思いやりや、感情が細やかに描かれていて読んでいると次第に微笑んでしまうような作品です。私は読み終わったとき心が洗われたような晴れやかな気分になりました。ストレスなどで、イライラしてなんだかやるせない気分に陥ってしまっている方など、少し気分をリセットしたい人におすすめです。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.538
(5pt)

心にグッくる小説

数学に神様の存在を感じる博士の感動は、芸術の世界に生きる特殊な人間の感性に似て、一部の人間が感じることの出来る奇蹟なのでしょう。 異質な博士の世界観はピュアだけど、病気はシリアスです。 愛情のやり取りに、知的能力は関係がなく、友情は、年齢、性別を超える事をスマートに表現した作品です。 結構グッときました。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.537
(5pt)

感動しました。

陳腐なタイトルですみません。この本は、タイトルから、堅いお話をイメージしており、読むのに気合が居るかもと後回しにしていた本でした。今日、ふとしたことで読み始め、最初から、「博士」の存在感を叩きつけられた感じがしました。タイトルから連想できるように、ところどころに数式が出てくるのですが、数学が嫌いな人でも興味深いと思える解説を、「博士」がしてくれます。この「博士」は若いときの交通事故のため、記憶を80分しか持つことができません。例えば家政婦さんが買い物に出かけ、戻って来るのが81分後だとすると、彼女のことは忘れてしまうのです。「博士」の元に通う家政婦さんとその息子さん、そして博士の義姉・・この人たちが、博士のもっとも愛する「美しい素数達」のような存在で、博士の周りに位置しています。自然に、数式で自分の気持ちを、的確に伝えようとする博士。それを理解しようとする人々。このような話を書かれた小川洋子さんを、改めて尊敬し、このような物語を読めたことを感謝します。最後に。小説を読むと言うことは、数式を理解すると言うことに、似ているのかもしれません。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.536
(4pt)

やさしい眼差しと表現

80分しか持たない記憶と数字・数式・数学の組み合わせという着想もすばらしいが、この作品全体を構成しているやさしさ・深みと若干の非日常性は、著者の持つやさしい眼差しとそれを表現する言葉の選択ではないであろうか。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.535
(5pt)

数字が好きになる

恋愛ものではない。家族愛とも違う。けれど、そこには愛があると私は思った。ただの数字の並び、無機質に見える数式から、ぬくもりが伝わる不思議。数字をみて蕁麻疹はでないけど、数学とか嫌いだったなーと思う人が読んだら、数学に対する意識がちょっとかわるかも?本を読み終えた後、数字を見たら、つい素因数分解してしまうかも。好き嫌いはあるかもしれないけれど、私はとてもよい作品だと思った。手元に残しておきたい一冊。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.534
(4pt)

心がじわっと温まります

たまたま手にとった作品でしたが、読んで大感動!こんなに、色々な愛情に満ち溢れた作品はなかなかないと思います。人の思いやりや、感情が細やかに描かれていて読んでいると次第に微笑んでしまうような作品です。私は読み終わったとき心が洗われたような晴れやかな気分になりました。ストレスなどで、イライラしてなんだかやるせない気分に陥ってしまっている方など、少し気分をリセットしたい人におすすめです。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.533
(5pt)

心にグッくる小説

数学に神様の存在を感じる博士の感動は、芸術の世界に生きる特殊な人間の感性に似て、一部の人間が感じることの出来る奇蹟なのでしょう。 異質な博士の世界観はピュアだけど、病気はシリアスです。 愛情のやり取りに、知的能力は関係がなく、友情は、年齢、性別を超える事をスマートに表現した作品です。 結構グッときました。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.532
(5pt)

感動しました。

陳腐なタイトルですみません。この本は、タイトルから、堅いお話をイメージしており、読むのに気合が居るかもと後回しにしていた本でした。今日、ふとしたことで読み始め、最初から、「博士」の存在感を叩きつけられた感じがしました。タイトルから連想できるように、ところどころに数式が出てくるのですが、数学が嫌いな人でも興味深いと思える解説を、「博士」がしてくれます。この「博士」は若いときの交通事故のため、記憶を80分しか持つことができません。例えば家政婦さんが買い物に出かけ、戻って来るのが81分後だとすると、彼女のことは忘れてしまうのです。「博士」の元に通う家政婦さんとその息子さん、そして博士の義姉・・この人たちが、博士のもっとも愛する「美しい素数達」のような存在で、博士の周りに位置しています。自然に、数式で自分の気持ちを、的確に伝えようとする博士。それを理解しようとする人々。このような話を書かれた小川洋子さんを、改めて尊敬し、このような物語を読めたことを感謝します。最後に。小説を読むと言うことは、数式を理解すると言うことに、似ているのかもしれません。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.531
(4pt)

やさしい眼差しと表現

80分しか持たない記憶と数字・数式・数学の組み合わせという着想もすばらしいが、この作品全体を構成しているやさしさ・深みと若干の非日常性は、著者の持つやさしい眼差しとそれを表現する言葉の選択ではないであろうか。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.530
(5pt)

数字が好きになる

恋愛ものではない。家族愛とも違う。けれど、そこには愛があると私は思った。ただの数字の並び、無機質に見える数式から、ぬくもりが伝わる不思議。数字をみて蕁麻疹はでないけど、数学とか嫌いだったなーと思う人が読んだら、数学に対する意識がちょっとかわるかも?本を読み終えた後、数字を見たら、つい素因数分解してしまうかも。好き嫌いはあるかもしれないけれど、私はとてもよい作品だと思った。手元に残しておきたい一冊。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X