博士の愛した数式

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博士の愛した数式の評価:

4.32/5点 レビュー 849件。 A ランク

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平均点4.32pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,769件 781〜800 40/89ページ
No.989
(5pt)

しずかなはなし

この小説は、どこにも所属しないような気がする。恋愛小説でもない、ミステリー系でもない、感動系かと聞かれたら、そんな単純じゃない気もする。とにかく、紹介するときの分類に困る作品だ。こういう、読み手が想像もつかない類の小説を手に取るのは、億劫だった。映画化されたから、もちろん題名くらいは知っていたが、内容を知るのは長い間面倒だった。時代遅れだと思うけれど、発刊から7年たって、やっと私はなんとなくこの本を開いた。結果、ジャンルなど関係なしに、これほど人を惹きつける小説があるのか、と思った。読み始めて、十数ページに1回くらい、その何気ない描写で、涙がこぼれおちた。無駄のない、研ぎ澄まされたうつくしい数式のエピソードや、博士のちょっとした行動や言葉に、なんとも言えないやさしい気持ちになれた。たとえば、博士が、一番星を見つけるのが得意なこと。野球選手の江夏が好きなこと。子どもを何よりたいせつにすること。そんな、どうでもないエピソードが、つもりつもって、博士が愛しくなる。小説を形づくる文章は、ただ、ありのままの事実を書いているだけ、という感じがした。そこから何かを読み取ってほしい、という作者の恣意は感じられない。ただ、愛すべき博士のすがたを、あたかもそこに存在するように、客観的に、距離を置いて冷静に、丁寧に、切り取っている。そんな感じがした。それなのに、こんなに涙が出たのはなんでだろう。とてもいい小説だった。明日からの生き方が少し違ってくるような気さえする、とてもうつくしい小説だった。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.988
(5pt)

しずかなはなし

この小説は、どこにも所属しないような気がする。恋愛小説でもない、ミステリー系でもない、感動系かと聞かれたら、そんな単純じゃない気もする。とにかく、紹介するときの分類に困る作品だ。こういう、読み手が想像もつかない類の小説を手に取るのは、億劫だった。映画化されたから、もちろん題名くらいは知っていたが、内容を知るのは長い間面倒だった。時代遅れだと思うけれど、発刊から7年たって、やっと私はなんとなくこの本を開いた。結果、ジャンルなど関係なしに、これほど人を惹きつける小説があるのか、と思った。読み始めて、十数ページに1回くらい、その何気ない描写で、涙がこぼれおちた。無駄のない、研ぎ澄まされたうつくしい数式のエピソードや、博士のちょっとした行動や言葉に、なんとも言えないやさしい気持ちになれた。たとえば、博士が、一番星を見つけるのが得意なこと。野球選手の江夏が好きなこと。子どもを何よりたいせつにすること。そんな、どうでもないエピソードが、つもりつもって、博士が愛しくなる。小説を形づくる文章は、ただ、ありのままの事実を書いているだけ、という感じがした。そこから何かを読み取ってほしい、という作者の恣意は感じられない。ただ、愛すべき博士のすがたを、あたかもそこに存在するように、客観的に、距離を置いて冷静に、丁寧に、切り取っている。そんな感じがした。それなのに、こんなに涙が出たのはなんでだろう。とてもいい小説だった。明日からの生き方が少し違ってくるような気さえする、とてもうつくしい小説だった。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.987
(1pt)

読む価値なし

物語の初めから終わりまで全く盛り上がりが無かった。80分しか記憶が持たないことが全く感動や共感できないし、数式しか興味の博士のメリハリのない話がつまらな過ぎる。映画化される意味も不明。映画館で見ると絶対寝るでしょう。時間の無駄で、読むに値しない一冊でした。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.986
(1pt)

読む価値なし

物語の初めから終わりまで全く盛り上がりが無かった。80分しか記憶が持たないことが全く感動や共感できないし、数式しか興味の博士のメリハリのない話がつまらな過ぎる。映画化される意味も不明。映画館で見ると絶対寝るでしょう。時間の無駄で、読むに値しない一冊でした。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.985
(5pt)

素数な気持ち

ドラマのシチュエーション、運び、内容すべてのバランスがよく、ひとつになっていて、まるで目の前に博士がいるようだ。1度読んで、すぐ2度目は私が家政婦の私になりきって、読んでみた。生活の中に、数学の神秘、時間、空間がある。数と遊んでみる。気持ちを言葉で表現するプロセスを、そのロマンあふれる数式や公式に置き換えてみる。例えば、「割り切れない気持ち」=「素数な気持ち」だ。この本をきっかけに、藤原正彦さんの本も読んだ。「フェルマーの最終定理」も。そして今は「素数の音楽」を読んでいる。数学には友情をつなぎ育むちからがある。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.984
(5pt)

素数な気持ち

ドラマのシチュエーション、運び、内容すべてのバランスがよく、ひとつになっていて、まるで目の前に博士がいるようだ。1度読んで、すぐ2度目は私が家政婦の私になりきって、読んでみた。生活の中に、数学の神秘、時間、空間がある。数と遊んでみる。気持ちを言葉で表現するプロセスを、そのロマンあふれる数式や公式に置き換えてみる。例えば、「割り切れない気持ち」=「素数な気持ち」だ。この本をきっかけに、藤原正彦さんの本も読んだ。「フェルマーの最終定理」も。そして今は「素数の音楽」を読んでいる。数学には友情をつなぎ育むちからがある。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.983
(5pt)

やっぱ江夏は凄い

江夏豊は、選手としてのプレイもドラマチックだったが、彼の存在自身がドラマを産むのだと思います。彼の現役時代の姿を知っているワタクシは幸せものだと思ったな。そんなことを思わせる選手は、今ならどうだろ、イチローぐらいかなぁ。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.982
(5pt)

やっぱ江夏は凄い

江夏豊は、選手としてのプレイもドラマチックだったが、彼の存在自身がドラマを産むのだと思います。彼の現役時代の姿を知っているワタクシは幸せものだと思ったな。そんなことを思わせる選手は、今ならどうだろ、イチローぐらいかなぁ。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.981
(5pt)

これはいい小説。。。

これは珠玉の名作だと思いました。 とてもやさしくて暖かい博士が気持ちと数字の美しさが伝わってきます。 秋の夜長におすすめの一冊です。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.980
(5pt)

これはいい小説。。。

これは珠玉の名作だと思いました。 とてもやさしくて暖かい博士が気持ちと数字の美しさが伝わってきます。 秋の夜長におすすめの一冊です。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.979
(3pt)

面白く読めるが・・・

面白く読めるし、扱っている数学のテーマが簡単なので、数学が苦手な方でも「数学って何となくだけどすごいな」と思える点ではよい作品だと言える。ただ記憶を失うくだりで、設定に矛盾点がみられるので、どこか悲しい気分になってしまう。設定も「数学」的な論理できちんとして欲しかった。映画と合わせてどうぞ。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.978
(3pt)

面白く読めるが・・・

面白く読めるし、扱っている数学のテーマが簡単なので、数学が苦手な方でも「数学って何となくだけどすごいな」と思える点ではよい作品だと言える。ただ記憶を失うくだりで、設定に矛盾点がみられるので、どこか悲しい気分になってしまう。設定も「数学」的な論理できちんとして欲しかった。映画と合わせてどうぞ。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.977
(4pt)

あたたかい人間関係に和みます。

随所に現れる数式には苦手意識が湧きますが、博士の数学への熱い思いがひしひしと伝わってきました。家政婦さんと、その息子さん、そして博士の間に流れる不思議なひととき。息子さんの博士への信頼や愛情にも感嘆させられます。生涯独身だった博士にとり、三人で過ごしたひとときはかけがえのない時間だったのだと思います。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.976
(4pt)

あたたかい人間関係に和みます。

随所に現れる数式には苦手意識が湧きますが、博士の数学への熱い思いがひしひしと伝わってきました。家政婦さんと、その息子さん、そして博士の間に流れる不思議なひととき。息子さんの博士への信頼や愛情にも感嘆させられます。生涯独身だった博士にとり、三人で過ごしたひとときはかけがえのない時間だったのだと思います。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.975
(5pt)

良すぎる

数学が苦手な僕でしたが、意外とさらっと読めました。数学を通して心を通わせていく様子は読んでいて本当に心が温かくなりました
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.974
(5pt)

良すぎる

数学が苦手な僕でしたが、意外とさらっと読めました。数学を通して心を通わせていく様子は読んでいて本当に心が温かくなりました
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.973
(2pt)

設定に無理がある

この本に入り込んで愉しむためには、「数学への興味」と「日本プロ野球への興味」と「粗に対する寛容さ」が必要だと思う。私は両方共に不足していたためか、この本が、これほど褒め称えられる理由が良く分からなかった。数学は嫌いではないが、既に分かっていることを殊更作品の中に含めて紹介する意図に共感できなかったし、博士の記憶が80分しか持たないという、かなり無理のある設定にどうしても鼻白んでしまった。なにしろ80分ごとに、家政婦さんとその息子が『初対面』の人物になる。果たしてそう言った人とじっくりと親交を深めることが出来るのだろうか。出来るのであればいかにして克服するか。その点を期待して読んでみたが、まるで記憶障害という重大な疾患がすっぽ抜けたようなストーリーで展開し、場を盛り上げるために80分記憶が用いられるだけで、そう言った困難をいかに乗り越えて、心を育むのかがしっかり書かれていない時点で興ざめした。まるで話を盛り上げるためだけに使われる前提条件ほど、白けるものはない。勿論、クリップなどで人物の特徴を控えてはいる。だが、そんな狭いメモの中で、果たして感情や想いまでを残せるだろうか。それらを読んですぐに理解し、無いはずの経験までをも想像力で補って振る舞えるのか。それは考えるだに無理な話であることは、「レナードの朝【ワイド版】」の原作で有名なオリバーサックス氏の「妻を帽子とまちがえた男 」を読めば一目瞭然である。書かれているのは、現実世界の実感を永遠に持てず、絶えず虚構の世界を創り出さなければ他人と話が出来ない患者や、大昔で記憶が停まり、今現在のことを教えてもとても信じられずに混乱をきたし、その混乱も時間が経つと忘れてしまうと言う、過酷で残酷な運命に置かれた人達ばかりである。とてもこの本で書かれているような、ハートウォームフルな話にはなり得ないのではないか。結局、この小説の最大の特徴である記憶障害という設定を無理に使用しそれによって感動ものに仕上げようとしているところが、あざとくも感じた。いくら数式に完璧さや美しさがあっても、それだけでは解決しないことが、この世には山ほどあることをこの本が殊更語っているのならば、あるいは愉しめたかも知れないが。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.972
(2pt)

設定に無理がある

この本に入り込んで愉しむためには、「数学への興味」と「日本プロ野球への興味」と「粗に対する寛容さ」が必要だと思う。私は両方共に不足していたためか、この本が、これほど褒め称えられる理由が良く分からなかった。数学は嫌いではないが、既に分かっていることを殊更作品の中に含めて紹介する意図に共感できなかったし、博士の記憶が80分しか持たないという、かなり無理のある設定にどうしても鼻白んでしまった。なにしろ80分ごとに、家政婦さんとその息子が『初対面』の人物になる。果たしてそう言った人とじっくりと親交を深めることが出来るのだろうか。出来るのであればいかにして克服するか。その点を期待して読んでみたが、まるで記憶障害という重大な疾患がすっぽ抜けたようなストーリーで展開し、場を盛り上げるために80分記憶が用いられるだけで、そう言った困難をいかに乗り越えて、心を育むのかがしっかり書かれていない時点で興ざめした。まるで話を盛り上げるためだけに使われる前提条件ほど、白けるものはない。勿論、クリップなどで人物の特徴を控えてはいる。だが、そんな狭いメモの中で、果たして感情や想いまでを残せるだろうか。それらを読んですぐに理解し、無いはずの経験までをも想像力で補って振る舞えるのか。それは考えるだに無理な話であることは、「レナードの朝【ワイド版】」の原作で有名なオリバーサックス氏の「妻を帽子とまちがえた男 」を読めば一目瞭然である。書かれているのは、現実世界の実感を永遠に持てず、絶えず虚構の世界を創り出さなければ他人と話が出来ない患者や、大昔で記憶が停まり、今現在のことを教えてもとても信じられずに混乱をきたし、その混乱も時間が経つと忘れてしまうと言う、過酷で残酷な運命に置かれた人達ばかりである。とてもこの本で書かれているような、ハートウォームフルな話にはなり得ないのではないか。結局、この小説の最大の特徴である記憶障害という設定を無理に使用しそれによって感動ものに仕上げようとしているところが、あざとくも感じた。いくら数式に完璧さや美しさがあっても、それだけでは解決しないことが、この世には山ほどあることをこの本が殊更語っているのならば、あるいは愉しめたかも知れないが。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.971
(5pt)

知的好奇心がくすぐられつつ、せつなさで胸がいっぱいになる佳作

数学にまつわるさまざまな逸話を、非常に魅力的に語ってくれています。最初はストーリー面よりもそういった「数学小話」的な面白さが魅力的で、読み進むにつれて物語にも引き込まれていき、一気に読破してしまいました。とても読後感がよく、万人におすすめしたい佳作だと思います。小川洋子の文章は実に美しい。華美でなく、安くなく、手本にしたい文章ではないでしょうか。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.970
(5pt)

知的好奇心がくすぐられつつ、せつなさで胸がいっぱいになる佳作

数学にまつわるさまざまな逸話を、非常に魅力的に語ってくれています。最初はストーリー面よりもそういった「数学小話」的な面白さが魅力的で、読み進むにつれて物語にも引き込まれていき、一気に読破してしまいました。とても読後感がよく、万人におすすめしたい佳作だと思います。小川洋子の文章は実に美しい。華美でなく、安くなく、手本にしたい文章ではないでしょうか。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X