博士の愛した数式

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

博士の愛した数式の評価:

4.32/5点 レビュー 849件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.32pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,769件 741〜760 38/89ページ
No.1029
(3pt)

絶賛されるほどではない良書

最近読んだある講評のようなものでこの本を目にした。そういえば、数年前話題になっていたっけ?今なら安いだろうからまぁ読んでみようかという気持ちでこの本を手にすることになった。まず最初に断っておくが、私はこの本は賞賛を浴びるほどの本ではないと思う。ただ、キレイな日本語であり、中学生や高校生が読書感想文とかで利用する本としてはうってつけの本であると感じました。しかし、もはや青春を通り越した私には本として物足りない感は否めない。腑に落ちない点が2点。まず、小学生と博士の奇妙な人間関係。私の中で、祖父のようないわゆる”おじいちゃん”というものは、小学生の頃の私にとってはあくまで『会いに行けば一番多くのおこづかいをくれる親戚の一人』であり、それ以上では決してなく、祖父のような年配の方の歴史に立ち入るようなことはなかったし、正直興味もなかった。(今は違う)少し冷たいかもしれないが、多くの人にとって幼少期に相対する老人というものはそういう存在ではないだろうか。しかし、この物語では見知らぬ老人であり、かつ、記憶に障害のある老人に積極的に関わる小学生として主人公の息子が登場する。この小学生と自分の小学生時代を照らし合わせるとかなりの違和感を感じ得ない。次に私が、疑問に感じたのは本書における数学の扱い方である。本書では、数学の雑学のような知識が本の中にところどころ散りばめられている。私も知らないことがたくさんあったし、『へぇ〜』と思うこともたくさんあったように思う。おそらく、小川さんは巻末の数学者の方に熱心な取材をされたのだろう。ただ、本の中に散りばめられたものは、パズルのピースのような役割に終始し、知識の枠を決して逸脱できず、そこに論理は見られなかった。もちろん、小説なのだからそれでいいのかもしれないが、オイラーの公式について熱心に調べる場面があったものの、最後までこの式はボカされ、モヤッとしたままでその役割を終えている。おそらく、オイラーの公式について著者自身が理解できなかったのだろうが、あえて理解できなかったことを本の中でメインピースの一つとして登場させることは、小説自体をいびつにするピースになってしまっている。ちょっと期待しすぎた感があったのでがっかり感がありましたが、気晴らしにカフェでほっと一息つきながらメルヘンな世界に浸りたいという方にはオススメなのかもしれません。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.1028
(3pt)

絶賛されるほどではない良書

最近読んだある講評のようなものでこの本を目にした。そういえば、数年前話題になっていたっけ?今なら安いだろうからまぁ読んでみようかという気持ちでこの本を手にすることになった。まず最初に断っておくが、私はこの本は賞賛を浴びるほどの本ではないと思う。ただ、キレイな日本語であり、中学生や高校生が読書感想文とかで利用する本としてはうってつけの本であると感じました。しかし、もはや青春を通り越した私には本として物足りない感は否めない。腑に落ちない点が2点。まず、小学生と博士の奇妙な人間関係。私の中で、祖父のようないわゆる”おじいちゃん”というものは、小学生の頃の私にとってはあくまで『会いに行けば一番多くのおこづかいをくれる親戚の一人』であり、それ以上では決してなく、祖父のような年配の方の歴史に立ち入るようなことはなかったし、正直興味もなかった。(今は違う)少し冷たいかもしれないが、多くの人にとって幼少期に相対する老人というものはそういう存在ではないだろうか。しかし、この物語では見知らぬ老人であり、かつ、記憶に障害のある老人に積極的に関わる小学生として主人公の息子が登場する。この小学生と自分の小学生時代を照らし合わせるとかなりの違和感を感じ得ない。次に私が、疑問に感じたのは本書における数学の扱い方である。本書では、数学の雑学のような知識が本の中にところどころ散りばめられている。私も知らないことがたくさんあったし、『へぇ〜』と思うこともたくさんあったように思う。おそらく、小川さんは巻末の数学者の方に熱心な取材をされたのだろう。ただ、本の中に散りばめられたものは、パズルのピースのような役割に終始し、知識の枠を決して逸脱できず、そこに論理は見られなかった。もちろん、小説なのだからそれでいいのかもしれないが、オイラーの公式について熱心に調べる場面があったものの、最後までこの式はボカされ、モヤッとしたままでその役割を終えている。おそらく、オイラーの公式について著者自身が理解できなかったのだろうが、あえて理解できなかったことを本の中でメインピースの一つとして登場させることは、小説自体をいびつにするピースになってしまっている。ちょっと期待しすぎた感があったのでがっかり感がありましたが、気晴らしにカフェでほっと一息つきながらメルヘンな世界に浸りたいという方にはオススメなのかもしれません。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.1027
(5pt)

数学が繋いだもの

淡々とした雰囲気のお話でした。冒頭シーンで笑い、ラストのセリフで泣きました。博士の不器用かつ完全数と似た情愛。ルートの変わらない情愛。それらすべてを見てきた「私」を満たした情愛。今まで読まずにきたのがもっいたないと思うくらい、じんわりとした読後感でした。「私」の息子がルート記号の形を確かめるように自分の頭に手をやった場面。一〇年経た息子が数学の教師になった、という「私」のセリフ。好きなシーンです。キャラクタの名前はたったの1つ。ルート。数以上に目立つものが無い物語でしたね。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.1026
(5pt)

数学が繋いだもの

淡々とした雰囲気のお話でした。冒頭シーンで笑い、ラストのセリフで泣きました。博士の不器用かつ完全数と似た情愛。ルートの変わらない情愛。それらすべてを見てきた「私」を満たした情愛。今まで読まずにきたのがもっいたないと思うくらい、じんわりとした読後感でした。「私」の息子がルート記号の形を確かめるように自分の頭に手をやった場面。一〇年経た息子が数学の教師になった、という「私」のセリフ。好きなシーンです。キャラクタの名前はたったの1つ。ルート。数以上に目立つものが無い物語でしたね。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.1025
(4pt)

小川洋子に舞い降りたやさしさの黄金率

私は理系でしかも数学系だったため、数式のもつ美しさというものについては普通の人より理解しているつもりでした。この本の中に登場する完全数やオイラーの定理をはじめ黄金率やフィボナッチ数列といったものに、神秘性と美しさを感じて一人悦に入ったりしたものです。ですが数学と関係のない人からみれば、それはただの記号の羅列であり、なんら特別な意味をもたないものである事も事実です。よって自分のこの感動はきっと同じ数学系の人間にしか理解されないのだろうなぁと残念に思っていたものです。この本は私のそうした思いに対して一つの答えを示してくれた作品です。数式のもつ美しさと普遍性が、静かに他者へのいたわりを持って日常を生きることと見事に調和する事。そして完全数と江夏に象徴される「強く生きよ」という祈り。数学と文学という一見相容れない物の間に黄金率を見出した小川洋子さんの奇跡に脱帽です。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.1024
(4pt)

小川洋子に舞い降りたやさしさの黄金率

私は理系でしかも数学系だったため、数式のもつ美しさというものについては普通の人より理解しているつもりでした。この本の中に登場する完全数やオイラーの定理をはじめ黄金率やフィボナッチ数列といったものに、神秘性と美しさを感じて一人悦に入ったりしたものです。ですが数学と関係のない人からみれば、それはただの記号の羅列であり、なんら特別な意味をもたないものである事も事実です。よって自分のこの感動はきっと同じ数学系の人間にしか理解されないのだろうなぁと残念に思っていたものです。この本は私のそうした思いに対して一つの答えを示してくれた作品です。数式のもつ美しさと普遍性が、静かに他者へのいたわりを持って日常を生きることと見事に調和する事。そして完全数と江夏に象徴される「強く生きよ」という祈り。数学と文学という一見相容れない物の間に黄金率を見出した小川洋子さんの奇跡に脱帽です。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.1023
(4pt)

菓子缶の宝箱

とても地味ですが、ほんのり温かさが掌に残りました。作者はこの『博士』という登場人物(モデルがいる?)をこよなく愛しているのでしょう。綴られた文章のそこここから『博士』への優しさ、気遣いが伝わってきます。数学が苦手な人でも読めるように数の不思議がうまく構成されていて、『博士の愛した・・・』という意味がなんとなくわかるような巧みさに敬服します。特に光り輝く宝石でもない。けれど・・・何気なく河原で拾った綺麗な石のように、本棚にそっと置いておきたい作品です。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.1022
(4pt)

菓子缶の宝箱

とても地味ですが、ほんのり温かさが掌に残りました。作者はこの『博士』という登場人物(モデルがいる?)をこよなく愛しているのでしょう。綴られた文章のそこここから『博士』への優しさ、気遣いが伝わってきます。数学が苦手な人でも読めるように数の不思議がうまく構成されていて、『博士の愛した・・・』という意味がなんとなくわかるような巧みさに敬服します。特に光り輝く宝石でもない。けれど・・・何気なく河原で拾った綺麗な石のように、本棚にそっと置いておきたい作品です。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.1021
(3pt)

美しい話だけど

数字アレルギーな私は少々退屈な部分がありました。数式が出てくると困ったことに内容が頭に入ってこないんですよね。主人公は凛としたシングルマザーで素敵です。息子のルート君も利口な子なんだけど、この親子出来すぎなんですよね。綺麗にまとまりすぎてるんです。普段から推理ものやミステリーばかり読んでるせいか複雑に考えすぎたようで博士とは実は親子なんじゃないか、博士が子供を大切にするのは過去に何かあったのではないか等色々想像しながら読み進めましたが最後まで特に何もなかったです。美しい話だと思うけど淡々としてたのが私には合わず1度読んだらもういいかな。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.1020
(3pt)

美しい話だけど

数字アレルギーな私は少々退屈な部分がありました。数式が出てくると困ったことに内容が頭に入ってこないんですよね。主人公は凛としたシングルマザーで素敵です。息子のルート君も利口な子なんだけど、この親子出来すぎなんですよね。綺麗にまとまりすぎてるんです。普段から推理ものやミステリーばかり読んでるせいか複雑に考えすぎたようで博士とは実は親子なんじゃないか、博士が子供を大切にするのは過去に何かあったのではないか等色々想像しながら読み進めましたが最後まで特に何もなかったです。美しい話だと思うけど淡々としてたのが私には合わず1度読んだらもういいかな。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.1019
(3pt)

あまりグッとくるものはなかった

記憶を80分しか維持できない博士との交流。その中でお互いが必要な存在になっていく過程は奇跡のようで心温まります。しかし、全体的にストーリーや物語の展開はかなりあっさり。良くも悪くもサラッと読めてしまいました。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.1018
(3pt)

あまりグッとくるものはなかった

記憶を80分しか維持できない博士との交流。その中でお互いが必要な存在になっていく過程は奇跡のようで心温まります。しかし、全体的にストーリーや物語の展開はかなりあっさり。良くも悪くもサラッと読めてしまいました。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.1017
(5pt)

作者の力量に感心

久々に面白い小説を読んだという感じ。数式という小説にはあまりなじまないものを使って、それを道しるべのようにして話を展開するという手法と力量には感心したね。このお話は、おそらく100%近くフィクションなんだろうと思うけど、登場する人たちに血が通っていて、どことなく温かみがあって、リアリティがあるよね。芥川賞をとった『妊娠カレンダー』は、話がちょっと嘘っぽくて、あまりいいとは思わなかったけど、この小説はいいよ。おすすめです。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.1016
(5pt)

作者の力量に感心

久々に面白い小説を読んだという感じ。数式という小説にはあまりなじまないものを使って、それを道しるべのようにして話を展開するという手法と力量には感心したね。このお話は、おそらく100%近くフィクションなんだろうと思うけど、登場する人たちに血が通っていて、どことなく温かみがあって、リアリティがあるよね。芥川賞をとった『妊娠カレンダー』は、話がちょっと嘘っぽくて、あまりいいとは思わなかったけど、この小説はいいよ。おすすめです。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.1015
(4pt)

似非理系の私にとっては、「なるほどねー、フムフム」とわかった振りしてうなずきたくなる

80分しか記憶がもたない「博士」と、シングルマザーな家政婦「私」と、その息子「ルート」のホンワカ幸せストーリー。根本には、博士の記憶が 80分しか持たないという悲劇が見え隠れしているのだが、ちょっぴりユニークな文章と、渡る世間に鬼はない世界観というオブラートに包まれており、その設定さえも単なる味付けに過ぎないような感覚さえ覚える。とにかく、この作品はあらゆる愛にあふれている。「博士」の「数学」に対する愛をはじめ、それぞれの人物に対するそれぞれの愛。こんなに愛にあふれた作品とはめったに出会えないだろう。また、似非理系の私にとっては、「なるほどねー、フムフム」とわかった振りしてうなずきたくなるような数学の知識の数々。数学的な意味と日常が重なり合う気持ちよさ。素数、友愛数、完全数、オイラーの公式、フェルマーの最終定理などなど、非日常が日常とつながる面白さ。最初から最後まで(記憶が確かなら)登場人物の固有名詞は一切出てこない。感情移入しやすく、誰でも主人公になれる。これもこの作品の魅力だろう。余談だが作者の阪神タイガースへの愛も見え隠れしている。この作品は純文学でありながら、十分にエンタテインメント性を持った快作である。気になったのは、博士の80分の記憶がどのように忘却されるかである。80分間隔で完全に記憶をなくした時点に戻るのか(リセットされるイメージ)?それとも、古い記憶から徐々に消されていくのか(古いものから削除されるイメージ)?前者では80分ごとに初めましてだが、後者では、80分後でも、79分前の出来事は覚えているわけであり、かろうじて記憶の連続性は保たれている(ただし、80分丸まる空白だと、はじめましてになる)。自分は、「夕方が一番好きな時間」とかの記述からおそらく後者だと思って読んでいたのだが、あってるよね。。??
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.1014
(4pt)

似非理系の私にとっては、「なるほどねー、フムフム」とわかった振りしてうなずきたくなる

80分しか記憶がもたない「博士」と、シングルマザーな家政婦「私」と、その息子「ルート」のホンワカ幸せストーリー。根本には、博士の記憶が 80分しか持たないという悲劇が見え隠れしているのだが、ちょっぴりユニークな文章と、渡る世間に鬼はない世界観というオブラートに包まれており、その設定さえも単なる味付けに過ぎないような感覚さえ覚える。とにかく、この作品はあらゆる愛にあふれている。「博士」の「数学」に対する愛をはじめ、それぞれの人物に対するそれぞれの愛。こんなに愛にあふれた作品とはめったに出会えないだろう。また、似非理系の私にとっては、「なるほどねー、フムフム」とわかった振りしてうなずきたくなるような数学の知識の数々。数学的な意味と日常が重なり合う気持ちよさ。素数、友愛数、完全数、オイラーの公式、フェルマーの最終定理などなど、非日常が日常とつながる面白さ。最初から最後まで(記憶が確かなら)登場人物の固有名詞は一切出てこない。感情移入しやすく、誰でも主人公になれる。これもこの作品の魅力だろう。余談だが作者の阪神タイガースへの愛も見え隠れしている。この作品は純文学でありながら、十分にエンタテインメント性を持った快作である。気になったのは、博士の80分の記憶がどのように忘却されるかである。80分間隔で完全に記憶をなくした時点に戻るのか(リセットされるイメージ)?それとも、古い記憶から徐々に消されていくのか(古いものから削除されるイメージ)?前者では80分ごとに初めましてだが、後者では、80分後でも、79分前の出来事は覚えているわけであり、かろうじて記憶の連続性は保たれている(ただし、80分丸まる空白だと、はじめましてになる)。自分は、「夕方が一番好きな時間」とかの記述からおそらく後者だと思って読んでいたのだが、あってるよね。。??
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.1013
(3pt)

絶賛されてるほど……

楽しめませんでした。もう少し大人になったら評価も変わってくるかな。でも博士は凄く想像しやすい人物で早い段階で感情移入出来ました。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.1012
(3pt)

絶賛されてるほど……

楽しめませんでした。もう少し大人になったら評価も変わってくるかな。でも博士は凄く想像しやすい人物で早い段階で感情移入出来ました。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.1011
(5pt)

きっと私の本棚で一生生き続ける本

本は読み終わったら売ります。でも、この本は売れないんです。大切なことを思い出させ、胸をジーンとさせるからです。そんなやりとりを重ねながら、私は博士と家政婦さんとルートのいる空間が大好きになりました。愛というのは、愛着であり、何度も同じ時間を過ごすうちに生まれるものだと思っていました。しかし、博士は時間を重ねられない。80分で何もかも忘れてしまう。そんな博士に、これほどの愛があることは奇跡です。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.1010
(5pt)

きっと私の本棚で一生生き続ける本

本は読み終わったら売ります。でも、この本は売れないんです。大切なことを思い出させ、胸をジーンとさせるからです。そんなやりとりを重ねながら、私は博士と家政婦さんとルートのいる空間が大好きになりました。愛というのは、愛着であり、何度も同じ時間を過ごすうちに生まれるものだと思っていました。しかし、博士は時間を重ねられない。80分で何もかも忘れてしまう。そんな博士に、これほどの愛があることは奇跡です。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X