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孤狼: 刑事・鳴沢了
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孤狼: 刑事・鳴沢了の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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特命を受けた二人の刑事が失踪者を探す内に警察組織を左右するような会があることを知る。失踪者を探し当てた時、真相が警察内部の一部が起こした違法な捜査にあることを掴む。 | ||||
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とにかく読んでいくうちに引き込まれていきました | ||||
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間違ってKindle 版で注文してしまいました。 狐狼 熱欲 雪虫 破弾 この4冊のKindle 版をキャンセルさせていただきます。 | ||||
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期待したほどは単純で面白く引き込まれる事はなかった。 | ||||
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流れが綺麗 一気読み出来る。 | ||||
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なぜ評価が高いのかわかりません。ストーリーに山場はなく、意外性もありません。ダラダラと話が続きます。 | ||||
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鳴沢了のシリーズを初めて読みました。一作目から読んでみたいと思う面白さでした。警察といういわば閉鎖社会でその中でのみ通用する価値観や倫理観に動かされて道を誤ってしまうということは、他の閉鎖社会の中でもありうることだと反面的な意味で理解できます。この作品では主人公の相棒のキャラクターがきわだって魅力的でした。100キロ超えの巨漢、大食いの相棒!しかも、彼もまた、組織の論理に飲み込まれないで、彼自身の倫理に従う強い気持ちの持ち主でもあります。これからのシリーズでも時々、相棒として出てきてほしいもんです。久しぶりに一気に読みました。 | ||||
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父は高齢で、わざわざ本を買いにいくのが大変なので、好きな作家の本をたまに買ってあげています。とても喜んでもらいました。 | ||||
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まあシリーズ物なので鳴沢のキャラクターが好きじゃないと読まないでしょう。 | ||||
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主人公である刑事、鳴沢了のシリーズも巻を重ね4冊目となった。了の生真面目さ、かたくなさは、時に読者としての自分にとっても重いものになっていた前作まで。このままで行かれては、ちょっときついなぁ、とも感じていた。作品のスピード感、緊張感、登場人物の魅力など、非常に期待するシリーズであるだけに、了がこのままどこに行ってしまうのか。気がかりになりつつあった。と言うことで、本作も、謎といい、ドラマといい、アクションといい申し分のない作品でした。そして何より、了の、時に余りのかたくなさ、生真面目さが人を寄せ付けない、そんな危惧を多少なりとも払拭してくれるストーリでほっとしました。面白いことに、作品自体の流れは、その発端から最後まで、彼の時に人を寄せ付けない、生真面目さ、頑固さあってのものになっている。よかった。そして、これからもその本質的な生真面目さは変わらないまま、一方で、よき友人達に恵まれつつ、主人公が成長し充実した人生を過ごすことを期待したいのです。 | ||||
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主人公である刑事、鳴沢了のシリーズも巻を重ね4冊目となった。 了の生真面目さ、かたくなさは、時に読者としての自分にとっても重いものになっていた前作まで。 このままで行かれては、ちょっときついなぁ、とも感じていた。 作品のスピード感、緊張感、登場人物の魅力など、非常に期待するシリーズであるだけに、了がこのままどこに行ってしまうのか。気がかりになりつつあった。 と言うことで、本作も、謎といい、ドラマといい、アクションといい申し分のない作品でした。 そして何より、了の、時に余りのかたくなさ、生真面目さが人を寄せ付けない、そんな危惧を多少なりとも払拭してくれるストーリでほっとしました。 面白いことに、作品自体の流れは、その発端から最後まで、彼の時に人を寄せ付けない、生真面目さ、頑固さあってのものになっている。 よかった。 そして、これからもその本質的な生真面目さは変わらないまま、一方で、よき友人達に恵まれつつ、主人公が成長し充実した人生を過ごすことを期待したいのです。 | ||||
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この作品は、鳴沢シリーズ第4作目にあたる。4作目にして、初めて警察小説といえる作品に仕上がっている。鳴沢と相棒以外の警察の人間の描き方にやや弱さが見えるが、ここまでの4作のうち、一番面白い。鳴沢の人間的成長・魅力あふれる相棒の登場・小野寺との再会などがきっちり描かれ、申し分ない出来である。ところが、「このミス」で、本作品が発表された2005・2006年度を確認したが、ベスト10はおろか、20にも入っていない。発行年月日が2005年10月であることから、ランキングとしては2006年度のものに載るはずであるが、ランクインしていない。私が読んだ同年度のランクインした作品(3位震度0、4位愚か者死すべし、6位シリウスの道、10位うたう警官)よりもはるかに面白いにもかかわらず。プロットが似ている「うたう警官(現笑う警官)」と較べても、こちらのほうがはるかに上。まさに読んで損はない作品である。2008年5月の時点では、このシリーズは、「当店のオススメ」という派手な帯がかけられて、書店に並べられている。帯と、本の出来があまりにも乖離している場合も多いが、このシリーズに限っては、帯を信用してよい。第一作から順に読むことをお薦めする。ほぼ一月前に、「雪虫」を読み、レビューではずいぶん辛口のものを書いたが、今では、いわゆる「名前買い」できる貴重な作家の一人である。 | ||||
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この作品は、鳴沢シリーズ第4作目にあたる。 4作目にして、初めて警察小説といえる作品に仕上がっている。 鳴沢と相棒以外の警察の人間の描き方にやや弱さが見えるが、 ここまでの4作のうち、一番面白い。 鳴沢の人間的成長・魅力あふれる相棒の登場・小野寺との再会などがきっちり描かれ、 申し分ない出来である。 ところが、 「このミス」で、本作品が発表された2005・2006年度を確認したが、 ベスト10はおろか、20にも入っていない。 発行年月日が2005年10月であることから、ランキングとしては2006年度 のものに載るはずであるが、ランクインしていない。 私が読んだ同年度のランクインした作品 (3位震度0、4位愚か者死すべし、6位シリウスの道、10位うたう警官) よりもはるかに面白いにもかかわらず。 プロットが似ている「うたう警官(現笑う警官)」と較べても、こちらのほうがはるかに上。 まさに読んで損はない作品である。 2008年5月の時点では、このシリーズは、 「当店のオススメ」という派手な帯がかけられて、書店に並べられている。 帯と、本の出来があまりにも乖離している場合も多いが、 このシリーズに限っては、帯を信用してよい。 第一作から順に読むことをお薦めする。 ほぼ一月前に、「雪虫」を読み、 レビューではずいぶん辛口のものを書いたが、 今では、いわゆる「名前買い」できる貴重な作家の一人である。 | ||||
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鳴沢了シリーズの第四作目です。今作も一作目『雪虫』、二作目『破弾』と同様に謎の事件、ユニークな相棒、捜査によって浮かび上がる組織(今回は警察の内部派閥)という構図は変わりません。ただ横山巡査が言っていた「鳴沢了は一人じゃない」という言葉通り彼の周りには確実に信頼できる人間が集ってきています。私個人的には二作目『破弾』での相棒冴が再登場してくれたことが嬉しかったりします^^それだけでなく、冴の過去の事件の真相や、鳴沢と父親との関係の氷解など今作にはたくさんの見所があります!また、鳴沢が聞き込み先で相手の胸倉をつかむ、といったハラハラも減ってきて、刑事としての成長が伺えるのもここまでシリーズを読んできた読者にとっては、成長した子どもを見守る親のような(?)気持ちで嬉しく思えてしまいます♪警察の裏組織により、鳴沢の恋人たちが危険にさらされる場面では胸糞の悪さを覚えますが、すべての伏線が一本につながり、最後に鳴沢がある人物に一撃をくらわす場面では、もう最高の爽快感です!!ここまでの三作品を読んできた読者も、この作品だけを読む読者も決して読んだことを後悔させない最高の刑事小説だと断言します! | ||||
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鳴沢了シリーズの第四作目です。 今作も一作目『雪虫』、二作目『破弾』と同様に謎の事件、ユニークな相棒、捜査によって浮かび上がる組織(今回は警察の内部派閥)という構図は変わりません。 ただ横山巡査が言っていた「鳴沢了は一人じゃない」という言葉通り彼の周りには確実に信頼できる人間が集ってきています。私個人的には二作目『破弾』での相棒冴が再登場してくれたことが嬉しかったりします^^ それだけでなく、冴の過去の事件の真相や、鳴沢と父親との関係の氷解など今作にはたくさんの見所があります! また、鳴沢が聞き込み先で相手の胸倉をつかむ、といったハラハラも減ってきて、刑事としての成長が伺えるのもここまでシリーズを読んできた読者にとっては、成長した子どもを見守る親のような(?)気持ちで嬉しく思えてしまいます♪ 警察の裏組織により、鳴沢の恋人たちが危険にさらされる場面では胸糞の悪さを覚えますが、すべての伏線が一本につながり、最後に鳴沢がある人物に一撃をくらわす場面では、もう最高の爽快感です!! ここまでの三作品を読んできた読者も、この作品だけを読む読者も決して読んだことを後悔させない最高の刑事小説だと断言します! | ||||
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以前ここアマゾンで『焔』を堂場瞬一の最高傑作だとしてレビューしたことがあったが、それを撤回しなければならなくなった。本書『孤狼』こそ、この作家の現時点での最高傑作である。 刑事・鳴沢了シリーズをはじめ、堂場瞬一の作品には比較的暗さが漂うものが多く(とはいえ、どれも面白いのだが)、シリーズ第四弾の本書も決して“明るい”と言える話ではない。だが、警察内部の謎の組織との確執、誰が仲間で誰が敵かが見えない状況は、イギリスのスパイ小説の巨匠、ジョン・ル・カレの作品を彷彿させるものがあり、スリリングである。物語にぐいぐい引き込まれる引力は最後の一ページまで衰えることがなく、正月休みなど、まとまった休暇にはぜひともお薦めの一冊。 2006年2月刊行予定の次作シリーズ第五弾『帰郷』がいまからすでに楽しみだ。 | ||||
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以前ここアマゾンで『焔』を堂場瞬一の最高傑作だとしてレビューしたことがあったが、それを撤回しなければならなくなった。本書『孤狼』こそ、この作家の現時点での最高傑作である。 刑事・鳴沢了シリーズをはじめ、堂場瞬一の作品には比較的暗さが漂うものが多く(とはいえ、どれも面白いのだが)、シリーズ第四弾の本書も決して“明るい”と言える話ではない。だが、警察内部の謎の組織との確執、誰が仲間で誰が敵かが見えない状況は、イギリスのスパイ小説の巨匠、ジョン・ル・カレの作品を彷彿させるものがあり、スリリングである。物語にぐいぐい引き込まれる引力は最後の一ページまで衰えることがなく、正月休みなど、まとまった休暇にはぜひともお薦めの一冊。 2006年2月刊行予定の次作シリーズ第五弾『帰郷』がいまからすでに楽しみだ。 | ||||
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